ハンガリーには5/30~6/5、6/10~17、6/26〜28まで15泊18日滞在しました。
ブダペストだけを観光してすぐに出国するつもりだったのですが、カメラの修理待ちでずるずる滞在が延びることに。
ノーマークの国だったけれどチェリー三昧、ワイン三昧で思い出深い国になりました。
そんなハンガリーの旅を振り返ります。
◇旅の費用はいくら?
ハンガリーでいくら使ったのか発表します。
交通費 24,940フォリント
外食費 26,250フォリント
その他のフード・ドリンク 26,380フォリント
宿泊費 9,545フォリント
観光費 2,200フォリント
雑費 875フォリント
合計 90,190フォリント(1フォリント=0.46円)
約2,305円/1日2人で
カウチサーフィンを利用してホテル泊は3日だけだったのでかなり安く抑えることができた。
食事もほぼ毎食自炊、食費に占める酒代がかなり大きい。
お酒を飲まない人はもっと安く抑えることができると思う。
長距離の移動はバス代も電車代もそこそこかかる。
ヒッチハイクに挑戦してもよかったかも。
観光地の入場料や有名な温泉の入湯料は高いので、いろんな観光地に入りたい人はけっこうお金がかかると思う。
◇移動手段はこうでした
ブダペスト市内の移動はメトロとトラム。
チケットはメトロ・トラム・バス共通、1回券が350フォリント。
ちなみにメトロのM1路線は世界で2番目に古い地下鉄、かなりボロい。

エゲルへは行きに列車、帰りにバスを利用。
値段はおなじ2725フォリント。
列車は冷房が効かずかなり暑かった。
どちらも所要2時間、バスの方が快適だった。


◇こんなお宿に泊まりました
カウチサーフィンをフル活用したのでホテルに泊まったのは3泊だけ。
ハンガリーはヨーロッパの中ではホストが見つけやすい国だと思う。
ホストはみんなあっさりしていて、「寝る場所を提供するから自由に使ってね」という感じで、濃密な交流があるわけではなかった。
そんなに気を遣われない分、居心地良く過ごせた。
ホテルはインターネットのサイトで調べて予約。
ブダペストで2か所のホテルに宿泊。
繁華街にあってキッチンも使えて悪くなかった。
1つ目はダブルでふたりで3400フォリント、2つ目はドミトリー(実質ふたりだけのプライベートルーム)でふたりで3000フォリントだった。
安いホテルはアパートの1室を改築した小規模なホテルで、表通りからは分かりにくく看板も出てないところがあるので探しにくいのが難点。

◇これが一番うまかった!
ケンゾー 「ベーコンのグリル」
ハンガリーを代表する伝統料理のグヤーシュや、地元の人に人気のレストランで有名なスープを飲んだりもしたんだけど、正直イマイチだった。
ほとんど自炊だったハンガリーでいちばんおいしかったのは、スーパーで買ってきた安売りのベーコンを焼いただけのお手軽料理。
ベーコンを厚めに切ってスライスしたじゃがいも、玉ねぎ、にんにくといっしょに鉄板にのっけて焼くだけ。
味付けはオリーブオイル、塩こしょうのみ。


シンプルなんだけどウマいんだなあ。
ベーコンからでる脂を吸ったじゃがいもと玉ねぎも最高!
ふつうの肉はけっこう高いんだけど、なぜかベーコンのブロックだけはどのスーパーでも安く買える。
貧乏旅行者にはおすすめの食材。
帰国しても絶対作るよ。

あ、カウチサーフィンのホストの庭になってたチェリーも捨てがたい!
イクエ 「ワイン」
ワインの産地エゲルで3日間にわたってワインを飲み歩いた。
炭酸飲料が嫌いなので、日本ではビールは飲まずワインか日本酒派のわたし。
いままでけっこうワインを飲んできていたけど、家で飲むのは安物ばっかり。
ちょっといいワインと言ったって外食のとき最低レベルの1本3000円くらいのワインを飲むくらいだった。
でも日本のレストランで3000円のワインって、きっとヨーロッパでは5ユーロ以下のやつなんだと思う。
エゲルで飲んだワインはどれもおいしくて、お酒を飲むようになって15年でやっとワインのほんとうのおいしさってのがわかった。
とくに赤ワインは味に深みがあって、まろやかで、香りも良くて最高だった。

「王のためのワイン、ワインの王」と言われるトカイワインも試してみた。
とても甘いブランデーのような味。
エグリワインのほうが断然いいけど、高級トカイワインを飲むのはきっとあれが人生で最初で最後だったと思うと忘れられない味。

◇おすすめ!!一番良かった場所
ケンゾー 「美女の谷」
世界的に有名なエグリワインの生産地エゲルにある、「美女の谷」と呼ばれるワインセラーが集まる小さな集落。
1杯100フォリント(約45円)から樽出しワインを飲むことができて、酒好き、ワイン好きにとっては天国みたいな場所。

ちゃんとした本物のいいワインを何軒も飲み比べていると、だんだん微妙な違いが分かってくる(ような気がする)。
はしご酒をしながら自分好みのワインを見つけるという贅沢な時間をリーズナブルに楽しめる。
美女の谷までは往復1時間歩かないといけなかったんだけど、まったく苦にならない。
行きはおいしいワインが待ち遠しくて足取りが軽いし、帰りはほろ酔いで心地いい。
あまりにもおいしくて楽しくて3日連続で通ってしまった。

イクエ 「エゲル」
ケンゾー同様、エゲルの「美女の谷」はお気に入り。
そして温泉も良かった。
温泉は最終日に行ったので、もしもっと早くに行ってたら「美女の谷でワイン三昧→温泉」のコースを毎日やってたと思う。
そのコースを毎日やってたら、エゲルから抜け出せなくなってたかも。
エゲルは街並みも美しいからお酒が苦手な人にもおすすめ。
ハンガリーに行かれる方は、ブダペストだけじゃなくて別の地方都市にも行かれるといいですよ。
ブダペストよりも素朴でかわいらしい旧市街の街並みがあなたを待っています。

◇ふらり ゆるり ハンガリーの感想は?
ケンゾー
ハンガリーの感想は・・・ホームステイ先で沈没、チェリー、ワイン・・・以上!
ブダペストでカメラの修理をしなかったら数日で近隣の国に移動してたんじゃないかなあ。
ブダペストの街並みもきれいだし悪くはないんだけど、チェコのプラハなどと比べるとかなり見劣りする。
けっこうブダペストで長期間沈没する旅人は多いんだけど、なんでだろう?


自炊すればいいけど、そんなに物価は安くない。
お酒が好きならエゲルに行くためだけにハンガリーを訪れてもいいと思う。
夢のようなワイン三昧の日々を過ごすことができるよ。
イクエ
ケンゾーの評価は低いけど、ブダペスト、それなりにいい国だと思います。
たしかにブダペストとプラハを比べるとプラハのほうが魅力的だけど、渋くて落ちついていて旧共産圏でちょっと陰がある感じのブダペストでゆっくりしたくなる気もわかる。
歴史ある美しくて重厚な建物、ゆったりと流れるドナウ川、そこにかかるライトアップされた橋、街を見下ろす王宮や教会。

ブダペストは街歩きが楽しいし、見どころが散らばっているから「きょうはこっち」「あしたはあっち」と少しずつ街を探索できる感じがいい。
ハンガリーと言えばブダペストしか思いつかないけど、けっこうほかの街もすてきで、こんなところに何泊かしてのんびりするのもいいなあって思える街がいくつもありました。
機会があったらまた行ってもいいなあ。
まっさきにエゲルを目指すけど!
ブダペストだけを観光してすぐに出国するつもりだったのですが、カメラの修理待ちでずるずる滞在が延びることに。
ノーマークの国だったけれどチェリー三昧、ワイン三昧で思い出深い国になりました。
そんなハンガリーの旅を振り返ります。
ハンガリーでいくら使ったのか発表します。
交通費 24,940フォリント
外食費 26,250フォリント
その他のフード・ドリンク 26,380フォリント
宿泊費 9,545フォリント
観光費 2,200フォリント
雑費 875フォリント
約2,305円/1日2人で
カウチサーフィンを利用してホテル泊は3日だけだったのでかなり安く抑えることができた。
食事もほぼ毎食自炊、食費に占める酒代がかなり大きい。
お酒を飲まない人はもっと安く抑えることができると思う。
長距離の移動はバス代も電車代もそこそこかかる。
ヒッチハイクに挑戦してもよかったかも。
観光地の入場料や有名な温泉の入湯料は高いので、いろんな観光地に入りたい人はけっこうお金がかかると思う。
ブダペスト市内の移動はメトロとトラム。
チケットはメトロ・トラム・バス共通、1回券が350フォリント。
ちなみにメトロのM1路線は世界で2番目に古い地下鉄、かなりボロい。

エゲルへは行きに列車、帰りにバスを利用。
値段はおなじ2725フォリント。
列車は冷房が効かずかなり暑かった。
どちらも所要2時間、バスの方が快適だった。


カウチサーフィンをフル活用したのでホテルに泊まったのは3泊だけ。
ハンガリーはヨーロッパの中ではホストが見つけやすい国だと思う。
ホストはみんなあっさりしていて、「寝る場所を提供するから自由に使ってね」という感じで、濃密な交流があるわけではなかった。
そんなに気を遣われない分、居心地良く過ごせた。
ホテルはインターネットのサイトで調べて予約。
ブダペストで2か所のホテルに宿泊。
繁華街にあってキッチンも使えて悪くなかった。
1つ目はダブルでふたりで3400フォリント、2つ目はドミトリー(実質ふたりだけのプライベートルーム)でふたりで3000フォリントだった。
安いホテルはアパートの1室を改築した小規模なホテルで、表通りからは分かりにくく看板も出てないところがあるので探しにくいのが難点。

ケンゾー 「ベーコンのグリル」
ハンガリーを代表する伝統料理のグヤーシュや、地元の人に人気のレストランで有名なスープを飲んだりもしたんだけど、正直イマイチだった。
ほとんど自炊だったハンガリーでいちばんおいしかったのは、スーパーで買ってきた安売りのベーコンを焼いただけのお手軽料理。
ベーコンを厚めに切ってスライスしたじゃがいも、玉ねぎ、にんにくといっしょに鉄板にのっけて焼くだけ。
味付けはオリーブオイル、塩こしょうのみ。


シンプルなんだけどウマいんだなあ。
ベーコンからでる脂を吸ったじゃがいもと玉ねぎも最高!
ふつうの肉はけっこう高いんだけど、なぜかベーコンのブロックだけはどのスーパーでも安く買える。
貧乏旅行者にはおすすめの食材。
帰国しても絶対作るよ。

あ、カウチサーフィンのホストの庭になってたチェリーも捨てがたい!
イクエ 「ワイン」
ワインの産地エゲルで3日間にわたってワインを飲み歩いた。
炭酸飲料が嫌いなので、日本ではビールは飲まずワインか日本酒派のわたし。
いままでけっこうワインを飲んできていたけど、家で飲むのは安物ばっかり。
ちょっといいワインと言ったって外食のとき最低レベルの1本3000円くらいのワインを飲むくらいだった。
でも日本のレストランで3000円のワインって、きっとヨーロッパでは5ユーロ以下のやつなんだと思う。
エゲルで飲んだワインはどれもおいしくて、お酒を飲むようになって15年でやっとワインのほんとうのおいしさってのがわかった。
とくに赤ワインは味に深みがあって、まろやかで、香りも良くて最高だった。

「王のためのワイン、ワインの王」と言われるトカイワインも試してみた。
とても甘いブランデーのような味。
エグリワインのほうが断然いいけど、高級トカイワインを飲むのはきっとあれが人生で最初で最後だったと思うと忘れられない味。

ケンゾー 「美女の谷」
世界的に有名なエグリワインの生産地エゲルにある、「美女の谷」と呼ばれるワインセラーが集まる小さな集落。
1杯100フォリント(約45円)から樽出しワインを飲むことができて、酒好き、ワイン好きにとっては天国みたいな場所。

ちゃんとした本物のいいワインを何軒も飲み比べていると、だんだん微妙な違いが分かってくる(ような気がする)。
はしご酒をしながら自分好みのワインを見つけるという贅沢な時間をリーズナブルに楽しめる。
美女の谷までは往復1時間歩かないといけなかったんだけど、まったく苦にならない。
行きはおいしいワインが待ち遠しくて足取りが軽いし、帰りはほろ酔いで心地いい。
あまりにもおいしくて楽しくて3日連続で通ってしまった。

イクエ 「エゲル」
ケンゾー同様、エゲルの「美女の谷」はお気に入り。
そして温泉も良かった。
温泉は最終日に行ったので、もしもっと早くに行ってたら「美女の谷でワイン三昧→温泉」のコースを毎日やってたと思う。
そのコースを毎日やってたら、エゲルから抜け出せなくなってたかも。
エゲルは街並みも美しいからお酒が苦手な人にもおすすめ。
ハンガリーに行かれる方は、ブダペストだけじゃなくて別の地方都市にも行かれるといいですよ。
ブダペストよりも素朴でかわいらしい旧市街の街並みがあなたを待っています。

ケンゾー
ハンガリーの感想は・・・ホームステイ先で沈没、チェリー、ワイン・・・以上!
ブダペストでカメラの修理をしなかったら数日で近隣の国に移動してたんじゃないかなあ。
ブダペストの街並みもきれいだし悪くはないんだけど、チェコのプラハなどと比べるとかなり見劣りする。
けっこうブダペストで長期間沈没する旅人は多いんだけど、なんでだろう?


自炊すればいいけど、そんなに物価は安くない。
お酒が好きならエゲルに行くためだけにハンガリーを訪れてもいいと思う。
夢のようなワイン三昧の日々を過ごすことができるよ。
イクエ
ケンゾーの評価は低いけど、ブダペスト、それなりにいい国だと思います。
たしかにブダペストとプラハを比べるとプラハのほうが魅力的だけど、渋くて落ちついていて旧共産圏でちょっと陰がある感じのブダペストでゆっくりしたくなる気もわかる。
歴史ある美しくて重厚な建物、ゆったりと流れるドナウ川、そこにかかるライトアップされた橋、街を見下ろす王宮や教会。

ブダペストは街歩きが楽しいし、見どころが散らばっているから「きょうはこっち」「あしたはあっち」と少しずつ街を探索できる感じがいい。
ハンガリーと言えばブダペストしか思いつかないけど、けっこうほかの街もすてきで、こんなところに何泊かしてのんびりするのもいいなあって思える街がいくつもありました。
機会があったらまた行ってもいいなあ。
まっさきにエゲルを目指すけど!
