Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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生活を豊かにしていくNGO活動

※2013.03.13の記事です。
宿のベッドのダニにやられたようで、腕や足や首や手のひらがかゆいイクエです。

この世界旅行で、イクエとケンゾーが大切にしていることは「できるだけ現地の人と知り合い、その人たちの暮らしやその国の問題を知ること」。
ただ、有名な観光地をまわって外国人用のゲストハウスに泊まって・・・ということをやっても、その国の本当の姿を見ることはできない。
そこで、自分たちが大切にしている「交流」や「現地のことをより深く知る」という目的を叶えるために、出発前から機会があればボランティアに参加しようと決めていた。

この世界旅行でのワークキャンプ第一弾が韓国で、今回のインドは2回目。
きょうはわたしたちが2週間参加するNGOについて紹介します♪

このNGO「RUCHI」はインド北部で1980年に設立された団体。
貧しい農村の人たちの生活の改善に取り組んでいる。

さて、この日はRUCHIがやっているプロジェクトを視察することに。
RUCHIは山間にぽつん、ぽつんとあるそれぞれの集落でプロジェクトをやっている。

そのうちのひとつの集落に向かうべく、路線バスに乗車。
いつもは地元の人しか乗らないバス。
この日は6か国の外国人が乗り込み国際色豊かなバスに変身♪

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道路沿いに店や家が建ち並んでいるとこなんてほとんどない。
だから、バス停もない。
乗りたい人は、ヒッチハイクの要領で路上で手を上げてバスを止める。
そして、降りたい人は好きな場所で「はい、その辺で降ります!とめて~」と車掌さんにお願いする。
車掌さんは、バスに乗りたがっている人を見つけたり、車内の乗客に「降りたい」と言われたりしたら、ピピ~♪と笛を鳴らして、ドライバーに教える。
するとバスが止まる。

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バスは細いぐねぐね道を進む。
見渡す限り山。
喧噪のインドのイメージとは大違いの、のどか~な風景。

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インドの街では、車が常にほかの車や横断中の人にクラクションを鳴らしまくってうるさい。
ここではそんなことがないかわりに、放し飼いにされている家畜のヤギにクラクションを鳴らす。

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目的地の集落に近づいてきた。
車掌さんに笛を鳴らしてもらって、バスは止まった。
道路から歩いて丘を登ったところに、数件の集落が見えてきた。

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この集落でRUCHIは、ニュージーランドの支援団体からの寄付金をもとに、トイレや灌漑設備、貯水タンクやゴミ収集所などを作ったのだそう。

ここは標高も高く、へんぴな場所で農作業をするのがとても大変だったんだって。
だけど、灌漑用の貯水タンクが作られたことで、ためた雨水をパイプで田や畑に送ることができるようになり、農業がしやすくなり生計を立てやすくなったのだそう。
貯水タンクの下には青々とした美しい棚田が広がる。

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そして、コンポストの設備も導入。
家畜の糞を草と混ぜて、農業に必要な肥料を簡単に作ることができるようになった。

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過酷な環境のこの地域。
貧しい人たちも多く、生活水準も良くなかったのだそう。
なので、衛生面を改善するためにトイレや飲み水用のタンクもそれぞれの家庭に設置。

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ちなみに飲み水用のタンクには、雨どいで集まった雨水がたまっていく。
中にはフィルターや炭などを使った濾過装置が入っていて、雨水が浄化される仕組み。
この濾過装置もRUCHIが定期的に交換している。

都市部は驚くほどのスピードで発展していっているのに対し、辺境の地は取り残されている。
生活のレベルもまったく違う。
すべて自給自足で事足りた時代は良かったのだろうけど、消費社会の今ではそれが貧富の差を生むことにもつながる。

農村の人たちのそれまでの生活スタイルを尊重しながら、その人たちがより良い暮らしができるようにお手伝いをする。

そうすることで彼らの生活も守られていく。

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夕方は、ヒンディー語のレッスン。
RUCHIスタッフのムケシュが簡単なあいさつや数字を教えていく。

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ムケシュは「ありがとう」とか「どういたしまして」とか教えてくれるんだけど、みんなが知りたい言葉はもっと別のもの。

「『もっと負けて!』って何て言うの?」
「『現地人と同じ価格で売って』っていうのも教えて」
「『あっち行って!』は?」
「『うるさい!』って言葉も知りたい」

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この平和な村に来る前に、ツーリストに悪名高いデリーを経由してきたメンバーたち。
値段をふっかけられたり、客引きに取り囲まれたり。

うんうん。
我が身を守るために必要な言葉だもんね。

ムケシュがひととおり教えたら、今度はロシア人のリリーが前に立ってひとつずつ習った言葉を読み上げ、みんながそれに続いて繰り返す。
イントネーションやアクセントが、ヒンディー語じゃなくてみんなロシア語っぽくなってるよ(笑)

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このヒンディー語クラスには、インターンでRUCHIで働いている南インド出身の女の子2人も参加していた。
この子たちとムケシュがなんでいつも英語で会話してるんだろうって思ったら、同じインドでも地域で言葉がまったく違うから、英語じゃないとわかりあえないんだって!
ちなみに文字もまったく違う。
学校の授業もその地域の言葉で教わるし、もちろん教科書もその地域の言葉で書かれているから、彼女たちはヒンディー語を勉強する機会がなかったんだって。

こんなふうにインドには主要言語が20くらいあるのだそう。
州によって言語が異なる。
このほか1000や2000か定かではないほどたくさんの方言があるらしい。

この場所もそうだけど今回旅行していて「この街、インドっぽくなーい」って思うことがけっこうある。
だけど国土が広く人口の多いインドは、本来、場所によって雰囲気がまったく違う。

日本人がイメージしているインドは、とても限られた地域のインドなのかもな。

インドの田舎で外国人とボランティア ♪

※2013.03.12の記事です。
イクエに髪を切ってもらってすっきりしたケンゾーです。
イクエは笑ったりため息ついたりしながら切ってたけど、大丈夫かな?

ここインドで、この旅2回目となる国際ワークキャンプ(ボランティア)に参加することにしたケンゾーとイクエ。
国際ワークキャンプとは、世界中から集まったメンバーと共同生活(キャンプ)しながら、地元の人といっしょにボランティア(ワーク)を行うこと。
今回は「RUCHI」というインドのNGOの活動に参加する。
RUCHIとはRural Center for Human Interest の略で、おもに貧しい農村の生活向上を目指す団体だ。

集合場所はデリーからおよそ200km北にあるカルカという街。
集合時間は昼の12時から1時のあいだ。
時間に余裕のあるケンゾーとイクエは、値段の安い夜行列車でカルカに向かった。

カルカ

カルカには無事(?)に3時間遅れで朝の7時過ぎに到着。
のんびりムードの駅の待合室で洗濯物を乾かしながら時間をつぶす。

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はたしてインドのこんな田舎でのワークキャンプに自分たち以外に参加する人がいるのか、ドキドキしながら待つこと5時間。
駅のエントランスに行ってみると、バックパック姿のそれらしき人たちが数人いた!

でもRUCHIのスタッフがいない。
いったい参加メンバーは全員で何人なんだろう。
みんなで話すけれどよく分からない。

30分遅れでRUCHIスタッフが到着。
列車に乗り遅れたり、どうもキャンセルらしいというメンバーもいるようだけれど、今いるメンバーでRUCHIの施設までバスと車で移動することに。

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バスは細く曲がりくねった山道をどんどん登っていく。
すぐ横は断崖絶壁だ。

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山の斜面には棚田が広がり、道路には荷物を運ぶ馬の姿が。
こんな田舎で活動するとは思ってもみなかった。
豊かな自然に囲まれて、ふとインドにいることを忘れてしまいそうになる。

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カルカから約2時間半で「RUCHI」の施設に到着。
周囲を山に囲まれて、ロケーションが最高だ。
前半の1週間はここで寝泊まりしてワークをすることになる。

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部屋がいくつもあってボランティアの受け入れ態勢が整っている。
ほかのメンバーの部屋は男女それぞれのドミトリーだけれど、ケンゾーとイクエは夫婦だからと個室を用意してくれた。

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ここで、2週間いっしょにワークするメンバーを紹介します。

韓国からチェヒ、エンジーの女の子2人。
チェヒは中国語、エンジーは彫刻を専攻している大学生。
集合場所で会った時からとても仲が良かったので、てっきり友達同士で参加したのかと思ってたら、インドで友達になったばっかりだって。

ロシアからの参加は大学生のリリー。
すでに教員免許を持っていて、高校で歴史を教えながら大学に通っている。

フランスからはニコとミレナ。
ニコはIT企業のマーケティング担当。
ミレナは古代の言語が専門の大学生。
今は英語の手話を本格的に学んでいるそうだ。

つづいてイギリス人のシャーン。
某国営放送に勤めていて、現在は交響楽団のマーケティングを担当している。
なんと3ヶ月も休暇があって、インドのほかにネパールやオーストラリアを旅する予定なんだって。

そして日本からは大学生のナナコ。
大学を休学していて、1年間世界を旅しながら各地でボランティアをしている。
これは、日本のNGO「NICE」が行っている「ぼらいやー」というプログラムのひとつ。
NICEは世界のNGOにこうやって日本人を送り込んだり、震災関連の活動もしている。
ケンゾーもNICEで被災地ボランティアをしていたのでナナコとは共通の知人がいた。

ワークキャンプメンバーではないけれど、ここに数カ月滞在しながら長期のボランティアをしているフィンランド人のノラと日本人のもりくん。

そしてRUCHIスタッフ。
いつもニット帽かパーカーのフードを被っているモケシュと、この期間中メンバーの料理を作ってくれるラメシュ。

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料理はラメシュが作ってくれるけれど、ローテーションを組んでメンバーもお手伝い。
ケンゾーはチェヒといっしょにチャパティ作りを初体験。

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小麦粉に水を混ぜてこねる。
めん棒で丸く伸ばして、鉄板で両面を焼く。

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そして最後がビックリ!
コンロの直火で焼くとプク~っとふくれてくる。
焦げ目がついたら出来上がり。

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最初のうちはぜんぜん丸く伸ばせなくて不格好なチャパティを量産してしまった。
3人でワイワイ言いながら楽しくクッキング。
これで日本に帰っても家でチャパティが作れるぞ。

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食事はセルフサービス。
メニューはもちろんカレー。
みんなおかわりして、よく食べる!
ベジタリアンもいるの毎食野菜メニュー。
かなり健康的な2週間になりそう。

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いつもいっしょに食事をしていると、みんなの食生活がよくわかる。
ニコとシャーンはベジタリアン。
ロシア人のリリーは、甘いのが大好き。
食後にはかならず、ストロベリージャムをお湯に溶かして飲むし、小腹がすいた時はバターをスプーンですくってまるでアイスクリームを食べるかのようにパクパク。
そして、まるでスナック菓子を食べるかのように、ガリガリガリガリ言わせながら氷砂糖をそのまま食べる。
寒いロシアで生きるにはこうやってエネルギーを蓄えないといけないのかな。
リリーはカロリーの摂取量が人の倍以上ありそうなのに、細い!
リリーが言うには、ロシア人は若いときはいいけど出産後にデブになるんだって。

食後は卓球やおしゃべりタイム。

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地球儀を囲んで旅の話が盛り上がる。
これは世界共通だな。

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国際色豊かなインドでのワークキャンプがスタートです!