3・11 こころに誓う日
きょうは3月11日。
東日本大震災から4年が経ちました。
被災地のみなさんの生活はすこしは改善されたでしょうか。
新たな街づくりは順調に進んでいるでしょうか?
仮設住宅の数は着実に減っていっていますか?
子どもたちは広い校庭でスポーツを楽しめていますか?
未来に明るい希望が見えていますか?
日本を離れているいま、わたしたちにできることは、被災地にすこしずつでもいいので笑顔が増えていくことを祈ること。
まだほんの4年。
道のりはまだまだ長く険しいと思いますが、被災されたすべての人に一日でもはやく穏やかな日常が戻ることを願ってやみません。

世界を旅していて、日本のことを想うことがよくあります。
日本も自然の美しさは負けてないなあ、とか
日本の紅葉を思い出すなあ、とか
日本の桜並木が懐かしいなあ、と。



外国でその国の人たちの生活を垣間見ていると、日本の風景を思い出すこともあります。
子どもって日本も外国も無条件にかわいいなあ、とか
親子がいる光景って微笑ましいなあ、とか
日本でもそうだなあ、と。


外国で果物や魚を食べるとき、日本でとれる食べ物が恋しくなるときもあります。
秋刀魚と大根おろしを食べたいなあ、とか
日本酒と牡蠣の組み合わせは最高だなあ、とか
日本の桃やみかんが恋しいなあ、と。


やっぱり日本はわたしたちにとって
一番の国で
大切な故郷で
愛する人たちが暮らしている、特別な国です。
外国の光景を目の前にしても、日本のことに思いをはせている自分がいます。

そんなわたしたちの大好きな日本が4年前のこの日、大打撃を受けました。
仕事場だった畑が流され、漁場が荒らされ。
思い出のいっぱい詰まった家が跡形もなくなり。
そして、愛する家族が戻ってこない。



日本という国の一部が、もぎ取られたように感じました。
被災地で生きる人たちは毎日過ごすだけで精一杯なはずなのに、それでもなんとか前に進もうと力を振り絞って生活されていて、その姿にこころが動かされました。
被災地の方々は、この4年、わたしたちが想像できない苦しみや体験をされてきたことでしょう。
そのご苦労や努力で、あの日に日本が奪われたものを今少しずつ取り戻していけているのだと思います。
ほんとうにありがとうございます。

それでもやっぱり、取り戻せないものもたくさんあります。
いまわたしたちにできること。
それは、今後震災があったときに被害を最小限に食い止めること。
4年前の教訓を活かしてできるかぎりのことをすること。
今度大きな地震が起きても、津波が襲っても、ひとりの命も犠牲にさせない。
もう、あれほどの悲しみは嫌です。
震災が襲っても、みんなが避難できて、またふたたび暮らせるように。


自然が豊かで、おいしいものがとれて、先祖代々受け継いできた思い出いっぱいのふるさと。
故郷に二度と足を踏み入れることができないなんて、そんな悲劇はもう嫌です。




「もう4年が経ったんだね」。
そんな一言だけで片付けたら、将来また同じ悲しみが日本を襲うかもしれません。
日本はとても美しいし、世界はとても美しく、そしてこの先も美しいままじゃないといけない。
4年前のことを忘れず、努力し続けないといけないんだと
きょうは強くこころに誓おうと思います。

これからもずっと
この美しい地球に生を受けたあなたや家族が
幸せでありますように。

東日本大震災から4年が経ちました。
被災地のみなさんの生活はすこしは改善されたでしょうか。
新たな街づくりは順調に進んでいるでしょうか?
仮設住宅の数は着実に減っていっていますか?
子どもたちは広い校庭でスポーツを楽しめていますか?
未来に明るい希望が見えていますか?
日本を離れているいま、わたしたちにできることは、被災地にすこしずつでもいいので笑顔が増えていくことを祈ること。
まだほんの4年。
道のりはまだまだ長く険しいと思いますが、被災されたすべての人に一日でもはやく穏やかな日常が戻ることを願ってやみません。

世界を旅していて、日本のことを想うことがよくあります。
日本も自然の美しさは負けてないなあ、とか
日本の紅葉を思い出すなあ、とか
日本の桜並木が懐かしいなあ、と。



外国でその国の人たちの生活を垣間見ていると、日本の風景を思い出すこともあります。
子どもって日本も外国も無条件にかわいいなあ、とか
親子がいる光景って微笑ましいなあ、とか
日本でもそうだなあ、と。


外国で果物や魚を食べるとき、日本でとれる食べ物が恋しくなるときもあります。
秋刀魚と大根おろしを食べたいなあ、とか
日本酒と牡蠣の組み合わせは最高だなあ、とか
日本の桃やみかんが恋しいなあ、と。


やっぱり日本はわたしたちにとって
一番の国で
大切な故郷で
愛する人たちが暮らしている、特別な国です。
外国の光景を目の前にしても、日本のことに思いをはせている自分がいます。

そんなわたしたちの大好きな日本が4年前のこの日、大打撃を受けました。
仕事場だった畑が流され、漁場が荒らされ。
思い出のいっぱい詰まった家が跡形もなくなり。
そして、愛する家族が戻ってこない。



日本という国の一部が、もぎ取られたように感じました。
被災地で生きる人たちは毎日過ごすだけで精一杯なはずなのに、それでもなんとか前に進もうと力を振り絞って生活されていて、その姿にこころが動かされました。
被災地の方々は、この4年、わたしたちが想像できない苦しみや体験をされてきたことでしょう。
そのご苦労や努力で、あの日に日本が奪われたものを今少しずつ取り戻していけているのだと思います。
ほんとうにありがとうございます。

それでもやっぱり、取り戻せないものもたくさんあります。
いまわたしたちにできること。
それは、今後震災があったときに被害を最小限に食い止めること。
4年前の教訓を活かしてできるかぎりのことをすること。
今度大きな地震が起きても、津波が襲っても、ひとりの命も犠牲にさせない。
もう、あれほどの悲しみは嫌です。
震災が襲っても、みんなが避難できて、またふたたび暮らせるように。


自然が豊かで、おいしいものがとれて、先祖代々受け継いできた思い出いっぱいのふるさと。
故郷に二度と足を踏み入れることができないなんて、そんな悲劇はもう嫌です。




「もう4年が経ったんだね」。
そんな一言だけで片付けたら、将来また同じ悲しみが日本を襲うかもしれません。
日本はとても美しいし、世界はとても美しく、そしてこの先も美しいままじゃないといけない。
4年前のことを忘れず、努力し続けないといけないんだと
きょうは強くこころに誓おうと思います。

これからもずっと
この美しい地球に生を受けたあなたや家族が
幸せでありますように。
