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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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あめ、あめ、ふれ、ふれ、

2015.03.04 06:21|ザンビア☞EDIT
最近、夫が年下の旅人と飲んでいるときの様子が昔の上司がよっぱらったときの様子と重なってしまうイクエです。
目がとろんとなって、声がでかくなって、誰よりもたくさん話して、ろれつがまわらなくて・・・。
あとで若い人に「だんなさん、だいぶ酔っぱらっていらっしゃったようですけど大丈夫ですか?」って聞かれるんです。
でも、意識はハッキリしててそんなに酔っぱらってないんですよ。
酔っぱらったように見えるんです。
見かけや動作が「酔っぱらったオヤジの典型」になるんですよ。
妻としては恥ずかしいですね。
なんで年取ったらあんな酔い方をするんでしょう。
体力的なことだけが原因ではないと思うんです。
たぶん相手が年下ばかりだと突っ込む人がいないし、話を聞いてくれるから、スターになった気分で気が大きくなるのかもしれません。
わたしも酒好きですがそうはなるまいと思うこのごろです。

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協力隊員5人が活動するセレンジェ。
ミオちゃんの家で寝て、朝起きたら外からミネモト君の声が。

遊びに来た、のではなく、洗濯しに来ていた。

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というのも、ミネモト君の家は水が出ない。
家で水が出ないのはアフリカでは珍しくないけれど、家の近所でも水が汲めない。
だからわざわざ離れたここまで洗濯しに来たのだった。

この時期は乾期が終わり雨期になる時期。
だけど異常気象で、ことしはなかなか雨が降らずにずっと乾期が続いている。
だから近所の井戸が涸れちゃったんだって。

ミオちゃんの家もつねに水が出るわけではなくて、毎日断水の時間がある。
このまま雨が降らなければ、ミオちゃんのところも一日中水が出なくなるかもしれない。

隊員たちは「早く雨が降ること」を祈るのみ。

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ミネモトくんが朝から来ていたので、そのままミネモトくんの活動場所を案内してもらうことに。
あぜ道を歩いていくミネモトくん。
その手には・・・。

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ミオちゃんのところで分けてもらった水。
生活に必要な水だけど、水浴びや料理、食器洗い、洗濯を考えるとけっしてじゅうぶんな量じゃない。
でもこれだけでもけっこう重いし、水をこぼさないように歩くのは大変。
これを持ったまま30分歩いて行く。

ミネモト君の下の名前はタカ。
家が近づいてくるとどこからともなく「タカ」コールが!

「ターカ、ターカ、ターカ、ターカ ♪」

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コールをするのは近所のタカファンの子どもたち。
ほかの隊員によれば、ミネモト君は路上で人に会うたびにちゃんと挨拶したり話しかけたり丁寧な対応をしていて、みんなに慕われているらしい。

一人一人に挨拶したり話しかけたりすることは、簡単なようで難しいこと。

とくに日本人は目立つのでほかの住民からすると特別な存在だから、住民はみんな声をかけたがる。
だけど自分としては歩くたびにそうだから、それがわずらわしかったり面倒に感じることもあり、対応がいいかげんになってしまう。
わたしたちもたまに旅先でそういうふうになる。

でもミネモト君は丁寧にひとりひとりと向き合ってるらしい。

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でも、そんなミネモト君の家はきれいとは言えない家だった。
人には向き不向きがある。
ドンマイ!

家事や整理整頓が苦手だというのは、ほかの人から聞いていた。
ゴキブリやネズミといっしょに仲良く暮らしていそうだなあ。

埃まみれの部屋には理数科教師としてのユニフォームの白衣、趣味の柔道着、そしてフォーマルなときに着るブレザー。

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台所のスペースはあってないようなもの。
袋に入った大量の炭があるから、料理はしてそう。
でも水が出ないから料理をする気にもあんまりならないよね。

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部屋を見せてもらっている間も、外からはあいかわらずのタカコール。

「ターカ、ターカ、ターカ、ターカ ♪」

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話しかけると、「キャ〜」と言ってダッシュで逃げる。
まるで「だるまさんがころんだ」の遊びをやってるみたい。

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近所の集落を案内してもらうことに。
ザンビアの何もない田舎で、日本人がこんなに連れ立って歩くのを客観的に考えればなんか奇妙。

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ここもルサカのにっちーが活動していた地区と同じように「コンパウンド」。
もともと貧しい人たちが不法に居住し、それが集落となったもの。
スラムと言えば言い過ぎだけど、ほかの地区よりも家々が密集していて経済的に苦しい人たちも多いみたい。

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家から水が出ないのはどこの家庭もいっしょ。
集落の一画にキオスクのようなところがあり、そこで水汲みはできるんだって。
だけどそこも水の出る時間は決まっていて、その時間になると大行列ができるのだそう。
4時間待ちだから、活動のあるミネモト君はなかなかここには並べない。
わたしたちが訪れたときは水の出ない時間帯だったので並んでいる人はいなかったけど、そのかわりバケツが並んでいた。

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コンパウンドの市場へ。
雨傘を日傘として使っている女性たち。

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本来ならもう雨期なのに、かんかん照りですごく暑い。
ことしだけならいいけれど、異常気象でこれからもずっとこうなのかな。
水も枯れちゃうし、生活するのがますます大変になってくる。

市場では、種類は限られているけど野菜もフルーツも売っている。
そしてこんなものも。
これは、食べ物。

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みの虫みたいな昆虫の干物。
魚の干物の匂いとは違う、どくとくの匂いがする。

塩で炒って食べると、エビみたいでおつまみにもってこい・・・らしい。
マラウイの市場でもよく見かけた。
アフリカの南部の方では人気食材。
見かけよりもおいしいらしいけど、食べる気はしないなあ。

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頭にバケツを乗せた人たちが次々に。
みんな遠くで水汲みをしてきたんだね。
子どもたちもがんばっている。
早く、雨が降ればいいのにねぇ。

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次にわたしたちが向かったのは、ミネモトくんが教えている学校。
だけど今は学期が終わって休暇中。
公立の男子校。

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ここの生徒はあまり勉強が好きではないみたい。
先生にも問題があって授業を放棄することも多いのだそう。
授業をせずにぼーっとしたり家でくつろぐ先生と、やる事がなくて校庭でおしゃべりする生徒。

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教育熱心でやる気のある先生たちは都会で教えたがる。
こんな田舎の学校に赴任する先生は教育に情熱がない先生たちで、日本だと「教師失格」の人たちもいるらしい。
とくに政府から監視されることもないし、ただ給料をもらえればいいやっていう考え。
そういう人はあえて田舎の学校を希望するんだって。
そうなると、都会と田舎の教育に格差が生まれるし、それがのちのち経済格差にもつながっていくかもしれない。

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ザンビアでは授業は英語で行なうことになっている。
だけどこの学校は英語がわからない生徒が多くて、ミネモト君の理科の授業にもついてこれない生徒がほとんど。
何を言ってるかわからない授業を受けても、生徒はちっともおもしろくないと思う。
学習への意欲もなくなってしまう。
基本的な英語を教える授業を増やすとか、現地語での授業を認めるとか、教育システムを見直す必要があるんじゃないかな。

ほかの街で先生をしている隊員のナツメさんも、わたしたちといっしょにミネモト君の学校を見学しにきていた。
ナツメさんの学校はちょっと都会の女子校。
先生たちも教育熱心な人たちで生徒はとても優秀なのだそう。
自分よりも英語がペラペラな生徒が多いと言うナツメさん。
その話を聞いて、うらやましがるミネモト君。

ミネモト君の学校には成績表が張り出される。
正答率が低くてびっくり。
いちばんいい生徒で66パーセント、0パーセントの生徒も多数。

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ラスカルが「授業の前に簡単な英語を教えたほうがいいんじゃない? あとは、こんなふうにテストで問われたらこういう答え方をする、っていう解き方の基本を教えたほうがいいかも」とミネモト君にアドバイスした。

ミネモト君が教育の仕方を変えたところで、ほかの先生はきっと変えない。
この学校だけじゃなくてザンビアの田舎の学校では、同じようなことが起きているのかもしれない。

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セレンジェには観光地はない。

「何もないけど、駅でも見にいきましょうか」とラスカルが言った。

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ほったて小屋の無人駅かなと思っていたら、それなりの大きさの駅だった。

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タンザニアとザンビアを結ぶタンザン鉄道。
中国の支援で1970年代につくられたもので、全長およそ1860キロ。
アフリカを旅する人には、タンザン鉄道に乗ることにロマンを感じる人もいる。
窓からはキリンやシマウマなどの野生動物が見えることもあるのだそう。
わたしたちはタンザニアのあとにマラウイに行くことにしたので乗ってないけど、「これがあのタンザン鉄道かあ」とちょっとだけ感慨深い。

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この日はまた、渡辺料理長の指示のもとみんなで夕食作り。
きょうのメニューは「バングラカレー」。
渡辺料理長がバングラデシュ人から直伝されたものなんだとか。

みんな思い思いのスペースで作業。
ラスカルはじゃがいもの皮むき。

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おいしいカレーを引き立てるご飯はこちら!
日本からはるばるザンビアにやってきたもの。

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2種類のバングラカレー。

ひとつはトマトベースの赤いカレー。
水を一切使わずに、大量のトマトを煮詰めてスパイスを加える。

もうひとつは、焦がしバターの黒カレー。
甘くて香ばしいのが特徴。

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みんなで食べるカレーはおいしい!!

ヴィクトリアフォールズぐらいしか立ち寄るところがないザンビアで、田舎に滞在し、ありのままの人々の暮らしを垣間見るきっかけをくれてありがとう。
セレンジェ隊員のみなさん、残りのセレンジェライフを満喫してくださいね。

日本に帰ったら渡辺料理長の指導のもと、豊富な日本食材を使って絶品グルメを作りましょうね!
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Comment

No title

前回のFM福岡にはびっくりしたよ(笑)
豊かさってなんだろうって考えさせられる素敵な笑顔がいっぱいだね、マラウイもザンビアも。
動画も見させてもらってるよー。
これからも楽しく過ごしてねー♫

ほんなお へ

読んでくれてありがとう!
福岡でテンションあがるよねー。
日本で忙しい生活をしてると、息苦しくなるときあるもんね。
ゆっくり呼吸しながら生きていきたいね。
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