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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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ザンビアのスラムに響き渡るゴスペルの大合唱

2015.03.02 13:44|ザンビア☞EDIT
リアルタイムはチリ・サンティアゴで1週間ぶりにベッドで寝て爆睡したケンゾーです。
ずっとテント泊をしていて、地面が硬かったり周囲がうるさかったり寒かったりでずっと熟睡できてなかった。
久しぶりのベッドは柔らかくて枕もあって最高。
ベッドで寝られるうちに寝溜めをしとかないと。

話は戻ってアフリカ。
ホテルのような快適な、にっちーの家のゲストルームで爆睡したケンゾーとイクエ。
朝起きて窓から家の外をのぞいてビックリ。
え?ここどこ?!
アフリカじゃないよね?っていう景色が広がっている。

きちんと刈り整えられた芝生の庭。
さりげなく置かれたおしゃれなガーデンテーブルとチェア。
シュンシュンシュンと軽やかな音を響かせながらスプリンクラーが回っている。
さすが、オーナーはイタリア人。

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なんなんだこの癒しの空間は。
にっちー、めっちゃいい環境で暮らしてるよ。
これだったら多少交通の便が悪くても、近くに商店がなくてもぜんぜん我慢できるよね。

この日はザンビアの「コンパウンド」と呼ばれる地区をにっちーに案内してもらうことになっている。
コンパウンドはもともと貧しい人たちが不法に住んでできた住宅街で、地図にも載っていないところが多く、スラムとも言える場所なんだって。

にっちーの派遣先は、コンパウンドを管轄している役所。
そこからコンパウンドの住民たちが立ち上げたコミュニティセンターに出向している。
コミュニティセンターの収入向上がにっちーの仕事。
現在はおもに、空き地になっているスペースに畑を作りコンパウンドの住民に開放、いっしょに野菜作りに励んでいるんだそう。

その前にちょっと寄り道、いちど市街地まで出てマーケットへ。
迷路のように入り組んだマーケットで物色しているのは、キテンゲというアフリカの布。

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にっちーといっしょに活動している、コンパウンドの住民の1人に裁縫が得意なおばちゃんがいて、キテンゲで服や小物などを作ってくれるんだって。
にっちーもかわいいカバンなど作ってもらっていた。
いままでお土産らしいものをほとんど買ってこなかったケンゾーとイクエ。
旅中にも使える実用的なものだし、せっかくなのでケンゾーのズボンとイクエのスカートを作ってもらおうと生地を選ぶことに。

ひとくちにキテンゲと言ってもデザインは様々。
伝統的な柄もあれば奇をてらったおもしろい柄も。
ちょくちょく新作柄もリリースされるみたい。
ケンゾーとイクエがどんな柄の生地を選んだのかはまたのちほど。

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生地を買っていざコンパウンドへ。
にっちーが活動しているコンパウンドは「ジョージ地区」。
幹線道路には車が走り、人で賑わい、一見するとほかの街と同じように見える。

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「コンパウンド」を日本語に翻訳すると「未計画居住区」。
言葉のとおり未計画のまま人が集まり形成された地域で、住所もなく水道や電気などのライフラインが満足に整備されていないスラム状態となっている地区。
所得水準も低く、満足に食べ物を食べられない家庭も多いんだそう。
ルサカにはこうしたコンパウンドがいくつかあり、人口の7割がコンパウンドに住んでいるという統計もある。

ズボンを縫ってもらうミセス チャリティーの家へ。
たしかにコンパウンドの内部は道が迷路のように入り組んで「未計画」という表現に納得できる。
けれど、衛星放送を受信するためのパラボラアンテナをけっこう見かけたり、車を所有している人もいるなどスラムと聞いてイメージする風景とはかなり違う。
何世代もそこに住んでいるから家もしっかりした造りのものもあるし、店や食堂もあって街並みのようになっている。

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もちろんコンパウンド内にも貧富の差が存在する。
電気も水道もなく、汚れた食器を地面の砂で洗っている家庭もたくさんあるんだそう。

首都ルサカの比較的貧しい人々が集まり住んでいるジョージ地区。
だけど、悲壮感のようなものはまったく感じられない。
出会う人みんな明るいんだな。

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ここがチャリティーの家。
かわいい子どもたち(誰が彼女の子どもで誰が近所の子かは分からない)が出迎えてくれた。
乙女な仕草がかわいい!

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チャリティーの家には電気が通っていてテレビもあるし、家財道具も多い。
リビングルームが彼女の作業場。
ここでほかの住民に裁縫を教えてもいるんだそう。
娘の乙女な表情は母親譲りだな。

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採寸をして細かく要望を聞いていく。
ここにポケットを付けてとか、リボンをつけてとか、かなりフレキシブルに対応してもらえる。
4日後の出来上がりが楽しみだ。

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夕食の食材を買おうとコンパウンド内のマーケットへ。
野菜売場からなにやら賑やかな音が聞こえてくる。
なんだろうと思ったら、女性たちがゴスペルを大合唱してた。

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リズムカルなメロディーに合わせて、力強い歌声がマーケットに響き渡る。

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野菜売りのおばちゃん達も買物に来ている人たちも自然と体が動いている。
生まれながらに体に染み付いているリズム感。
子どもたちも楽しそう。

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たしかにコンパウンドに住む人々は貧しいのかもしれない。
だけど、心はとても豊かな気がする。
コンパウンド内はとても活気があり笑顔で溢れている。
支援は必要なのかもしれないけど、はたして物質的な支援が必要なのかどうかは疑問。
にっちーもその辺りは思うところがあるみたい。
コンパウンドの人々が本当に必要としているものは何なのか、見極めが大切だね。

4日後、チャリティーにお願いしていたズボンとスカートが完成。
ケンゾーは青い生地に黄色のワンポイント、イクエはちょっと和柄ちっくなオレンジの生地。
どう、似合う?

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ちなみに、キテンゲの生地が1人2mで25クワチャ(約500円)、ミセス チャリティーの縫製代が2つで70クワチャ(約1400円)。
いいお土産ができて大満足だ。

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