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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
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業界の大先輩にマラウイで遭遇

2015.02.24 05:59|マラウイ☞EDIT
肉三昧の次に海鮮三昧の日々を送っているケンゾーです。
肉は世界中どこでも食べられるけど、新鮮な魚はなかなか食べられない。
日本中どこでも美味しい魚介類が食べられる日本は素晴らしい国だなあ。

ほかの隊員から過小評価されているバラカ隊員にさよならを告げて次の街へ。
泊めてもらったゴジの家の前で乗合いワゴンを拾う。
ゴジ、2年間おつかれさま!

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ケンゾーとイクエがめざしているのは、バラカからさらに南下したところにあるブランタイアという街。
リロングウェに移るまで首都が置かれていたマラウイ第2の都市。

ブランタイア

ワゴンはいくつもの小さな町に止まり客の乗り降りを繰り返す。
ある町で3人の男性が自転車を囲んでなにやら奮闘しているのを目撃。
何か黒い物体を自転車の荷台に縛り付けようと悪戦苦闘。
ときおり黒い物体が動いているような気もするけど、気のせいかな?

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気のせいじゃなかった。
黒い物体の正体は、丸々と太った黒豚。
足をバタバタさせて悲鳴をあげ続ける豚。
生きてる豚を自転車で運ぶ、じつにマラウイらしい光景。
ドナドナド~ナ~ ド~ナ~♪

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ブランタイアでも協力隊員にお世話になることになってるんだけど、ちょっと、というかかなり緊張気味のケンゾー。
じつはこれから会うのは、同じ協力隊員でも「青年」ではなく「シニア」隊員。
しかも職業は元テレビマン。
年齢はまだ分からないんだけど、40歳以上がシニア隊員として派遣されるので先輩であることに間違いはない。

このシニア隊員の方はかつろうくんの家で会った教師隊員むっちゃんの同期。
ケンゾーとイクエがテレビ業界で働いていたことを知って「あ、わたしの同期のじゅんちゃんは元テレビ局で働いてた人ですよ!会いに行ったらいいじゃないですか!」と紹介してくれたのだった。

「あ、そうなんだ。
 何歳くらいの人?
 テレビ局で何やってたか知ってる?」

「退職して派遣されたから60歳くらいだと思いますよ。
 仕事は、何て言ってたかなあ、ディレクターだったかなあ。」

「えっ!?ディレクター?!
 プロデューサーじゃなくて?
 その歳でディレクターって、聞いたことないよ。
 現場にこだわりすぎやろ。」


新卒のむっちゃんが「じゅんちゃん、じゅんちゃん」と呼んでたのでシニアとは言ってもケンゾーとあまり変わらない年齢なのかなと思ってたのに、まさかの60歳。
しかも、局長クラスでもおかしくない年齢なのに現場のディレクター?

「じゅんちゃん(大先輩だけど)は北海道なんだよね?
 まさか『水曜どうでしょう』のディレクターとかじゃないよね?」

「ああ!そうそう!
 『水曜どうでしょう』って言ってた!」


ええー!本当?
それは信じられないなあ。
だって『水曜どうでしょう』のディレクターってデジカメ(小さいカメラ)をもっていろんなところに移動してかなり体力使うし過酷だよ。
若手じゃないと無理だと思うけど。

業界の大先輩のところに電話1本で押し掛けることになっちゃったよ。
図々しく泊めてもらうことをお願いしたけど、申し訳ないな。

およそ3時間でブランタイアに到着。
バスターミナルからじゅんさんに電話をして待ち合わせ場所までの行き方を教えてもらう。
けれどここで痛恨のミス!
教えられた道とは逆方向に行ってしまって道に迷ってしまった。
しかも携帯のチャージが無くなってこっちから電話がかけられない!

大先輩からのコールバックを待たないといけない。
冷や汗が背中をツーッと流れていく。

「うっわ、ヤバ!
 ディレクターって時間にシビアやし、体育会系やけんね。
 ブチ切れしとったらどうしよう。」

汗をダラダラ流しながら必死に小走りで待ち合わせ場所へ。
「お待たせして申し訳ありません!」
もちろんじゅんさんは怒ることなくふたりを出迎えてくれた。

じゅんさんの家は市街地から離れた閑静な住宅街にある。
まわりは敷地が広く見るからにお金持ちそうな立派な家ばかり。
「青年」と「シニア」では待遇に様々な違いがある。
住宅もそのひとつ。
じゅんさんの家も立派なアパートメントの一室。

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広々としたリビングダイニング、液晶テレビにエアコンまで。
まるでホテルのようなバスルーム完備のゲストルーム。

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セキュリティシステムも万全。
「絶対に押したらダメ!」と言われた各部屋にある警報ボタンを押すと、完全武装した警備員が駆けつけて来るらしい。

じゅんさんは「水曜どうでしょう」で有名な北海道の某テレビ局で働いていた。
でも「水曜どうでしょう」のディレクターというのはむっちゃんの勘違い。
本来はテレビ局にとって重要な無線免許を持ったテレビ技術者。
技術畑一筋かと思ったら、報道や制作に配属されていたこともある。
テレビのことを知りつくしている大先輩であることに間違いはない。

そんな大先輩が夕食を準備してくれることに。
「いいから、いいから。
 かんたんにチャチャッとするだけだから。」

すみません、恐縮です!

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大先輩がチャチャッと作ってくれたのは、冷凍のシーフードミックスを使ったパスタ。
そんな貴重な食材を・・・恐縮です!

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テレビ局に勤めているときから協力隊に参加したいと考えていたじゅんさん。
3度目の応募で見事に合格。
2年間のマラウイでの単身赴任生活をはじめたばかり。

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翌朝、大先輩に朝ごはんまで用意してもらった。
何から何まで恐縮です!

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じゅんさんが派遣されているのはMBCというマラウイ国営放送局。
毎朝やって来るお迎えの車にケンゾーとイクエも乗せてもらってテレビ局へ。
はたしてアフリカの小国マラウイの国営テレビ局はどれくらいのレベルなのか・・・。

緑に囲まれた社屋は2階建て。
パッと見で「ああ・・」と声が漏れてしまった。
福岡にあるケーブルテレビ局と比べてもかなり小さい。

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この国営放送局でのじゅんさんの任務は放送機器のデジタル化のサポート。
日本でも数年前に地上波がアナログからデジタルに完全移行したけれど、じゅんさんが関わるデジタル化はまったく別物。
放送技術に関してはケンゾーも素人なので詳しくは分からないけど、テレビ局内のシステムをデジタル化するんだそう。

日本のテレビ局の第一線でバリバリ働いてきたじゅんさんに局内を案内してもらう。
建物中はテレビ局と言うよりは田舎の町役場といった感じ。
いままで働いてきたテレビ局とはぜんぜん違うだろうから、最初じゅんさんも戸惑っただろうなあ。

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まず案内してもらったのは「スタジオサブ」。
スタジオに設置されているカメラからの映像を切り替えたり、編集したVTRを再生したり、テロップを挿入したり、カメラマンやADなどにインカムで指示を与えたりと番組制作の要の場所。
ちょうど生放送をしているところだった。

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うん、一応それっぽい。
まるで学校の放送室のように小規模だけど、マルチスクリーンが設置されていてサブって感じはする。
でもね、番組を制作するうえでいちばん大事な時間の管理がアバウトすぎる。
サブにある唯一の時計が家庭で使うのと同じ壁掛け時計って、ありえないよ。

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べつに数分遅れて番組が始まろうが構わないんだって。
逆に「何か問題でも?」って聞かれるんだそう。
1秒たりとも時間が狂うことのない日本で染み付いた常識はここでは通用しない。
はたして、アバウトとはかけ離れたデジタル化がここで必要とされてるのか?

スタジオへ向かうと、たった今までカメラの前で喋っていたMCが仕事を終えて出てきたところだった。
インパクトのある赤い蝶ネクタイを締めたこの人、マラウイで有名人なんだって。
じゅんさんは「マラウイのタモリだよ」って言ってた。
音楽番組からトークショーまで、彼がおもしろく司会をするらしい。

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ここが唯一のスタジオ。
ここでニュースや歌番組、対談番組などを生放送&収録しているんだけど、狭い!
人が動けるスペースは6畳分くらいしかないんじゃないかな。
狭いなか、壁の4面にそれぞれセットが置いてある。
パネルの前にテーブルが置いてある一面はニュース番組用、ソファーセットがあるのはトーク番組用、後ろに映像を映せるクロマキーがあるのは音楽番組用・・・。

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中央のあいたスペースになんとかカメラを置いているって感じ。

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つづいて編集室へ。
ちゃんとノンリニア編集ができるパソコンがあった。

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そしてここがイクエの職場でもあった報道フロア。
おお、ここは明るくてちょっとスタイリッシュだ。
人も多くて活気がある。
報道記者もそれっぽい格好をしている。

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スケジュールなどが書かれたホワイトボードが壁にかけられていて報道フロアっぽい。
国営放送なので、大統領の一日の動向などを扱ったニュースが多いんだそう。

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パソコンの台数も多くて「さすが報道は違うね」って思ったんだけど、よく見るとフェイスブックをしている。
せっかくインターネット環境があってもこれじゃあねえ。
しかも日本だと報道フロアは資料やファイルが壁にずらっと置いてあったり電話が何十台もあったりしてごちゃごちゃしてるんだけど、あまりにもきれいすぎる。
どうやって取材してるんだろ。

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一応ライブラリもあった。
通常ライブラリはこれまで放送したテープや取材で使った大切なテープを保管するところ。
日本では日付や内容をラベリングして番号ごとに整然と棚に並べられている。
さらにほしいテープをすぐに見つけられるように、パソコンでデータベース化されていてキーワードで検索できるようにしている。
なのに、ここは階段の奥の薄暗い2畳ぐらいのスペース。
ぐっちゃぐちゃにテープを放り込んでるだけ。

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そもそもライブラリという概念を持っているのか、はなはだ疑問。
ただ使い終わったテープの処理に困ってポイッとしてるだけなんじゃないかなあ。

最後にマスターを見せてもらう。
制作した番組を最終的に送出して放送する重要な場所。
放送事故に関わるので日本だと出入りが厳重に制限されているけれど、ここではドアに鍵もかかっていない。
もちろん土足厳禁でもない。

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ラックの裏の配線がぐっちゃぐちゃ。
ケーブルにタグが付いていないので、どれがどこに繋がっているのかさっぱり分からない。

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「ね、こんなのあり得ないでしょ。
 一事が万事これなんだよね。
 整理整頓できない、すぐ壊す、壊しても直さない。
 デジタル化って言ってるけど、それ以前の問題なんだよね。」


あきれてそう話すじゅんさん。
ほんの短い時間だけ見学させてもらったけど、じゅんさんの大変さは痛いほど理解できた。
放送機器をデジタル化するには莫大な金がかかる。
日本や外国が支援して機器を買い与えるのは簡単なこと。
けれど常にメンテナンスが必要だし、壊れたら修理しないといけない。

「すごくいいカメラも支援とかでたくさん入ってくるんだよ。
 だけどね、丁寧に使わないからすぐ壊れる。
 さらに、そのカメラを直す会社がマラウイにはない。
 わざわざタンザニアからお金を払って修理する人を呼べないでしょ。
 だから何百万もするカメラでもちょっとでも壊れたらその辺に放置して終わり。
 もったいないよ。」


たしかにこれは大変な任務だと思う。
大きなお金が絡むことだし、ベテランとは言えじゅんさんはボランティア。
ボランティアとしてはスケールが大きな案件だ。

「どこから手をつけたらいいのか・・・。
 はたして2年で成果を残せるのか、大変だよ。」


じゅんさんと別れた後日、こんなメールが届いた。

「最近、ボランテイアとして、MBCに籍を置き、歌の歌詞ではありませんが、“花は花は花は咲く、私はなにを残しただろう” がいつも頭の隅にあります。
過去形ではなく未来形なのですが、本当に何をするのが良いのか毎日考えます。
私は、何かを残して札幌に帰ります。」


先輩、ぜひマラウイで一花咲かせてください!

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