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ケンゾー   イクエ


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水汲みをしたい理由

2015.02.09 05:52|タンザニア☞EDIT
いちばん最初に好きな男の子にバレンタインデーのチョコをあげたのは3歳だったイクエです。
そのときは「好き」と言うより保育園の「仲がいい」友だちだったんだけどね。
たしかアーモンドチョコレートだった。
チョコを受け取った3歳のヒロくんは、うれしかったようでぐるぐる部屋の中を何周も走り回っていたのを今も覚えている。
人生で初めてマシュマロを食べたのは、5歳のときのホワイトデーにコーイチくんからもらったホワイトデーのお返しだった。
コーイチくんはモテていたので、ほかの女の子ももらっていて保育園の縁側で女児たちで並んでマシュマロを食べたのを今も覚えている。

ドドマでお世話になった大学のパソコン講師、ミッチーに別れを告げる。

「お婿さんにしたい男ナンバーワン」のミッチー、残りの滞在も語学を駆使してがんばってね!
ありがとう。

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このままタンザニアとマラウィの国境を目指そうと思っていたけれど、ここで仲良くなった看護師隊員のゆうこりんから「我が家にも来てみる?」という嬉しいお誘いを受けた。

「え? いいの!? 行く行く!」

ゆうこりんが活動しているのは、イリンガという街。
一足先にイリンガに戻ったゆうこりんを追いかける形でバスに乗り込み、イリンガを目指す。

イリンガ

「イリンガってどんなところかなあ。」

ミッチーに聞いたとき、ミッチーは言った。

「イリンガに向かうまでの景色がきれいですよ。
 バオバブの並木道がずーっとあって。」

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バオバブってマダガスカルでしか見られないと思ってた。
タンザニアでもこんなにたくさんのバオバブが見られるなんてうれしい!

バオバブで覆われた山も。

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乾燥していて、けっして緑豊かな場所ではない。
だけど美しい青の湖もあって、タンザニアの大自然に見入ってしまう。

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イリンガの街に到着。
バスターミナルには、『大分西高校 サッカー部』のバス。
もちろん日本の高校生が乗っているわけではなく、日本からはるばるやってきた中古車。
いまは長距離バスとしてタンザニア人が乗っている。

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日本では使えない中古車かもしれないけど、タンザニアではこのバスはほかのバスよりも立派。
まだまだあと10年、いや20年以上使われるんじゃないかな。

ゆうこりんの家はイリンガにあるのかと思いきや、イリンガの郊外の田舎。
さらにミニバスに乗り換える。
ワゴンのミニバスは乗客でパンパン。
日本の通勤ラッシュ並みの混雑で、ワゴンなのに立っている客が多すぎ。
わたしたちも押込められて立ちっぱなしなので窓からの景色なんて見られない。

ミニバスが目的地に到着して外に出てみるとさっきまでの街並みとは大違いの、ど田舎だった。

「ゆうこりん、こんなところに住んでいるんだね。
 たいへんだねえ。」

「そうなの。
 けっこう田舎でしょ。
 でも、暮らしやすい場所で気に入ってるんだよ。」

看護師のゆうこりん。
勤務先の病院のとなりの職員住宅がゆうこりんの家。
この前までの豪邸(ただし水が出ない)とうってかわって殺風景な長屋の住宅。

「おじゃましま〜す」

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ゆうこりんの家は、水道もあって水がたまに出る。
でも、その水が問題!
水道から出る水は、濁っていて臭い。
ゆうこりんの家から7分くらい歩いた民家に、透明な水が出る水道があって、ゆうこりんはそこに水をもらいにいっている。

ゆうこりんの家には大きなポリバケツやペットボトル、水差しがたくさん置いてある。
ゆうこりんは数種類の水を使い分けている。

1、家の水道水(濁っていて臭い)

2、家の水道水を大きなバケツに溜めて放置したその上澄みの水(濁っているけど1よりはマシ)

3、民家からもらってくる透明な水

4、3を濾過器でろ過させた清潔な水


たとえば料理に使ったり歯磨きをするのは4の水。
茶碗洗いで最初の汚れ落としは2の水で、仕上げのすすぎは3の水。
1の水はトイレのあとに流したり掃除するときに使う。

ゆうこりんなりのルールがあるから、わたしたちは覚えるのが大変。
タンクの色や水差しの色も覚えて使い分けていく。

ちなみに入浴はバケツにお湯を入れて浴びる仕組み。
入浴用に3の水をゆうこりんは湧かしているんだけどあることを発見したらしい。
それは電気ケトルで湧かしたお湯とガスコンロで湧かしたお湯に違いがあること。
電気ケトルのほうはすぐに冷めてしまうけど、ガスコンロのほうはなめらかで冷めにくく体の芯からぬくもるらしい。
だからきっとお茶もケトルで湧かすよりもコンロで湧かしたほうがおいしいのかもしれないね。
さらに炭火だともっと違うだろうね。

ゆうこりんの家に着くなり、さっそく透明な水をゲットするべく3人で水汲みに。

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水汲みってものすごく大変。
重くて運ぶのが重労働だし時間もかかる。
でもこっちの人にとってはあたり前の仕事。

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途上国に来て思うのは、日々の暮らしを維持するための家事が日本の何倍も大変だということ。
水汲みも大変。
洗濯機もないから洗濯するのも時間がかかる。
コンロもないところだと薪を運んで火をおこすのにひと苦労。
家事だけで一日があっという間に終わってしまう。

それに比べて日本は洗濯機もレンジも食洗機まであって、機械に頼ることで家事の労力や時間をかなり削減できている。
だから日本のほうが時間があるはずなのに、忙しくて時間が足りない。
日本人のほうが疲れている。

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活動をしながら現地で日々の家事をこなしていくのってとても大変。
隊員のなかには、家事を手伝ってくれる人を自分のポケットマネーで雇っている人もいる。
水汲みや洗濯、家の掃除や食事作り・・・。
日本人にとっては「メイドを雇う」っていうのはちょっと抵抗があるかもしれないけど、こちらの文化では珍しいことではない。
雇用を生み出すことにもなるし悪いことではない。

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「ねえ、ゆうこりん、看護師をしながら水汲みをするのって大変だね。
支払う給料は安いらしいし、ちょっとでも負担が軽くなるように近所の人を雇ってみたら?」

「わかってる。
でも、わたしはこれでいいの。
水汲みに行く途中で地元の人とあいさつしたり立ち話したりできる。
水汲みのおかげで友だちになった人もいる。
わたしにとって水汲みは、この社会に溶け込んで生活するために大切なことだから。」

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いつもほんとうに楽しそうな笑顔をしているゆうこりんは、みんなから好かれている。
ゆうこりんが水汲みをしていると近所の子どもたちが集まってくる。

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「この前ね、ここに来る男の子で片腕をずっと胸の前で曲げたままの子を見つけてさ。
肘から手までが硬直していて腕を伸ばしたり、手のひらを広げたりできないの。
まだ小さいでしょ。
わたし、なんとかしなきゃって思ったんだけど、気づいたらその子はここからいなくなってたの。
慌ててどこの子か周りの人に聞き回って、療法士のたつみくんにも電話した。
たつみくんに、その子の症状を伝えてリハビリでなんとかなるか聞いたんだ。
次の日その子を探しに学校まで訪ねて行ったんだよ。
そして、その子とお母さんを見つけてね、お母さんにこの子はリハビリをすれば今よりももっと腕が動くようになるから病院に来てくださいって説得したの。
そして、今ね、病院に通ってもらってるの。」

きょうもその男の子が水汲み場に来ていた。
男の子は嬉しそうに腕を伸ばしたり、手を広げたりして披露してくれた。

「この子のお母さんも協力的で、家でもマッサージしてもらってるみたい。
子どもだから今のうちにやっていけば、もっと動くようになると思うの。」

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水汲みをしていたゆうこりんだからこそできたこと。
ゆうこりんに出会えたことで、男の子の今後の人生は大きく変わると思う。

大きなペットボトルに水がいっぱいになるころには、すっかり日が暮れてしまった。

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この水が重すぎてデコボコ道をうまく歩けない。
両手が痛い。
10メートル進んでは、立ち止まっていったんボトルを置く。
ふう〜、疲れる!!
見かねてゆうこりんが「いくえちん、そこ置いてて。わたし運ぶから。」と言ってくれる。
水汲みを手伝うつもりだったのになさけない。
わたしと同じ34歳のゆうこりんだけど、体力と水運びの経験が違う。
なさけない。

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ゆうこりんと夕食の準備。
きょうのメニューはゆうこりんの得意料理、ミネストローネ。
野菜を洗う水、食器を洗う水、お鍋に入れる水。
水を使い分けながら、おいしいミネストローネの完成。

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いっただっきま〜す!!

「おいしいねえ〜♡」
「あったまる〜♡」

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次の日、出勤準備をするゆうこりん。
ゆうこりんの寝室には勉強机とベッドとギター。
ぜひアフロでギターを弾いてもらいたかったよ。

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ベッドには蚊帳。
タンザニアはマラリア感染地なので、隊員は必ずベッドに蚊帳をつけることになっている。
マラリア予防薬も飲んでいる。
副作用も出る強い薬。
アフリカで2年間生活するってやっぱり大変だ。

わたしたちが朝ごはんを食べてくつろいでいると、いつの間にかゆうこりんが白衣に着替えていた。
いつもおちゃらけていてふざけてばっかりのゆうこりんの別の顔を見た気がした。

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ゆうこりん、そう言えば看護師だったね。
きょうはその病院を案内してもらおう。

ゆうこりんの活動内容は、直接医療行為をするのではなく病院の運営の改善。
5Sの指導をしている。
5Sとは「整理、整頓、清掃、清潔、躾」。

たとえば、救急車専用の駐車スペースを表す標識。

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もし救急車用のスペースを設けていなかったら、ここに一般の車が止まったり患者さんや見舞客がたむろしたりしていざと言うときにスムーズに救急車を止められない。
日本であたり前に行なわれていることや秩序の維持。
これをタンザニアの病院に紹介して、実行していってもらうことが活動の目的。

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ぐちゃぐちゃだったカルテも、5Sの導入できちんとラベリングされて管理されるようになった。

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医療器具や薬品も整理して保管しておく。
どこに何があるかはっきりとわかるように置く場所を決めて、明確にしておく。

症状によっては早めに処置しないと手遅れになることだってある。
そんなときに「あれがどこにあるかわからない」「あると思ってたけど在庫が切れてた」なんてことにならないようにしないといけない。

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壁に表が張ってあった。
「改善の提案」「これからやっていくべきこと」「取り組み中」「完了」。

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「ここをこうしたほうがいい」と思った人がいちばん左に紙をはり、その提案が受け入れられれば右の「TO DO」に移動させる。
取り組みはじめたら、右から三番目に移動。
改善が完了したら右端へ。

ちょうど「輸血用の血を保管するときは血液型ごとに分ける。古い血を手前に、新しく入ってきた血を奥にしまって、適切な順番で血液を使っていく」ことが提案され、取り組まれていた。

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ゆうこりんの病院はトサマガンガ病院。
入院用のベッドが90床くらいあって、比較的大きな総合病院。
日本の病院とは比べ物にならないほど簡素だけれど、ウガンダのつかさちゃんの病院に比べれば設備が整っている印象。

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といっても、手術室には必要最低限のものしかないけど。

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病院には看護師のタマゴたちもいた。
実習用の白衣にアイロンをかけている。

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実習生の女の子が白いジャージーを着ていたんだけど、胸元のマークが意味不明のデザイン。

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アディダスでもないし、大阪で作られたわけでもなさそうだけど。

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この病院には日本の支援で作られた入院棟がある。
すべて個室でベッドと洗面所があって、ゆったりしたつくりだけど誰も入ってない。

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「日本がお金を出したんだけど、建設したのはタンザニアの会社。
だからつくりが悪くて、天井が歪んでいたり雨漏りしたり。
そんな部屋は使いたくないよね。
せっかく日本の支援なのに、日本の印象がかえって悪くなるから残念。」

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それに比べて小児病棟は明るくて雰囲気がいい。
お金を出すだけじゃなくて、最後まで関わって雰囲気のいい施設にしてほしかったね。

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松葉杖をついている男の子がいた。
でも、松葉杖を使いこなせていない。
足の支えにするどころか、かえって足を引きずるようにして歩いている。
松葉杖のサイズがあっていないのが最大の原因。

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でも子どもの身長にあわせて選べるだけの松葉杖がこの病院にはない。

ゆうこりんが言うには、シーツの洗い方にも問題があるのだそう。
感染症患者さんのシーツもふつうの患者さんのシーツもいっしょに洗うし、煮沸や消毒はしていない。
だから衛生的に問題があるのだそう。

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田舎の病院で活躍するゆうこりん。
いつも元気でアフロヘアーにしたこともあるおもしろい34歳。
おどけているゆうこりんだけど、地元に溶け込んでしっかりと活動している。
同級生がアフリカの地で生き生きと活動しているのが、とても頼もしくてうれしい。

あしたはそんなゆうこりんとイリンガの街散策に出かけま〜す♡
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