さすらいの旅人がウガ飯に初挑戦
みなさん、明けましておめでとうございます!
お年玉つき年賀状では「切手シート」以外当たった記憶がないケンゾーです。
宝くじをあまり買わない家庭だったから、子どものころは年賀状の当たりを確認するのが毎年楽しみだったなあ。
まだ「あ~、間に合わん!」って焦りながら必死に年賀状書きをしている人も多いだろうねえ。
最近はメールやFacebookなどで済ませる人も多いみたいだけど、やっぱり手作り感のある年賀状はもらうと嬉しいよね。
日本の病院と比べると何もかもが衝撃的なウガンダの病院で2年間奮闘してきたつかさちゃんに別れを告げて、次の目的地へ移動することに。
つかさちゃん、忙しいなか美味しい料理をありがとう。
アフリカでの活動後も、さらなる夢に向かってがんばっていくつかさチャンをこれからも応援していくよ。
ここから目指すのはコンゴ民主共和国との国境に近いフォートポータル。
一度ふたむーのいるミティアナまでバイクタクシーで戻って乗合いワゴンに乗り換え。
ミティアナからフォートポータルまでは1人20000シリング(約820円)。
これまで首都のカンパラ以外、インフラが十分整っていない町ばかり見てきたケンゾーとイクエ。
このフォートポータルという町は国立公園や野生のゴリラに会えるトレッキングの拠点となる町。
ツーリストの姿もちらほら見かけるし、それなりに賑わっている町。
あくまでも今までの町と比べてだけど・・・。
ここフォートポータルはかつてこの地域を支配していたトロ王国の首都が置かれていた町。
町を見下ろす高台には特徴的な形の宮殿が建っている。
1830年頃に建国されたトロ王国。
ウガンダ全域を支配する勢いを持っていたけれど、現在は儀礼的な王制を残すのみ。
現在の王は1995年に即位、当時わずか3歳で世界最年少の王だったんだって。
今この王様は首都のカンパラで大学に通っているそう。
泊まった宿は「VISITOURS GUEST HOUSE」。
ロンリープラネットに載っているほかの宿も見たけれど、ただの廃れた安宿って感じで雰囲気がよくなかった。
ウガンダではバックパッカー御用達のWi-Fiつきで居心地のいいゲストハウスはあまりない。
セミダブルサイズのベッドのシングルルームで15000シリング(約620円)。
部屋もベッドもちょっと狭いけれど2人で寝る分には十分。
カンパラの宿でもそうだったんだけど、深夜・朝方まで音楽を騒々しく流したり(しかも部屋のドアを明けっ放しにして)、廊下で大声でしゃべり散らす現地人の宿泊客が必ずいる。
静かにするようにお願いすると「ここはホテルだ。好きなことして何が悪いんだ!」と逆ギレするからタチが悪い。
こんな国はあんまりない。
ウガンダ人は自分勝手な人が多くてイラっとすることがけっこうある。
とくに安宿は売春宿になっていて、長距離トラックの運転手やミニバスのドライバーが利用している。
この宿でも夜中になると、若い娼婦たちがやってきて各ドアをノックして誘っている。
ノックや足音、おしゃべりの声がうるさくて眠れない。
シャワー室には使用済みのコンドームが何個も散乱している。
どうしてゴミ箱に捨てないのか不明。
部屋で事を終わらせたあとそのまま共同のシャワー室にいって、そのまま床にポイッとしてるんだろう。
朝、目が覚めると外から賑やかな音楽が聞こえてくる。
なんだろうとベランダからのぞいて見ると、白衣や黒い服を来た集団が練り歩いていた。
どうも医療系の学校の卒業をお祝いしているみたい。
なるほど、だから白衣を着てる人がいるんだね。
イギリスやアメリカの大学の卒業シーンでよく見るガウンに角帽姿の人たちもいる。
この服、アカデミックドレスって呼ぶんだって。
そのままだね。
イギリスはガウンの正面が開いてるんだけど、アメリカはポンチョのように正面が閉じてるんだそう。
ウガンダはイギリスの植民地だったからイギリス式みたいだね。
じつはここフォートポータルである人物と待ち合わせをしていたケンゾーとイクエ。
ホテルのスタッフに教えてもらった部屋に行ってみると・・・いたいた。
ひょろりと細長いこの男は、OGGY。
世界一周旅行者でブロガー仲間でもある。
(正月番組に飽きてきたら彼のブログをどうぞ→「さすらい さまよい さがしもの」)
OGGYと会うのはこれで3回目。
なんだか会うたびにチャラくなっていってる気がするのは、ただの気のせい?
およそ2年にわたる旅の終盤にさしかかっているOGGY。
アフリカの旅を終えると日本帰国が待っている。(現在すでに帰国済み)
ちなみに帰国後のプランはまだ白紙状態。
なんか、旅の間に動画編集に目覚めて「帰国後も編集の仕事とかしたいなあ」なんて希望もあるみたい。
いちおう映像の世界に身を置いていたケンゾーとイクエ。
そんなに簡単な仕事じゃないけど、可能性は誰にでもあるからね。
ケンゾーとイクエのどのポイントが気に入ったのか分からないけど、どうしても帰国前に会いたいということでしょうがなくここウガンダで会ってあげることにした。
前回会ったのは11か月前のキルギス。
ホテルのレストランでコーヒーを飲みながら積もる話に花が咲く。
「ここはコーヒーが無料なんですよ」って言うOGGY。
そんなことってある?
疑っていたけど「タダなんですよ!」って何度も言うからOGGYを信用してあげた。
飲み終わって「サンキュー」と笑顔で言ってレストランを出たら、スタッフが追いかけてきた。
「お会計は?」。
やっぱりか・・・。
お腹がすいたので3人で夕食へ。
ツーリスティックな町と言っても、そこはウガンダ。
地元の人が食べるウガンダ料理、通称ウガ飯以外の選択肢はほぼ皆無。
ウガンダ滞在1週間ですでに飽き飽きしているケンゾーとイクエ。
せっかくOGGYとも再会したのでちょっと奮発してピザを食べに行くことに。
昼に下見をしていた、ヨーロッパ人経営のおしゃれなゲストハウス。
利用客は外国人ばかり、とてもじゃないけどケンゾーとイクエが泊まれるような値段じゃない。
レストランもそれなりの値段だけどWi-Fiがあるのでネットカフェ代りに利用すれば悪くない。
とりあえずピザを注文。
値段は800円くらい、さすがにちゃんとしてて美味しい。
ここで本格的に夕食を食べようと思ってたんだけど問題発生。
Wi-Fiがあるからごはんを食べながら長居しようと思ってたんだけど、じつはネットはフリーじゃなくて有料制だということが発覚。
しかもけっこう高い。
まさか有料だとは思ってもいなかったので、「ええー、ケチくさいなあ」と愚痴をこぼすとOGGYからこれまた予想もしていなかった反論が。
「なんでケチくさいんですか?
有料にするのはそれなりの理由があるのかもしれないし
それをケチだと言うのは違うと思うんですけど。」
ローカルなレストランと比べると5倍くらいの値段を取るようなレストランだし、Wi-Fiくらいフリーにしてくれたっていいと思ったので「ケチ」だと言ったケンゾー。
昼に下見に来たとき「Wi-Fiはありますか?」と確認したら「はい、ありますよ」と言われただけなのでてっきり無料だと決めつけていたというのもある。
有料だったらその時に一言「有料ですけど」って言ってくれてもいいと思う。
単純に「ケチだなあ」と思っただけなんだけど、OGGYにしてみたら「そんなことを言うほうがケチだなあ」と思ったんだろう。
たしかにケチな考え方かもしれないけど、もし自分がこのレストランのオーナーだったらWi-Fiはフリーにするな。
それなりの維持管理費がかかるのかもしれないけど、そこは損して得とれだと思うな。
ネット環境が悪いウガンダではWi-Fiがあるカフェやレストランは貴重な存在。
もしWi-Fiをフリーにしてそれを売りにしたら、ぜったいにネット目当てで客は増えると思うよ。
げんにWi-Fiがフリーじゃなかったので3人でピザ1枚食べただけで退席することに。
もしもフリーだったら本格的に食事をしてたけど、有料だったら用はない。
これってやっぱりケチなのかな?
ちゃんとこういうところでは、ケチくさいケンゾーとイクエもチップを払う。
でもOGGYは「え?チップ払うんすか?」と言った。
まあ、価値観の違いかなあ。
ピザ1枚だけじゃぜんぜんお腹いっぱいにならない。
かといってウガ飯はねえ。
悩んだあげく、スーパーでインスタントラーメンを買って部屋で食べることに。
ケンゾーとイクエの部屋でディナーのつづき。
電熱コイルを駆使してラーメンを作る。
「おおー、すごい。
ちゃんと作れるんだ」
電熱コイルで食べ物が作れることに驚くOGGY。
辛いのが苦手なくせに辛口のラーメンをチョイスしたOGGY。
予想以上に辛かったけど許容範囲だったみたい。
よかったねOGGY。
ウガンダではとにかく食に苦労する。
ウガ飯以外の選択肢がほとんどないからツラい。
腹がすいたら憂鬱になる。
まだウガンダに入って数日しか経っていないOGGYが次の日の昼食にウガ飯に初挑戦。
定番の穀物セットを前にして「おお、美味しそうじゃないですか!」と笑顔のOGGY。
ふふふ、甘いなOGGY。
ウガ飯をなめたら痛いめにあうぞ。
一口食べて笑顔が消えたOGGY。
みるみるうちに険しい表情に。
・・・。
言葉が出ないOGGY。
気持ちは痛いほど分かるよ。
「きょう、夕飯早めにしません?」
昼食を食べながら、もう次の夕食のことを考えている。
ウガンダ人が愛してやまない穀物セットにほとんど手をつけずギブアップしたOGGY。
ライスしか食べてないよ。
大好きなスイカジュースもビックリするくらいマズくて一口飲んだだけ。
「これ腐ってません?」
それはないやろうって味見したけど、たしかに腐ってる味がした。
OGGYにとって散々なウガンダ料理デビューだったみたい。
ケンゾーはメニューにカレーを発見したので注文。
カレーといったって作るのはウガンダ人。
あまり期待してなかったんだけど、これが当たりだった。
スパイシーでちゃんと味に深みもあって美味しい。
期待してなかった分美味さ倍増。
OGGYも「あ〜あ、それ頼んでいればよかった」って相当悔しがってた。
あしたはOGGYと会ってきた世界最小のピグミー族を紹介します。
世界最小のピグミーはイクエよりも小さいのか?
それともじつはそんなに小さくはないのか?
お楽しみに ♪
お年玉つき年賀状では「切手シート」以外当たった記憶がないケンゾーです。
宝くじをあまり買わない家庭だったから、子どものころは年賀状の当たりを確認するのが毎年楽しみだったなあ。
まだ「あ~、間に合わん!」って焦りながら必死に年賀状書きをしている人も多いだろうねえ。
最近はメールやFacebookなどで済ませる人も多いみたいだけど、やっぱり手作り感のある年賀状はもらうと嬉しいよね。
日本の病院と比べると何もかもが衝撃的なウガンダの病院で2年間奮闘してきたつかさちゃんに別れを告げて、次の目的地へ移動することに。
つかさちゃん、忙しいなか美味しい料理をありがとう。
アフリカでの活動後も、さらなる夢に向かってがんばっていくつかさチャンをこれからも応援していくよ。
ここから目指すのはコンゴ民主共和国との国境に近いフォートポータル。
一度ふたむーのいるミティアナまでバイクタクシーで戻って乗合いワゴンに乗り換え。
ミティアナからフォートポータルまでは1人20000シリング(約820円)。
これまで首都のカンパラ以外、インフラが十分整っていない町ばかり見てきたケンゾーとイクエ。
このフォートポータルという町は国立公園や野生のゴリラに会えるトレッキングの拠点となる町。
ツーリストの姿もちらほら見かけるし、それなりに賑わっている町。
あくまでも今までの町と比べてだけど・・・。
ここフォートポータルはかつてこの地域を支配していたトロ王国の首都が置かれていた町。
町を見下ろす高台には特徴的な形の宮殿が建っている。
1830年頃に建国されたトロ王国。
ウガンダ全域を支配する勢いを持っていたけれど、現在は儀礼的な王制を残すのみ。
現在の王は1995年に即位、当時わずか3歳で世界最年少の王だったんだって。
今この王様は首都のカンパラで大学に通っているそう。
泊まった宿は「VISITOURS GUEST HOUSE」。
ロンリープラネットに載っているほかの宿も見たけれど、ただの廃れた安宿って感じで雰囲気がよくなかった。
ウガンダではバックパッカー御用達のWi-Fiつきで居心地のいいゲストハウスはあまりない。
セミダブルサイズのベッドのシングルルームで15000シリング(約620円)。
部屋もベッドもちょっと狭いけれど2人で寝る分には十分。
カンパラの宿でもそうだったんだけど、深夜・朝方まで音楽を騒々しく流したり(しかも部屋のドアを明けっ放しにして)、廊下で大声でしゃべり散らす現地人の宿泊客が必ずいる。
静かにするようにお願いすると「ここはホテルだ。好きなことして何が悪いんだ!」と逆ギレするからタチが悪い。
こんな国はあんまりない。
ウガンダ人は自分勝手な人が多くてイラっとすることがけっこうある。
とくに安宿は売春宿になっていて、長距離トラックの運転手やミニバスのドライバーが利用している。
この宿でも夜中になると、若い娼婦たちがやってきて各ドアをノックして誘っている。
ノックや足音、おしゃべりの声がうるさくて眠れない。
シャワー室には使用済みのコンドームが何個も散乱している。
どうしてゴミ箱に捨てないのか不明。
部屋で事を終わらせたあとそのまま共同のシャワー室にいって、そのまま床にポイッとしてるんだろう。
朝、目が覚めると外から賑やかな音楽が聞こえてくる。
なんだろうとベランダからのぞいて見ると、白衣や黒い服を来た集団が練り歩いていた。
どうも医療系の学校の卒業をお祝いしているみたい。
なるほど、だから白衣を着てる人がいるんだね。
イギリスやアメリカの大学の卒業シーンでよく見るガウンに角帽姿の人たちもいる。
この服、アカデミックドレスって呼ぶんだって。
そのままだね。
イギリスはガウンの正面が開いてるんだけど、アメリカはポンチョのように正面が閉じてるんだそう。
ウガンダはイギリスの植民地だったからイギリス式みたいだね。
じつはここフォートポータルである人物と待ち合わせをしていたケンゾーとイクエ。
ホテルのスタッフに教えてもらった部屋に行ってみると・・・いたいた。
ひょろりと細長いこの男は、OGGY。
世界一周旅行者でブロガー仲間でもある。
(正月番組に飽きてきたら彼のブログをどうぞ→「さすらい さまよい さがしもの」)
OGGYと会うのはこれで3回目。
なんだか会うたびにチャラくなっていってる気がするのは、ただの気のせい?
およそ2年にわたる旅の終盤にさしかかっているOGGY。
アフリカの旅を終えると日本帰国が待っている。(現在すでに帰国済み)
ちなみに帰国後のプランはまだ白紙状態。
なんか、旅の間に動画編集に目覚めて「帰国後も編集の仕事とかしたいなあ」なんて希望もあるみたい。
いちおう映像の世界に身を置いていたケンゾーとイクエ。
そんなに簡単な仕事じゃないけど、可能性は誰にでもあるからね。
ケンゾーとイクエのどのポイントが気に入ったのか分からないけど、どうしても帰国前に会いたいということでしょうがなくここウガンダで会ってあげることにした。
前回会ったのは11か月前のキルギス。
ホテルのレストランでコーヒーを飲みながら積もる話に花が咲く。
「ここはコーヒーが無料なんですよ」って言うOGGY。
そんなことってある?
疑っていたけど「タダなんですよ!」って何度も言うからOGGYを信用してあげた。
飲み終わって「サンキュー」と笑顔で言ってレストランを出たら、スタッフが追いかけてきた。
「お会計は?」。
やっぱりか・・・。
お腹がすいたので3人で夕食へ。
ツーリスティックな町と言っても、そこはウガンダ。
地元の人が食べるウガンダ料理、通称ウガ飯以外の選択肢はほぼ皆無。
ウガンダ滞在1週間ですでに飽き飽きしているケンゾーとイクエ。
せっかくOGGYとも再会したのでちょっと奮発してピザを食べに行くことに。
昼に下見をしていた、ヨーロッパ人経営のおしゃれなゲストハウス。
利用客は外国人ばかり、とてもじゃないけどケンゾーとイクエが泊まれるような値段じゃない。
レストランもそれなりの値段だけどWi-Fiがあるのでネットカフェ代りに利用すれば悪くない。
とりあえずピザを注文。
値段は800円くらい、さすがにちゃんとしてて美味しい。
ここで本格的に夕食を食べようと思ってたんだけど問題発生。
Wi-Fiがあるからごはんを食べながら長居しようと思ってたんだけど、じつはネットはフリーじゃなくて有料制だということが発覚。
しかもけっこう高い。
まさか有料だとは思ってもいなかったので、「ええー、ケチくさいなあ」と愚痴をこぼすとOGGYからこれまた予想もしていなかった反論が。
「なんでケチくさいんですか?
有料にするのはそれなりの理由があるのかもしれないし
それをケチだと言うのは違うと思うんですけど。」
ローカルなレストランと比べると5倍くらいの値段を取るようなレストランだし、Wi-Fiくらいフリーにしてくれたっていいと思ったので「ケチ」だと言ったケンゾー。
昼に下見に来たとき「Wi-Fiはありますか?」と確認したら「はい、ありますよ」と言われただけなのでてっきり無料だと決めつけていたというのもある。
有料だったらその時に一言「有料ですけど」って言ってくれてもいいと思う。
単純に「ケチだなあ」と思っただけなんだけど、OGGYにしてみたら「そんなことを言うほうがケチだなあ」と思ったんだろう。
たしかにケチな考え方かもしれないけど、もし自分がこのレストランのオーナーだったらWi-Fiはフリーにするな。
それなりの維持管理費がかかるのかもしれないけど、そこは損して得とれだと思うな。
ネット環境が悪いウガンダではWi-Fiがあるカフェやレストランは貴重な存在。
もしWi-Fiをフリーにしてそれを売りにしたら、ぜったいにネット目当てで客は増えると思うよ。
げんにWi-Fiがフリーじゃなかったので3人でピザ1枚食べただけで退席することに。
もしもフリーだったら本格的に食事をしてたけど、有料だったら用はない。
これってやっぱりケチなのかな?
ちゃんとこういうところでは、ケチくさいケンゾーとイクエもチップを払う。
でもOGGYは「え?チップ払うんすか?」と言った。
まあ、価値観の違いかなあ。
ピザ1枚だけじゃぜんぜんお腹いっぱいにならない。
かといってウガ飯はねえ。
悩んだあげく、スーパーでインスタントラーメンを買って部屋で食べることに。
ケンゾーとイクエの部屋でディナーのつづき。
電熱コイルを駆使してラーメンを作る。
「おおー、すごい。
ちゃんと作れるんだ」
電熱コイルで食べ物が作れることに驚くOGGY。
辛いのが苦手なくせに辛口のラーメンをチョイスしたOGGY。
予想以上に辛かったけど許容範囲だったみたい。
よかったねOGGY。
ウガンダではとにかく食に苦労する。
ウガ飯以外の選択肢がほとんどないからツラい。
腹がすいたら憂鬱になる。
まだウガンダに入って数日しか経っていないOGGYが次の日の昼食にウガ飯に初挑戦。
定番の穀物セットを前にして「おお、美味しそうじゃないですか!」と笑顔のOGGY。
ふふふ、甘いなOGGY。
ウガ飯をなめたら痛いめにあうぞ。
一口食べて笑顔が消えたOGGY。
みるみるうちに険しい表情に。
・・・。
言葉が出ないOGGY。
気持ちは痛いほど分かるよ。
「きょう、夕飯早めにしません?」
昼食を食べながら、もう次の夕食のことを考えている。
ウガンダ人が愛してやまない穀物セットにほとんど手をつけずギブアップしたOGGY。
ライスしか食べてないよ。
大好きなスイカジュースもビックリするくらいマズくて一口飲んだだけ。
「これ腐ってません?」
それはないやろうって味見したけど、たしかに腐ってる味がした。
OGGYにとって散々なウガンダ料理デビューだったみたい。
ケンゾーはメニューにカレーを発見したので注文。
カレーといったって作るのはウガンダ人。
あまり期待してなかったんだけど、これが当たりだった。
スパイシーでちゃんと味に深みもあって美味しい。
期待してなかった分美味さ倍増。
OGGYも「あ〜あ、それ頼んでいればよかった」って相当悔しがってた。
あしたはOGGYと会ってきた世界最小のピグミー族を紹介します。
世界最小のピグミーはイクエよりも小さいのか?
それともじつはそんなに小さくはないのか?
お楽しみに ♪