Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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これから世界へ 旅立ちのとき

2012.09.07 12:07|韓国☞EDIT
いよいよ出発の日。
イクエの実家を出ないといけない。
なのにワクワクやドキドキは不思議なほどない。
長く旅行をするという実感がない。
実家から自分の住んでいた家に帰るような、そのくらいの気持ち。

それでも、家族と別れる時は「今度会うのはいつだろう」と寂しくなる。
平日なので朝からみんな慌ただしく出かけていくのをこちらが送り出す。
小学校と保育園に行く姪っ子甥っ子をぎゅっと抱きしめた。
前日、イクエは母親から「家族みんなで撮った写真をちょうだい」と頼まれ
コンビニで現像して額に入れて渡していた。
母は、3歳の甥っ子が私たちを忘れないようにと
いつも甥っ子が目につくところに飾った。
これから姪っ子甥っ子の成長を見られない空白の時間に突入するけど
うんと成長した2人に会うことを楽しみにしていよう。

姉からは手作りのお守りをもらった。
忙しいなか、作ってくれていたんだ。 ありがとう。

a_DSC_0001_20120907120241.jpg

お守りにはケンゾーとイクエのそれぞれの誕生日にあわせて
パワーストーンがついている。
お守りの中身は姪っ子が書いた何かが入ってるみたい。
お守りに刺繍してある文字は「命」。
旅行中に何かあっても自分たちの責任だし後悔はしないようにするけど
そんなことがあったら家族を悲しませるし迷惑をかける。
親からもらった命。家族に囲まれてここまで生きてこられた命。
自分だけの命じゃないのに、家族の願いを無視して好き勝手な旅にでようとしている。
「自分の人生だからいいじゃん」って当然のように旅に行こうとしていた。
でも、ほんとうは違う。
家族がいるからできる旅。
故郷で待ってくれる人がいる、帰るところがあるという安心感。

だから無責任な旅はしない。無茶をしない。
いつもこのお守りを見ながら、そのことをかみしめよう。

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実家を出発し、母が運転する車で神社に参拝してお墓参りに行った。
ばあちゃんの眠るお墓で母が
「だいじょうぶだよ。ばあちゃんのパワーはいつもすごいけんね。
 ばあちゃんのパワーがあれば、雨でも晴れにかわるもん。
 ばあちゃんが見守っとればいっつも大丈夫!」と言った。
とても安心させてくれることばだった。

釜山へのフェリーが出る下関の港へは電車で行くことにしていた。
墓参りからそのまま駅まで母が送ってくれた。
改札で母と別れて向こう側のホームに階段で渡った。
ホームで電車を待っている間も母は改札で見守ってくれていた。
電車に乗り込むと、改札のところで母が満面の笑顔で手を振った。
母は背の高い駅長さんの隣に立っていた。
イクエはぽつりと言った。

「ちっちゃいね・・」

電車が走っても、ずっとずっと笑顔で手を降り続ける母。
すると自分でもそんなつもりじゃなかったのに涙が出てきた。
これまで長旅に出ることに感慨深い思いはなかったのに
このとき初めて実感した。
「あ〜これから行くんだな。」

車窓から青々した田んぼと、空に立ち上る入道雲が見える。
「こんど日本の夏雲を見るのはいつかな。
 家族とはしばらく会えないけど
 ケンゾーと2人で、どんな場所でも乗り切っていこう。」

そんな思いで横のケンゾーを見た。
そしたらー

すでに爆睡してる・・・。


電車を乗り継いでたどり着いた「下関港国際ターミナル」。
港は活気がなく、どこか薄暗い。

旅を決めるとき、どこの国からスタートさせるか悩んだけど
イクエは「船」で出国することにこだわった。
飛行機だと味気ない。
船で見慣れた街を見ながらどんどん陸が遠ざかっていくのを感じながら
外国に向かう。
そのほうが「旅」という感じがする。
まさしく新しい世界への「船出」だ。

だから船で行ける韓国から旅をスタートさせることにした。

福岡からも高速船やフェリーがでているけれど、
夜間のフェリーが出ているのはお隣の山口・下関。
できるだけ安い運賃で、目覚めると外国の港に到着するのが理想だったので
あえて、マイナー路線の「関釜フェリー」にした。
雑魚寝の一番安い2等客室で6300円。

X線の手荷物検査もなく、税関も出国審査場もガラーン。
免税店もあるにはあるが正直・・・。
なんだか「わーい海外に行くぞー!」っていう高揚感は生まれてこない。
でも2人のこの旅のスタートとしてはいいんじゃないかな。
気負わずのんびりやっていこう。

この路線を利用するのは韓国人のほうが多いのか
すでに船のなかはハングルが飛び交い、韓国の匂い。
と思ったら、おばちゃんたちがさっそく客室で
タッパーのキムチを広げている。

19時ちょっと前に出航。
下関と2年間暮らした小倉の街が遠ざかっていく。
住んでいたマンションはあの辺かなーと見ながら
どんどん街の明かりは遠ざかっていく。
ケンゾーとイクエの世界旅行がスタートしました。

世界が待っている!

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Comment

行ってらっしゃい!

2人なら、発見も2倍!喜びも2倍!
良い旅になりますように!

オレもいい加減1人旅やめようかな(笑)
イスタンブールより。

いってらっしゃい!!素敵な旅を祈っています★

No title

こんにちわ!出発ということで目にとまり拝見させていただきました(^^)
お互い楽しく頑張っていきましょう!!

No title

とうとう出発なんですね! 
 

これからの長い旅路、お二人の安全とご健康、時々仲の良い喧嘩が出来る事を
福岡より祈りつつBlogを読み進めたいと思います! 

いってらっしゃ~い!!

No title

先日、ケンゾーさんより3日後に出発するって聞いたときはホントに驚きました。
お二人の思いを胸に、
そして、これまで周りで支えてくれていた方々の思いを胸に。
一つでも多くの そこでしか感じることのできない思いを吸収してきてください。

とにかく、身の安全を最優先に!

いってらっしゃ〜いませ!