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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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ドルゼ族、うるさいガイド、そして主食の味は?

2014.11.27 07:27|エチオピア☞EDIT
アフリカ縦断をはじめてから一度も体調を崩していないイクエです。
ケンゾーも同じで発熱や下痢もなく、今までこんなに長い間体調がいいのははじめて。
アフリカって汚いイメージがあったけど、アジアよりもきれいかも。

およそ80の民族がいると言われているエチオピア。
そのなかでもエチオピア南部にはたくさんの少数民族が暮らしている。

自分たちの伝統を守りながら生活している少数民族に会いたい。
そんな思いで南部までやってきた。

きょう会いに行くのはドルゼ族
アルバ・ミンチから30キロくらいしか離れていないのに、バスで2時間もかかるらしい。
なんで?
2時間は大げさでしょ、1時間くらいで着くんじゃないかな。

ドルゼ行きのバスはあったけど、いつものように出発するまで待ちぼうけ。
1時間以上待ってようやくバスは出発。

バスは湖畔の道を通り、舗装されていない山道を登っていく。

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歩いたほうが早いかも?と思うほどゆっくりゆっくり。
これじゃ、2時間かかるかもね。

緑生い茂る山肌。
ぽつぽつと家が建つ。

エチオピアを旅していると「東南アジアっぽい風景だなあ」と思うことがよくある。

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バスはゆっくりと山道を進み、あたりはどんどん田舎になっていく。
少数民族の集落は、街とは切り離されたこんな場所にあるから自分たちの伝統や文化を守ることができているのかもしれないな。

ドルゼ族の集落はどんな田舎にあるんだろう。
そう思っていたら、いきなりドンと開けている場所に出た。
人も多く活気がある。
ここがドルゼの村。

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ここでわたしたちを待ち構えている男がいた。

「ツーリストにはガイドが必要。
 ガイドがあっちで待っている!」


出た、ここでもガイドビジネス。
エチオピアは魅力的な場所がたくさんあって人も明るくて楽しいんだけど、このガイドがやっかい。
ツーリストにつきまとい、金儲けをしようとする。

「ガイドはいらない。
 わたしたちはここの市場に来ただけ。」

「ガイドがいらないにしても、入村料を払わないといけないんだ。」

出た、入村料。
少数民族の住む村では、入村料としてお金を徴収するやつらがいる。
たしかに、とても小さな集落に行き、囲いのある家の敷地に入れてもらって、そこで踊りやダンスを見せてもらったり家の中を案内してもらえばお礼にお金を払うルールはある。
だけど、ここはただの村で路線バスも来るようなところでドルゼ以外の村からもたくさんの人が訪れている。

「入村料なんていらないでしょ。
 あんたは何者?」

「俺は政府系のスタッフ。
 とりあえずあそこの事務所に行こう。」


はっきり言って路線バスで村に来たわたしたちが事務所に行く義務はない。
でも、路上で言い争ってもらちがあかないのでとりあえず行ってあげることにした。

彼が言う事務所は「ツーリストガイド」と書かれた看板があるだけの狭い小屋だった。

「ここはなに?」
「政府の事務所。」
「それ、嘘でしょ。」

「入村料とガイド料で400ブル払って。」
「もし政府系の施設だったら、料金表くらいあるでしょ。」

小屋の中には料金表もなければ、ここが何の団体なのかを示すような張り紙もない。

「何のための入村料?」
「それは・・・この集落を良くするためのもの。」

「じゃあ、わたしたちが払う入村料は何に使われるの?」
「ええと・・・。
 貧しい子どもたちの教育費とか。」


「ほかには?」
「うーんと・・。
 村人の施設を建てたり。」


「普通、そんなんだったらちゃんとパンフレットや資料があるよね。
 見せて。」

「それはまだ用意できてない・・・。」

「じゃあ、集めた資金の何パーセントが教育費、何パーセントが施設建設費、何パーセントが運営費に当てられるの?」

小屋の中にいる彼らはモゴモゴしはじめた。
それでも強気で主張する。

「とにかく。
 ガイドはつけないといけない。
 ガイド料を払えば、ドルゼ族の家や市場を案内してあげる。」

「だからわたしたちは案内は必要ないんだって。
 だって市場に買物しに来たんだよ。」


「市場もガイドをつけないと歩けない。
 部外者が市場を勝手に歩くことは禁止されている。」

「市場って言ってもそこの空き地で地元の人が野菜とか売るだけでしょ。
 なんでガイドが必要なの?」


「責任を持ってツーリストをガードするためだよ。
 市場は危険なんだ。」

「市場が危険なわけないじゃん。」

「ツーリストにとっては危険なんだ。
 そのカメラを盗まれるかもしれないんだよ。
 だから俺らがガードしなきゃ。」

「カメラを盗まれるリスクなんてここだけじゃなくてどこにでもあるよ。
 わたしたちはそれを承知で旅をしているんだから。
 しかもガイドをつけたって、カメラを盗まれるリスクはあるでしょ。」


「いや、もし盗まれたら補償させてもらう。」
「は?補償?
 全額弁償できるわけないよ。」

「もちろんガイド料を払ってもらえれば、カメラ代を弁償する。」

10万円以上するカメラをどうやって弁償できるのか。
彼らはその場しのぎの適当なことを言う。

とにかく彼らはガイドをして小遣い稼ぎをしたいのだった。
彼らの要望を飲む義務はないんだけど、そうしないと面倒になるのはわかっていた。
彼らを振り切ってこの事務所を出たところで彼らは付きまとってくるだろうし、あっちにいっちゃだダメ、ここは撮影禁止、なんていろいろ難癖をつけてくるだろう。
そうなるとこの村での滞在はまったくおもしろいものではなくなってしまう。

そうなるぐらいなら、彼らをガイドとして雇い、自分たちだけでは行けないところまで案内してもらうほうがいい。

「わかった。
ガイドしてもらうよ。
でも今度からちゃんと明確にしないとだめだよ。
あんたたちのグループがどんなものなのかもわからない。
ガイド料を払えば、どんなところに連れて行ってくれるのかもわからない。
ちゃんと料金表やパンフレットをつくらないと。
それが無理でも、マジックでいいから紙に書いて壁に貼っときなよ。
たとえばガイドなら『ガイド料◯ブル、所要時間◯時間、コース・・・』とかね。
地元の人の家に案内するなら、その写真も貼ってそこで何が体験できるのかとかも書かないとね。」


彼らは最初の言い値よりも安くしてくれて、入村料とガイド料でふたりで200ブル(約1100円)払った。
わたしたちから値引き交渉はしなかったので、これでも高過ぎかもしれない。
ガイドが必要ない人は払わなくていいと思うし、もっと交渉してもいいと思う。

小屋の中にいた男のガイドがわたしたちを案内してくれた。
ガイドと言っても英語がつたなくて、意思疎通がちょっと難しい。
でも、彼の案内のおかげで集落の奥へと入っていく。

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ちょっと脇道に入っただけなのに、さっきとは大違い。
電気も水もない不思議な形の先がとんがってぼってりした簡素な家。
そんな家があちこちに建っている。

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ガイドは、洗濯物が干されている生活感たっぷりの家へと入っていった。

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突然の訪問にもかかわらず年老いた女性が笑顔で迎えてくれた。
これがドルゼ族の伝統家屋。
高さはおよそ12メートル。

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ドルゼ族のこの伝統家屋は象の鼻をイメージして造られていると言われている。
たしかに入口の部分は少し膨らんでいて、象の鼻に見えなくもない。

明かり取りなのか排気口なのか、屋根には像の耳のようなものもついている。

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フラッシュをたいているので写真では鮮明に見えるけど、実際は室内はまっくらで目を凝らさないと中の様子がよくわからない。

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「何の材質で造られてるの?」
「竹だよ。」
「え? 竹?」

アフリカで竹なんて採れるんだろうか。
ガイドの英語がたどたどしいので、ケンゾーと「バンブーって聞こえたけど、竹じゃないやろ。間違っとるやろ。」と言い合っていたら、ガイドが「ほら」と庭を指差した。

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あ、ほんとだ。

竹で造った家の中は案外奥行きがある。
でも家族10人と家畜がいっしょにここで暮らしていると聞くと「こんなに狭いのにどうやって?」と思ってしまう。

ベッドというにはあまりにも簡素なものがあちこちに散らばって置かれている。
右下の丸いのは小さないろり。

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すすで壁が真っ黒になった台所。
ほとうに暗くて、昼間なのにライトで照らさないと何が置いてあるかわからなかった。

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驚いたことに、この家は築85年なんだって。
地盤が緩くなるのでそろそろ引っ越さないといけないらしい。

壁に吊るされていたのはお肉とひょうたん。
きっと家畜のヤギを裁いたもので、大事に少しずつ食べるのだろう。

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ひょうたんは、日本のとそっくり。
「これ、日本にもあるんだよ。
 中には何をいれるの?」

「地酒をいれるんだ。
 女性が二人掛かりで飲むんだ。」


(「女性が二人掛かり」のくだりがよくわからなかったけど、これについてはあとで知ることになった。)

ガイドが言うには、ドルゼの村にはおよそ6000人が住んでいて12の集落を形成している。
今では特徴的な民族衣装を着ている訳ではないのでわたしたちからすると少数民族だとはわかりにくいけど、彼らは今でも固有のドルゼ語をしゃべっている。

この家のおばあちゃんも、わたしたちに会うなり笑顔で手を握り「ロ・オ ロ・オ ロ・オ ロ・オ ロ・オ ロ・オ ロ・オ」と声を震わせロオを連発した。
雄叫びのような鳥の鳴き声のような、獣の遠吠えのような。
「How are you?」「Fine」という意味らしい。

わたしたちが泊まっているアルバ・ミンチで使われている言葉はドルゼ語とは違うらしい。
ガイドはまだ若いけどここで育ったので、エチオピアの公用語であるアムハラ語はほとんど理解できないという。

おばあちゃんが庭に生えている木の幹をこそぎはじめた。

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ドルゼ族の主食である「ウンチャ」を作っている。
「ウンチャ」とはドルゼ語で、ほかでは「コチョ」と呼ばれている。
パンのようなインジェラのような、独特な食べ物。

おばあちゃんがこそぎ落している木は「エンセーテ」と呼ばれる「偽バナナの木」。
これがエンセーテ。
たしかにバナナの木とそっくり。

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バナナよりも幹の部分が黒く、背が高い。
バナナのように実が大きくなることはないけれど、幹や茎はでんぷんをたっぷり含んでいて古くから食用とされている。

竹でちょっとしごくだけで水分をふくんだ白っぽいものがどっさりととれる。

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これを地下1メートルのところに保存する。
3か月ほど土の中で寝かせると発酵する。

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保存場所は、エンセーテの葉っぱと石で覆われていた。
おばあちゃんが葉っぱと石を取り除き、発酵中のウンチャを見せてくれた。

「くっさ~!!」

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すっぱくて、腐ったようなにおい。
ぬか漬けみたいなにおい。

この発酵したものをこねていく。

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ただこねるだけじゃなくて、何度も包丁で切れ込みを入れては丸め、入れては丸めていく。
こうすることで繊維を切っているのかも。

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このおばあちゃんは85歳。
アフリカっていうと寿命が短いイメージがあるけれど、それは幼少期に亡くなる子どもが多いことが原因の一つで、長生きの人はいっぱいいる。
しかも姿勢も良くて働き者。

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おばあちゃんが、今度は火をおこしはじめた。
慣れた手つきであっという間に火がつく。

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ピザのように薄く丸く伸ばしたウンチャをエンセーテの葉っぱにくるむ。
こうやって巻くことで、蒸し焼きのようになるのかも。

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このエンセーテはすぐれもので、茎や葉は野菜として食べられたり家畜の餌になったりする。
枯れた葉は屋根に使われたり、袋やロープ、マットなどの材料になり、捨てるところがほとんどない。

ドルゼ族は身近にあるものを使って上手に暮らしている。
火も、庭の竹と枯れたエンセーテの葉を燃料にしておこしている。
敷地はけっして広くはないけれど、エンセーテも竹もすくすく育っているし、ここに住む限り食いっぱぐれることはないだろうな。

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野菜やコーヒー、薬草。
外に売りにいけるほどの量はないけれど、家族が食べられるほどの量はある。
いろんな種類の植物、よりどりみどり。

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さて、おばあちゃんお手製のウンチャのできあがり。

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座るのも木と革でつくった味のある椅子。

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葉っぱのおかげで焦げずにふっくらと仕上がっておりますね!

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これを手作りの香辛料と食べる。
すごく辛いけど、ガイドが言うには「これは殺菌作用があるので、つけて食べることでお腹を壊さない」。

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「いただきまーす!!」

お味はというと・・・。

マズい!!

ちょっとふっくらしててもっちりしてるんだけど、発酵臭が鼻につく。
そしてインジェラよりもさらにすっぱい。

これはツウ向け。
舌が育っていないイクエとケンゾーにはまだこの大人の味はわからん。

香辛料をつけながらがんばったけど、半分も食べられなかった。

おばあちゃん・・・ごめんね。

おばあちゃんは10人家族。
かわいい孫もやってきた。

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さっきおばあちゃんの家を見せてもらったときに気になったことがあった。
それは結婚したばかりの若い夫婦がいるのに、あの狭い部屋でみんなで夜寝るのはどうなんだろうってこと。

そしたら実は若い夫婦のために小さな家が脇に造られていた。

「子どもをつくらなきゃいけないからね」
ガイドが笑って言った。

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最後におばあちゃんにチップを請求されるかなとも思ったけどそんなことはなかった。
ガイドに聞くと、あらかじめいくつかの民家に協力をお願いしているとのこと。
民家にはガイドグループから定期的に謝礼金が支払われているようだった。

最初はいかがわしかったけどガイドはちゃんと案内してくれたし、きっと自分たちでは民家に突然おじゃますることはできなかったから、結果的にはガイドを頼んだのも悪くなかった。

せっかくドルゼ族の村に来たことだしね。

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さて、このあとは市場見学。

そこでドルゼ族の習性を発見。
こんなにお酒が好きな民族だとは!!
みんな酒に酔ってるけれど、おじいちゃんもおばちゃんも幸せそうでかわいい♡

その話は、また次回 ♪
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