Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


アフリカにあったウユニ塩湖

2014.11.20 05:53|エチオピア☞EDIT
夫に白髪を5本切られたイクエです。
あと半年でアラフォー突入なんだけど、女性はどのタイミングで白髪染めをするのかなあ。
日本に帰るまでは白髪染めに手を出したくない。

ダナキルツアーでエルタアレの火口を間近で見たイクエとケンゾー。
結局3時間くらいしか睡眠時間が取れなかった。
まだ体の疲れがしっかり残っている。

夜明け前の5時に下山開始。
夜が明けはじめるときのうは真っ暗で見えなかった周りの景色が見えてくる。
こんな溶岩の間を歩いてきたんだ。

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地平線まで荒々しい溶岩がずっと続いている。
人を寄せつけない、自然の厳しさを象徴するような光景。
きのうは逆に見えなくてよかったかも。
ゴールが見えないなかこんな景色の中を歩いていたらきっと気分が落ち込んでしまった。

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ツアーの参加者は20人くらい。
だけどガイドは学生のアルバイト1人と、サブガイドは頼りにならない若い男性1人。
ペース配分がうまくできてなくて、きのうと同様みんなバラバラになってしまった。

ここはエリトリアとの国境近く。
数年前には、別のツアーで訪れていた欧米人グループが誘拐されて殺されている。
「兵士たちがついているから大丈夫!」

ツアー会社はそう言っていたし、だからふたりで10万円くらいかかってしまうのもしょうがないかなあと思っていた。

でも兵士たちは自分のペースで歩いている。

こんなとき取り残されているのはアジア人。
体力のある欧米人は早足でガンガン進んでいくし、遅い人のペースにあわせることはしない。

もうみんなとっくの先に行ってしまった。
わたしたちの視界に入るのは、300メートルくらい先を歩いている日本人の参加者一人だけ。
声が届かない距離。
何かあったら誰も助けられない。

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わたしたちの後ろ200メートルには中国人カップル。
見事に欧米人グループとアジア人グループに分かれている。
体力の差をまざまざと見せつけられている。

いっしょに歩いていた日本人のたかちゃんに言った。
「欧米人って体のつくりが全然違うよね。
体力に差があるのに、それでもオリンピックや世界大会で日本人が勝つこともあるからすごいよね。
アジア人のオリンピック選手って、そうとうがんばってるよ。」


「あははは。
いまわたしも同じこと考えてた!
ほんっとにすごいと思う。」

溶岩の間を転ばないように注意して歩きながら、「日本のスポーツ選手ってすごい!」と言い合った。

くたくたの足をなんとか前に出しながら、登山口のベースキャンプに到着。
すでに欧米人たちはセルフサービスの朝食をガンガン食べていて、わたしたちはお皿に残っているスクランブルエッグをかき集めてパンといっしょに食べた。
「日本人なら・・・」って言うのはあんまり好きじゃないけれど、日本人ならほかの人を待ってたり、ほかの人の分をちゃんと取っておいたり気遣いをするのにね・・・。

よく旅先でこういうツアーに参加するとき「日本人参加者が多いほうがいいよ」とか「欧米人のなかに自分だけっていうのはしんどいよ」という人がいる。
それに対し「日本人だけでつるむなんて」と批判もあるかもしれない。
でも、やっぱり過酷なツアーは日本人が多いほうがストレスが軽くなる。

朝食を食べ終わるとさっそく車に乗り込んで出発。
いつ車が故障してもおかしくないようなガタガタの道を走りきると、今度はさらさらの砂の上を砂埃をあげながら走る。

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溶岩だらけで植物もない過酷な場所。
灼熱で水もないこの世の果てのような場所。
そんなところにポツンと家があり、人が住んでいる。

「どうしてこんなところに人が住んでるの?」

ドライバーに聞いた。

「どうしてって?」

ドライバーはわたしの質問の意図を理解していないようだった。
隣に座っていたイスラエルの旅人もわたしに続いた。

「ここは食物も育てられないし、水だってないでしょ。
 なのにわざわざなんでこんなところに住んでるの?
 ほかのところに住めばいいのに。」

ドライバーはわたしたちの聞きたいことをやっと理解してくれた。
そして、その答えはとても単純なものだった。

「だって、ほかの住みやすいところって言ってもずーっとこんな景色が続いている。
 たとえ何十キロ先に移動しても変わらないよ。」

わたしたちからすると「こんな住みにくいところから引っ越せばいいのに」って思うけど、引っ越すには大移動をしなければならない。
もちろん車もないし、彼らからするとどの方角にどのくらい移動すれば住みやすい環境があるのかなんて想像もつかないんだと思う。
彼らはこの世界で生まれ、彼らの親もそのまた親もこの世界で育っている。

ドライバーが言うには、彼らは家畜を育てて生活し、水は少し離れたところに汲みに行ってるのだそう。

社会とは切り離されたような、地球の果てのような場所を過ぎ、ある集落に到着した。
ここだって暑すぎるし田舎過ぎて自分が住むなんて想像できないけれど、それでもさっきの場所に比べれば街のように思える。

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昼食はシンプルなパスタ。
すごく高い参加費を払ってるんだから、もう1品くらい足してくれてもねえ・・・。

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このツアーで見る景色はとてもすばらしいけれど、金額にサービス内容がともなっていないことに愚痴が出てしまう。

車はさらに進み、きょうの宿泊地の村に到着した。
緑があるだけでほっとする。

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村を歩いていると、かわいい子どもたちが寄ってくる。
そして、かわいくない牛発見!
すごい模様だね。

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この3泊4日のツアー中、今夜は唯一室内に泊まれる日。
室内って言っても、ホテルじゃなくて民家の1室にマットを並べて雑魚寝。
夕食はインジェラと煮込み料理とサラダ。

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圧倒される大自然を体感するダナキルツアー。
でも、この村では身も心もちょっとだけ休める時間を過ごす。
翌朝は近くの滝まで散歩。

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そこは集落の人たちの洗濯場や浴場になっていた。
真っ裸で入浴タイム中の男性の脇を通り、奥へ。

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ワイルドになっていく景色。
突き当たりの隠れ家のようなところに滝はあった。
切り立った細長い岩の間を、勢いよく水が落ちる。

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甲高い叫び声や笑い声が岩に反響している。

裸の子どもたちが滝壺へ、ジャ〜ンプ!

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遊びも、水浴びも、洗濯も。
ここでいっぺんにやっている。

双子? 兄弟?
おそろいのボーダーのシャツとズボンを脱ぎはじめる男の子たち。

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もってきた石けんでゴシゴシ。

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滝によじ登り、岩に叩き付けてすすぎ。

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慣れた手つきでこなしていく。

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最後はいっしょに脱水。
そして河原に干して洗濯おしまい。

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滝の横から岩山をよじ登り、見下ろす。
すると向こうから滝へ向かってやってくる集団が。

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子どもたちが水浴びや洗濯をするすぐ横で、牛さんたちも体を洗って水をゴクゴク。

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なごやかなひとときを過ごしていたんだけど、ここで事件が!
参加者の1人が靴を脱いで川原に置いていたら誰かに盗まれてしまった。
河原にいたのは男の子たちや、10代後半くらいの若者。

たぶんその場でガイドが探せばすぐに見つかったんだけど、ガイドはそうしなかった。
わたしたちが「探そうよ。絶対に見つかるよ。」と言うんだけど、ガイドは見つけようとせずに早く次の場所へ行こうとしている。
靴を盗まれた女の子は裸足だし、ショックや悲しさ、それにガイドの態度のせいで泣いてしまった。

そしてガイドが言ったこの言葉に、その子はもっと心を痛めた。

「大丈夫。
 いまは悔しいかもしれないけど、帰国して時間が経てば気持ちが落ちつくから。」

わたしたち参加者は「みんなで探そう。子どもに聞けばわかるよ。」「犯人のことを責めるつもりはないし、元あった場所に置きなおしてって言えば誰が犯人かわからないし、後腐れもないからそうしよう。」とガイドに言ったけどダメだった。
そういえばツアー会社のオフィスに置いてあった感想ノートに日本語で書いてあった。

「途中で滞在する村でiPhoneを盗まれたので注意してください。」

このツアーでは盗難事件がけっこう発生しているみたい。
でも、ガイドは解決するんじゃなくてその場しのぎでなかったことにしてるんだろうなあ。

きのうの登山といい、この事件といい、わたしとケンゾーのなかではこのツアー会社への不満は募っている。
高額のツアー代金を徴収するなら、もっと会社としてしっかりしないとダメだよ。

参加者みんなスッキリしないまま、車は次の目的地へ走りはじめた。
最近できたばかりの道。
車はほとんど通らず、動物のほうが多いくらい。

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この道路は中国がつくってるらしい。
中国政府は「アフリカ支援」として、自分たちの利益を見越した事業をアフリカ各地でやっている。
だからアフリカでは中国の存在感はとても大きい。

ロバが前から歩いてきていると思ったら、今度は道路に飛び出そうとしている何かが・・・。

ラクダだ。

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緑が少なくなり、荒々しい山が目立ってきた。
そして小さな集落に到着。
この村でランチタイム。

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エチオピアはほんとうに景色のバリエーションが豊か。
草原もあれば、木々が茂るジャングルのようなところもあれば、茶色一色の荒野もある。
およそ80の民族がいて言語もバラバラ。
こんなに環境が違うところに住んでるんだから当然だと実感する。

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今は舗装されていないところも多いけど、そのうちほとんど舗装されるのだろう。
移動も楽になって、それぞれの場所はぐっと近くなる。
そうなると民族の差異もほとんどなくなってしまうのかもしれない。

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何もないような場所に大きな工場のようなものがある。
先進国や中国の会社で、鉱物や地下資源を採っているらしい。
農薬のもとになる鉱物が採掘されるんだって。

何もない場所に簡素な建物が。

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工場で働く人や、昔からの遊牧民たちがここで暮らしている。
曲がった木を組んだだけの家。
寝るのは外みたい。

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わたしたちもきょうはこの集落で寝るんだって。

さて、きょうのメインイベントはアサレ湖。
湖を目指して走っていると向こうからゆっくりと歩いてくる一行が。

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ラクダのキャラバン。
ラクダに塩を担がせている。

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この時代にまだこういうキャラバンが存在していたことに驚いた。
塩を運ぶキャラバンを描いた『キャラバン』という映画をむかし観たことあるけど、まさにその世界。

キャラバンの塩の採掘作業は運が良ければ明日見られるかもしれないというから、明日に期待しておこう。

なぜここに塩を運ぶキャラバンがいるのか。
それはここに大量の塩があるから。
今目指しているアサレ湖も塩湖。

地平線に目を凝らすと、白と青の線が見える。
白いのは、塩湖の水が干上がって塩の大地になっているところ。
青いのは、水の張っている塩湖。

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ボリビアにはウユニ塩湖という広大な塩湖がある。
ウユニ塩湖では真っ白なゲレンデのようなところを車でひた走る。

まさかアフリカでもそんなことができるなんて。

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雪のようではあるけれど、岩のように堅い。
削って舐めてみる。

しょっぱい!!

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エリトリアとの国境に近く、いまでも時々紛争が起こっているところにこんな幻想的な場所がひっそりと存在している。
兵士たちに見守られながら写真撮影タイム。

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地平線までずっと同じ景色。
白い大地以外何もない。
遠近感がなくなる場所。

だからこんなトリック写真を撮ることができる。

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守ってくれている兵士たちに失礼だけど、かってに遊んじゃいます。

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ちいちゃくなったり、大きくなったり。

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ほかの参加者が脱いでいた靴をかってに拝借。
ケンゾー、靴の中からの眺めはどう?

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そうこうしているうちに、夕焼けの時間になってきた。
真っ白な大地が黄みがかってくる。

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この塩湖は岸のほうは水が干上がっているけど、沖に行くほど水が張り水深がかなり深くなる。
この日は風が吹いていたけど、風がないときは鏡張りになって塩湖に雲が映し出されるんだって。

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あっという間に日が暮れて、わたしたちのきょうの宿泊地へ。
きょうももちろん・・・
屋外!

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あしたは最終日。
地球じゃないような不思議な光景がたくさん見られるんだって!
おやすみなさ〜い。

Comment

No title

うわ、これウユニ(の乾いてる部分)とまったく一緒ですね。
もうウユニ行かなくて良さそうですね!

OGGYへ

ウユニは鏡張りを期待しとくよ!

まもなく帰国だね。
それまで一位死守だね!