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エチオピア「ラリベラの岩窟教会群」☆ 高過ぎだよ!!

2014.11.13 08:18|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
いま青年海外協力隊員の家に居候しているんですけど、2年ぶりに納豆を食べたイクエです。
匂いだけでもご飯食べられる。
日本産のドライ納豆だって!

まぶしい緑の丘に囲まれ素朴な家々が点在しているラリベラ。
エチオピアの田舎の村だけど、ここには世界遺産がある。
それは教会。

12世紀ごろに建てられたとされる11の教会が狭い範囲に密集している。
しかもすべて岩を彫り抜いて造られたもの。
中国・洛陽の石窟、インドのエローラ石窟のエチオピア版。

9月11日のきょうは、エチオピアの新年。
地元の人たちは日本の初詣のように朝から教会に行って祈るらしい。

新しい年。
新しい朝。

普段と変わらないのかもしれないけど、やっぱり一年のはじまりは見る景色もどこかちがっていて、さわやかさを感じる。

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村の中には11の教会があるけれど、3か所ぐらいに分かれて建っている。
まずは第2グループの教会へ。

エチオピア正教では、正装は白い服。
白い布をまとった人たちについていけば、教会にたどり着くはず。

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谷間のような場所を歩いていく。
岩の壁に挟まれて、ひっそりとしている。
進んでいくほどに俗世間から遠ざかっていくように感じる。

そして現れたのは、岩肌を削って造られた階段。
この階段を登りきれば、いよいよ下界と切り離された場所にたどり着くのかも。

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そして突然教会が現れた。
岩を掘り下げて造ったものとは思えない。
まるで石材を積み上げたかのよう。
でも、教会全体がもともとは一枚の大きな岩だった。

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岩盤を掘り下げて造っているので、地下に建っているように見える。
周囲を彫り貫いているので、教会のまわりは塀のような崖に囲まれている。

だから地上の離れた場所からはこの教会の存在がわからない。

3階建てのように見えるこの教会は聖エマニュエル教会。
第2グループの教会のなかでもっとも美しいと言われているのだそう。

恐る恐る内部に足を踏み入れる。
中は暗くて狭い。
キリストやマリアのイコン(宗教画)が飾られ、祈りを捧げている人たちがいる。

教会の外観からはこの建物が岩を彫り貫いて造ったものとは信じがたいけど、それは内部もいっしょ。
天井を見上げるとアーチ型の柱や小窓など装飾がほどこされている。

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時間と労力をかけた建築物。
強い信仰心によって生み出された遺産。

今も現役の教会。
そんなに古いものだとは信じられない。
けれど、その教会から延びる細い道の両脇は苔むしていて、数世紀もの時代が蓄積されていることを実感させるのにじゅうぶん。

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この第2グループの教会群は4つの教会で成り立っている。
岩をくり抜いて造ったトンネルを抜けて次の教会へ。
隠れ家に行くようで、ちょっとワクワクする。

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そしてまた大きな教会が目の前にそびえる。
入口では修道僧や巡礼者たちが祈りを唱えている。

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この教会は天井が岩にくっついたままで、大きな岩肌を削って造ったことが理解できる。

目の前の教会は頑丈そうでこれからも何百年と形をとどめ続けるようにも感じる。
そのいっぽう風雨にさらされれば、今にもぼろぼろと崩れていきそうにも思える。
教会の脇には鉄筋の柱が立ちその上に屋根が設置され、この遺産を保存している。

教会を取り囲む崖には蟻の巣のような小さな穴がぽつぽつと空いている。

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以前は修道僧のお墓として使われていたそうだけど、今は修道僧の生活空間。
狭くて暗いこんな場所で、寝泊まりしている。

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自然と一体化したような教会。
樹齢何百年もありそうな巨木の根本で、聖書を読み上げる人々。

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エチオピア人の信仰のよりどころとなっているラリベラ。
ザグウェ王朝の首都だったラリベラに岩窟教会ができはじめたのは12世紀のこと。
当時、キリスト教の聖地エルサレムがイスラム教徒に占領されたため、エルサレムへの巡礼が難しくなっていた。

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そのためこのラリベラを第2のエルサレムのようにしようと、ここに教会が建てられはじめた。
エルサレムを模した町づくりが行なわれた。
キリストが洗礼を受けた「ヨルダン川」やキリストが昇天した「オリーブ山」などエルサレムの象徴的なものができていった。

そのときから今まで、エチオピアの人々は遠いエルサレムに想いを馳せながらここに巡礼しにやってきた。

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何百年も変わらない光景。

教会を見下ろす場所には、昔ながらの家屋が建ち並ぶ。
ここで暮らす人々のライフスタイルもその当時のままなのかもしれない。

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かつてラリベラ王の宮殿があった場所にある聖ガブリエル・聖ラファエル教会。
入口へ通じる橋、壁には凝ったデザインの窓。
壁はすぱっとまっすぐ切り取られている。
一枚の岩を削ってよくこんなものが造れたなあ。

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赤褐色の壁には苔が生えているところもあって、赤と緑のツートンカラー。
時間と自然によってできた装飾。

シンプルで重厚で、威厳に満ちた教会。
それに反し、室内に掲げられたイコンはカラフルで愛らしく、親しみやすい絵。

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この教会の側面は、岩が切り取られ塀のようになっている。
幅は50センチほどで、高さは20メートルほど。
別名「天国への道」。

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ここを登りきった人は天国へ行けると信じられているのだそう。

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わたしたちが次に向かったのは聖ギオルギス教会。
ここだけほかの教会とは少し離れた場所にある。

生い茂る緑に囲まれた場所。
地面から少しだけ頭を出しているものがある。

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近くに行けば、その教会がどんな形になっているのかよく分かる。
縦、横、高さ12メートルの十字架型に彫られた教会。

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こんな下まで掘り下げるなんて。
3階建てになっている。

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地上からだと十字架にしか見えない。

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十字架型の孤高の聖ギオルギズ教会から少し歩いたところにある第1グループの教会群。
ここにはラリベラでいちばん大きな教会である、聖救世主教会が建っている。
内部には大きな柱。

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ひざまずき、身をかがめ、体を投げ出してうつぶせに。
ぶつぶつと唱えながらその動作を何度も繰り返す信者たち。
チベット仏教の祈り方に似ている。

その隣の聖マリア教会は、ラリベラでもっとも人気のある教会。
内部にはフレスコ画が残っている。

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白い布で身を覆った人たちが静かに祈っている。
女性の信者が多い。

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外では男性の司祭や修道僧がゆるやかなリズムで歌っている。
独特なメロディー。
どこかさびしげ。
こんな賛美歌、聞いたことがない。

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右手には鐘のような鈴のようなもの。
左手には杖。

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太鼓でリズムを取っている人もいて、アフリカらしさも感じる。
でもけっしてリズミカルではない。
流れるような歌。
お経みたい。

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フィナーレに近づくと、色鮮やかな傘が咲いた。
不思議なエチオピア正教。

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静かに厳かに迎えるこの国の新年。
みんなにとって幸せな1年になりますように。


さて、いまも現役の「ラリベラの岩窟教会群」。
「星いくつ?」

「星、1つ!

「あれ?1つなの?」って思うかもしれないけど、これには理由が・・・。
地元の人は無料で入れるこの教会、外国人は入場料を払わないといけない。
その金額、なんと50ドルと激高!!
入場券は50ドルで11の教会を見られて4日間有効ではあるんだけど、教会はほとんど同じ場所に固まって建っているので3時間あればじゅうぶん見て回れる。
高すぎるのでラリベラに来て教会を見るのをあきらめる外国人や、入場券1枚を数人で使い回す外国人も多い。
でも入場券には名前が記入されるので、使い回す場合はバレるリスクも。

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中に入らなくても外観だけチラッと見られればいいやって思う人もいるかもしれないけど、建物が見える敷地内に入るときに入場料を徴収されるので、敷地外からチラッと見るのは無理。

教会の内部は狭いし、客観的にはどんなに払っても20ドルくらいの価値かなあって思う。

入場料は値上げされ続けているので、今後もっと高くなるかも!

入場料のことも踏まえて他の人に勧めるかと言えば、正直ちょっと・・・。

でも素朴なラリベラはすてきな場所なので、教会を見なくても来る価値はあると思いますよ!

Comment

高いですね

こんにちは いつも拝読させていただいております。
高いですね! 入場料 
中国の雲崗や龍門には行った事が有りますが
そんなに高くなかった気がしました。
私は、訓練所で休憩時間に、他の隊員との会話に
お二人のブログのこと話題にさせていただいています。
これから出発する私たちにヤル気と勇気ありがとうございます。
先輩隊員によろしくお伝え下さいませ。

みきママ さま

高過ぎですよね。
地元の人が言うには、入場料は政府じゃなくて教会を管轄するエチオピア正教の団体が決めてるだとか。
だから地元に還元されないと嘆いてました。

隊員さんなんですね!
これから楽しみですね。
訓練所で話題にしていただいて恐縮です。
いまアフリカでたくさんの隊員さんに会って刺激を受けています。