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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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入国初日で知ってしまった

2014.11.07 05:31|エチオピア☞EDIT
久しぶりにWi-Fiが使えるホテルに泊まっていて、ネット三昧のイクエです。
でもネットが使えるとなんか忙しくなった気分になりますね。
睡眠時間も少なくなるし、見なくても生活に支障がないページをついつい見たり。
だからせめてこのブログは読んでいただくみなさんに、少しでも楽しんでもらえたり、「知ってよかった」と思ってもらえたり、気分転換ができてエネルギー補給になれるようなものにしていきたいなあと思っています。
きょうもお時間を割いていただいてありがとうございます!
どうぞきょうもおつきあいください。

スーダンからエチオピアに向かっているイクエとケンゾー。
国境を越えて、できれば今日中にエチオピアのゴンダールと言う街に行きたいんだけど国境は夕方に閉まり、そこからのバスも夕方には終わってしまう。
早く着かないと!

ハラハラしながら国境行きのバスに乗っていると、バスがパンク!
あちゃ~。

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「もう無理やね。」
「国境の街に泊まるしかないね。」

こんな行き当たりばったりの旅をしているんだから、予定が変わることは想定済み。
問題はスーダン側の街に泊まるか、エチオピア側の街に泊まるか。

できれば国境が閉じられる前にたどり着き、エチオピア側に渡りたい。
だって、エチオピア側の街に宿泊施設はあるという情報をもっていたから。

でもケンゾーは違う理由。
それは・・・。

酒が飲めるから!

ケンゾーの頭の中は「やっとビールが飲める!」ってことでいっぱいだった。
スーダンではお酒が飲めない。
ガイドブックにも「たとえ酒を入手したとしても外国人でも飲酒が見つかれば数十発のむち打ち刑」なんて書かれていた。

わたしとしてもイスラムの国を抜け出すことを楽しみにしていた。
女性が食堂でひとりでいることも珍しく、働いている女性もほとんどおらず、洋服やふるまいに気を遣わないといけないイスラムの国に、長くいると息苦しくなってくる。

イスラムの人たちはホスピタリティーにあふれていて素朴ですてきで好きな国ではあるんだけど・・・。

国境の街メテマに着いたのは午後5時半過ぎ。
まだ国境は開いてるかな。

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スーダン側のイミグレーションオフィスはほったて小屋。
注意しないと気づかずに通り過ぎてエチオピアに行っちゃうんじゃないかと思うくらい存在感がない。

あっさりと出国手続き完了。
トイレを借りようと思ってウロウロしていたらスタッフに急かされる。

「どこ行ってるの?こっちだよ。
 早く早く!」

「ええ・・っと。
 じゃあ、我慢しようかな。」

「どうしたの?
 トイレ行きたいの?
 あっちだよ、行っておいで!」


笑って急かされながらもトイレを済ませ、スタッフたちに「バイバーイ」と言ってエチオピア側を目指す。

ゆる~い感じのスーダン、いい国だったなあ。

スーダンとエチオピアの国境もゆる~い感じで、小さな橋がかかっているだけ。
地元の人は出入国手続きなんてせずに自由に行き来している感じ。
この辺の人の生活空間は国境をまたいで広がってるんだろうな。

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これまで何度も陸路で国境越えをやってきたけど、国境を越えてもほとんど雰囲気が変わらないところもあれば、国境を挟んでがらりと雰囲気が変わるところもある。

ここは後者だった。

まず女性の姿。
スカーフで頭を覆ってもいないし半袖にスカート。

そして小さなメインストリートにはバーがひしめき合って、ビールの広告がいたるところに。

スーダンのゆる~い音楽とは違って、アップテンポの音楽が大音量で流れている。

よく言えば開放的で自由な雰囲気、悪く言えば猥雑な感じ。
ちょっとワクワクもする。

エチオピアではエチオピア正教が主流とされている。
イスラムの国とこうも違うんだね。

イミグレーションオフィスに入る。

「さすがエチオピア。
 スーダンとは違う。」


スーダンとの違いは2つ。
まずは職員が女性だってこと。

そして薄型のパソコンや指紋認証システムの機械があってスーダンよりも進んでいる気がすること。

女性がパソコンの前で働いているのを久しぶりに見た。

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やっぱり女として生きるからには、スーダンよりもエチオピアがいいな・・・。

スーダンよりもちゃんとしているように最初は見えたけど、実際はあまり仕事がはかどらないようで30分くらい椅子に座って待たされた。
パソコンはあるものの使いこなせないのか大量のノートをめくって何かと一生懸命照合している。
たぶん指名手配犯や要注意人物じゃないかチェックしてるのかな。

ようやく解放されて無事にエチオピア入国!!
もう日が沈みはじめている。
早く宿を探さなくちゃ!

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質は悪いけどホテルはたくさんある。
道の両脇にバーが並んでいてその奥に薄暗いホテルがあって、これはもう完全に連れ込み宿。

人が行き交い、商人や労働者たちが一夜を過ごす国境の街。
隣の国への不法入国を試みるも失敗して住み着く人たちも多い国境の街。

そんな国境の街では売買春が多い。
ここメテマもそうみたい。

マシなホテルに泊まりたいけど連れ込み宿以外のホテルなんてここにはなさそう。
とりあえず最初に目に入ったところへ。

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看板には曲線が連なったエチオピアの文字。
正確にはこの文字は「アムハラ語」と言われるもの。
エチオピアには80以上の民族がいると言われ、文化や言語が異なる。
その中でもアムハラ族は人口の30パーセント近くを占めていて、エチオピアの公用語はアムハラ語になっている。
といっても日常会話ではアムハラ語を使わない民族も多い。

さて、最初に入ったホテルはバーの脇に小部屋が並んでいてセミダブルサイズのベッドがあるだけ。
部屋は狭いしシャワーも共用で、1泊150ブル(約830円)。
これは高い!

実はエチオピアは旅人の間では評判が悪い。
「金にガメツい」とか「いつも金、金と言ってくる」なんて話をよく聞いてきた。
お金に関して嫌な思いをしたって人も多く、たとえばレストランやバスも外国人はかなりぼったくられるらしいし、メニューを見て注文してもお会計をするときにメニューを隠されてメニューよりも高い金額を請求されることがあるのでメニューは最後まで手元に置いといたままがいいよ、なんてアドバイスも受けてきた。

少々のぼったくりは旅をしているうえでしょうがないし、相手と会話して価格交渉をするのは旅の醍醐味と言えるのかもしれない。
だけどエチオピア人は笑顔ひとつ見せずに価格交渉にも応じずに強気な態度を取るらしい。

だからわたしたちもそれ相応の覚悟をもってエチオピアにやってきた。

「150ブルは高い」と言っても値下げしてくれるそぶりは見せてくれないのでそそくさと退散することにした。
ホテルを出ていこうとするとお客さんに呼び止められた。

「あれ?泊まらないの?」
「はい、だって高いので。」
「安いよ、ここ60ブルだよ。」
「いや・・・。
 わたしたちは150ブルと言われたので。」


ほら、やっぱりね。
お客さんはホテルのスタッフに「なんで150なの?」と問いつめてくれていたけど、こんなふっかけるホテルには泊まりたくないので次へ。

いくつかほかの宿を見たけど、バーに併設されているので大音量で音楽が流れていてうるさいし、薄暗くてダニがいそうだし、そのくせ安くない。

さまよっていると男性に声をかけられた。
「どうしたの?
 ホテル探してるの?」

「はい。」

男性はホテルの客引きかと思っていたけど、農業従事者できょうはほかの同僚たちと近くのホテルに泊まっているらしい。

「わたしが泊まってるところを見てみたら?
 60ブルで泊まれるよ。」


男性について行ってみることにした。
部屋は今までのホテルと同じような感じ。
バーの裏にあって、狭い部屋にセミダブルサイズのベッドがあるだけ。

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一晩だけだし60ブルなら許容範囲。
ここにしようかな。

するとホテルの若女将が強い口調で言った。
「100ブル!」

なんで!?
だったら泊まらないよ。

女将は英語は話さないけど「100ブル!100ブル!」と繰り返す。

この宿を紹介してくれた男性が「100じゃないでしょ。60でしょ!」と女将に言い、女将とやりあっている。
しばらく男性は女将を説得し、女将は嫌な顔をしたまま渋々60ブルで了承した。

「外のシャワーを使うなら追加で5ブルね!」
女将は釘をさした。

シャワーと言っても外のトイレの横にある水シャワー。

「60ブルで、シャワーはひとりにつき5ブルだからね!」

エチオピア人男性は優しいけど、女はめちゃくちゃ怖いのかも。
ここだって女将のだんなは椅子に座ってだまってテレビを見ているだけ。
財布の紐は女がちゃっかり握っているのかも。

紹介してくれた男性は、同じ造りの部屋に泊まっていた。

「わたしはあそこの部屋だから、何かあったら言ってね。」
「両替をしたいんだけど、どこかでできますか?」
「両替かあ、いっしょに探そう。」

男性は人に聞きながらホテルの近くの商店に連れて行ってくれた。

「じゃあ、わたしはホテルに戻るね。」
「ありがとうございました。」

男性のおかげでまあまあのレートで両替ができた。
ちなみに1スーダンポンドが2エチオピアブル、50ドル以上だと1ドル19ブルで、50ドル未満だと1ドル15ブルだった。
さあ腹ごしらえ、手頃な食堂はないかなあ。

すると別の男性から声をかけられた。
「なにか困ってるの?
 手伝おうか?」

「いや、大丈夫です。
 レストランを探してるだけです。」

「レストランねえ・・・。
 いっしょに探してみよう。」


エチオピア人、前評判よりも「いい人率」が高いような気がする。

男性は行きつけの食堂に連れて行ってくれた。
いっしょに席に座るでもなく、ただ食堂まで案内してくれた「いい人」だった。

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「なに食べたい?」
「いや~、何があるんですかね。」

男性はお店の人に聞いてくれた。

「トマトとキュウリのサラダとパンなら今できるんだって。」
「じゃあ、それでいいです。
 いくらですかね。」


男性がお店の人に値段を尋ねるとお店の人は「30ブル(約170円)」と答えた。
ちょっと高いような気もする。

男性に「20ブルじゃだめかなあ」と言ってみたら、男性は「わかった。聞いてみるね。」と言ってわたしたちの代わりに値段交渉してくれて20ブルで作ってくれることになった。

さっきのホテルを紹介してくれた人といい、親切で面倒見がいいなあ。

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ケンゾー念願のエチオピアビールも飲めて、ホテルに戻る。
着替えて寝る準備をして歯磨きをしていたら、若女将が「マネー、マネー」と言ってきた。

はいはい。
払いますよ。

60ブル渡すと女将がそのお札を突き返してきた。
「足りない」というようなことを現地語で言ってくる。

はあ~!?
さっき60ブルで交渉成立したよね!
なんで今さら?

「わたしたちシャワー浴びてないし、部屋代で60ブルでしょ!」
そう言って60ブル渡しても女将は受け取ろうとしない。

そして強い口調で言い続ける。

「ワンハンドレッド!
 ワンハンドレッドブル!!
 アンド、シャワー。
 ワンハンドレッドトゥエンティ!!」


なんで部屋代が100ブル?
しかもシャワー浴びればプラス20ブルってさっき5ブルって言ってたのに、めちゃくちゃなことを言い出す。

女将はかなり強気。
きっと今なら値上げしても、この時間でどうしようもないので払うと思ったのかもしれない。
でも、わたしたちはもうこんな女将のもとに泊まりたくない。
遅いけど別のホテルに移ることにした。
寝る準備までしたのに、この時間に荷物を詰めなおしてまた宿探ししなきゃいけないのはほんとうにツラい。

なかなかこの時間から泊めてくれるホテルは探せないので、人に聞くことにした。
エチオピア人は嫌な人もいるけど親切に助けてくれる人も多い。
そのことを入国数時間にしてわたしたちはすでに実感していた。

そしてまた心優しい男性がわたしたちをホテルに案内してくれた。
ホテルの人は最初「100ブル」と言ったけど、そこにいた男性陣が値段交渉でわたしたちの味方をしてくれてなんとか70ブルで泊めてもらえることになった。

宿を確保して外にいたら、最初のホテルを紹介してくれた男性とたまたま出会った。

「あれ?どうしたの?
 ホテル移っちゃったの?」

「はい、さっき。」

「どうして?
 なにか気に入らなかった?」

「それが・・・宿のあのおばさんが100ブルとか120ブルとか言ってきたんです。」
「え!!どうして?!
 だって60ブルで了解してたのに。
 彼女、クレイジーだよ!!」


「・・・はい。」
「だったらわたしが泊まってる部屋を君たちに譲るよ。
 なんか悪いことしちゃったね。
 ね、わたしはほかのところに泊まるからわたしの部屋に泊まればいいよ。」


なんていい人なんだ。
あのホテルの女将のせいでとてもいら立っていたけど、男性の優しさでそのイライラが緩和された。

「ありがとうございます。
 でも、新しいところを見つけたから大丈夫です。」

「オオ・・・。
 アイム、ソーリー。
 ソーリー。」


男性が謝る必要なんてないのに、ほんとうに申し訳なさそうに何度もわたしたちに誤ってくれた。

まだ1日しか経ってないけど、わたしはエチオピアの楽しみ方をわかった気がした。
旅人たちが言うようにこの国ではきっと嫌な思いをすることもある。
だけど面倒見がよくて親切な人たちもたくさんいる。
嫌な思いをしたからといって人間不信になってはいけない。
もし嫌な思いをしたら、そのぶん現地の人と交流して楽しく過ごそう。

裏切るのも人だけど、優しくしてくれるのも人。
なんかエチオピアは自分が試されてる気がする。

喜怒哀楽しながら「でも、やっぱり人間っていいよね」なんていいながらこの国を楽しみたい。

移ってきたホテルは扇風機もないし狭い。
網戸もカーテンもなくて外からは丸見え。
防犯上、窓やドアを開けたまま寝るのはやめたほうがいいけど閉め切ったら暑過ぎて眠れない。

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ドアと窓を開けたままにしていたら、わらわらと若い子たちが集まってきた。
窓越しに「ハロー」とか「ワッチュアネイム?」なんて話しかけられる。
正直もう寝たいけど、いちおう「ハロー」と作り笑いで返していたらみんな無遠慮に部屋に押し入ってきた!

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狭い部屋なのに人口密度がすごい。
まあ、みんな若いしかわいいし、こんな宿に来る外国人も珍しいだろうからつきあってあげよう。

おしゃべりをしていると、思いもよらないことがわかってきた。

この十代の子たちはみんな「難民」だった。
正確に言えば「難民」ではない。
「難民」として認められてこの国から逃れるのを希望している。

この子たちは「オロモ族」。
民族がたくさんいるエチオピアで実は「オロモ族」は35パーセントほどを占め、最大民族だと言われている。
だけど実際はその次に多い「アムハラ族」が力をもっていて公用語も「アムハラ語」。
そんななか「オロモ族」は自治権を求めている。

政府に楯つくオロモ族はきっと水面下で弾圧されているのだと思う。
命の危険もあるのかもしれない。
せめて子どもだけでも難民としてほかの国に逃れてほしい。
そんな思いを受けてか10代の彼ら、彼女たちは家族と離れこの国境の街に逃れてきていた。

ここにたどり着いた時期はみんな異なるけど、だいたい長い子で2週間くらいここにいるみたい。
つまりこの宿は「難民キャンプ」のような使われ方をしている。
難民キャンプといっても、どこからか支援を受けているわけではないので宿泊費や食費は自分たちで出している。

UNHCRや支援団体から「難民として受け入れますよ」と言われたらすぐにここからスーダンに抜けてエジプトに逃げることにしているらしい。
エジプトにたどり着けば、ちゃんとした難民キャンプに入ることができて支援も受けられるのだそう。
実際にこの子たちのお兄ちゃんやお姉ちゃんは先にエジプトに入っているらしく、連絡を取りながら国境を越えるタイミングをここで待っている。

(このブログの記事はリアルタイムよりも2か月遅れているから、きっと今ごろこの子たちはエジプトに行けたんじゃないかなと信じたい。)

英語がいちばん堪能な男の子は、エジプトに逃げたあとは将来的にはアメリカで暮らしていきたいと教えてくれた。

この子たちは難民として認定されることを望んでいるけれど、でもいっぽうでそれはふるさとを捨てること、家族や友だちと別れることを意味する。
もしかしたら家族と一生会えないかもしれない。
きっといろんな覚悟をもって、ここに来ている。

まさかエチオピア初日にして、エチオピアに存在する問題を垣間見ることになるとは思わなかった。

「もうあした行っちゃうの?」
「うん、ゴンダールって街に移動するの。」
「そっかあ。
 じゃああしたの朝、また会おうね。
 おやすみ~。」


疲れているわたしたちに気を遣ってか、みんな自分たちの部屋に戻っていった。

窓もドアも開けっ放しで寝たけど、全然不安は感じなかった。

そしてエチオピアで迎える最初の朝。

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きのうは暗くてよく見えなかったけど、この平屋の小部屋にそれぞれ2人ずつくらいで暮らしている。

「おはよう~!」

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きのう話した子たちが荷物までもってくれてバス停に行くトゥクトゥクを拾って見送ってくれた。

「ありがとう。
 またね!
 エジプトに行けることを願ってるから!」


バス停と言われる場所にたどり着き、バスを待つ。
待っている間、その辺に集まっていた現地人とおしゃべり。

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話がエチオピアの民族のことに及び、気になったことを聞いてみた。
「オロモ族と政府は対立してるんだよね。」

「そんなことないよ。
 それは10年も昔の話。
 いまはオロモ族もアムハラ族も仲がいいんだ。」


「でも、オロモの難民の人いるんじゃない?」

相手は少しだけ答えに詰まったけど、さらりと言い放った。
「とにかく、いまエチオピアはとっても平和なんだ。
 争いなんてまったくないんだよ。」


表面的には平和かもしれない。
そして世界も、エチオピアの平和を疑っていない。

だからこそこの問題は解決されないままなのかもしれない。
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Comment

いつもブログ楽しませてもらってます!
「知って良かった」だらけですよ。
私の中でお2人は、池上彰さんと同じポジションです笑

ゆっきー さま

池上先生と並べられるなんて恐れ多いですよ。
たまに間違った情報をお伝えしてるかもしれないので、そのときは池上先生に話を聞いてください!
わたしたちも行って初めて知ることだらけです。

アフリカって案外男女平等指数が高い国が多いんですよね(ルワンダとか)
政治家の女性もクオーター制などで一定数以上の起用が義務付けられていたり・・・
人権面ではまだまだなところが多いんですが、こういうところは逆に日本より進んでいるんですよね(というより女性の人権問題に関しては日本が遅れすぎているような)

個人的にはイスラムを除く世界では日本はかなり女性差別が根深い国だと思うのですが(2014年度の世界男女平等指数でも日本は世界104位と最低レベルでした。政治や経済の場で指導的立場に立つ女性が少なすぎる、また大学
行く女性が先進国とは思えないくらい少ないというのが大きいそうです)、日本ではあまりそれが問題だと認識されていないのが一番残念だなと感じています
性犯罪に対する処罰も甘いですし・・・


日本にずっといたときは気付かなかったんですけどね
日本を出て俯瞰して見ると日本は女性にとっては生きづらい国だと思います
。まだまだ男性優位社会すぎますね

エチオピアの記事面白いです
これからも楽しみにしてます

旅好き さま

たしかにおっしゃる通りで、政治家とか企業のトップや部長クラスは男性ばかりですよね。お隣の韓国には女性大統領が誕生したようですが、韓国のほうが進んでるんでしょうかね。少子化で人口減に悩む日本はもっと女性の力を活用しないといけませんよね。
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