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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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踊り、歌い、祈る アフリカの魂

2014.10.31 08:29|スーダン☞EDIT
かまどで薪に火をつけて、天ぷらに挑戦したイクエです。
結果は・・・。
ちゃんとできましたよ!
天ぷらは野菜と小麦粉と油さえあればどこでもできる!!

茶色い「青ナイル」と茶色い「白ナイル」が合流するのがここ、ハルツームのいちばんの見どころ。
でも、イクエとケンゾーにとっては見どころではなかった。

ほんとうの見どころを求めて、次なる場所へ。
そこへの行き方がわからなかったけど、通りすがりの人に聞いたらいっしょに10分くらい歩いて駅の近くのバスターミナルまで連れて行ってくれた。
ハルツームでは、だいたいこのバスターミナルからバスに乗れば近郊ならどこにでも行ける。
小さなバスがずらりと並んでいるので、誰かに聞けばどのバスに乗ればいいか教えてくれるので大丈夫。

路線バスに乗って、白ナイルを渡る。

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「白」って言われれば白っぽいけど、きのう見た「青ナイル」の色と変わらない。

オムドゥルマンというイスラム地区の、それっぽいところで路線バスを降りる。

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少し歩いてだだっ広い敷地の中に恐る恐る足を踏み入れる。
こんなところ、通っていいのかなあ。
でも、会場はここのはず。

その会場とはこちら。

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墓地!!

こんもり土が盛られた間を歩いていく。

でも、「オ~バ~ケ~」なんてのは出ない。

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子どもから大人まで金曜日にはここに来るのだから。

変な服装をした人たちが集まっている。
ここだ。
間違いない。

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今からこの墓地で繰り広げられることは、通称「ジキルダンス」というもの。
でも「ダンス」と言うと、地元の人に違うと指摘される。
「ダンス」ではなく、厳粛な「セレモニー」。
イスラム教徒が神、アッラーに捧げる儀式らしい。

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輪の中ではタンバリンや楽器を持った人が、歌い、踊りながらぐるぐると回っている。
リズミカルで厳粛な雰囲気はしない。
今まで見てきたイスラム教の儀式は、音楽や踊りなんてなかった。
イスラム教ではそんなのは娯楽や快楽として好ましくないとされてるんじゃないかと思っていた。

アフリカらしいビート。
大地の鼓動。
魂を揺るがすリズム。

イスラム教もこのアフリカでは、こんなふうに音楽や踊りと切り離せなくなるのかもしれない。

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輪の中央で踊っている人は、ときどきまわりの人からお金を渡される。
ターバンの下にお札を挟んでもらって、いっそう激しく体を揺らす。

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周りで見ていた人が輪の中央に加わる。
踊り手はときどき入れ替わる。
踊り手も観客も一体化し、そしてうねりがおこり、大きなエネルギーが生み出されていく。

神に捧げる踊りは、まるで永遠に続いていくようにも思える。

ここにいる人たちのこころは、アッラーに向いている。
みんなで同じ境地へと向かっている。

イスラム教徒ではないイクエとケンゾーはその境地へは達せなくて、どこか冷めた目で一定の距離を置いて見てしまう。

この奇妙な儀式はなんなんだろう。
どうしてこんなにも盛り上がれるのだろう。

みんな、疲れなんて感じてないように思えるけど、この熱気に身を置くと暑苦しくて息苦しくなってきた。

ちょっとこの辺でティータイム。
お墓に囲まれた場所で。

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墓地の中にはこんなのどかなお茶屋さんが10軒も20軒も並んでいる。
それに露店のお菓子屋さんや雑貨屋さんもあって、ちょっとしたお祭り会場みたいな感じ。
この「ジキルダンス」は毎週金曜日の夕方から日没にかけて行なわれている。

金曜日になると信者たちはここに来て、歌や踊りでアッラーに祈りを捧げる。
といっても、どこか楽しげで、地元の人の娯楽になっているような気もする。
「娯楽」なんて言ったらきっと怒られるけど・・・。

お茶を飲んで帰ろうかなあと思っていたら、びっくり。
人、人、人。
1000人はいるかもしれない。
人の輪も、音も、声も、うねりも、とどまるところを知らないように大きくなっていく。

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音楽に合わせてずっと回転し続ける人。
頭を抱え込み今にも倒れそうな人。

なんなんだ、この人たちは!

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そして周りの人たちは「アッラー アッラー」とリズミカルに叫びながら体を前後に揺らしつづけている。

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わたしもケンゾーも思った。

「この人たち、気でも狂ってるんじゃないか?」

1000人全員が、わたしたちの知らない世界にいってしまっている。
大人も、そして子どもも。

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身をかがめたままの人。
激しく体を揺らす人。
ひざまずいて空を仰ぐ人。
泣きそうな人。

みんな目がいっている。
なんか・・・薬物中毒のようになっている。

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髪をドレッドにしているヒッピーのようなスーダン人。
重そうな数珠を何重にもして首に巻き付けている老人。
つぎはぎだらけの派手な着物のようなものをまとっている人。
インドのサドゥーみたいな人たちもたくさんいる。

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それに・・・。
隠さずに言うと、中央で踊っている人たちのなかには障がい者がたくさんいる。
目が見えない人、足がない人、「ウー ウー」とだけしゃべる人。
そして知的障がい者や、精神病の人。

むしろそんな人たちこそがこの場所で活躍している。
きっといつもはこのスーダンで社会の隅に追いやられている人たち。
その人たちが生き生きとした顔をする週に一度の舞台。

「どうして多くの障がい者の人がここに集まるの?」

素直に現地の人に聞いた。

「彼らにとってはここが楽しめる場所だから。」

単純な答えだった。

もはやここでは、どんな人も関係ない。
いかに自由に狂えるか。

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両足のない人が、両手を地面につけてぴょんぴょんと飛びながら回っている。
コミニュケーションもままならない人が、叫びながら、でも満たされたような顔で体を揺らしている。

見世物小屋のようで、見てはいけないものを見るようなためらいの気持ちもわく。
そのいっぽう、しがらみにとらわれることなく魂を解き放てるような心地よさも感じられる。

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子どもも声を合わせて一心不乱に体を揺らす。
「アッラー」と呼びかけ体を前後させて手本を示し、子どもたちを盛り上げる役の大人もいる。

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正直言って変だし、1000人の声が重なり合い熱気に包まれ、部外者のわたしたちにとっては理解できずに怖さすら感じる。

でもこのわけのわからなさとアフリカらしい祈りの仕方。

ああ、わたしはアフリカにやってきたんだ。

集まっている人々はどんどん興奮し、ヒートアップし、墓地は熱気に包まれていく。
歌声は重なり合い、大きくなり、地面や空気を揺らし、体の中にまで振動が伝わってくる。
みんなの祈りはひとつになり、大地の地下深くに沈んでいくような、空へとのぼっていくような。

儀式が始まったときは小さかった輪は大きく膨らみ、輪の中心には歌い手や踊り手が集結し、輪の内部にも人があふれている。

輪の中心にわたしたちも行けるかな。
様子をうかがっていると、裸足になるように言われた。
そしてわたしはもっていたスカーフで頭と体を隠すように教えられ、言われた通りにすると輪の中心に入れてくれた。

ここにいると、なおさら熱気と迫力に圧倒される。

ほんとうにこれはなんなんだろう。
とても奇妙な儀式だけど、みんなは達成感を味わっている。

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熱気が最高潮に達したとき、礼拝の言葉がスピーカーから流れて、理解しがたいこの儀式は突然終わった。

あんなにみんなでひとつになって盛り上がっていたのに、あっさりと三々五々帰っていく人たち。

なんなんだ、スーダンは!

想像もつかなかった異国のちょっと怖い儀式。
戸惑いながらも、興奮し、アフリカの力をどっしりと受けた。

なんなんだ、アフリカは!


【旅 info.】
  ジキルダンスa_DSC_0104_20141031180243b7a.jpg
ハルツームの繁華街のバスターミナルからバス。
およそ30分、1.5ポンド。
会場はHamed el-Nil Cemetery(Mosque)。
入場無料。金曜日の午後4時過ぎからスタート。
日没まで2時間以上続く。
終盤のほうが盛り上がる。
女性はスカーフをもっていくほうがいい。
ラマダーン中は中止。
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