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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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国を追放された男とピラミッド観光

2014.10.27 07:12|スーダン☞EDIT
アフリカを縦断しはじめてどんどん痩せていっているケンゾーです。
久しぶりに2年前の出発したころの写真を見たんだけど、若くて肉が付いててまるで別人。
もっと食べないといけないんだけど、今いるウガンダ料理がダメなんだなあ。
腕立て伏せとかはじめるか。

出会った一瞬で大好きになった、生まれも育ちもサウジアラビアだけどチャドとスーダンのハーフという、いったい何人と言っていいのか分からないけど最高にいいヤツなオマール。
若気の至りで大麻を吸っちゃったせいで、17歳という若さで生まれ故郷のサウジからまさかの国外追放処分を受けるというなかなかヘビーな人生を送っている若干24歳。
けれど、悲劇のストーリー(もちろん法律を犯したオマールが悪いんだけど)を腹がよじれるほどの笑い話に変えることができるユーモアと人を惹き付ける魅力を持った愛すべき男だ。

(真ん中の捕らえられた宇宙人みたいなのがオマール)
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スーダンに移り住んでおよそ2年。
建設現場などでちょこちょこ働くこともあるけれど、今現在定職には就いていない。
ケンゾーとイクエが近くにあるピラミッドを見に行くつもりだと言うと、「まだ行ったことないからいっしょに行くよ」と言うオマール。
地元じゃないとは言えもう2年も住んでるし、アラビア語が喋れるから一緒に行ってくれると頼もしい。
授業を受けていた甥っ子のザカリヤも学校から連れ出して4人でピラミッド観光へ繰り出すことに。

シェンディからピラミッドまでは50kmちょい離れている。
せっかくだからピラミッド周辺に点在しているほかの遺跡も見ようということに。
一応ケンゾーたちも行き方を調べたけれど、ここはオマールの顔を立ててバス探しは彼に任せてみよう。

「大丈夫、任せてよ。」
と言って友人に電話をかけて行き方を訊ねるオマール。
ちょっと天然が入ってるオマールだからなあ、大丈夫かなあ。

「こっちのバスで行ったらいい。」
「いや、こっちで◯◯まで行って乗り換えだ。」
違うことを言うバスの車掌たち。
不安な顔を隠せないオマール。
他人事じゃないんだけど、右往左往するオマールがおかしくてしょうがない。

「よし、これで大丈夫!」
とバスに乗り込んだんだけど、たぶんこれじゃないような気がするんだよねえ。
ちゃんとピラミッドまで行ってくれるかなあ。

a_DSC_0361_201410260017258ed.jpg

バスに揺られること50分。
「ここが終点だよ。」と降ろされたのは小さな集落があるだけのど田舎。
どこだここ?

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不安は見事に的中。
ピラミッドからはるか手前の集落で降ろされてしまった。
バスを乗り換えようにも、ここから先へ行くバスは無いという無情なお知らせ。
しょうがない、歩くか。
というか歩くしかない。

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40℃を越えた猛暑の中歩きはじめた4人。
「ええ~、オマール勘弁してよ!」って思うことは思うんだけど、「ま、いっか」と憎めないのがオマールという男。
ほんとにいいキャラクターだよ。

しばらく歩いていると1台のトラックが通りがかった。
すかさずトラックを止めて話しかけるオマール。
見事にヒッチハイク成功。
でかしたオマール!

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おしゃべり大好き、声音を変えるなど話術に長けたオマールとは対照的に、もの静かで口数の少ない甥っ子のザカリヤ。
もちろんザカリヤもサウジアラビア生まれサウジアラビア育ち。
どうして親元を離れ縁もゆかりもないスーダンの地方都市で暮らすことになったのか?

さすがにオマールのように粗相をしてしまって国外追放って訳ではない。
オマールみたいに若気の至りでやらかしちゃって国から追放されてしまわないように、分別がつく年齢になるまで海外で過ごさせようってことらしい。
「ええー、そんな理由で?!
 わざわざ海外にやらなくても、ちゃんと教育すればいいんじゃないの?」
って思うけど、けっこうオマールみたいに国から追放されてしまう若者は多いんだそう。
まあ、法律を犯すことは悪いけど、それで一生故郷に帰ることができないっていうのは厳しいよね。
きっとオマールという悪い例が身近にあったからザカリやの親も苦肉の策でオマールの元に預けるようにしたんだろうね。

いつも明るくて、笑いながら自分の境遇を語るオマールだけど、家族や友人がいる故郷で暮らすことは許されない。
「婚約者もいるし、将来どうするの?」って聞いても「分からないよ」としか言わないオマール。
17歳で放り出されて、たった独りで7年間生き抜いてきたオマール。
これからもなんとかがんばって幸せになってほしいな。

バスを降りて1時間、やっと遺跡が見えてきた。
見るからにショボそうだ。

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係員だという男が寄ってきて、外国人は金を払えと言ってきた。
「外国人は入場料が必要だ」と言って、びっくりするような高い金額を請求した。
でもチケットを買う窓口もなければ、看板もないし、金を払ったところでチケットがもらえるわけでもない。
その男がほんとうに係員なのか小遣い稼ぎをしているのか、もし係員だとしてもその料金が適正価格なのか判断しようがない。
なんで自分たちはタダなのにケンゾーとイクエは払わないといけないのか納得できずに抗議するオマール。
「なんで外国人だけ?」と怒り気味のオマールに「この前オマールが旅行してたエジプトもそうだったんだよ。外国人プライスがあるんだよ。」って教えると驚いてた。

「そんなに興味ないし見なくていいよ。」って言ったんだけど、「あの男はお金がかかるとウソついている。そのままにしておくわけにはいかない。」と男を批判する。
オマールが知り合いのスーダン人に数人に電話で問い合わせると、そのスーダン人も「そんな高い入場料なんて存在しない。ウソをつかれている。」と答えたようで、オマールは抗議をやめようとしない。

男とオマールのやりとりが長いし、そもそもこの遺跡の存在すら知らず興味もなかったのでケンゾーとイクエは見る気がなくなっていたけど、オマールと男はずっと話し込んでいる。

「ねえ、もういいよ。あっち行こうよ。」とオマールたちに言いながら遺跡から離れようとすると、なぜか係員の男が「待って待って。無料で見ていいから!」と引き止めてきた。

別に見なくていいのになあ、と思いながらも、なぜか男とオマールがこんどはいっしょに「見て行って!」とケンゾーたちを引き止めるので見ることにした。

説明書きも何もない荒れ果てた遺跡。
何の遺跡かさえわからない。

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いやいやいや、こんなの金取っちゃダメやろう。
たぶん金を払った人全員文句言うと思うよ。

気を取り直してピラミッドへと歩いていく。
こんなに歩く予定じゃなかったから水がほとんど無くなってしまった。

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20分くらい歩くと見えてきた。
思ってたよりもかなり小さいな。

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かなりボロボロでちゃんと形が残っているのはほとんどない。

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ピラミッドの周辺には家畜なのか野生動物なのか定かではないけど、大型動物の骨が散乱している。
こんなところで水が無くなったら自分たちもあっという間に干涸びてしまう。
早いとこメインのピラミッドまで行ってしまおう。

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トラックやバスが行き交う幹線道路を渡ると、さっきとは違って迫力のあるピラミッド群が姿を現した。

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これが世界遺産にも登録されているメロエ遺跡
カリマで見たピラミッドと同じ、ヌビア地域に栄えたクシュ文明の遺跡だ。

ここでも外国人は料金を払うようにおばさんに言われた。
おばさんが請求してきた金額はとても高かった。
もちろんここにも料金表はなく、それが正しいのかわからない。
「高いですねえ。」と驚くと、おばさんは「じゃあ、半額でいいから!」と引き止めた。

おばさんがいる入口から敷地内に入らなくても、外からでもじゅうぶんにピラミッドは見える。
「外から見るから入場しなくていいや。」って言ったら、ここでもおばさんは「わかった。ちょっとだけならタダで入っていいわ。」と入れてくれた。

何が正しいのかよくわからない。

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これらのピラミッドはメロエ朝(西暦前300年〜西暦300年)の40人以上の王と王妃の墓。
高さは6mから30m、傾斜が約70°でエジプトのピラミッドよりもとんがっている。

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残念ながらすべて盗掘にあってしまったんだそう。
かろうじて壁に描かれたレリーフが残っている部分もある。

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たくさん歩いてたどり着いたピラミッドの前で記念撮影。
暑くて疲れたけど、みんなでお喋りしながらだったから楽しかったよ。

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さて、もういい時間だし帰ろうかというところでオマールたちはお祈りタイム。
「ごめん、ちょっと待ってて」と言って、ピラミッドの前でお祈りするオマールとザカリヤ。
「お待たせ」と戻ってきたオマールの顔にはしっかりトレードマークが付いていた。

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おでこと鼻の頭についた砂。
こんなについているのに、本人は指摘されるまで気づかない。
オマールと再会するときはなぜだかお祈りしたすぐあとなんだよね。
フェリーを降りて乗合いタクシーに乗るときも砂がついていたし、きのうバスターミナルまで迎えに来てくれたときもついていた。
ほんとにおもしろいヤツだ。
こんなに愛すべきキャラクターはそうそういないよ。

帰りは幹線道路でヒッチハイク。
まさか現地人とヒッチハイクをするなんて思ってなかった。

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トラックをつかまえて、必死によじのぼる。

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無事にトラックに乗ることができたけど、途中でトラックが止まってしまってヒッチハイク再開。
バスが通りがかり、乗ることができた。

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いやあ、今日も笑った笑った。
一目見た瞬間に惚れたオマール。
君のおかげでスーダンがいちだんと大好きになったよ。
楽しい時間をありがとう!
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Comment

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はじめまして。アラサー男です。

いつも見ています。他の人にはとても真似できない、お二人のブログが大好きです。
ブログ村でも群を抜くクオリティだと思います。

エジプトのピラミッド観光の回がないのですが、なにか問題があったのでしょうか?
見てみたかったので気になりました。

また次回を楽しみにしています。オマールいいですね!

直希 さま

はじめまして。
メッセージありがとうございます。

世界遺産のピラミッドについては「エジプト編」ではなく「世界遺産編」に書いています。
このブログのカテゴリーの「世界遺産編」をクリックするとご覧いただけます。
どうぞお楽しみください!

オマール、1週間くらいの短期でも楽しめそうですよ。
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