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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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エジプト「ルクソール」☆☆☆ 3500年前の現代建築

2014.10.16 05:43|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
ダニやノミにやられやすいので、毎晩かゆくなって目覚めてしまい睡眠不足のイクエです。
全然刺されずに熟睡しているケンゾーがうらやましい!
にもかかわらず、いまも昼寝してるケンゾー。
どんだけ寝れば気がすむの?

古代エジプトの遺跡が点在しているルクソール。
ルクソールの街はナイル川が貫いている。
きのうご紹介したルクソール神殿やカルナック神殿はナイル川の東岸。
きょうご紹介するのはナイル川の西岸

ちなみに街は東岸に栄えていて、西岸の遺跡を効率よく見て回るには一日ツアーに参加するのが一般的。
どの安宿でも西岸の日帰りツアーをあっ旋していて、ほかのツーリストといっしょに車に乗って見て回る。
でもそこは、イクエとケンゾー。
わざわざツアーにお金を払うのも嫌だし、連れられて観光するのも気が進まない。
できれば自分たちで安く自由に観光したい。

ということで、公共交通機関と歩きを駆使して西岸を観光することにした。

この季節、日中は45度くらいになるエジプト。
そんななか長距離を歩くのは体力を消耗するので、涼しい朝のうちから行動開始!

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朝6時。
ルクソールの街は昼間と違って静まり返っている。

ナイル川の向こう側の空を見ると、ふわふわと漂っているものが!

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観光用の気球
上空からは遺跡のほか、ナイル川やその沿岸の緑、砂漠、渓谷などを楽しむことができるんだって。

泊まっているホテルにもポスターが貼ってあって、たしか3000円くらいだった。
ほかの国よりもだいぶ安いと思う。

でも、じつはこの気球、去年事故が起きている。
出火して墜落、乗っていた21人中19人も亡くなってしまった。
このなかには日本人観光客4人も含まれている。
気球の事故としては史上最多の死者数を出す大事故。

それもあってか、いまはあまり人気がないみたい。

西岸に行くにはもちろんナイル川を渡らないといけない。
観光客用のボートもあれば、地元の人用のボロいフェリーもある。
もちろんイクエとケンゾーは、安くてボロいフェリー。
運賃はひとり0.5ポンド(約7円)。

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ナイル川というと茶色い泥水を想像するけど、このあたりの水は澄んでいてきれい。
茶色と言うより青色。
アスワンハイダムができて水が堰き止められているから、濁りがないのかもしれない。

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東から顔を出した太陽さん。
おはよう。

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今からわたしたちが行くのは、日が沈む方角の西岸。
西側は砂漠が広がっていて街がなく、殺風景なんだって。
日の沈む方角だし、古代エジプト人にとっては「あの世」に通じる場所だった。
だから西岸にはファラオ(王)たちのお墓や葬祭殿が造られている。
そんな西岸だけど、朝日を受けてやわらかい桃色に染められている。

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フェリーは岸を離れて5分もしないうちに西岸に到着。
ここからミニバスに乗って行けるところまで行こう。

ツーリストのわたしたちを狙うタクシー運転手たち。
安いミニバスなんかに乗せたくないので「それに乗っちゃダメ」とか「あんたたちはミニバスを貸し切らないとダメ」とか適当なことを言ってくるけど無視。

地元の人といっしょにバスに乗り込んでひとり1ポンド(約14円)を払う。

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車窓からは、石でできた古代の王の巨像が見えた。

3キロぐらい走り、「遺跡のチケットオフィスはここだよ」って降ろされた。
でもそこのチケットオフィスではわたしたちが行きたい遺跡のチケットは売っていない。
仕方なく、また次のミニバスをつかまえてハトシェプスト女王葬祭殿を目指す。

西岸には街はないけど、小さな集落があって暮らしている人も多いのでミニバスはそれなりに運行している。
だから見つけて乗るのは簡単。

また1ポンド払って、何もないところで降ろしてもらう。
「ハトシェプスト女王葬祭殿はあっちだよ。」

葬祭殿に車道を通って行くと大回りしないといけないけど、荒野を突っ切って歩けば15分くらいで着く。
行くのはもっと大変かと思ってたけど、な〜んだ、自力でも全然大変じゃない。

荒野をしばらく歩くと舗装された道路に出た。
両脇には街灯。
そして、奥には3階建てのビル。

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荒々しい山に囲まれて堂々と建っている3階建てのビルは、政府系の建物?

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ではなくて、これこそハトシェプスト女王葬祭殿!
今から3500年前に造られた遺跡!

そんな昔に造られたとは思えないほどスタイリッシュで立派な建物。

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まだ朝早いのでほかの観光客はほとんどいない。
とても静か。

いつもならここにはたくさんのツーリストが訪れる。
けれど、ここでも悲しい事件が起きている。

1997年に起きたルクソール事件。

犯人はエジプト政府と対立していたイスラム原理主義の過激派。
観光客を標的にしたテロを実行し、観光収入を激減させて経済に打撃を与えて政府を転覆させようと、ここで観光客を襲撃した。

銃を乱射したり、短剣で斬りつけたり。
外国人観光客61人が亡くなり、そのうちの10人が日本人だった。
犠牲になった方の多くが新婚旅行中のカップルだった。

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いま泊まっている宿のレストランのシェフはこの西岸がふるさと。
きのう、彼が話してくれた。
彼のおじさんはその当時、ここで清掃員をしていた。
犯人が襲ってきたとき、おじさんはヨーロッパのツーリストたちのそばにいた。
おじさんはみんなを守ろうと、銃を持った犯人に立ち向かい、足を撃たれてしまったという。
おじさんのおかげで、そのヨーロッパ人たちは逃げきることができ、とても感謝されたのだそう。
おじさんは片足を失くした。
今では仕事もできないけど、政府から少しのお金をもらって暮らしているという。

ルクソール事件はとても痛ましい事件だし、こんな残酷なことが起きてしまったことは腹立たしい。
でも、自分の命を顧みずに外国人ツーリストを助けようとしたエジプト人がいたということは話題にされないけど、しっかりと覚えておきたいと思う。

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このハトシェプスト女王葬祭殿、その名の通り女王が造ったもの。
ハトシェプストはエジプト初の女王。
夫のトトメス2世が亡くなり、遺言通り、妾の子のトトメス3世が王になることが決まっていた。
しかしトトメス3世が幼かったため、ハトシェプストは彼の摂政となり、絶対的な権力をもち実質的なファラオ(王)となった。

公的な場では男装し、あごに付け髭までつけていたのだそう。

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本来の王であるはずのトトメス3世は、彼女の死後この葬祭殿の壁画や銘文を削り、彼女の痕跡を消したと言われている。
それは自分をないがしろにした彼女を憎んでいたからなのか、女性が権力をもっていたことを隠すためだったのかはわからない。

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葬祭殿はもともと礼拝用の建物で、亡くなった王が来世で使う奉納品が備えられていた。
しだいに、王位継承の正当性や王が行なった功績を壁画にし、王の存在感をアピールするための記念碑的なものとなったのだそう。

一番奥は、岩山を直接掘って空間を造った岩窟の祠になっている。

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設計・建築したのは官僚だったセンムト。
頭もよく美男子で、ハトシェプスト女王の愛人だったらしい。
けれど愛情のもつれからか、女王は愛人センムトを憎みはじめ、彼女は刺客にセンムトを殺させてしまった。
壁画に描かれたセンムトの彫刻もすべてはぎ取ったらしい。

いまではまわりの山や砂漠と同化したような色をしているけど、当時は鮮やかな彩色がほどこされて華やかだったんだって。
葬祭殿の内部には、まだ鮮やかな色がところどころに残っている。

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3500年近く経つのに、こうやって色が残っているのがすごい。
鉱石などで色を作っていたらしいけど、技術の高さに驚く。

天井には青い空と金色の星。
柱の上の縁には、カラフルなヒエログリフ。

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色のついたヒエログリフを見るのは初めて。
鳥とかフンコロガシとか、「なんでこんな絵なんだろうね」「どんな意味なんだろう」っておもしろい。

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ハトシェプスト女王葬祭殿のあとは、王家の谷を目指す。
脇の崖を登り、王家の谷にたどり着くトレッキングコースがあるらしい。
地図を見ると車道を歩くよりもかなり近道になる。

でも「登ったらダメ」という看板がある。
登っていいものかどうか迷っていたら「王家の谷はそこから登るんだよ」と遺跡のスタッフのおじちゃんたちや警察に言われたので、看板を無視して登ることにした。
登っていても誰も注意しないので、たぶん大丈夫なのだと思う。

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崖の上からの葬祭殿の眺めがとてもいい!
真正面から見ると平面に見えた葬祭殿だけど、上から見ると1階の上はテラスのようになっていて2階まではかなり奥行きがあるのがわかる。

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自然の地形をうまく利用している。
そして、背後の山がとがった三角形になっているのがわかる。
いわば、自然のピラミッド。
山を借景にできるので、この場所が選ばれたという説もあるんだって。

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目指しているのは王家の谷。
王家の谷とは、歴代のファラオたちの墓地。
峡谷の山肌に穴を彫り、それぞれがお墓を造った。

王家の谷までのトレッキングは大変かなと思ったけど、意外にあっさりと着いた。
王家の谷は、こんないくつもの山に挟まれた場所にひっそりと存在している。

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知らなければここにファラオたちの墓があるなんてわからない。
それもそのはず。
ファラオたちの墓にはファラオのミイラとともに高価な副葬品が埋葬された。
その金銀財宝が盗まれるのを防ぐために、あえてわかりにくい場所にお墓を造ったと言われている。
さきほどの葬祭殿を造ったハトシェプスト女王のミイラもこの王家の谷で発見されている。

あの黄金のツタンカーメンもここから発見されている。

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王家の谷は山肌の岩を掘って造られていて、入口から少しずつ地下へと下りていくと、石棺の置いてある玄室に到達する。
入口から入った途端、壁は鮮やかな絵で飾られている。
壁画はとても繊細で美的感覚に優れていて、美しい体の女性や生き生きとした動物、頭が人間で体が鳥といったヘンな生き物などが一面に描かれている。

残念ながらカメラは預けないといけなくて写真撮影はいっさいダメなので撮れなかったけど、想像以上に壁画の保存状態が良くて3000年以上も前のものだとは信じられないほどだった。
描いた人の息づかいが聞こえてきそうだった。
(それぞれの墓には監視員のおっちゃんがいて「賄賂くれたらこっそり携帯で写真撮っていいよ」と言ってくる。わたしたちはその手には乗らなかったけど、渡す金額でトラブルになる可能性が高いので注意!)

王家の谷にはおよそ60のお墓があって、公開されているのはその一部。
人気のあるツタンカーメンの墓や保存状態のいいラメセス6世の墓は別料金で、王家の墓の入場料を払えばそれ以外の好きなお墓を3つ選んで見ることができる仕組み。

王家の谷で働いているスタッフはまったく信用できない人たちですぐに賄賂を要求してくる。
(チケット窓口のおっちゃんさえ「チケット安くしてあげる分、自分に賄賂ちょうだい」と言ってきた)

数あるお墓の中から3つを選ばないといけないけど、すばらしいものもあればたいしたことない墓もあって当たり外れが大きい。
そんななか「おススメのお墓3つを教えてあげるから賄賂ちょうだい」と言うスタッフもいた。

給料よりも賄賂で稼ごうとするスタッフのおっちゃんたちを無視して、わたしたちはツアー客が入っていったお墓や事前情報で良さそうなお墓3つを選んで入った。
(メルエンプタハ ラメセス3世 タウセルト王妃 だったかな?
ほんとうは最初ほかのを選んでいたんだけど、いざその墓に入ろうと思ったら入口のスタッフに「いやあ、このお墓はあんまりたいしたことないからもったいないよ、絵も少ないし狭い。あっちのお墓がいいよ」と言われたので、アドバイスを受けて変更した。ちなみにこのスタッフは賄賂を要求してこなかった。)

お墓の内部の美しさに「すごーい」とため息をもらしながら王家の谷を満喫したイクエとケンゾー。

早朝に宿を出発したけど、もう太陽が真上に昇り、ジリジリと肌を焦がす。
あつ〜い。
でも、がんばって歩いて帰らなくては!

王家の谷に面した山をよじ上って再び歩き始める。
ハトシェプスト女王葬祭殿を通り過ぎ、さっきとは少し違うルート。

これまでは土色一色の世界だったけど、鮮やかな景色が視界に入ってきた。
「おお〜!!」

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手前の砂漠からいっきに緑が生い茂るオアシス、そしてナイル川。
ナイル川の向こう側は逆に、緑の世界から一気に砂漠になっている。
ナイル川の沿岸だけが青々として、街が栄えている。

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ナイル川に係留されているのは、クルーズ船。
ルクソールからアスワンまで4日ほどかけて移動しながら観光するもの。
優雅そうで憧れるけど、船はかなりボロかった。

エジプトらしい壮大な景色を見ながら山を下っていくとデール・イル・マディーナが見えてきた。
ここは王家の谷を建設した労働者の町で、集合住宅の跡。

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そこから丘を下ると車道に出ることができた。
そして見えたのは、遺跡でもなく現代の人たちの住居。

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そして、思った。
3500年前の建物とたいして変わらないなって。

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エジプトの古代文明はあんなに高度だったのに。

そんなことを思いながら、またミニバスに乗ってナイル川のフェリー乗り場へ。

青いナイル川の向こうには、ルクソール神殿が鎮座している。
街の中にありながら、ひときわ目立つ古代遺跡のルクソール神殿。
すごいね。
昔の人は。

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さて、古代遺跡がごろごろ点在する世界遺産の「ルクソール」。
「星いくつ?」

「星、3つ!

きょう紹介した遺跡単体でもすごいのに、ルクソール神殿やカルナック神殿など古代遺跡がめじろ押しのルクソール。
遺跡好きにはたまらない場所だし、遺跡に興味がなくても古代に思いをはせてロマンを感じられるはず。
3000年以上も前の建造物って言うのは信じられない。
巨大な神殿もすごいけど、王家の谷のお墓の壁画も鮮やかで美しい。

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3000年の時空を越えて、当時の文明を味わえますよ。
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Comment

No title

相変わらずすごい情報量!歴史の教科書みたい^^
同じところに行ってるのに、知らないことばかりで面白い!さすがです!

きっこちゃんへ

前もって調べて観光すればいいんだろうけど、ブログ書くときに調べることが多いけんあまり意味ないよね。
ブログを書きながら、「ああ、なるほどそうだったんだ!」なんてことがしょっちゅうだよ。笑
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