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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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さすがアルバニア ヘンなスタンプでギリシャ入国

2014.09.25 06:09|ギリシャ☞EDIT
ケンゾーの誕生日にきのうはすき焼きをつくったイクエです。
ネギも買えたし、いまお世話になっている家に醤油もみりんもあったのであの味を再現できました。
さすがに豆腐やしらたきは手に入らなかったけど。

謎に満ちた国アルバニアから次に向かうはギリシャ!
それほど時間もないので、今回はメテオラとアテネだけを観光することに。
エーゲ海に浮かぶギリシャのロマンチックな島々も魅力的だけど、貧乏バックパッカーは思いっきり楽しめないことが目に見えてたので今回はパス。
リゾートの島ではそれなりのホテルに泊まってそれなりのおいしいレストランに行かないとね。
老後の楽しみに取っておこう。

アルバニアのサランダからまず目指すのは世界遺産に認定されているメテオラ

メテオラ

メテオラは田舎の街なので、直通バスはない。
まずは国際バスでギリシャのイオアニナに行ってそこでメテオラ行きのバスに乗り換えないといけない。

サランダからイオアニナまではおよそ4時間で1400レク(約1400円)。
ギリシャの次はアフリカ大陸の旅が待っているから、こんなちゃんとした国際バスに乗るのもしばらくはないだろうなあ。

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バスは峠を越えていく。
きのう見た、神秘の源泉ブルーアイのそばを通っていく。
森に囲まれたグランドキャニオンのような場所。
あの辺りにブルーアイはひっそりと存在している。

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山を下るとだだっ広い平原に出た。
向こうまで続く畑に、まっすぐの一本道。
日本の田舎の風景みたい。
奥に山もそびえて、阿蘇みたいだなあ。

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駆け足の旅となったアルバニアだったけど、「ベールに包まれた国」というキャッチコピーにふさわしく謎の多い国、そして国民たちだった。

「アルバニアはとても優しい人が多い」。
その言葉にも間違いはなかったと思う。

変わってるけど愛すべき国。
もう、ねずみ講で大人のほとんどが全財産を失って内戦にまで発展するというバカなマネはしないでね。

バスはアルバニアとギリシャの国境へ。
パスポートを回収され、出国スタンプを押される。
アルバニアともこれでおさらば。

のはすが・・・。
ない。

「ねえ、出国スタンプが押されてない。」
「俺は押されとるけど。」

最初からもう一度ページをめくって確認してみる。
最後のページにきたけど、やっぱりない。

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スタンプが押されるページのあとには注意書きのページがあって、さらにそれをめくると裏表紙になる。

「あ!こんなところに!
 なんでわざわざここに押すと?」

「やっぱりアルバニア人は変わっとるね!」

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白紙のページはまだあるのに、なぜあえてここに押したのか。
このスタンプは有効なのか?

まあ、これも不思議の国アルバニアの思い出ということで。

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ギリシャの入国ゲートでは一度バスを降りて歩いて、荷物チェックも受ける。

ヨーロッパ最貧国のひとつアルバニアから、古代から発展してきたギリシャに入ると景色も変わるかなあと思ったけどギリシャもなかなかの田舎。

イオアニナでメテオラ行きのバスにうまく乗り換えられるか不安だったけど、すぐに乗り換えのバスはやってきた。
イオアニナからメテオラまではおよそ2時間で12.5ユーロ。
たか~い。

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イオアニナの街は、ギリシャでもそこそこ都会らしいけどのどかな田舎だった。
ギリシャってイメージしていたよりも発展してなくてちょっと廃れてる。

メテオラの街が近づいてくると、ダイナミックで不思議な光景が車窓から見えてきた!

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メテオラは奇岩群で有名。
カッパドキアに恋をしてしまったイクエとしては、メテオラは外せない場所だった。
まさかこんな街の近くに奇岩がそびえてるなんて!
これは期待できる。

しかもメテオラを有名にしているのは奇妙なかたちの岩山だけじゃない。
その岩の頂上に建つ修道院。

修道院は複数あって「こんなところにどうやって建てたの?」と思わせる。
バスの窓からもさっそくそんな修道院が見えた。

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バスはメテオラのふもとのカランパカ駅前に止まった。
ホテルはすでに予約済み。
カランパカは小さな町でホテルの数も限られている。
ホテル代は安くないので多くのバックパッカーはここから離れた隣町に宿泊する。
でも、宿代がかかってもわたしたちはメテオラのふもとに泊まりたかった。

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奇岩に囲まれたカランパカの街。
「おお~」と感動しながらホテルへと向かう。

ネットで予約していたのはHOTEL REX。

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ダブルルームで40ユーロ。
わたしたちにとってはとても高いけれど、たまにはこんなのもね。
部屋にバスルームもあって、Wi-Fi、朝食ビュッフェ付き。
部屋のベランダや屋上からは奇岩や修道院が見える。

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雲の高さまで達している、細長い岩山。
てっぺんに目を凝らすと何かが動いている。

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人だ!
あんなところに登れるんだ!
あしたは絶対あそこまで行こう。

街を歩いていても、背後に岩山がそびえていてその組み合わせが現実離れしていてふわふわした気分になってくる。

なんかCGみたい。

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今にも岩が崩れて街を飲み込んでしまいそう。
絶妙なバランスで立っている巨大な岩。

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垂直に切り立った崖のふもとに建っているビザンティン教会。
11世紀に造られたもの。

石造りの古い教会は背後の岩山と一体化しているようにも見える。

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でも、この程度で「一体化」なんて言ったら岩の頂上に建つほかの修道院に失礼かも。
だって、こんなふうになってるんだもん。

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どうなってるんだろうね!
どうやって登るんだろう。

近くまでいって調べなきゃ。
あすの修道院の散策に備えて、今晩はレツィーナというギリシャのお酒で英気を養おう。

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レツィーナは松ヤニで香りづけされているワイン。
昔、ワインをヤギの革の袋に入れて木と松ヤニで栓をして保存していたら、それが溶けてしまってワインに混ざり「あれ?意外とこれおいしい!」となったのがレツィーナのはじまりだとか。

癖が強いと聞いていたけど、ほのかに香りがする程度で飲みやすい。
白ワインよりもアルコール度数が低く感じられ、暑い時に冷やしてごくごく飲みたくなる味。
500mlで1.1ユーロ。
庶民的な飲み物。

レツィーナを飲んだ翌日。
朝から岩の上の修道院を目指す。
ビザンティン教会の脇からトレッキングコースへと入っていく。

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岩の上の修道院は、侵入してきたセルビア人から逃れるために、14世紀に建てられたと言われている。
人里離れていて、たどり着くのも困難な岩山で修行者たちは祈りに専念してきた。
かつてはいくつも建っていたけど、今では6つの修道院が残っていて、いまも聖職者たちがここで暮らしている。

でもアクセスが悪かったのは昔の話。
じつは、いまでは舗装された立派な道路がある。
岩のふもとからバスも出ていて、誰でも利用することができる。

だけど、ここはあえて自分たちの足で登ることにした。

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バスでぱーっと行って到着して見学って言うのは味気ない。
昔の人のように苦労して登ることで、修道院に到着したときの感動を味わえるはず。
「人里離れた」っていうのを体感しないとね!

途中、カメさんと遭遇。
カッパドキアでも何度かカメに遭遇したけど、カメは奇岩好きなのかも。

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オリーブ畑を抜けて、林を通って、岩をよじ上って。
昔の人たちは、よくこんなところまで建材を運んだなあ。

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岩の上に建物が見えてきた!
ひとつめの修道院、アギア・トリアダ修道院
でも、あそこまでどうやって登るんだろう。

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岩山の真ん中あたりに目を凝らす。
岩をくり抜いたような場所に階段があるのが見えた。

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この岩山の高さは565メートル。
130段の階段は1925年に造られたのだそう。
じゃあ、造られる前はどうやって登ってたんだろうね。

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昔はこんな大きな釣り針のようなものを使って滑車で人や荷物をひっぱりあげてたみたい。

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修道院には入場料を払って入る。
ひとり3ユーロ。

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中は薄暗くてひっそりとしている。
こんな場所なら修行にも専念できそう。
誰にもじゃまされず、神と向き合える場所なのかも。

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修道院までは舗装された道路がつながっている。
昔は俗世間から切り離されていた場所だけど、いまは俗世間とつながっている。

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もちろん、いまでもここで修道士たちが生活している。
岩の上には修道院だけじゃなくて畑も。

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修道士たちがここで野菜を育てている。
いまでは完全に自給自足の生活ってことにはいかないだろうけど、きっと昔はアクセスも悪かったし自給自足で暮らしていたんだろうね。

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ここから見下ろす、下界の街。

トレッキングで汗ばんだ体を冷やす。
あ~あ、気持ちがいい!
よくあんな下から登ってきたなあ。

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岩の上に座って風に吹かれていると、仙人になったような気分になる。
たしかに、ここだと瞑想できそうだし、神に近づけそうな気もする。

この修道院からは、岩山に建つほかの修道院も見える。
いまは数は少なくなってしまったけど、昔はこんな修道院がいくつもあったのだと思うと違う世界に入ったような不思議な気持ちになる。

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イクエとケンゾーのメテオラの修道院巡りははじまったばかり。
あしたはケンゾーがほかの修道院について「世界遺産編」でお伝えします。

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ほかの修道院はどうなってるの?
こんなところに建てるなんて、やっぱり信仰心のなせる技はスゴい!
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