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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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世界遺産の鍾乳洞 地球って奥が深い

2014.08.21 06:04|スロベニア☞EDIT
日本にいるときは真夏でもエアコンをつけずに窓を開けて寝ていたけど、いまは一日中ホテルのエアコンをいれて過ごしているイクエです。
エアコン漬けになってしまったら、体力が落ちそうだし暑さに弱くなって夏バテしそうだけど大丈夫かな。
みなさんはどのように過ごしていますか。

とても小さな、だけどとてもかわいい首都リュブリャナにいるイクエとケンゾー。
リュブリャナの観光地と言えば、狭い範囲の旧市街くらいしかない。

でも、スロベニアにはヨーロッパ最大規模のふたつの鍾乳洞があるらしい。
シュコツィヤン鍾乳洞ポストイナ鍾乳洞

どちらに行くか迷ったけれど、世界遺産になっているシュコツィヤン鍾乳洞に行くことにした。
鍾乳洞の最寄り駅はディヴァチャ。
けっこう遠いけど、日帰りで行ける距離。

ディヴァチャ

リュブリャナ駅から列車でゴー ♪
およそ1時間50分ほどの旅。
運賃は往復1人19ユーロ。

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自由席なのに、車内はコンパートメントで座席と廊下の間にドアがあった。
座席は広々。

スロベニアは小さい国だし、首都の駅とは思えないほど駅も小さい。
だけどいろんなことろが、ちゃんとしている。
不自由や不便は感じないし、小さい国だけど「さすがヨーロッパ」って感じ。

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でも、国全体が「のどかな田舎」なんだよね。
交通量が多くて建物が密集しているのは限られた街だけで、ほとんどの集落は小さな村っていう感じ。
でも都会の生活にあこがれるでもなく、みんな自然に囲まれた自分たちのふるさとで豊かに暮らしている雰囲気が漂っている。

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家もかわいいし、庭の手入れも行き届いているし、上手に生活している。
みんな幸せそうに暮らしてるなあって感じが伝わってくる。

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列車は、たまーに出現する集落を通過しながら、森を抜け、山のなかを進んでいく。

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1991年に旧ユーゴスラヴィアから独立したスロベニア。
スロベニアって日本の四国くらいの国土で、人口も200万人あまり。
ヨーロッパの国のなかではそれほど力ももっていないだろうし、国としては小さすぎる気もする。
だけどじゅうぶん国として成り立っている。
中世の〇〇王国とか公国って感じに似ている。

スロベニアを見ていると「国」ってなんだろうな、べつに「国」って大きくなくてもいいし、小さくてもそこに住む人たちが幸せならそれでいいな、領土の拡大をめざすとか馬鹿らしいなって思えてくる。
日本でいう県単位くらいの規模の国があっても不思議じゃない。

a_DSC_0296_2014081519415625b.jpg

列車は田舎の街ディヴァチャ駅に到着。
ここから洞窟までは歩くには長すぎる距離。
かといって、タクシーに乗るのも高くつくし・・・。

でも大丈夫!
列車が到着する時間にあわせて、こんな立派なシャトルバスが出ているから。

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しかも無料!
こういうサービスがちゃんとともなっていると、入場料が多少高くてもそんなに文句は出ない。
入場料が高くてもしっかりしたパンフレットがついていたり、無料の音声ガイダンスがあったり、掃除やメンテナンスが行き届き、スタッフの対応がいいととても好感がもてる。
高いのにそれがひとつも達成されてない観光地もたまにあって、そんなところはテンションが下がってしまう。

日本のレベルはどうだろうね。
日本の観光地のコストパフォーマンスはかなりいいと思う。
ヨーロッパの観光地と比べると入場料はとても安い。
メンテナンスも行き届いているし、スタッフの対応もいい。
難点は、外国語の説明が不十分なことかな。

バスに揺られること10分あまり。
シュコツィヤン鍾乳洞に到着 ♪

鍾乳洞は山の中にある。
というか、谷底にある。
谷底どころか自分たちが立っている場所からはるか下の、地下深くにある。

a_DSC_0342_20140815195100e6e.jpg

上の写真ではわかりにくいかもしれないけど、集落があるのは崖の上。
ここから見下ろすと、ぽっかり丸く大地に穴が空いたように陥没したような谷底がある。
そのすり鉢状のさらに地下に鍾乳洞が隠されている。

逆に言えば鍾乳洞の出入り口からは周囲を囲んだ崖を見上げることになる。

a_DSC_0332_20140815195423e5e.jpg

鍾乳洞は自分たちで勝手に見て回ることはできない。
危ないからかもしれないし、貴重な鍾乳洞を傷つけられるのを防ぐためかもしれない。
入場券(1人16ユーロ)を買うと、専属のガイドさんが案内してくれる仕組み。
ツアーの出発時間は1日に数回しかないので、おとなしく待つ。
時間が来るとガイドさんのあとをみんなで大移動。

a_DSC_0306_2014081519420541b.jpg

鍾乳洞は崖の下にあるので、駐車場やチケット売場がある場所から鍾乳洞の入口までは思いのほか歩くことに。
美しい森の中を団体で下っていく。

このあたり一帯からは考古学的に価値がある出土品がたくさん見つかっているのだそう。
1万年以上前からここで人が生活していた形跡が残ってるんだって。

1万年ってとても長い歴史を感じる。
卑弥呼の時代から現在まではたったの1800年くらい。
このたったの1800年で日本は急成長したね。

さて、世界遺産の鍾乳洞はいかに!?
その内部をご覧いただきましょう〜!!

っていいたいところだけど内部は写真撮影厳禁。
残念。

これまでもいろんな鍾乳洞を見てきたけど、ここシュコツィヤンの特徴はその大きさ。
「こんな空間が地下に?」ってびっくりする。
まるで「地球に存在する隠された別の星」。
鍾乳洞の中には川や滝もある。

看板の写真で伝わるかな。
左側の岩肌に線のように連なっているのが遊歩道。
どどーんとでかい空間がずーっと続いている。

a_DSC_0348_20140816031411f3d.jpg

ハイライトは鍾乳洞内の橋を渡ること。
橋の下に流れているのはレカ川。
はるか下からゴーッと音が聞こえてくる。

a_DSC_0347_20140816031504689.jpg

地表から160メートルのところに川が流れている。
そして橋の上から、はるか下の川を見つめる豆粒のような存在のわたしたち。
ずいぶん高いところにいるなあと思うけど、それでも実際にはわたしたちは地下にいて、人間の生活はわたしたちよりもずーっと上の地上で繰り広げられている。
世界が何層にもなっているような、不思議な感じ。

1時間20分くらい鍾乳洞の中を歩き、入口とは違うところに出てきた。
鍾乳洞の中で方向感覚がわからなくなっていたのに、さらに違うところに出るなんて予想外。
ここはどこ?

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今から3000年ほど前、このあたりはヨーロッパの重要な巡礼地のひとつだったんだって。
暗い地底へと続くぽっかりと空いた穴。
死後の世界や先祖の霊魂を連想させるものだったらしい。

ここの楽しみは鍾乳洞だけではない。
この渓谷をハイキングするもの気持ちがいい。
というか、鍾乳洞の出口で解散なので結局シャトルバスが待つ駐車場まで行かないといけなくて、必然的にハイキングすることになるんだけど。

a_DSC_0318_20140815195112dba.jpg

駐車場ははるか上。
岩肌に沿った遊歩道を歩き、少しずつ地上へと上がっていく。

途中まで歩くと、今度は先ほどまでいた場所を見下ろすことができる。

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下に流れている川が鍾乳洞にも流れていたレカ川。
何十年かに一度は大洪水になるみたいで、そのときはいっきに水位が何十メートルも増し、この谷底に水が押し寄せる。
鍾乳洞の中も水であふれるから、万が一鍾乳洞にいたら大変なことになる。
さっき鍾乳洞を歩いたとき、わたしたちの歩いていた遊歩道とは別に下の方に古い道が見えた。
きっと増水のことを考えて、上の方に遊歩道がつくられ直されたのだと思う。

太陽を受けてキラキラした緑のなか。
この先に谷底を見下ろせる展望台があるはず。

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森の中から視界がひらけた場所へ。
ここから見ると崖がぐるりと取り囲み、すり鉢状になっているのがよく分かる。

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崖の途中に滝があり、真下へと水が流れている。
鍾乳洞の出口が下の川のあたり。
いく層にもなったダイナミックな世界。

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国土は日本の四国ほどの大きさのスロベニア。
でも、鍾乳洞はなんと6000もあるんだって!
まだ発見されてない鍾乳洞もありそうだね。
緑も山もあって、とても自然豊かな国。

探検気分を味わえた1日。
帰りもシャトルバスで駅まで行き、列車に乗って大家族の家へ。

次の日は大家族に別れを告げて、次に目指すのはスロベニアのいちばんの観光地ブレッド

ブレッド

6人の子どもをもつ子育てのプロ、ペトラがバス停まで見送ってくれた。
「ちょっと先に家、出てるわねえ」と言って一足先に出発していたから、なにかと思ったら道ばたでわたしたちのために野いちごを摘んでくれていた。
タッパーに入った野いちごをお土産にいただく。

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少しの間だったけど、仲のいい大家族とともに、自然に囲まれたすてきな家で過ごさせてもらってありがとうございました♡
いつもかわいい笑顔を見せてくれる天使、ヘレナちゃん。
優しい家族からの愛情をたくさんもらってすくすく育ってね!

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バスを2回乗り換えてブレッドを目指す。
ちなみにリュブリャナ駅前からブレッドまではバスで7.8ユーロ。
窓口で行きのチケットを買った後、窓口横の自動券売機で買う方が安いということが判明。
帰りの分の6.3ユーロのチケットを券売機で買った。

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スロベニアは「アルプスの陽の当たる側にある国」って呼ばれているんだって。

スロベニアのアルプスは「ユリアン・アルプス」と呼ばれていて、その反対側にはオーストリアやスイスのアルプスがある。

スロベニアは山がちの地形だけど、穏やかで明るい雰囲気。

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気分が晴れやかになる景色を見ながら、1時間半弱で着いたブレッド。

かわいくて、広々とした庭をもち、「住人はいい感性してるんだろうなあ」って思うようなすてきな家が建ち並ぶ。

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今回の宿はインターネットで申し込んだMarija Lesnikという湖畔のホテル。
ドミトリーでひとり1泊13ユーロ。

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ここには2泊。
ドミトリーだけど1泊目はふたりだけで貸切り状態だった。

自由に使えるきれいなキッチンもあって、なかなかおすすめの宿。

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ダイニングキッチンの窓からはブレッドのシンボルが見える。
切り立った岩の上に建つ赤い屋根のブレッド城
あの城から見る景色はどんなんだろうなあ。
あとで行ってみよう〜。

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ブレッドのいちばんの見所はブレッド湖
エメラルドグリーンの美しい湖は「アルプスの瞳」なんて称えられる。

さっきバスターミナルからホテルまで歩いた時もブレッド湖を見たけれど、せっかくなのでちょっと山に登って上から見てみようかな。

山の上でランチしながらブレッド湖を眺めよう!
スーパーでバゲッドやハムを買って、山を目指す。

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でも、なんかちょっと体の調子がおかしい。
脇腹が痛くてゆっくりとしか歩けない。

「ちょっと、お腹痛い。」
「ふーん。」と答えるケンゾー。

「ケンゾーとは痛さのレベルが違うけん。」
つい口にした言葉にケンゾーはちょっとふてくされた。

冗談半分、本気半分の言葉。

これは長所なのか欠点なのかわからない。
よく言えば、わたしは体の不調や痛みに我慢強い。
悪く言えば、自分の体の不調に鈍感でなんとかしようと思うタイミングが遅い。

保育園のころ、ほかの園児が「せんせい〜、あたまが痛い」とか「ケガした〜」とか泣いても「はいはい。痛いの痛いの飛んでけ〜」と先生たちはあしらっていた。
だけどわたしが「せんせい〜、ここが痛い」と言うと先生はきゅうに深刻な顔になってわたしを職員室に連れて行きベッドに寝かせ、ほかの先生たちも集まってわたしの様子を見に来てみんなで心配していたのを覚えている。
先生はいつも「イクエちゃんが痛いっていうときは、ほんとうに痛いときなんだもんね。だからちゃんと診てあげないといけないんだよね。」って言っていた。

大学のころは帯状疱疹になってしまい、そのときは「まあなんかヘンな痛さがあるけど虫刺されかな」とバカな判断をし、ムヒを塗っていた。
でもいっこうに治らなくて病院に行ったら「今からすぐ入院です!絶対安静にしてください。点滴は毎日3回打ちます!」と言われて、通院だけで済むものをほったらかしにしていたばかりに8日間も入院するハメになった。

わたしは別に体が弱いわけでもない。
だけどすぐに治るようなものを、ほったらかしにしてその結果ひどくなってしまう。
「ああちょっと頭が痛いなあ、でも気のせいかなあ」と思ってほったらかしにして、いざ熱を測るとけっこう高熱、ということもよくある。
自分でよくわからないので、この旅では体温計を持ち歩いていて、ちょっとでも様子がおかしいとこまめに熱を計るようにしている。

今回感じる脇腹の痛み。
今まで味わったことのない痛み。
なんか変かもなあ〜。
でも、山の上でさっきスーパーで買ったパンを食べたら治るかなあ〜。

そう思いながら山の上を目指した。

次回は、絵に描いたように美しいブレッド湖をご紹介します。
わたしのその後のことについては、その次に書こうかな。

まあ、今はぴんぴんしてるから大丈夫なんだけど。
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Comment

No title

僕達も昨日シュコツィヤン鍾乳洞に行ってきました!!

自然のスゴさを思い知らされました。
地球って本当にスゴい!!
本当に行って良かった場所でした。


この記事を読んでから鍾乳洞に行きたかったです(笑)
頑張ってガイドの英語を聞いてみましたが・・・ん?って感じでした(涙)


ガイドブック以上のこのブログ、今後もよろしくお願いします。

のどかそうでいいですねーS"LOVE"NIAは世界で唯一「LOVE」が国名に入ってるから愛の在る国と言われるらしいですね

子供たちかわいいし楽しそうだなあ

No title

私は、ポストイナ鍾乳洞の方に行きました。
猛スピードのトロッコ電車で鍾乳洞の入口まで行き、ガイドの案内で
徒歩で日本語音声ガイドを聞きながら鍾乳洞の中を登ったり
下りたりしながら20カ所のポイントを回りました。
帰りも、鍾乳洞の中をディズニーのアトラクションの
トロッコに乗っているようなスリルを感じながら
鍾乳洞を後にし、自然の凄さを思い知らせられました。
シュコツィヤン鍾乳洞も素晴らしいですね。

次回の美しいブレッド湖を楽しみにしています~♪

つばさ さま

わたしたちも、英語の説明についていけず、若干退屈してました。
説明はいいから、写真撮らせてほしかったですね。
せめて、あの滝のところだけでも!

あんな空間が地球には、実はいっぱいあるのかも。
まだ発見されてないだけかもって思うとワクワクしますね。

銀角 さま

LOVEが入ってるなんて気づきませんでした。
その名前にふさわしい、ラブリーな国ですね。
スロベニアの人にスロベニアの感想を聞かれて、プリティーって答えてたんです。
ラブリーって答えれば良かった!

totoroさま

どっちの鍾乳洞に行くかすごく迷ったんですよー。
ポストイナはトロッコに乗れるので子どもも大人も楽しめそうですね。
ボートで探検する鍾乳洞もあるみたいですよ。
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