これが一国の首都かあ・・・
下痢の原因はたぶん冷房でお腹が冷えていたっぽいケンゾーです。
「だけん言ったやろ。ケンゾーは赤ちゃんみたいに単純なんやけん。」と妻に悪口を言われています。
べつに大人だってお腹が冷えて壊れることはあるやろうし、単純とか複雑とかそういう問題やなかろうもん。
「ほんと赤ちゃんみたいやね」と夫を子ども扱いするのが最近の妻のブームらしい。
自然に囲まれたサトコさんの別荘で身も心も癒やされたケンゾーとイクエ。
おいしいワインとシュナップス三昧で最高の4日間だった。
サトコさんからは「1か月でも2か月でもここに住んでいいわよ。畑の水やりだけしてもらったら好きなように使っていいから」なんて夢のようなことを言われた。
そんなことできたら最高だけど、そういうわけにもねえ。
ダメ人間になって社会復帰できなくなっちゃうよ。

青い空と新緑で覆われた山、そしてぶどうの段々畑。
ドナウの流れとともに時を重ね、自然と一体化した美しさをもつ古い町。
ヴァッハウ渓谷の素晴らしい景色ともさよならだ。



何事もなく無事にウィーンに到着。
ラーラちゃんの両親といっしょにレストランで食事をすることに。

トルコ旅行から帰ってきたばかりのラーラちゃんの両親。
日本では子どもを置いて親だけで海外旅行なんてあまり聞かないし、悪く言う人もいるかもしれない。
でもオーストリアではごくあたり前のことなんだって。
たとえ親子であってもそれぞれの時間や余暇を楽しむ、子どもに遠慮するなんてことはない。
子どもを預けるのも「いいよ。自分たちのときはよろしく〜」って感じで隣近所や友人の家が気軽に面倒を見てくれる。
なにも特別なことじゃないからお互いさまの精神。
子どもがいることを言い訳にせず、夫婦の時間を大事にするってとてもいいことだと思う。
トルコから帰ってきたばかりのラーラちゃんのご両親においしいオーストリア料理をごちそうになってしまった。
みんなで写真を撮り忘れたのが残念。


翌日、クラウスさん、サトコさん、アンナちゃんに別れを告げブダペストへと戻ることに。
たくさんお世話になりました、また会える日を楽しみにしてます!!
レンタカーの返却は夜の7時。
時間もあるし、せっかくなのでスロバキアを通ってブダペストに帰ろう。
スロバキアの首都ブラチスラバはオーストリアから国境を越えてすぐのところにある。
ウィーンから70kmしか離れていない。

ハイウェイを利用する場合は、事前に許可証を購入しないといけない。
日本みたいに入口の料金所でお金を払うしくみではない。
クラウスさんが用意してくれた許可証をフロントガラスに貼って、ハイウェイを走る。
スロバキアとの国境近くは風力発電の風車だらけ。

原発ゼロのオーストリアは消費電力の30%を再生可能エネルギーで賄っているんだそう。
人口が違うから比較はできないけど、原発ありきでおよそ2%の日本とは気合いの入れ方が違う。
しばらくオーストリアの片田舎を走っていると遠くに赤い屋根の城のようなものが見えてきた。
ブラチスラバには城があるそうなんだけど、あれかな?

EU同士なのでイミグレーションなどはなく、国境を越えたことを示すのは路肩の1枚のサインだけ。
便利だけど、あっけない。

だんだん近づいてくる白い建物が首都のシンボル、ブラチスラバ城だと思うんだけど、なんだか微妙。
趣きは・・・ない。
それっぽく造ったホテルみたい。


ドナウ川のたもとに建つ聖マルティン教会。
一時期ハンガリー王国の首都がブラチスラバに移されていたときは、この教会でハンガリー王の戴冠式が行われていたそう。

まずは気になって仕方がないブラチスラバ城へ。
近くで見てもやっぱりなんだかちゃちい。

もともとは12世紀にロマネスク様式で建てられたのがはじまり。
何度も改築され、18世紀にはマリア・テレジアの居城にもなった。

けれど1811年に火災で焼失、第二次大戦後に復旧されたんだそう。
復旧したのはいいけどペンキを塗っただけで、のぺーっとして渋さや重みはまったくない。

城からはブラチスラバの街が一望できる。
古い建物と近代的な建物がごちゃまぜ。


あまり魅力的な街ではないなあ。
気を取り直して旧市街へ。


旧市街の中心にあるフラヴネー広場。
こじんまりとしているけどなかなかいい雰囲気。
広場に面する1等地には日本大使館もある。


見るからに歴史的な建物。
日本もなかなかやるねえ。
ブラチスラバの旧市街にはあちこちに銅像が点在している。
ユーモラスな銅像を探してまわるのが見どころのひとつらしいんだけど、言い替えるとそれくらいしか見どころがないってことかな。

旧市街はとても小さく、1㎢もないんじゃないかな。
じっくり回っても2時間あればすべて見終わるくらい。
ちょっと寄り道するくらいでちょうどいい。

昔はチェコ・スロバキアとしてひとつの国だったのが、1993年にスロバキアとして独立した。
チェコには美しいプラハの街や世界遺産の田舎の街や観光地がたくさんある。
それに比べると、スロバキアには有名な観光地がない。
首都でこれだもんなあ・・・。
観光業も盛んなチェコと比べると、ちょっとかわいそうなくらい。

ふたたびドナウ川を渡って1週間ぶりにハンガリーへ。
レンタカー屋の閉店時間が迫っているのでちょっと急ぎ足。


一方通行だらけのブダペストで何度も道を間違えて、レンタカー屋にたどり着いたときには時すでに遅し。
無情にもドアは閉められ店は無人になっていた。
これはヤバい、どうしよう。
誰かいないかと駐車場をうろちょろしていたら、警備員に目の前にあるホテルに行くように言われる。
汚い格好で高級ホテルのレセプションへ。
恐る恐る車を返却したいんだけどレンタカー屋が閉まってると言うと、「かしこまりました。こちらで鍵をお預かりしますね。」だって!
おおー、助かった。
やっぱりレンタカー屋はホテルが経営してるんだろうね。
車のチェックもガソリンの確認も何もなく終了。
ほっとひと安心だけど、のんびりする暇もなく移動開始。

あしたからハンガリー旅の第2部がスタート。
前回ブダペストで沈没したのとは打って変わって、アクティブにいくよ!
たぶん・・・。
「だけん言ったやろ。ケンゾーは赤ちゃんみたいに単純なんやけん。」と妻に悪口を言われています。
べつに大人だってお腹が冷えて壊れることはあるやろうし、単純とか複雑とかそういう問題やなかろうもん。
「ほんと赤ちゃんみたいやね」と夫を子ども扱いするのが最近の妻のブームらしい。
自然に囲まれたサトコさんの別荘で身も心も癒やされたケンゾーとイクエ。
おいしいワインとシュナップス三昧で最高の4日間だった。
サトコさんからは「1か月でも2か月でもここに住んでいいわよ。畑の水やりだけしてもらったら好きなように使っていいから」なんて夢のようなことを言われた。
そんなことできたら最高だけど、そういうわけにもねえ。
ダメ人間になって社会復帰できなくなっちゃうよ。

青い空と新緑で覆われた山、そしてぶどうの段々畑。
ドナウの流れとともに時を重ね、自然と一体化した美しさをもつ古い町。
ヴァッハウ渓谷の素晴らしい景色ともさよならだ。



何事もなく無事にウィーンに到着。
ラーラちゃんの両親といっしょにレストランで食事をすることに。

トルコ旅行から帰ってきたばかりのラーラちゃんの両親。
日本では子どもを置いて親だけで海外旅行なんてあまり聞かないし、悪く言う人もいるかもしれない。
でもオーストリアではごくあたり前のことなんだって。
たとえ親子であってもそれぞれの時間や余暇を楽しむ、子どもに遠慮するなんてことはない。
子どもを預けるのも「いいよ。自分たちのときはよろしく〜」って感じで隣近所や友人の家が気軽に面倒を見てくれる。
なにも特別なことじゃないからお互いさまの精神。
子どもがいることを言い訳にせず、夫婦の時間を大事にするってとてもいいことだと思う。
トルコから帰ってきたばかりのラーラちゃんのご両親においしいオーストリア料理をごちそうになってしまった。
みんなで写真を撮り忘れたのが残念。


翌日、クラウスさん、サトコさん、アンナちゃんに別れを告げブダペストへと戻ることに。
たくさんお世話になりました、また会える日を楽しみにしてます!!
レンタカーの返却は夜の7時。
時間もあるし、せっかくなのでスロバキアを通ってブダペストに帰ろう。
スロバキアの首都ブラチスラバはオーストリアから国境を越えてすぐのところにある。
ウィーンから70kmしか離れていない。

ハイウェイを利用する場合は、事前に許可証を購入しないといけない。
日本みたいに入口の料金所でお金を払うしくみではない。
クラウスさんが用意してくれた許可証をフロントガラスに貼って、ハイウェイを走る。
スロバキアとの国境近くは風力発電の風車だらけ。

原発ゼロのオーストリアは消費電力の30%を再生可能エネルギーで賄っているんだそう。
人口が違うから比較はできないけど、原発ありきでおよそ2%の日本とは気合いの入れ方が違う。
しばらくオーストリアの片田舎を走っていると遠くに赤い屋根の城のようなものが見えてきた。
ブラチスラバには城があるそうなんだけど、あれかな?

EU同士なのでイミグレーションなどはなく、国境を越えたことを示すのは路肩の1枚のサインだけ。
便利だけど、あっけない。

だんだん近づいてくる白い建物が首都のシンボル、ブラチスラバ城だと思うんだけど、なんだか微妙。
趣きは・・・ない。
それっぽく造ったホテルみたい。


ドナウ川のたもとに建つ聖マルティン教会。
一時期ハンガリー王国の首都がブラチスラバに移されていたときは、この教会でハンガリー王の戴冠式が行われていたそう。

まずは気になって仕方がないブラチスラバ城へ。
近くで見てもやっぱりなんだかちゃちい。

もともとは12世紀にロマネスク様式で建てられたのがはじまり。
何度も改築され、18世紀にはマリア・テレジアの居城にもなった。

けれど1811年に火災で焼失、第二次大戦後に復旧されたんだそう。
復旧したのはいいけどペンキを塗っただけで、のぺーっとして渋さや重みはまったくない。

城からはブラチスラバの街が一望できる。
古い建物と近代的な建物がごちゃまぜ。


あまり魅力的な街ではないなあ。
気を取り直して旧市街へ。


旧市街の中心にあるフラヴネー広場。
こじんまりとしているけどなかなかいい雰囲気。
広場に面する1等地には日本大使館もある。


見るからに歴史的な建物。
日本もなかなかやるねえ。
ブラチスラバの旧市街にはあちこちに銅像が点在している。
ユーモラスな銅像を探してまわるのが見どころのひとつらしいんだけど、言い替えるとそれくらいしか見どころがないってことかな。

旧市街はとても小さく、1㎢もないんじゃないかな。
じっくり回っても2時間あればすべて見終わるくらい。
ちょっと寄り道するくらいでちょうどいい。

昔はチェコ・スロバキアとしてひとつの国だったのが、1993年にスロバキアとして独立した。
チェコには美しいプラハの街や世界遺産の田舎の街や観光地がたくさんある。
それに比べると、スロバキアには有名な観光地がない。
首都でこれだもんなあ・・・。
観光業も盛んなチェコと比べると、ちょっとかわいそうなくらい。

ふたたびドナウ川を渡って1週間ぶりにハンガリーへ。
レンタカー屋の閉店時間が迫っているのでちょっと急ぎ足。


一方通行だらけのブダペストで何度も道を間違えて、レンタカー屋にたどり着いたときには時すでに遅し。
無情にもドアは閉められ店は無人になっていた。
これはヤバい、どうしよう。
誰かいないかと駐車場をうろちょろしていたら、警備員に目の前にあるホテルに行くように言われる。
汚い格好で高級ホテルのレセプションへ。
恐る恐る車を返却したいんだけどレンタカー屋が閉まってると言うと、「かしこまりました。こちらで鍵をお預かりしますね。」だって!
おおー、助かった。
やっぱりレンタカー屋はホテルが経営してるんだろうね。
車のチェックもガソリンの確認も何もなく終了。
ほっとひと安心だけど、のんびりする暇もなく移動開始。

あしたからハンガリー旅の第2部がスタート。
前回ブダペストで沈没したのとは打って変わって、アクティブにいくよ!
たぶん・・・。