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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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旅人の溜まり場 

2014.07.29 05:39|スペイン☞EDIT
子どもたちと遊んでいるとき自分のことを「お姉さんね・・」と言うべきか「おばさんね・・・」と言うべきか悩むお年頃のイクエです。
客観的に見れば「おばさん」なんでしょうけど、まだ子どもはいないし、独身の同級生も多いし、「おばさんね・・・」って言う方が違和感を感じるんですよ。
でも自分に子どもがいたら、やっぱり我が子の友だちには「おばさんね・・・」って言わないとダメだろうし、そう考えるとこの歳で「お姉さん」はアウトかな。

イクエとケンゾーにとってバスク地方の最初の訪問地ビトリア。
2人のバスク人の家にお世話になって、とても楽しく安らいだ気持ちで過ごすことができた。

きょうもカウチサーフィンで泊めてもらうことになっている。
スペインではマドリードやバルセロナはホームステイ先を見つけるのは大変だけど、地方都市だとけっこう簡単に見つかる。

さて、きょうはどんな出会いが待ってるかな。

きょう目指すのは、バスク最大の都市ビルバオ。

ビルバオ

バスで1時間半、運賃はひとり6.2ユーロ。

きょうお世話になるのは会計士のアンチョカという男性。
アンチョカというちょっと変わった響きは、バスク特有の名前。
アルファベットで書くとこうなる。
「ANTXOKA」
英語やスペイン語の発音じゃだめ。

アンチョカの仕事が終わりに落ち合ってアンチョカの家へ。
アパートの入った建物はかなり古ぼけている。
ギシギシと鳴り響く階段を、やや不安になりながらあがっていく。

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アンチョカはカウチサーフィンのいわばスペシャリスト。
毎日のように旅人を迎え入れてくれている。
その数、100人を超している。

ほぼ毎日旅人を自宅に招き入れているホスト。
たとえばパレスチナのヘブロンに住むモーもそうだった。
毎日旅人を受け入れるなんて、自分のプライベートな時間もあまり取れないし、水道費や光熱費もかさむと思う。
度量が広いというか、優しいというか、旅人からするとほんとうにありがたい存在。

そんなアンチョカの家には、きょうはわたしたちのほかに2人のアメリカ人も泊まっているらしい。
こんな今にも崩壊しそうなアパートに、そんな何人も泊まれるスペースがあるのだろうか。

ドアを開けて、ビックリ。
別世界だった。

赤で統一したデザイナーズマンションのようなキッチンにリビング、寝室。

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ヨーロッパには築100年や200年という建物がざらにあって、そんな歴史ある建物が普通にマンションとして使われている。
そこに住む人たちはリフォームがとてもうまくて、居心地のいい自分好みの空間を作り出している。

アンチョカはイクエとケンゾーにダブルベッドのある部屋を貸してくれた。

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アンチョカは独身で年齢は40歳くらい。
でもこのベッドのセンスはなんだか女子っぽいし、ベッドの上にはぬいぐるみまで。
そしてこんな本まで。

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なつかし〜い。
我が家にもあった。

「僕のボーイフレンドが日本に留学してたことがあって、彼からもらったんだ。」

ボーイフレンド・・・。
そういうことです。

ヨーロッパにいるとそういうことがよくあるので、もうそんなには驚かなくなった。
でも、考えてみれば相手はオープンにしてるのに、それをこっちが驚くほうが逆に失礼。

家にはそっち系のDVDとかマッチョな消防士たちのセミヌードカレンダーとか無造作に置かれている。
男子の家にエロマンガやアイドルのポスターがあるのと同じようなもんかも。

ちなみにボーイフレンドが日本に留学していたアンチョカは日本に会いに行ったこともある。
サウナのあるカプセルホテルに泊まったことがいちばんの思い出。

イクエとケンゾー以外にここに泊まっているのは、右からアメリカ人のジャックとマックス。

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マックスは旅行が大好きで、アフリカの旅でもけっこうカウチサーフィンを使って泊まらせてもらっていたんだって。
アフリカでもカウチサーフィンできるんだー、意外。

アンチョカが夜の旧市街を案内してくれて、みんなでいっしょにバルにお酒を飲みに行くことにした。
仕事で疲れているはずなのに、このおもてなし精神に脱帽。

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石畳の旧市街。
夜になるとひっそりとして通りを歩く人も少なくなる。
昔と変わらない建物。
現在が21世紀であることを象徴するものがないから、夜だとますます中世の時代に紛れ込んでしまったような不思議な感覚がわく。

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高い建物に挟まれた狭い路地。
このままどんどん進めば袋小路に当たりそうで不安になったとき。
突然、整然とした建物が四方を囲む、広い中庭のようなところにでる。

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ヨーロッパの旧市街で見られる光景。
ベネチアにも、マドリードの旧市街にもこんな広場があった。
狭い路地をあてもなく歩いて、いきなり視界がぱっと開ける。
うれしい驚き。

この旧市街の広場に面したバルにわたしたちは入った。
青い内装の「PLAZA NUEVA」。
日本のガイドブックにも紹介されている有名店らしい。

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カウンターにはずらりと並んだピンチョス。
ビルバオではおいしいピンチョスを出すバルを決めるコンテストが開かれていて、この店は何度も賞を取っている。
どれにしようかと楽しみながら迷う。

クリームソースをかけた貝のオーブン焼きは絶対おいしいはず。

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ピリ辛のオリーブオイルがかかったきのこの串刺しはお酒のつまみにもってこいの味。

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ほぐしたたっぷりのカニをバゲットにのせて。

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この店を人気店にしているのは、おいしいピンチョスだけではなさそう。
店のおじさんがとにかく陽気。

「カウンターに入って。
 はい、カメラを向こうに渡して。
 この帽子もかぶんなきゃ。」


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おじさんに言われるがまま、わけもわからず調子にのっていたら今度は変なものがでてきた。

お酒が入った水差しみたいなもの。

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「グラスを使わずにそのまま顔を上に向けて口に注ぐのが正式な飲み方だよ。」

ってほんとかな。

なるべく注ぎ口を口から離して飲む方がいいらしい。
みんなで回し飲み。

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わっ!

顔にひっかかってしまってケンゾーが笑う。

いや、簡単なようで難しいんだって。
とくに終わり方が難しい。
注ぐのをやめようとデカンタを戻すときに、顔にビチャッとひっかかるんだよ。

ケンゾー、やってみなよ。

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堂々と飲んでいるけど、すでに口じゃなくてアゴを直撃してますから!

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楽しいお酒を飲んだ次の日。
わたしたちはバスクの絶景を探しに行くことにしていた。

それはビトリアでホームステイしたデイビッドが教えてくれたところ。
それほど有名ではない場所だけど、半島に建つかわいらしい教会が見られる場所。

バスと歩きで行くことにしていたけれど、アメリカ人のマックスたちがレンタカーで旅しているので4人で行くことにした。
ラッキ〜 ♫

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マックスはスペイン語も堪能で、北京にも2年間留学していたこともあって、外国語を操れる頭のいい人。
旅行も大好きで、いま長い旅をしている。
でも家はニューヨークにあって、帰国したら大手銀行のJPモルガン・チェースで働くことが決まっている。
同じ長期旅行者だけど、イクエとケンゾーとは大違い。
いいなあ〜。

ちなみにマックスは以前ルームメイトが日本人だったらしく、和食も大好き。
なんと納豆も食べられるんだって!
外国人が納豆を受け入れられるなんてすごいよ。

「わたしの故郷では学校給食でも納豆が出てたよ。」
「じゃあ、教室中臭くて大変だね。」

そんな話をしていたら、目的地に到着。
ここからはちょっと歩かないといけない。

わたしたちの探している穴場の絶景は「サン・フアン・デ・ガステルガチェ教会」。
駐車場からは森が遮っていて、半島に建つ教会の姿が見えない。
どんな感じなのかワクワクしながら木々の中を歩いていくと、海が見えた。

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もこもことした森、青い海を白い波が縁取るビスケー湾、さわやかな水色の空。

そして、その絶景は姿をあらわした。

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細く長い階段が島のような岬に向かって走っている。
そしてその先にはオレンジ色の教会。

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ゴツゴツした岩肌の半島は凛々しく、頂上にちょこんと建つオレンジ屋根の教会はおもちゃのよう。

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教会まで行きたいところだけど、大嵐の影響で道が封鎖されていた。
残念。

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それに・・・なんだか雲行きもあやしくなってきたよ。

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ポツン、ポツンと顔に水滴を感じる。

みんなでベンチに座ってランチを食べはじめたばかりなのに、早々と退散。
もうちょっとこの美しい風景を目に焼き付けたかったけど、残念。
でも、ここまで足を伸ばしてよかった。

あの階段をのぼりきって、教会からこちら側を見るとどんなふうに見えるんだろう。
想像しながら、この場所をあとにする。

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「どこか行きたいところある?」
マックスに聞かれた。

「うーん、雨が降ってるけどゲルニカの街を見てみたいな。
 とくに何もない普通の街だと思うけど、ピカソが描いた絵の街だから。」


わたしたちはゲルニカを目指した。

『ゲルニカ』の絵はマドリードで観てきた。
モノクロの大きな絵は、ピカソの戦争に対する怒りが満ちあふれていた。

ピカソがモチーフにしたゲルニカはスペイン内戦時の1937年、フランコ将軍側についていたナチスから空爆された街。
史上初の無差別爆撃だったと言われている。
2000人以上が死傷し、街は廃墟となった。

もちろんあれから80年近くが経っていて、ゲルニカの街は暮らしやすそうな適度に田舎で適度に都会の街になっていた。

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あのとき、空襲の被害から奇跡的に助かった建物が今も残っている。
バスク議事堂。

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その脇に、丸い屋根の下で大切に保存されている樫の木の幹がある。
いまは枯れてしまっているけど、この樫の木はバスクの人たちにとって大切な意味をもつもの。

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ここゲルニカは今では地方都市だけど、以前はバスクの首都でもあった。
中世には聖なる樫の木の下でバスクの独立宣言がなされた。
さらにバスクの領主たちが樫の木の下で法を守る宣誓を行なっていたのだそう。
いまはスペインの一部となってしまったけれど、バスクの独立を望む人たちにとってはこの樫の木が自由と独立のシンボルのようになっている。

4人での日帰り旅行が終わって、家に帰って夕食の準備。

「食べる?」と聞いたらみんな「食べるー」と答えたので、茶碗蒸しと煮物と豆乳パスタをつくった。

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今夜はフランスからの新しい旅仲間も加わった。
真ん中のフランス人の彼が手土産でもってきてくれたワインで乾杯。

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世界からの旅人が集まる場所が、ここバスクにある。
それはゲストハウスではない。

とっても古ぼけた建物のひと部屋。
カウチサーフィンのアンチョカの家。

今夜もきっと世界からやって来た旅人たちがおしゃべりに夢中のはず。
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Comment

あの教会すごい所にあるんやね~。普段は司祭さんはいるのかな~。イクエちゃんのパスタ美味そう!  あっそれと、おじさんって言うかお兄ちゃんって言うか、俺も迷うよ。分かるその気持ち~(^。^;)

No title

福岡出身のサーフィン大好きな藤井です。

久しぶり拝見しました。
写真がうまくなってる!

すみません。カメラに全く詳しくない私から、上からのコメントのようですが、
すごくきれい!

お二人も相変わらずいい笑顔♪

応援してます!!

ただすけ さま

あの教会は新郎新婦の写真撮影スポットになってるみたいですよ。

お兄さんかおじさんか、悩みますよねー。
でも自分の子供のときは、三十代は確実におじさん、おばさんの部類でしたよね(泣)。

fujii さま

そうですかー。
きっとカメラ技術じゃなくて被写体がいいんですよ!
これからもいい被写体を見つけようっと。

スペインの旅はストレスがたまることもなく、マイペースで楽しめるから自然に表情もよくなるのかもしれません。

これからもブログ、よろしくお願いしまーす。

カウチサーフィンの魅力

ビルバオのカウチサーフィン、すてきですね!
今年の5月にビルバオに行ってきたのですが、
短期旅行者なので、なかなか良い安宿が探せず、
結局ふつうのホテルに泊まっていました。。
「サン・フアン・デ・ガステルガチェ教会」もすごい絶景ですね!
このブログで初めて知りました。行ってみたいなぁ。。

カウチサーファインは、モロッコの時のようなリスクもあるようですが、
アタリのお宅に泊まれた時のご様子がすごく楽しそうで。。
いつか私も挑戦してみたいと思います!
これからもお二人の旅を応援しています。

ビールさま

コメントありがとうございます!

ビルバオ行かれたんですね、しかも5月!わたしたちもスペインを旅したのは5月です。ブログはタイムラグがあるので・・。バル巡りされましたか?

カウチサーフィンを初めるときはちょっとドキドキでしたが、そのドキドキを上回る素敵な出会いをたくさん経験することができています。
ぜひチャレンジしてみてください!
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