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訪れた国は78カ国
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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
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美しい景色 そして悲しい恋の物語

2014.06.27 05:47|モロッコ☞EDIT
病院でもらった抗生物質を五日間飲んで、ようやく膀胱炎が治ったイクエです。
尿意や尿のときの違和感よりも、脇腹や背中が痛かったのがいちばん辛かったです。
たぶんもっと早く気づいて薬を飲んでいたら症状が軽かったんだけど、もっと自分の体のSOSに気づかないといけないと反省です。

モロッコの茶色い山に囲まれて、忘れ去られたように存在しているドゥルスリ湖のほとりで野宿しているイクエとケンゾー。

寝袋だけで満天の星空のもと眠りについたのはよかったんだけど、未明になって寒すぎて目覚めた。
でも標高2600メートルあるとはいえ、真冬のように寒くはない。
服もたくさん着込んでいるし、この寝袋だって2℃くらいまで耐えられるつくりになっている。
それなのに、なんでこんなに寒いんだろう。

起き上がって気づいた。

夜露で濡れてる!
あんなに乾いていた大地はじっとり、寝袋の外側ははぐっしょり。
初めての野宿。
夜露のことまでは考えてなかった。

ノリコさんは「ノマドに交渉したらホームステイさせてくれるかもよ」って言ってた。
ノマドの小屋に泊めてもらえばよかったなあって後悔してもすでに遅い。

こんなに寒くては眠れないどころか風邪をひいてしまう。
火をおこそう。

きのう集めていた枯れ枝に火をつけてもすぐに消える。
枝も夜露で濡れている。
何度もトライしてようやく火がついた。
体を温める。

いっぽうケンゾーは寝袋をすっぽり被って眠っている。

ケンゾーはいつも「なかなか眠れん」「寝つきが悪い」「夢ばっかり見て全然寝れんかった」となぜか「自分は眠れない繊細な男」だと、ことあるごとにアピールしてくる。
でもわたしから言わせれば「特技はどこでも寝られることです!」と胸をはって言える男だと思う。
(実際わたしが焚き火していたのもケンゾーは知らなかったんだって。
あの寒さでどんだけ深い眠りについてたの!?)

焚き火で1時間温まり、1時間寝袋の中にもぐって、また1時間火をおこすということを繰り返していたら空が白みはじめた。

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こんな眠れない寒いところで野宿したことを後悔していたけど、こんな静かで穏やかな暁を見たら後悔なんてしない。

まあ、この隣で寝てる人は後悔の「こ」の字もしてないでしょうけど。

「ケンゾー、もうちょっとで朝日だよ。
 写真撮らんでいいと?」


「はい・・・起きます・・・。」
寝袋の中から眠そうな声が聞こえた。
声の主は、目をぐっとつぶってしかめっ面をして寝袋から顔を出した。

「眠れた?」
「全然眠れんかった。」

ほんとうに自分が眠ってないと思っているのか。
それとも妻に「え〜、寝られなかったの?大丈夫?かわいそうに」とでも言ってほしいのか。
一回も言ったことないけど。

「お〜、きれいやなあ。」

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「あの山の方からもうすぐ出てきそうだね。」

ふたりでねぐらの脇の丘にあがった。

じわじわと顔をあらわす太陽。
闇に光が射す。
色のなかった湖が照らされ、キラキラと輝いていく。

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太陽はどんどん昇っていく。
空の色も湖の色も刻々と変わっていく。
目の前の光景が驚くべき速さで変わっているのに、なぜか時間が止まっているように感じる。
美しい矛盾。

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太陽の力ってすごいね。
たったひとつの太陽が、この世界に色をもたらす。
明るくて、そして温かい。
体の芯まで寒かったけど、太陽が溶かしてくれているのがわかる。
じんわりと体がぬくもってくる。

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おはよう、地球。
おはよう、大地。
おはよう、湖。
おはよう、きょうの日。

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おはよう!ケンゾー!
さあ、火をおこすよ。

ケンゾーの力作の窯でブレックファースト。
パンとコーヒーと缶詰。

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朝食をとって湖で顔を洗っていたら、この人(?)も食事の準備をしているところだった。
おはよう、フンコロガシくん!

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フンコロガシがフンを転がしてるの、初めて見た。
この辺はたまにヤギやヒツジが草を食べにくるようで、あちこちに小さなフンがある。
そのフンを転がしながらすみかに運んでいくフンコロガシ。

フンを転がしていると言うより、自分もフンといっしょに転んでいるように見える。
かなりアクロバティック。
フンを手足で支えたまま逆立ちして一回転して、フンに潰されながら少しずつ進んでいく。
それによってフンもだんだん球体になっていく。
古代エジプトではそれを太陽に見立て、フンコロガシが神聖化されて「神の化身」とされていたんだって。

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太陽が昇ってすっかり明るくなった。
きのうは空よりも深い青さで海のようだった湖。
きょうは風もなく水は透き通り、鏡のような湖。

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上と下に同じ世界が広がっている。

実際の世界と湖のなかの世界。
本物と幻。
反転しているから、かろうじてその境目がわかる。

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山の中にたたずむ湖が好き。
美しいのに主張し過ぎずひっそりと存在していることにその魅力があると思うけど、それ以外に毎回色が違うっていうことにも魅力を感じる。
太陽の位置やその日の天気によってまったく違う姿を見せてくれる。
だから飽きない。
湖を見るなら、ぜひそこに泊まった方がいい。

太陽が少しだけ高くなると、鑑張りの湖はエメラルドになった。

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なんでこんなにも色が変わるのか不思議。
だって、きのうここに着いたときはこんな濃い青だったんだよ。
(↓きのうの夕方の湖)
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色を変えていく不思議な湖を飽きずに眺めていたいところだけどそろそろ出発しなくちゃ。
ここからいちばん近いイミルシルの街までは14キロ。

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きのうは前半だけヒッチハイクに成功したけど、結局10キロくらい歩いた。
きょうはどうなることやら。

そしてー。

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歩きはじめて10分。
トラックをつかまえることに成功!
家畜運搬用の車で家畜がのっていなかったので荷台に乗せてもらう。

きのうあんなにゆっくりとしか変わらなかった景色がめまぐるしく変わっていく。

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きのうはよくこんな距離を歩けたなあ。
でもきのうは歩いたからこそ、湖を見たときの感動はひとしおだった。
歩いてよかったのかも。

といってもさすがにきょうも同じ道を歩くのはつらかった。
きょうはラッキーだったな。
車なんてほとんど通らない。
でもこんなところで暮らしている人もいる。

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すれ違う車はないけど、ラクダ部隊と遭遇。
子どもラクダも必死についていっている。
ひょろひょろでぬいぐるみみたい!

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「ごめんね〜。道を譲ってね。」

きょうはイミルシルの街で市場が開かれるから、売りに出されるのかも。

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きのう最初に通ったひとつめの湖、ティスリ湖と再会。
やっぱり太陽の位置が違うから、きのうよりも透き通って見える。

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夫婦湖と言われるドゥルスリ湖とティスリ湖。
ここにはある悲しい恋の伝説がある。

むかしむかし、ここには対立する2つの部族が住んでいた。
そんななか部族の壁を越え、若い男女が恋に落ちた。

「結婚しよう」
誓い合った2人。

けれど、まわりは許さなかった。
2人の涙が2つの湖になり、2人は湖に身を投げてしまった。


そんな悲しいできごとに心を痛めた人たちは、年に一度男女の自由恋愛を認める行事を催すことにした。

毎年夏になるとこの近くで行なわれる「ムッセム」というお祭り。
数万人の人がここを訪れ、テントがはられる。
女性は民族衣装で着飾って、男性はヒツジやラクダを引き連れて金銀の財産をもって結婚相手を探しに集まるのだそう。

こんな静かな湖も、そのときはとっても賑やかになるんだろうな。

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悲しい伝説を秘めた2つの湖に別れを告げて、イミルシルの街にもどってきた。
街には春が訪れている。

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桜にそっくりだけど、これは桃の花かな。

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この街で、きょうは市場が開かれるらしい。
せっかくだからのぞきに行ってみよう。

あしたはモロッコの最果てのような、ど田舎で行なわれる市場の様子をお伝えします。


【旅 info.】
  ティスリ湖・ドゥルスリ湖a_DSC_0386_20140626021336cd1.jpg
ティネリールからイミルシルまで一日2本ほどミニバスが出ている。
イミルシルの街から湖までは公共交通機関はない。
イミルシルからティスリ湖まで5キロ、さらに9キロ先にドゥルスリ湖。
湖まではヒッチハイクか歩くかタクシーをチャーターする。
ティスリ湖のほとりにはゲストハウスがあるものの割高。
イミルシルの街には複数のゲストハウスや食堂、カフェ、お店がある。


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Comment

誕生日

何時も、楽しみにブログを拝見させていただいています。

モロッコのドゥルスリ湖の素晴らしい景色に感動いたしました。
心の闇が解き除かれ、エネルギーをいっぱい頂きました。
〇〇歳が、素晴らしい年になるように頑張ります。

素晴らしいプレゼントをありがと~!!o(*^▽^*)o♪

totoroさま

返信が遅くなってしまってごめんなさい!
誕生日おめでとうございます❗️
ほんとにささやかなものですが、わたしたちの記事がお誕生日プレゼントになったのなら嬉しい限りです。

この一年もtotoroさんにとってかけがえのない素晴らしいものになりますように!
これからもよろしくお願いします。
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