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ケンゾー   イクエ


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モロッコ「フェズのメディナ」☆ 大きすぎる迷宮

2014.06.21 06:04|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
この時期そうめんが食べたくなるイクエです。
ゆでた麺をつゆと薬味だけで食べるというシンプルな料理なので、外国人にとっては「味がしない」とか「具がない」とか「手抜き料理」とか不評らしいですよ。
そうめんのおいしさがわかるのは、日本の気候で生まれ育ち、夏限定の旬の料理ということを理解している者の特権かもしれませんね。

ヒッピーなベルベル人のアジトに滞在しているイクエとケンゾー。
夜は飲み、朝方まで大音量でガンガン音楽を流され、たまに男女のあやしい息づかいが聞こえてくるので熟睡できないどころか疲労感をもって朝を迎える。
朝になってやっと静かになって休まる時間が訪れるので、どこにも行かずにそこで寝たいところだけど、ここフェズには世界遺産がある。
しかも、堕落的なヒッピー生活を送っているまさにこの場所こそが世界遺産。

そう、つまりこのメディナ(商店や家がひしめく旧市街)が世界遺産に認定されている。

せっかく世界遺産のなかで生活しているのに、こんなアジトだけの思い出だけで終わってしまうのはいやだ。

さあ、このアジトを飛び出そう!

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アジトから外界に出てきたのはいいけれど、メディナは光が射さない。
というのも、狭い路地は高い建物に挟まれて日陰になっているから。
だから気分的にはアーケードを歩いているみたい。
暑くて外出したくないときも、メディナは涼しい。

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まずはメディナの外を抜け出してメディナが一望できる高台へ。
このメディナは「世界一大きい迷宮」という別名をもつ。
東西2.2キロ南北1.2キロ。
城壁に囲まれたこの広大なメディナに建物がひしめき、狭い路地が複雑に走る。

高台から見るとどんな感じなのかな。
ごちゃごちゃのメディナに対して、この高台はとってものどか。

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放し飼いにされたヤギやヒツジは、贅沢にもかわいらしい花をムシャムシャ。

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高台から見たメディナは、想像よりもうんと大きかった。
メディナというより、ここはまるでひとつの都市。

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このメディナは「フェズ・エル・バリ」と呼ばれている。

フェズはモロッコ最初のイスラム王朝の都がおかれたところで、9世紀からここを城壁で囲んでモスクやマドラサ(イスラム神学校)を建てたことがこのメディナのはじまり。
それからはベルベル人やアラブ人、周辺国からやってきた人々が住み着くようになった。

1000年以上前からここは人々の集まる場所だった。

そしていまもこのメディナには、無数の家が密集し何万人もの人が生活している。
メディナの中には800ものモスクがあるらしい。

城壁に囲まれた広大なメディナにはいくつもの出入り口がある。
そのなかでもいちばん美しく、そしてもっとも大きな門が「ブー・ジュルード門」
1913年につくられたもの。

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イスラム芸術のタイル装飾も美しいけれど、美しいのはこの門そのものだけではない。
アーチから見えるメディナの街並みは、まるで額縁に入った絵。
計算されて設計されたものなのか、それとも偶然が生んだ産物?

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メディナには無数の道が存在している。
どれも狭くて、人が行き交うことのできるスペースを強引に確保している感じ。
メインストリートでこの道幅。

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しかもお店の商品が道にも侵出しているから、ますます狭くなる。
もちろん車なんて通れない。
荷物を運んだり、ゴミを回収したりするときに利用するのがこれ。

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馬やロバ
そのほかリヤカーもよく見かける。
歩いていて3分に一度くらいは「通りますよ~! ほら、どいたどいた!」って声をかけられる。
みんなお店の中に入ったり体を横に向けたりしてなんとか自分が収まるスペースを確保する。

メディナではスタスタ歩けない。
立ち止まったり、引き返したり。
あてもなくぶらぶらさまようことこそが、このメディナの歩き方。

いくつもの細い道が交錯したり分かれたり。
「あれ?こっちの道でいいかな。」
「今どこにいるんだっけ?」
「あ、ここ行き止まりだ。」
「あそこに道みたいなのがあるけど入っていいのかな、人の家かな。」

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まさにここは迷路の街。
しかも、世界でいちばん大きくて複雑な。

ただ流れにまかせてさまよう。
すると突然、美しいモスクが眼前に現れる。

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このメディナはひとつの社会。
信仰、文化、そして人々の生活がここに凝縮されている。

学校帰りの子どもたちは小さな駄菓子屋さんに寄り道。

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いっぽう、ここを訪れる観光客のお目当てはお土産を買うこと。
陶器や金細工、布製品にスパイス・・・。

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イスラムらしい幾何学模様のデザインはエキゾチックで、外からやってきた人たちを魅了する。

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いろんな線や形が織りなす幾何学模様。
線が混じってひとつになったかと思ったら分かれたり。
まるでこのメディナの道みたい。

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さまざまな魅力溢れる物が販売されているのもここなら、それらが作られている場所ももちろんこのメディナの中。
黙々と仕事に打ち込む職人たち。

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シュッシュッシュ。
トントントン。
ザク、ザク、ザク。
カンカンカン。

いろんな音があちこちから聞こえてくる。

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ここで生まれ、ここで育ち、ここで働き、ここで生きる。
ここにはすべてがある。

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空間がないほど建物がびっしりと建つメディナ。
だけど、例外的に開けたスペースがある。
それが、なめし革職人地区の「タンネリ」

迷路のようなメディナだけど、時間をきめずになんとなく歩いているといつのまにか目的地に着くのが不思議。
「タンネリ」の地区に入ったのだと匂いでわかった。
獣のような匂い。
正直に言うと「臭い」。

脇道に入ると、その正体がわかった。

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まさに獣の死骸。
たぶんヤギだろうか。
干涸びてカラカラになっている。

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モロッコのお土産として人気なのが革製品。
革の靴やバッグ、お財布・・・。
わたしも日本にいるときから革製品が好きで、仕事用のバッグも名刺入れも革製品だった。
使い込むほどに柔らかくなり、色が濃くなる。
8年くらい使っていた年季の入ったバッグはたまに「それ、すごくいいね」と褒められることもあり大好きなものだった。

でも、革製品の製造ってかなり生々しい。

狭い路地を進んでいこうとすると「この先は勝手に入ったらダメだ。俺がガイドする。」と男たちに絡まれ始めた。
ガイド料を払えば中に入れてもらえることは知っていた。
でも、革職人でもないのにここにたむろする得体の知れない男たちにお金を払うのがためらわれたし、それにこの先の匂いや雰囲気に耐えられそうもなかったから引き返した。

すぐ手前の革製品のお土産屋さんの店主に声をかけられた。

「屋上から見えるよ。
 10ディルハム払ってくれればいい。」

屋上に上ると、タンネリが見渡せた。
見たこともない光景だった。

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パレットのような、いろんなソースが入った壷のようなものが無数に並ぶ。
その丸い浴槽に男たちが入り、じゃぶじゃぶと革を染色している。

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ここから見ると、なめし革の製造は役割分担されて流れ作業で進んでいるのがわかる。
さっき路地で見た干涸びたヤギが、倉庫からポンポンと外に投げられていく。
それを拾って、長い浴槽に入れて柔らかくさせていく人。

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こっちでは革を洗っているのかもしれない。

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革をひたすら大きなナイフで切り取っている人。

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さっきの丸い浴槽には微妙に色の違う染料が入っている。
ここで色付けしているのかな。

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獣臭さが漂っているけど、ためらわずに体ごと浴槽に浸かる職人たち。
水分を含んで重たいはずの革を持ち上げたり浸けたり。
職人魂を感じる。

こんな大変な作業をするんだから革製品は高いはずだ。

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屋上には、はぎ取って開いた革が干されている。
鮮やかな黄色。
今はヤギの形そのままだけど、これが今後どんな形に生まれ変わっていくのかな。

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さて、世界一の迷宮「フェズのメディナ」。
「星いくつ?」

「星、1つ!

規模は大きくて、建物がひしめき狭い路地が絡み合うメディナはまさに「世界一の迷宮」の名にふさわしい。
でもあまりにも広すぎて、いったん中に入ってしまうとメディナと言うよりただの街歩きをしている感覚になる。
お土産屋さんや職人街もあるけれど、人通りのないひっそりとした住宅街もある。
そういうところに突入すると、散策を楽しめなくなる。
メディナにただよう異国さやお土産屋選びを楽しみたいなら、ほかの街のメディナのほうがちょうどいいかも。

それとフェズのメディナはほかにもあって「フェズ・エル・ジェディド」と呼ばれるところは、道が広くて開放的。

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迫害されてヨーロッパから逃れてきたユダヤ人たちが築いた「メッラハ」と呼ばれるエリアもある。
突き出した窓が特徴的。

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広いからこそ、歩けば歩くほど新しい発見があるかも。

「あ、この建物おもしろいな」とか「こんな場所があったんだ」って。

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伝統的な家やドア、壁には特有のイスラム模様。
細部にこだわっていておもしろい。

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あなたも世界一の迷宮都市を散策し、迷子になるのを楽しんでみませんか。

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【旅 info.】
  フェズのメディナa_DSC_0008_2014062020111381a.jpg
フェズのバスターミナルから歩いていける。
メディナ内には複数のゲストハウスあり。
メディナが見渡せる丘はバスターミナルの近くのマリーン朝の墓地。
入場無料。
なめし革職人地区「タンネリ」を見るには近くの建物の屋上へ。
取り囲むように建物があり、交渉次第で屋上にあがらせてもらえる。


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Comment

はじめまして!

いつも楽しく読ませていただいています。僕も今世界一周中で、モロッコは特に楽しみにしている国なのでブログを読みながらワクワクしてます^^
皮なめし工場は一目見たかったのでとてもありがたい情報でした。
これからもイクエさんとケンゾーさんのブログ楽しみにしてます!

No title

ケンゾーさん、イクエさん

今私はブラジルでW杯を見ながらくすぶってるところなんですが、ラーメンが食べたくて仕方ありません。どうしたらいいでしょうか? 私も福岡に住んでいたので、帰国した時には是非一緒にラーメン食べに行きましょう。
なんのコメントか分からなくなりました。笑
一言、、皮、めっちゃ生々しいですね´д` ;笑

まさやさま

コメントありがとうございます!

今はインドですよね。暑くて死んでませんか?(笑)
僕らは2月から4月にかけて旅したんですが、4月でもう耐えられない暑さでした。
くれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。

インドと比べるとモロッコのウザさなんてかわいいもんです。(あくまでも僕たちの個人的な感想ですが)
地球上でオンリーワンなインドのカオスな世界を楽しんで下さい。
どこかで会えることを楽しみにしてます!

けーたさま

ブラジルでラーメン食べとるやん!!
しかもミギーさんといっしょやん!!
その思い出だけで半年は大丈夫やろ(笑)

日本に帰ったら元祖長浜行こうね。
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