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ケンゾー   イクエ


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ヨルダン「ワディ・ラム」☆☆☆ 月の谷をさまよう

2014.04.28 08:43|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
ケンゾーと家畜が放牧されている場所で野宿したら、服もバッグもウンコ臭くなったイクエです。
バッグがウンコ臭くなったのは、スリや盗まれたりしないからいいかもしれませんね。
ウンコ臭くなった寝袋は川で洗いましたよ。

ヨルダンの旅では、世界遺産の「ペトラ遺跡」さえ見られればいいかなあと思っていたイクエとケンゾー。

でも、イスラエルのイブラヒムじいちゃんの家に泊まっていたとき、先にヨルダンを旅していた中国人のバックパッカーから別の場所をすすめられた。

「ワディ・ラムが良かった。
 絶対そこに1泊はしたほうがいい。」

「ワディ・ラム?
 どこ、それ?」


「ワディ・ラム、『月の谷』っていう意味なんだ。」

「何があるの?」
「砂漠で、大きな岩があって、すごくいい場所だよ。」

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ワディ・ラムなんて知らなかったし、なかなかその名前を覚えられないでいたけれど「月の谷」っていう意味だけはそのとき覚えた。

まったく興味ももっていなかったワディ・ラムだけど、世界遺産に認定されている。
砂漠が世界遺産になっているのは珍しい。

74000ヘクタールの広大な砂漠を観光するのに活躍するのが4WD。
荷台に乗って、巨大な奇岩や古代人の岩絵などを見て回る。

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イクエとケンゾーも4WDをチャーターするかサファリツアーに参加するつもり。
だから砂漠のキャンプの宿泊客たちに、感想を聞いてみた。

「きょう、砂漠をまわったんですよね?
 どうでした?」

「うーん、イエス。
 グッド・・・。」


え!?
その程度の感想?

普通こういう時って外国人の旅人ならテンション高めで「ベリーベリービューティフ〜!」とか「ファンタアアアスティック!!」とか「アメ〜ジング!」とか「エクセレント!!!」とか大げさにほめちぎるよね?

なのに、その程度の感想?

ほかの人にも聞いてみた。
「イエス、ナイス。
 あなたもやってみるといいよ。
 でも、すごく疲れた。」


たしかにサファリツアーから終わってきた人たちの表情はものすごく疲れていた。
彼らが言うには、砂漠のオフロードでは車が揺れまくって腰も痛くなるらしい。
しかも炎天下の中を一日中荷台に乗っておくのは、焼けるし、暑いし、埃っぽいし、体力を消耗する。

ワディ・ラムを日帰りで観光する人は4WDで絶景を堪能すべきだとは思うけど、そもそもわたしたちは砂漠のどまんなかで寝泊まりしている。
一歩外に出ても、窓からも、その景色に浸れるのだ。

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いま、まさに絶景の中にいるんだから、いちいち車をチャーターして砂漠を回る必要はないんじゃないか。
ちょっとこの辺を歩くだけで、じゅうぶん楽しめるんじゃないか。

実際、寝泊まりしているテントのすぐ裏は小高い岩山で、ここからの朝の景色もとても素敵だ。

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霞んでいて、遠い岩山ほど色が薄い。
そしてついには見えなくなる。
そのずっと向こうまで、迫力のある巨大な岩が折り重なって続いている。
果てしなく続いているような気にもなってくる。

「地球って広いなあ。
 いや、ここは地球じゃないのかもな。
 別の惑星のような・・・。
 まさしく『月の谷』。」


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あの霞んで見えなくなっているところは、どうなっているんだろう。
近いのか、遠いのかもわからない。

イクエとケンゾーはサファリツアーには参加せずに自分たちで一日かけて歩き回ることにした。
スマートフォンを使ってGPSのマップで位置確認ができるから、さまよってもここには戻ってこられる。

ということで、水と昼食と服をもって朝からキャンプ場を後にする。

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10分ほど歩くと、テントが見えてきた。
ツーリスト用のキャンプ場にしては、どこか雑然としている。

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檻に入れられたヤギがこちらをうかがっている。
ここは、ベドウィンの家。
彼らは、ここが世界遺産になるずっとずっと前からこの地で家畜とともに生きてきた。
「月の谷」での人生。

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べドウィンにとっては日常生活の場でも、わたしたちには異空間。
砂と巨大な岩しかないここはとても不思議な場所で、距離感や時間の感覚がなくなる。

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近そうに見えた向こうの岩。
10分くらいでたどり着くかと思っていたけど、30分歩いてもたどり着かない。
それどころか、岩の大きさも同じまま、まったく近くならない。

いや、でも30分も歩いてないのかも。
30分は過ぎたように思うけど、実は5分しか経ってないのかな。

ここが「月の谷」と言われるのは、この風景が惑星のようであるからだけではないのかもしれない。
距離感も時間の感覚もなくなるところが、もはや地球上の場所ではないように思わせる。

でも、そんな不毛の大地のような場所でもしっかりと植物たちは生きている。

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とっても小さいってことをのぞけば、この花なんてアヤメみたいで日本を思い出す。
ふるさとを思い出させるここは、やっぱりほかの星なんかじゃなくて地球なんだ。

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ふたりだけで、まったく知らない惑星に迷い込んだかのような錯覚。
だけど、ところどころにツーリスト用のテントが設置されている。

ああ、そうだ。
ここは地球なんだ。
わたしたちみたいなツーリストがほかにもたくさんここにいるんだ。

ここが地球だと思い出させてくれるキャンプ場は、この広大なワディ・ラムに数十か所はあると思う。

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突然風が吹きすさび、砂埃が舞い、視界が遮られた。
目も開けられないほど。
砂が体にぶつかってきて痛い。

とっさに顔を後ろに向けて、体をガードする。
こんな過酷な砂嵐のなかでも、ラクダはゆうゆうと草を食べている。

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この砂嵐はいつまで続くんだろう。
風に立ち向かうように、顔を覆って一歩ずつ進んでいく。

砂で景色はぼんやりとしか見えない。
「うわあ〜、何これ。どうしよう。」
「あ〜、風やんでくれんかなあ。」

ふたりで不安になりながらも歩み続けて行くと、突然風は止んだ。
いつの間にか、青空の下へとやってきた。
あの砂嵐はどうしたんだろう。

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目指すのはウンム・フルース石橋。
わたしたちの泊まっているキャンプ場からは5キロくらい。
GPSのマップを頼りに歩いているけど、この欠点は距離と方角しかわからないこと。
最短距離で歩いていると、目の前に巨大な岩が立ちはだかる。
ごろごろと横たわる岩山までは地図には表示されない。

この岩を越えられるのか、それとも岩を避けて迂回すべきか。

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岩の間をよじ上っては、下り、人がぎりぎり入れる隙間を進んでは行く手を阻まれ、引き返したり。
それでも少しずつ前進はしている。
突然、開けたところにでた。

もしかして、そろそろウンム・フルース石橋があるのかも?

おお!!
やっぱりそうだった。

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橋があったら渡ってみたい。
でも、高すぎる?
ケンゾー、岩山によじ上って挑戦。

案外たいしたことないかなあと思ったけど、橋のところまで登ったケンゾーが小さく見えた。
「けっこう、怖いよー。」とケンゾーが下に向かって言っている。

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「ちょっと、写真撮るからもうちょっとはじっこに寄って。
 はい、そこでストップ。」

と注文するイクエ。
「え、これけっこう怖いとよ。」
というケンゾー。

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「はい、じゃあそこでジャーンプ。」
と無茶を言うイクエ。
さて、ケンゾーは!?

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よくできました♡
疲れたのか、体を大地に投げ出して昼寝をするケンゾー。

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と、ひなたぼっこするトカゲ。

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ワディ・ラムは映画『アラビアのロレンス』の舞台にもなったところ。
4WDだと撮影ポイントや、1世紀に建てられた寺院の跡や古代のナバタイ人の碑文なんかも見て回れるけど、自分たちの足でこの不毛地帯を歩いて、この石橋までやってきたってことだけでイクエとケンゾーは満足。

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「じゃあ、そろそろ戻ろうか。」
「帰りは、もっと近道で。」
「方向はこっちだけど、この先も進めるかな。」

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「あ〜あ、
 やっぱり行き止まりやん。」

「じゃあ、あっち側行こうか。」

「おっ!!
 なんかいいんやない?」

「いや、でもここ断崖絶壁よ。
 こっからは下りられん。」


地図には載っていない岩山が、わたしたちのルートのじゃまをする。

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でもここは「月の谷」。
迷いもなく一本道でゴールにたどり着くなんて、ふさわしくない。
ここをさまようことこそ、醍醐味なのかも。

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「なんかあの岩山、プリンみたい。」

赤と白で岩の色が違うのは、岩ができた年代が違うからなのだそう。

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月の谷をさまよっていたら、予測していたところとは違う方向にでた。
「あ、あれ?
 ここ、うちらのキャンプ場じゃない?」


目の前に姿を現したのは、わたしたちのキャンプ場だった。

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4WDをチャーターしなくても、「月の谷」をさまよい、惑星で遊べた大満足の一日。
ちなみに一般的には旅行者は2食と4WDのツアーつきで申し込み、ひとり40ディナール(約5800円)くらい。
でもツアーに参加せず、なおかつ食料を持ち込んで素泊まりだけにすればひとり7.5ディナール(約1100円)。

イクエとケンゾーは初日は持ち込んだカップラーメンなんかを食べて、2泊目は食事付き(2食付きでひとり17.5ディナール)にして、2泊3日満喫した。

ちなみに、4WDツアーに参加しなくてもキャンプ場までの無料送迎でその気分を味わうことができる。
一日中この荷台に揺られるのはちょっときついかもしれないけど、でも村までの30分間はとても楽しいドライブだった。

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ゆっくり自分の足で歩いていくのと、荷台に揺られながらめまぐるしく変わる景色を眺めていくのは違う。
どっちにも、それぞれの良さがある。

豆粒みたいな車が岩山の真下を駆け抜けている。
車と比べると、この自然のスケールの大きさがわかる。

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さて、距離感や時間の感覚、現実感がなくなる「月の谷」と呼ばれる世界遺産の「ワディ・ラム」。
「星いくつ?」

「星、3つ!

星3つはつけすぎかな。
いや、でもどこまでも続くこの異空間、なぜか居心地の良さを感じた。
1泊のつもりが2泊することにしたし、何もないんだけど3泊してもいいかなと思ったくらい。

しかもこのあとヨルダンの一大観光名所「ペトラ遺跡」に行ったんだけど、ペトラに滞在している間も「あー、またワディ・ラム行きたいなあ」ってしょっちゅう思ってたんだよね。

わたし、カッパドキアもものすごく気に入ってしまったので、巨岩フェチなのかもしれません。

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そうそう、もし自分でワディ・ラムをハイキングするときはくれぐれもお気をつけください。
本当に距離感や時間の感覚がなくなって、迷いやすいです。
食料も地図ももたず、一人で行くのは危険です。
月の谷を一生さまよい、二度と地球に帰ってくることができなくなるかもしれませんよ。
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