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ケンゾー   イクエ


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イスラエルの悪質な嫌がらせ

2014.04.14 06:24|パレスチナ自治区☞EDIT
駅にコンセントの変換プラグを置き忘れるという痛恨のミスを犯してしまったケンゾーです。
列車を待ってる間にパソコンを充電してたんだけど、変換プラグを差したまま列車に乗ってしまうという大失態!
翌日探しに戻ったけど見つからなかった。
今は現地で手に入る物でやりくりして充電しています。

街のメインストリートがイスラエル軍によって封鎖され、かつての街の中心部がゴーストタウンと化しているヘブロン。

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イスラエル軍やユダヤ人入植者からの嫌がらせや暴力行為、家屋の破壊によって1万人以上のパレスチナ人が旧市街から追い出されてしまった。

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ゴーストタウンとなっている旧市街付近に住み着いているユダヤ人入植者は500人。
その500人の入植者を守るために2000人のイスラエル軍が駐屯している。
さらに旧市街から少し離れた入植地には7000人以上が住んでいる大規模な入植地もある。

なぜパレスチナ人を追い出してまでここに住もうとするユダヤ人が多いのか。
なぜ徹底的にパレスチナ人を排除しようとしているのか。
その理由のひとつに、ヘブロン旧市街にある聖地の存在がある。
ユダヤ人には「マクペラの洞窟」と言われ、パレスチナ人(=アラブ人)には「アブラハム・モスク」と言われている場所。
イスラム教、ユダヤ教両者にとっての聖地である「アブラハムの墓」があるところだ。

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アブラハムはユダヤ教、イスラム教の祖であり、ユダヤ人、アラブ人両民族の祖先。
ユダヤ人のアイデンティティの象徴であるアブラハムの墓があるから、ユダヤ人たちは力づくでパレスチナ人を排除している。

この聖地で1994年に大事件が起きた。
入植地に住む極右ユダヤ人がアブラハムの墓内で銃を乱射、礼拝中だったパレスチナ人29人が死亡し、100人以上が負傷した。
(さらに外へ逃げ出したパレスチナ人に対し、駆けつけたイスラエル軍が発砲したとも言われていて、パレスチナ人60人が死亡している。)
この事件をきっかけに、アブラハムの墓は分断された。
パレスチナ人用・ユダヤ人用と入口が分けられ、内部もそれぞれ専用の礼拝所が設けられている。

まずはユダヤ人側の礼拝所、シナゴーグへ。
アラブ人は入れないけど、外国人は入ることができる。

「聖地」と言っても、なにも特別な雰囲気は感じない。
ユダヤ教徒でもイスラム教徒でもない自分にしたら、ここを巡ってたくさんの血が流れていることが理解しにくい。

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ここにはアブラハムだけではなく、アブラハムの妻や家族の墓も祀られている。
ユダヤ教の聖地、暴力に訴えてまで奪いたいユダヤ人のアイデンティティの根っこの場所。

けれど、長いことパレスチナ人がここを祀ってきたので墓の内部や棺はアラビア語で装飾されている。

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起源がどうであれ、イスラム教のモスクとしての歴史が長いアブラハムの墓。
アラビア文字で覆われた墓の前でユダヤ人が祈りを捧げている姿に、現在のイスラエル・パレスチナが抱えるいびつさが見てとれる。

つづいてパレスチナ人用のモスクへ。
パレスチナ人がアブラハム・モスクへ行くには厳重なチェックポイントを通過しないといけない。

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ユダヤ人が自分たちの礼拝所に入るときはほぼノーチェックなのに、パレスチナ人がパレスチナ側の礼拝所に入るにはチェックを受けなければならない。
「悪いのはパレスチナ人」「ユダヤ人国家の平和を乱す危険なパレスチナ人」というのがイスラエルの一貫した考え方だ。

墓のいくつかはユダヤ側、パレスチナ側双方から見ることができるようになっている。
棺の横には似つかわしくない防弾ガラス。
防弾ガラスの向こう側は相手側のテリトリー。
神聖な場所であると同時に、一触即発の危険な場所でもある。

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ヘブロンの旧市街を歩いているとよく「街を案内するよ」と声をかけられる。
ケンゾーとイクエは時間がたっぷりあったので自分たちで歩き回ったけれど、時間がないならガイドしてもらうのもいいと思う。
ガイド料もそんなに高い値段は要求してこない。

ある日一人の男性が声を掛けてきた。
いつものようにガイドかなと思ったらちょっと違った。
「自分はアブラハム・モスクのすぐ近くに住んでいる。家に来ないか?」

男性はヘブロンで生まれ育ったジャメールさん、34歳。
歩くことさえできないシュハダー・ストリートのすぐ近くに住んでいる。
ジャメールさんの家の隣近所のドアは封鎖されている。

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3階建ての建物に住んでいるのはジャメールさんと彼の家族だけ。
他の人たちは出ていったそう。
空いている部屋にツーリストを無料で泊めることもあるそうだ。

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生まれた時からつねにイスラエル兵に威圧され、ユダヤ人入植者から嫌がらせを受けてきたジャメールさん。
彼はゴーストタウンのど真ん中に住んでいるので、どこへ行くにもいくつものチェックポイントを通過しないといけない。
1か所のチェックポイントで10分、20分待たされることはしょっちゅうなんだそう。

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2週間に1度の割合で家の中をチェックするため突然イスラエル兵がやって来るらしい。
冷蔵庫の中までひっかき回して去って行くんだそうだ。
「別の場所に移りたいけど、新たに家を建てるお金がない」と訴えるジャメールさんはとても疲れて見えた。

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寝泊まりしているカウチサーフィンのホスト、モーの家に戻った時のこと。
水道の蛇口をひねっても水が出ない。
ビルのメンテナンスでもしてるのかなと思ってモーに聞いてみたら信じられない答えが返ってきた。
「ああ、イスラエルが止めてるんだよ。」
「いつ出るようになる?」
「わからないなあ。」

ふつうの事のようにさらりと言うモー。
でも起きていることはとても衝撃的だ。

パレスチナの領土でありながら、ガリラヤ湖やヨルダン川などすべての水資源を掌握しているイスラエル。
水資源を奪われたパレスチナはイスラエルから水を買っている。
水は高値で売られていて、イスラエル側がパレスチナに水を売り渡さないこともある。
イスラエルがパレスチナの水をコントロールできる仕組みだ。
ここヘブロンでは、命を支える水に関しても嫌がらせを受けている。

パレスチナ人はヘブロンに入植しているユダヤ人の5分の1しか水を使うことができない。
イスラエルによって断水されるため自由に使えないのだ。

パレスチナ人の家の屋上には必ず水のタンクが設置されている。
けれどユダヤ人入植者の家にタンクは見当たらない。

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パレスチナ人とユダヤ人入植者の水道、電気などのライフラインは完全に分けられている。
ユダヤ人が入植するときは専用の水道やガス、電話線が敷かれ、水も制限なく使用することができる。
パレスチナ人が住んでいた家にそのまま移り住む場合も新たに専用のライフラインが敷かれる徹底ぶり。

一方、パレスチナ人たちは2週間断水することもざら、しかも予告もなく止められるのでタチが悪い。
2週間、シャワーを浴びられない。
トイレも流せない。

さらに信じられないけど、夏のほうが断水する頻度が多くて、1週間に1日か2日は水が出ない日があるそう。
あまりにも陰湿だ。

ヘブロンの街中で「FREE ISRAEL(イスラエルに自由を)」というサインをよく目にする。

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どの口がそんなことを言ってるのかと呆れてしまう。
イスラエルがやってることは中国がチベットに対してやってることと似ている。
軍事力にものを言わせパレスチナからパレスチナ人を追い出し、ユダヤ人入植地をどんどん増やし既成事実をつくり続けている。

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平和の鍵はイスラエルが握っている。
イスラエルが強硬姿勢をやめない限り、パレスチナに平和は訪れない。

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いったいいつまでパレスチナ人はこの劣悪な環境に甘んじていなければいけないのか。
このままだとヘブロンの旧市街は完全に死んでしまう。
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Comment

貴重なレポート

2度目のコメントです。いつも楽しく読ませていただいています。

パレスチナからの貴重なレポート、ありがとうございます。
私たちが見聞きしている情報とは、かけ離れた内容ですよね。
TV局に勤めていたお二人ならではの視点かもしれません。

ディープなところまでの取材、楽しみにしております。

ジェシカのmamaさま

いつも読んでいただいてありがとうございます!

ニュースや報道はつねに公平な訳ではないので、鵜呑みにしたらいけませんね(以前の職業柄複雑な気持ちですが)。

これからも、わたしたちが見て聞いて感じたことを正直に書いていこうと思っています。
また遊びに来てください!

こんばんわ

コメント2回目です。
昨日オーストリアのウィーンの図書館に行って来ました。予想通り素晴らしくあの空間に1時間もいました。
一応ガイドブックには載ってましたがここのブログを見ていなかったら行ってなかったと思うのでお礼を言いたいです。
ところでお二人のどちらか旅行前にブログはされてましたか?
以前のブログとかあればカテ違いでもいいのでとても読んでみたいです。

あきぃさま

おおー、あの図書館に行かれたんですね!楽しまれたようで嬉しいです。
あそこは穴場ですよね。
ウィーンの数ある見所におされてしまいがちですが、とても美しくユニークな場所です。

ブログについてはこれが初めてです。
興味をもっていただいてありがとうございます。

ウィーン旅行、楽しまれてくださいね。
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