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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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この旅でいちばん散らかっていたゲストハウス

2014.03.17 06:14|パレスチナ自治区☞EDIT
3日間天気が大荒れで宿にこもっていたケンゾーです。
4日振りの青空は気持ちいい!
でも見事に体がなまっちゃったよ。

ケンゾーとイクエがはじめてパレスチナに触れたジェニンの街。
陽気で人懐こい人々の笑顔あふれる日常と、夜ごとやってくるイスラエル軍の襲撃に怯える日常。
はやくもパレスチナの理不尽な現実を目の当たりにすることになった。

パレスチナの問題を深く知りたいと思って、現地で活動するNGOのボランティアに参加しようといくつかの団体に問い合わせていたんだけどタイミングがあわなかったり返事がなかったり。
そして考えたのがカウチサーフィン。
ホストに登録している人のプロフィールを見てNGOで働いている人を探した。
ホームステイさせてもらえれば話が聞けるし、運が良ければ活動に参加できるんじゃないか。

そしてつぎに訪れるナブルスという街に、ひとりの男性が見つかったのだ。
その男性は「Human Supporters Association(HSA)」というNGOの代表。
調べてみると、このHSAはイスラエルによるパレスチナ侵攻によって様々なトラウマを抱えてしまった若者をサポートしている団体だった。

本人は忙しくて家に泊めてもらうことは無理だけど、HSAが運営しているゲストハウスに割引価格で泊めてもらえることに。
HSAの活動も見ることができたらいいんだけど。

お世話になった「シネマ ジェニン」のマネージャーのアイマンともお別れ。
まさかパレスチナ自治区にこんな居心地のいいゲストハウスがあるなんて思ってもいなかった。

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宿の目の前がバスターミナル。
乗合いワゴンのセルビスもここから発着している。
ジェニンからナブルスまで約30km、15シェケル(約450円)。

ナブルス

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パレスチナ人はとても良心的。
セルビスのドライバーがぼったくることはない。
現地人と同じ料金だし、お釣りもちゃんと返してくれる。

雑然とした街を離れると景色は一転、のどかな風景が広がっている。
こうして見る限りでは穏やかで平和な世界。
けれどパレスチナ全域に渡ってイスラエルの入植地がどんどん拡がっていっている。

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今現在でもイスラエルの入植によって家を壊され土地を追われ難民となるパレスチナ人は増えつづけている。
「パレスチナ難民」はなにも過去の話なんかじゃない。
現在進行形の悲劇だ。

ナブルスの街が見えてきた。
山の斜面に建ち並ぶビルやマンション。
ナブルスは人口およそ10万人、ジェニンと比べると大都会だ。

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この街にもいたるところに死亡した若者の写真が張られている。
この青年が亡くなったのは2014年1月20日。
この日は2月8日なのでまだ1か月と経っていない。
どんな亡くなりかたをしたんだろう。
胸がぎゅっと締めつけられる。

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「街についたら電話して」ってカウチサーフィンのメンバーでもありHSA代表のワディジに言われていた。
だけどイスラエル・パレスチナではSIMカードを買っていない。
困っていたら、ボディランゲージであいさつしてくれる陽気な男性がいた。
身振り手振りで「何してるの?」と聞かれたので「友だち待ってるの」と答える。
「きょう泊まることは決めてる?ホテル?」と聞かれたので「友だちのところ」と答える。
もちろん全部、ジェスチャーでの会話。
するとこの男性、自分の耳と口を指して「自分は耳が聞こえなくて話せないんだ」って教えてくれた。
そして「友だちこないね?電話する?」と携帯電話を見せてきた。
(しゃべれないから電話で通話はできないけど、メールができるから携帯をもっていたんだと思う。)

このやりとり、1分くらい。
まさか、こんなにスムーズに会話が成立して自分たちをまっさきに助けてくれたのが、ろうあの人なんて。
これまでの旅でもまったく言葉が通じないところで会話が成立してきたことが何度もあった。
ボディランゲージを駆使して相手の雰囲気や心情を察していけば、コミニュケーションってなんとかなるものだ。

電話を借りてワディジに無事電話することができた。
男性に「ありがとう。さようなら」ってボディランゲージで伝えて男性は立ち去った。

でも10分待っても20分待ってもワディジはやってこない。
するとさっき電話を貸してくれた男性があわてて戻ってきた。
ケンゾーたちを見つけられないワディジが、この男性の電話になんども電話をかけてきたらしい。
だけど男性はしゃべれないから電話にでられない。
あわてて舞い戻って来てくれたのだ。
もう一度男性の電話を借りて、無事にワディジと会うことができた。

ワディジに連れられてやって来たゲストハウス。
忙しいワディジは「夜になったらここを管理しているスタッフがやって来るから」とすぐに帰っていった。

パッと見はよくあるゲストハウスの共有スペース。
だけど何かが違う。
活気がないし、空気が淀んでいる。
そしてなんだか臭うんだよねえ、なんとも言えない臭いが。

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ドミトリーに入って呆然とするケンゾーとイクエ。
なんなん、この散らかりようは!
なんでここにデッキブラシが?!

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ベッドは8つあるんだけど、1つのベッドの周りだけゴミ箱をひっくり返したような散らかりよう。
ロッカーもすべて1人に占領されている。
なんだこれ?空き巣が入ったあと?

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しかも部屋の中はなんかおじさんの香水のような臭いが充満してるし、空いてるベッドもベッドメイキングされてない。

もうひとつドミトリーがあるみたいなので行ってみようと共有スペースの奥のドアを開けると・・・強烈な刺激臭が襲ってきた!
これ、猫のウンコの臭いだ!!
どうなってんのこのゲストハウス!

鼻をつまみながら恐る恐る足を進めていく。
すると臭いの元をいくつも発見。
ソファーやクッションの上にウンコが散乱!

奥にあるドミトリーはさっきの部屋みたいにそこまで散らかってはないんだけど、この鼻がひん曲がりそうなウンコ臭のなか寝るなんてとてもじゃないけど無理だ。

オッサン臭かウンコ臭か?
選択する余地はないけどね。
オッサン臭を我慢するしかないよ。

でも悲劇はこれだけじゃなかったんだよね。
キッチンに入るとふたりで言葉を失ってその場で固まってしまった。
はあ?
なんこれ?
意味が分からん!!

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なにこの汚さ。
そしてなんで猫が鍋に顔を突っ込んでるんだよ!

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お前か!ウンコの主は!
ミャーミャー叫びながら鍋にこびり付いた料理のかすを必死に食べようとしている猫。
怖すぎるよ〜。

それにしてもどうやったらこんなに汚くすることができるんだ?
これ絶対1日や2日分じゃないよ。
どうなってんの?
「終わったあとは片付けます」の張り紙がむなしすぎる。

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「どうする?」
「どうする?って、洗わんとわたしたちが料理できんやろ」
「はあ、なんで俺たちが洗わんといけんのやろ」
「でも洗わんかったらこれを見るたびにずっとストレスを感じる。
 洗ってる間だけがまんすれば。」


仕方なく自分たちが料理できるように食器を洗いはじめるケンゾーとイクエ。
39年間生きてきたなかでこんなに汚いキッチンを見たのははじめてだよ。
まだ猫はミャーミャー鳴きながら鍋をあさってるし、どうなってんだ?
こいつ何日間エサもらってないんだろ?

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こびりついて悪臭を放つ鍋。
コップの底には何かが沈殿して固まっている。
瓶のなかには正体不明の酸っぱい臭いの液体。

「うわぁ!」「なんこれ!!」と連発しながら片付けること50分。
やっとすべての食器を洗い終えた。
スッキリしたキッチン、これで料理が作れる。
割引っていうか、こっちがお金をもらいたいよ。

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このあと宿の管理を任されているNGOの若い男性スタッフが帰ってきたので「どうなってんの?!」と文句を言う。
「きのうスペイン人のゲストがパーティーをして散らかして帰ったんだよ」
って言い訳するスタッフ。
でもそう言ってる彼があの散らかったベッドを使っていることが判明。
スペイン人のせいにしてるけど、たぶんこのスタッフがだらしないんだろう。

猫もやっとエサをもらって落ちついたみたい。
この猫、生まれつき耳が聞こえないんだって。
だから鳴き声が大きかったんだ。

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猫の飼い主は、片付けられない管理人。
ペットショップで猫を見てたら「この猫、耳が聞こえないからタダであげる」って言われて飼うことにしたんだって。
管理人の男性は食器は洗わないくせに、猫はお風呂に入れて丁寧に体を洗ってあげている。

このあと、しばらくするとなんだか目が痒くなってきたんだよね。
そのうち目だけじゃなくて全身が痒くなってきた。
イクエはクシュンクシュンとくしゃみが止まらない。

ケンゾーとイクエだけじゃなくて飼い主まで目を真っ赤にさせてヘーックション!
まさかと思って聞いてみると、猫を指差しながら「うん、アレルギー」だって!
そんなん、猫飼うのしんどいやろう。
ていうか、ケンゾーもイクエも猫アレルギーじゃないのに、この子猫どんだけ強いアレルギー物質を持ってんだよ。
しまいには猫の飼い主に「今日は仕事で帰れないから、猫にエサをあげといて」って言われたからね。
なんでお金払って泊まってるのに猫の世話をせんといかんのかね!

泊まるのも、ここにちょっといることさえも憂鬱になるゲストハウス。
だけど唯一のメリットは、ここに泊まればNGOの活動を見せてもらえたり、街を案内してもらえること。
普通ならすぐにほかの宿に移動するけど、がまんして泊まり続けることにした。

HSAのワディジがオフィスでの朝食に誘ってくれた。
いただいたのは伝統的なパレスチナ(アラブ)メニュー。
HSAのメンバーといっしょに。

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ひよこ豆のコロッケ、ファラフェル。

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これまたひよこ豆のペースト、フームス。
パンにつけて食べる。

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そしてピクルス。

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このピンク色の大根のピクルスは、まんま日本の漬け物だった。

ちなみにHSA代表のワディジは右側の男。
奥さんはフランス人で、奥さんも今はヨルダンのNGOで働いていて別居中。
ちょうどこの次の日、ヨルダンに会いに行くといってウキウキしていた。
ちょっとMr.ビーンに似てない?
左はスタッフのエハブ。

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HSAの活動の一環として、ツーリストやボランティアで滞在している外国人と地元の大学生との交流を目的とした語学教室を毎週金曜日に開催している。
行なわれているのは英語やスペイン語、ドイツ語など。
日本語は教える人がいないんだって。
今回特別にアラビア語教室が開催されたのでアラビア語に挑戦。

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まずはアラビア語のアルファベットの発音から。
いちばん最初のとっかかりなんだけど、これが難しい。
カタカナで書くと同じなんだけど発音が違うのが複数ある。
この発音がどれも微妙に違うらしい。
日本語にはない発音がたくさんあってハードルが高過ぎ。
巻き舌ができないケンゾーは笑われてばっかだった。

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集まっていた地元の大学生はみな流暢な英語を喋る。
大学生だけじゃなくて、パレスチナの人たちは予想以上に英語が喋れるんだよね。
自分もだけど、なんで日本人は英語が喋れないんだろうね。
ほとんどの人は6年間は勉強してるはずなのにね。
もちろん本人の努力は必要だけど、教え方も考えないといけないんじゃないかなあ。
ぜんぜん実践的じゃないもんね。

あしたはスタッフのエハブに案内してもらったナブルスの街をお伝えします。
ここナブルスも悲しい過去と厳しい現実抜きには語れない街です。

Comment

No title

ケンゾーさん いくえさん 初めましていつもブログ読んでます
お二人の旅をみてるとまるで自分が旅してる気分になってとっても楽しいです

今回の宿とても残念です。。猫大好きなので本当に猫がかわいそうです
汚い鍋をあさるのもうんちの片付けもペットショップで売られてる事も全部人間のせいなんです
猫の事いやがらないでくださいね

また楽しいたびブログ楽しみにしています!
お体大切にがたのしんでください!!

まき さま

こちらこそはじめまして!
いつも読んでいただいてありがとうございます。

そうですよね、勝手なのは人間ですね。
部屋の中に糞がいっぱいあったのですが、猫も砂の上の決まった場所で用をたしたいはずです。

飼い主はとっても猫好きだったんですけどね。
猫ちゃんの住処が改善されることを願ってます。
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