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旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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砂漠に咲くサフラン

2013.11.18 06:15|イラン☞EDIT
イランで色づく葉、風に吹かれて散る落ち葉を見て秋を感じているイクエです。
イランに来る前はイランは年中暑いところだと思っていたけど、日本みたいに四季があることに驚きました。

いっしょにいて心がなごむメヒディとソミのふたりと別れて次に向かったのは、イランで一番の聖地マシュハド。
イスラム教シーア派の聖者エマーム・レザーが眠る霊廟があり、国内外からの巡礼者が絶えない場所。
イランの東に位置し、ほかの観光地からは遠いけど、イランがイスラム教の国であることをもっとも実感できる場所なので、足をのばすことにした。

マシュハド

今回もカウチサーフィンでホームステイ先を募ったところ、ある男性から「ぜひ我が家に」というお誘いが。
その人の家に泊めてもらうことにしてたんだけど、男性の親族にご不幸があって急きょその男性は親族の住む街に行かなければならなくなった。

男性は「1週間後に戻るから。そしたらうちに泊っていいから。」って言ってくれる。
だけど、そんなに時間も潰せないし、なによりそんな大変な時期にわざわざホームステイさせてもらうのは気が引ける。
「ほかの家庭を探すから大丈夫です。
ホームステイ先が見つからなければ、ホテルに泊るから気にしないでください。」

そんなふうに電話で何度も言ったんだけど、面倒見のいいイラン人。

「どうして!
なんでうちに泊らないの?
日程があわないなら、かわりに知り合いの家族を紹介するから!!」

親族を亡くし、大変な時期にここまで言ってくれるイラン人。
絶対「おもてなし精神をもつ国民」ベスト3に入る。
(ちなみにベスト3のうち、ひとつはバングラデシュ。)

そして、彼は探してくれた。
お世話になるのは彼の奥さんの実家。
彼の奥さんの兄、ハミッドがわざわざバスターミナルまで迎えに来てくれた!
イクエとケンゾーは夜行バスで着いたんだけど、到着時間の1時間前からバスターミナルで待っててくれた!
仕事をさぼって。
さすが、おもてなし精神をもつイラン人!!

しかも、バツイチのハミッドは今はおばあちゃんとお母さんと3人で暮らしているんだけど、毎日のように親戚一同が勢ぞろい。
どんだけ、みんな「おもてなし」の心を持ってるの〜♡

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ハミッドが簡単な英語を理解してくれる程度で、ほかのひとたちは英語が話せない。
それでも、みんなとても気さくで積極的にコミニュケーションをとってくれる ♪
ハミッドのお母さんとおばあちゃん。
見分けがつかない。

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ケンゾーが本人たちに思わず「まるで姉妹みたいですね」って言ったんだけど、これっておばあちゃんにとっては褒め言葉だけど、お母さんにとっては喜べない言葉だよね・・・。

そして、似てると言えばこのふたり!!
ハミッドのいとこで双子の16歳のアテフェとアレス。
お母さんともそっくり。

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みんな「カウチサーフィン」のことも知らない。
いきなり「日本人が来るから家に泊まらせてあげて」って頼まれた人たち。
それなのに知り合いでもないわたしたちのために毎日集まってこんなにももてなしてくれる。

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突然妹のだんなからホストに指名されたハミッドは、わたしたちを車で観光地に連れて行ってくれる。
マシュハドから車で1時間弱のトゥースという街に遠出。

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後ろにあるのは、イランの有名な作家フェルドゥスィーのお墓。
イランの神話や伝説を本にまとめた人で、1000年も前に活躍した人だけど彼のことを知らないイラン人はいない。
王書(シャー・ナーメ)という彼の本は超大作で、執筆に30年もかかったんだって。
外から見たら白い箱のように見える大理石の建物の中に、彼のお墓がある。
モダンなつくり。

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イラン人は世界的に有名だと思っているフェルドゥスィーのことをまったく存じ上げていなかった日本人のイクエ。
それでも、彼の魅力がわかった。
きっと、すごくおもしろい本を書いていたのだと思う。
お墓には博物館も併設してあって、彼の本にあわせた絵が展示してある。

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いろんなパワーを持つ力持ちの主人公が、鬼や龍と闘う。
なんか日本の昔話みたい。

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壮大なストーリー。
ヒーローと悪との闘い。

「現代版の『ONE PIECE』だね!!」って絶賛してイクエがケンゾーに言ってたら、ケンゾーに「全然違う」って言われた・・・。
いや、漫画のワンピースに絶対似てると思うんだけどね。間違いないよ。
でも、ケンゾーが何回も否定するの。
まあ、ケンゾーはワンピース読んだことあるけど、イクエは読んだこともアニメで見たことも一切ないから説得力ないけどね。

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だってほら、大人から子どもまで人気があるんだよ。
彼の本の塗り絵だってある。

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しかも、主人公のコスプレしてる子どもも!

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ワンピースの主人公、名前なんだっけ?
麦わら帽子かぶった男の子。
ゴム人形君だっけ? ゴム人間君?
日本で彼のコスプレも人気でしょ?

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イラン版ワンピースの作家のお墓のあと、ハミッドが連れて行ってくれたのは、ガイドブックにも載っていない場所。
かわいらしくて、不思議な形の細長い塔。
荒涼とした場所にポツンとたっている。

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昔の王様の娘のお墓なんだって。
こういう形のお墓を見るのは初めて。
青いタイルがイランっぽいけど、どことなく南米の雰囲気がある。

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街にいるときは「イランには砂漠地帯が多い」っていうイメージはまったく湧いてこないんだけど、車で郊外にでれば砂漠が広がっていることがわかる。

青い空、薄茶色の大地。
それ以外に色はない。

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同じような風景が窓の外を流れていく。
そんな単純な色彩のなかに、鮮やかな色彩がふわりと紛れ込んできた。
そして、そこで忙しそうに動いている人の姿。

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車を止める。
草も生えていない荒涼とした大地。
けれど、そこだけ薄紫色の絨毯が広がっている。

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それを丁寧に摘んでいく人たち。
何の花かわかる?

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サフランなんだって!
サフランって「サフランライス」に代表されるように、食べ物の色づけに使うもの。
サフランで出る色は鮮やかな黄色で、古代ギリシアでは王室だけが使うことを許された「ロイヤルカラー」ともなっていた。
サフランで付けられる色は黄色なのに、花はこんな紫だったなんて!

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色づけに使われるのは、花びらではなくてめしべの部分。
この赤いめしべだけが高値で売られる。

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寂しげな大地だけど、よく見ればあちこちでサフランが栽培されていた。
食物の栽培や家畜の放牧には適さない大地でサフランは貴重な収入源。
家族総出で花を摘んでいる。

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何もない土地。
荒涼とした大地。
色のない砂漠。

こんなところでサフランは可憐に咲いていた。

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だからこそサフランには、気品さがあふれているのかもしれない。

Comment

前回は悲しいコメントしてすみません。お返事読みました。
ありがとうございます。

サフランの花、初めて見ました。
すごくキレイで地面に近い場所に咲いているのですね!
ビックリしました。
美しい紫なのも更にビックリ。

日本から2人の無事を、
素晴らしい旅になること、お祈りしています。チベットでのブログを読んでからファンになりいつも、考えさせられたり、和んだり、素敵なブログありがとうございます。
子育て、妊娠の最中でして海外は当分お預けですが、毎日ブログみて楽しんでます。

心より、応援しています(*^^*)


No title

昨日、うちのサフランも開花!
満月の夜に膨らみ出しました。
竹田のイベントで貰って球根のまんま置いておくと
日本のどこでも同じ日に咲きますよ!って。
素敵過ぎる。
娘のいる小国でも、その友達の京都でも
そして勿論 大分竹田でも
まさかイランでも一斉に咲いているなんて
何だかとても温かくなった朝でした。
阿蘇で咲くサフランは優しい色の紫でしたよ!

サフラン

こんなふうに栽培されているんですね
昔、料理本を見てサフランライスを作る為に香辛料を買いに行ったんですが
あまりの高値に驚き、止めたのを思い出しました
オブラートのような薄く透ける紙に数本包んで瓶に詰められた物が、千円以上もしたんですもの

家族総出で収穫するのも分かります!

あさがお さま

いつもありがとうございます。

この前は言葉足らずでした。
日本を離れている私たちがあんなことを言うと「日本嫌い」に捉えられかねませんが、けしてそうじゃないんですよ。

サフランは茎がみじかくて、大地からひょこっと顔を出しているので、砂漠だと余計に華やかに見えます。
香りもいいんですよ!

いくじ

森の杉 さま

自宅で栽培されてるんですね。素敵!

この記事を書くときにサフランについて調べてい竹田でも栽培されていることを知りました。
サフランってどんな場所にも育つ強い花なのかもしれませんね。

イランで四季を感じていて、今は日本と同じ秋だなって思ってたんですが、まさかサフランで日本との共通点を感じるとは。

柿の木 さま

日本でそんなに高値で売られてるんですね!
わたしも買うのをあきらめそうです。

サフランはイランでも高級品みたいですよ。

高いですけど、わずかな量で鮮やかな色がつくみたいですね。
他の花のめしべでは代用できないくらいなので、すごいパワーですよね。