Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


ブログに執着して得たものは

2013.11.03 05:58|イラン☞EDIT
1位になることなんて考えずに始めたブログがみなさんのおかげでブログランキング1位になって、まだ実感がわかないイクエです。
いつも応援ありがとうございます!
1人でも多くの方に読んでいただけることがなにより嬉しいです。
これからもふたりらしい旅をして、ふたりらしいブログをつくっていこうと思います。
どうぞおつきあいください。

はかない自転車旅を終えて、元のバックパッカーに戻り、アルダビールへとやってきたイクエとケンゾー。

アルダビールではきのうご紹介した世界遺産「陶器の館」を堪能したけれど、ほかの見どころは特にない。
でも、観光にこだわっていないふたりなので、ここでも旅の日常を楽しんでいる。

たとえばこんなひとこま。

サンドイッチ屋さんにて。

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「おお!ジャポンか〜!!」
「ジャポンが店にやって来たぞー!」
「記念写真撮らないと!」
「俺もいっしょに撮りたい。
 こっち向いてくれー!」


ただ「日本人」だというだけで大騒ぎされる。

席に座って食べていたら、なぜかケンゾーが立たされた。

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「この店のユニフォーム着てくれよ。」

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「いいから!いいから! 
 これ着て写真に写ったほうがいいんだよ。」


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今度はなぜか席に座っていたイクエが追いやられ、店の人に席を取られる。

「あんたは立って、おまえはこっちに座れ。
 ここでこうやって写真撮るのがいいんだよ。」


テーブル席で、店主とケンゾーのツーショット写真。

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写真撮影が終わったら、なぜか店頭へと連れて行かれる。
特に何をするわけでもないけど「一日店長」みたいになっている。
もはや、何をさせたいのかわからない。

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ゆっくり落ちついて食べることもできずにお会計。

値引きされるどころか、ちゃっかりぼったくられる。

そんなチヤホヤされたのか、もて遊ばれたのかわからない時間を過ごしたアルダビールにはさっさと別れを告げ、次の目的地へと向かった。

ラシュト

もちろん、過酷な自転車、ではなく、快適なバスで。

イランのバスは日本の高速バスくらいのクオリティがある。
ただし、イクエとケンゾーにとって大切なトイレはついていない。
だから尿意との闘いが毎回繰り広げられる。

いまのところ、こっちが勝っている。
なんとしても負けられないんだけど・・・。
でも、こっちはトルコで負けたもののビニール袋を駆使して乗り切ったっていう実績があるからね!

トルコのバスにはノーマルとVIPバスがある。
VIPのほうが100円くらい高い。

シートはふかふか。
フットレストももちろんある。

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おかしセットも配られる。

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肝心のトイレはー。

ついてない!!

絶対に負けられない闘い。
もちろん、今回も勝ちましたよ。

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今回もWi-Fiなしの宿にたどり着いた。

イランでまだWi-Fi付きのホテルに泊まっていないイクエとケンゾー。
イランではWi-Fiがついていても遅すぎて使いものにならないところが多いらしいので、ネットカフェを利用しようと決めている。

日本の漫画喫茶みたいなネットカフェとはかけ離れていて、狭い部屋にたくさん机が並んでいてそこにパソコンが置かれているだけ。
1時間15,000〜20,000リアル(50円から65円くらい)。

イランではネットカフェとは呼ばれてなくて、なぜかカフェネットって呼ばれている。

なるべく毎日ブログを更新したいなって思っているイクエとケンゾーは、カフェネットを求めて街をさまよう。

「ブログアップせんとねえ」
「きょうアップできんかったら、更新途絶えるねえ」

ラシュトの街にはたくさんカフェネットがあるんだけど、わたしたちにとっては使いものにならないところばかり。
VPN(イラン政府がネットの閲覧を規制しているため、海外を迂回して規制をかいくぐる方法。これもイランでは処罰の対象になるけど、ほとんどのイラン人がVPNなんかを使って自由にアクセスしている。)が使えなかったり、ラップトップをつなげられなかったり。

「この街でネットできんなら、何日か新しい記事アップできんねえ」
「イラン・・・大変やねえ」

ブログをやっていない人からすると、「束縛されるのが嫌で旅に出ているのにブログに縛られるなんて・・・」とか「せっかく旅してるのにパソコンと向き合うなんて・・・」って思う人も多いはず。

その気持ち、よくわかる!
イクエとケンゾーもブログよりも旅を優先しようというモットーを忘れないようにしている。

でも、ブログやってて良かった〜って思うことは多い
たとえば・・・

・安否確認
 ふたりの元気そうな姿や旅の様子を家族や友人に知ってもらうことで少しでも安心してもらえる。
 「あの子たち、どこでなにやってんだろう」とはならない。

・自分たちの日記代わり
 ものぐさなイクエとケンゾー。
 紙に書くだけなら三日坊主。
 ブログだと「読者がいるから続けないと」ってがんばることができる。

・しっかり写真を撮る 写真整理もできる
 どうでもいいと思う写真(宿やバス、街並み、食堂)もブログ用にと撮影する。
 観光地の写真よりも意外にこっちの写真のほうがその国をあらわしていることが多い。
 ブログ用にと写真をセレクトするので、写真整理も日々おこなえる。

・旅にどん欲になる
 「ブログのネタに」と思って、面倒だったり気が進まないときも「とりあえず行ってみよう!見てみよう!やってみよう!」となる。

・出会いがある
知らない人からもブログを読んでもらってコメントまでいただける。
ブログを通して旅先で友だちになる人もいる。(たとえば「さすらい さまよい・・」の旅ブログをやっているOGGY)

で、今回もカフェネットをさまよい(10軒近くまわってようやくできるところを見つけた)その結果とても素敵な出会いにめぐまれた ♪

人に聞いてようやく見つけたカフェネットは小さなビルの1室の狭い部屋。
数台のパソコン。

オーナーは若い夫婦。
27歳のババックとマリアン。

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ババックは、かなり使い勝手の良いVPNを無料でインストールしてくれた。

無事にブログを書くことができて、夫妻とおしゃべり。
といっても、ほとんど英語はしゃべれない。
マリアンが中学1年生で習うくらいの英語を話せるので、なんとか意思の疎通はできる感じ。

あしたの予定を聞かれて、近郊の観光地に行く予定って伝えたら、自分たちを指して「マシーン、マシーン(車) ウィー ゴー」。

ん?
これって一緒に行ってくれるってこと?
車に乗せてくれるってこと?

行きたかったのは、ここから40キロのルードハーン城という山の上に建つ城塞と、車で1時間の伝統的な家屋が並ぶマースレー村。
タクシーでしか行けないので、車で案内してくれるなんてとってもありがたい♡
イラン人と観光なんておもしろそうだし♡

ブログしててよかった~。
ここに来て彼らと出会えてよかった~。

あしたホテルまで迎えに行くよって言ってくれる。

「何時?」
「6時!」

ろ、ろくじ???
これは朝の6時のことなのか、夕方の6時のことなのか。

どうやら朝の6時らしい。
かなりの気合いの入れようだ。
朝からみっちり観光するのかな。

完全に意思の疎通がはかれているわけではない。
ほんとうに朝の6時にいっしょに観光に行くのかな。
不安になりながらも5時半に起床。

ホテルで待っていると、来てくれた!!

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ババックはタブレットにペルシア語と英語の翻訳アプリを入れて持ってきた。
それを使って会話をしたり、『地球の歩き方』の写真を見せながらイラン料理について話したり。

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ババックとマリアンは結婚して2年。
子どもはいない。
マリアンに「子どもはほしい?」って聞いたら「ほしくない」だって。
「でも、将来はほしいでしょ」って言うと、今のところ将来も子どもをつくる気はないみたい。

イランって親が決めた人と結婚し、さっさと男の子を生まないといけない社会だとイメージしてた。

だけど、タブリーズでホームステイしたサイード夫婦もマリアンたちみたいに「ふたりの生活を大切にしたいから子どもはつくらない」って決めていた。
そして、急に家に泊めてくれたモハメッドのお姉さんたちも30歳を超えても独身で自由なライフスタイルを楽しんでいた。

こうやって、現地の人とつきあっていくと、いままで自分がもっていたイランのイメージが勝手なものだったってわかる。

「朝ごはんに」って途中のフーマンという街でクッキー屋さんに立ち寄って、名物の「コルーチェ」と言うクッキーを買ってくれた。
これ、『地球の歩き方』に「昔の電話のダイヤルのように小さな丸がクッキーの円周に並んでいる」って書いてあったやつだ!

たしかに、電話といえば電話に見えなくもないけれど・・・。

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焼きたて、あつあつのクッキーは程よい甘さでおいしい!
柔らかいクッキーのなかにショウガや木の実をすりつぶしたような「あんこ」みたいなものが入っている。

おいしい朝ごはんを食べながら、車は美しい並木道を通り、山へと向かっていく。
朝5時半起床はつらかったけど、気持ちのよい朝だ。

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イランに来る前は、イランって砂漠が広がって、ほとんどの場所は乾燥して暑いところなんだろうって思ってた。
だけど、実際には緑の木々に覆われ、川が流れる所がけっこうある。
もちろん、冬には雪が降る街も多い。
そして日本みたいに四季をもっている。

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山登りやキャンプといったアウトドアも人気。
イラン人は、緑あふれる場所が大好き。

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ルードハーン城は、この森の奥にあるみたい。
1時間ほどかけて、森のなかの階段を登っていく。

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ほんとに日本にいるみたい。
季節は秋。
うっすらと色づいた木々。
小川のせせらぎ。
轟々と音を立てて落ちる滝。

季節を目で楽しみ、木々の匂いで自然を感じ、音で癒やされる。
イラン人も日本人もいっしょだ。

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頭上を木々が覆っていて、うっそうとしていたけど、前方を見上げると光が射している。
もう少しで頂上だ。
そして木々の間から幻想的な城塞が姿をあらわしてくれた。

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苔むした石造りの壁。
忘れ去られ、ひっそりと時空を超えて存在してるかのよう。
宮崎駿の世界に出てきそう。

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ここでも、入場料は現地人料金と外国人料金が設定されていた。
あまりの差に、納得いかずにしぶしぶ払っているイクエとケンゾーだけど、やっぱりこの差はイラン人にとっても「あんまりだ」って思うみたいだ。

ババックが何やら窓口のおじさんと交渉し、かなり安く入ることができた。
ババックが入場料まで払ってくれた。

カウチサーフィンで出会う人は裕福な家庭が多いけど、ババックとマリアンは一般的な生活水準の夫婦。

申し訳ないなあ。
ありがとう。ババック。

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城塞はふたつの山の間に築かれていて、周囲は1500メートル。
ところどころに42個の監視塔がある。
セルジューク朝に建てられたらしい。

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遠くに、いま通ってきた街並みが見えた。
カフェネットに行かなければ、ババックとマリアンと会わなければ、ここはイクエとケンゾーにとってただの観光地にしかならなかった。

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だけど2人に出会いいっしょに過ごすことで、この街にとても親しみを感じるようになる。

まさか、こんなところでブログの恩恵にあずかるとは。

そして・・・・。

このブログをたくさんの人に読んでもらえているということ。
その国の姿を知ってもらい、その土地に住む人たちの温かさを感じてもらえること。
これは、イクエとケンゾーにとってはとてもうれしいことです。

「世界っていいな」「出会いっていいな」「人っていいな」

辛いことも多い世の中だけど、こんな「いいな」もこの社会には満ちあふれています。

先日、みなさんのおかげで「ブログランキング」で1位になりました。
順位をあげることを目的に始めたブログではありませんが、ひとりでも多くの人に読んでいただき、共感していただけることは、日本を離れふたりで旅をしているわたしたちには、とても幸せで励みになります。

ほんとうにいつもありがとうございます。

そして、これからも楽しんでいただければうれしいです。

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さて、城塞のあとはババックの友だちと合流し、マースレー村まで足を伸ばすことに。

マースレー村はイラン人イチ押しの場所。
会う人会う人に「絶対にマースレー村に行くんだよ!!」って言われ続けてきた。
マースレー村については、ケンゾーにバトンタッチし、あしたお伝えしますね。

Comment

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

いくえさん、けんぞーくん!
ブログ1位!!
おめでとうございます!!
これからも楽しみにしてまーす!

自転車ドンマイでした!

世界を旅する気分にさせていただいて感謝しています。
自分も海外自転車旅行した経験があります。やはり壊れますよね。
速攻で止められたのは素晴らしい判断ですね。この辺やはり経験なのでしょうね。

みは さま

いつも読んでくれてありがとう。

日本に帰ったら旅話を聞いてね!
もちろん、美味しい鍋でも囲みながら。

pさま

自転車で旅されたことがあるんですね!
自転車旅する前までは、「みんなよくやるよなー」くらいにしかおもってませんでしたが
今では尊敬の眼差しです。
荷物を載せて乗るのがあんなに大変とは!
もし再挑戦するとしたら、ないと思いますが、荷物を最小限にします!

おめでとう!!

いくえ、ケンゾーさん!
1位おめでとうございます♪

毎日楽しみに読ませていただいてます。
いくえのケガ、大変だったね…
心配でしたが、元気に旅を続けてるのが分かって安心しています。

ケンゾーさんのいくえへの想い、感動しました。
これからも、お互いを支え合って、かけがえのない時間を過ごしてください。

ヨーコ へ

読んでくれてギャンうれしかよー。
順位が上がったのもヨーコママのおかげかも。

やっぱ、この年になると体がついていかんときもあるけんねー。
無理せず、ゆた〜っとせなんね。

年末年始みんなと楽しんでね♥