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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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女子大生のお宅訪問

2013.10.29 19:19|イラン☞EDIT
用を足した後、現地人スタイルでトイレに備え付けのホースでうまくお尻を洗えるように日々訓練しているイクエです。
イランではトイレットペーパーがあまり普及してなくて、トイレットペーパーの値段がけっこう高いんだよね。

先日、初カウチサーフィンでホームステイを経験したイクエとケンゾー。
実はカウチサーフィンのサイトでホームステイ先を募集していたところ、何人かの人からご招待を受けていた。
だけどサイード邸に泊まることにしていたのでほかの人のお誘いはお断りしていた。

それでも熱烈に「我が家に泊まってとメッセージを送り続けてくる人がいた。

その人は23歳の女の子。

カウチサーフィンに登録されているプロフィール写真がイランの女性っぽくないのが印象的だった。

胸から下しかないデコルテのミニのドレス。
もちろん頭にスカーフは巻いていない。
そしてなぜか・・・

「だっちゅーの」のポーズをしている。
(「だっちゅーの」がわからない若い読者のために簡単に説明すると、むかし女の子2人組のセクシー芸人で、前屈みで膝に両手をあてて両腕で胸を寄せて「だっちゅーの」って言うのが決まり文句だった人たちがいたのよ。)

だからイクエとケンゾーはこの子のことを「だっちゅーの」と呼んでいた。

だっちゅーのはわたしたちに熱いメッセージを送ってくる。

「あなたたちの写真を見たけど印象的ですばらしいカップルだ」
「いま泊まっているホテルをチェックアウトしてうちに来て」
「何が起きたの?わたしはまだあなたたちキュートなカップルを待ってるのに」
とか。

なんで知りもしないわたしたちのことをこんなに気に入ってくれたのかちょっと理解できない。
でも、だっちゅーのは知りもしないわたしたちに、恋に落ちてしまったのだ。

「また、だっちゅーのからメッセージ届いとるよ」
「時間がないって断ったとにね」

自転車旅を始めることにしていたイクエとケンゾーはだっちゅーのからの猛アピールをかわしながら、サイード邸に泊まらせてもらいタブリーズの街で備品をそろえていた。

ある一軒のキャンプ用品店に入ったときのこと。
ドアを閉めようとしたら別の客がふらっと入ってきた。

イクエとケンゾーはそのことを気にもとめずに寝袋を物色していた。
するとその客がこっちを見つめて言った。

「ケンジョー?」

ん?ケンゾーって言いたいのかな。
でもそうだとしたらなぜケンゾーのことを知ってるのか。

その人こそ・・・
だっちゅーのちゃんだったのだ!

イクエとケンゾーを見かけて後をつけて来たらしい。
たまたま見つけたとは言え、タブリーズは人口150万人の都会。
こんなふうに人がウジョウジョいる街の中で、だっちゅーのと出会うなんて!
彼女の熱い思いが、この出会いを実現させたのかもしれない。

だっちゅーのは、立ったまま勢いよく話し続ける。

でもイクエとケンゾーはサイード邸に帰らなくちゃいけなくて先を急いでいた。

だっちゅーのは続ける。
「今からうちに泊まりにおいでよ!」
「ごめん。
 いま別の家庭にホームステイしてるの。」

「いいじゃん、そこを出ちゃえば。」
「夕ご飯も準備してくれてるだろうし
 荷物もそこに置いたままにしてるから。ごめんね。」

「その人の家どこ?住所見せて。
 今からわたしもいっしょにそこに行く。
 わたしがその人に説明してあげるから。
 そしてうちに移動すればいいでしょ。」


イクエとケンゾーに会いたいという、だっちゅーのの願いが叶ったのだ。
これを逃してはいけないと、だっちゅーのの攻勢は続く。

もうあしたにはタブリーズを出ようとしていたけど、この手段をとらなければだっちゅーのはこの場からわたしたちを離してはくれないだろう。
だから、イクエとケンゾーは心を決めてだっちゅーのにこう言った。

「きょうは今のホームステイ先に帰らせて。
 でも、あしたあなたの家に泊まらせて。」


だっちゅーのは目を輝かせて興奮した声で言った。
「イエース!! オフコ~~ス!!!!」

その「だっちゅーの」いや「マフブーベ」ちゃんがこちら。

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プロフィール写真は「だっちゅーの」ポーズでセクシーだったけど、大学院で文学を研究しているまじめな女の子。

好きな作家は「ハルキ ムラカミ」。
イランでも人気があるんだねえ。
すごいね、日本の作家も。
彼女は力説する。
「ハルキ ムラカミの文才をインチキだって言う人もいるけど、わたしは彼はほんとうの天才だと思う! 彼ほどの才能をもつ人はいない!」

マフブーベちゃんの実家はイラン南部の街。
ちなみにイランの公用語はペルシア語。

南部出身のマフブーベちゃんもペルシア語を話すけど、ここイラン北部のタブリーズではトルコ語が一般的に使われている。
大学院で教授がトルコ語で授業するのでついていけず、ペルシア語で授業をしてくれとマフブーベちゃんがお願いしたら、教授は英語で授業をするようになったのだそう。
タブリーズでも若い人はペルシア語を理解できるけど、お年寄りは話せない人が多い。
だから教授はイランの公用語であるペルシア語よりも英語のほうが使いやすいみたい。
いっぽう、マフブーベちゃんもトルコ語がわからないので、生活に不自由を感じるときも多いんだって。

親元を離れタブリーズの大学院に通っているマフブーベちゃんはタブリーズの団地で一人暮らしをしている。

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ちなみに、団地の入口には守衛さんみたいな人がいる。
イスラムの戒律に厳しいこの場所では、独身の女の子が男の子とふたりっきりになるのはNG。
守衛さんは、女の子が男の子を部屋に連れ込まないか見張っているらしい。

別にここは女子寮でもないし、男子禁制の場所でもない。
多くの入居者は家族で住んでいる。

それでも、この前マフブーベちゃんがお兄ちゃんを連れてきたとき「入れたらダメ」と言われたのだそう。
お兄ちゃんがIDカードを見せて兄弟であることを説明し、ようやく立ち入りの許可がでたらしい。

イスラムの教えに従っているかどうか。
そのチェックは政府よりもむしろ熱心なイスラム教徒の一般人が行なっているようだ。

マフブーベちゃんの隣人は朝から晩まで大音量で音楽をかけている。
彼女の部屋にいても、ずっと音楽が隣から聞こえてくる。
日本だと騒音レベルの音量なのでご近所から苦情がくるはずなのに、ここではとくに誰も注意しない。

マフブーベちゃんは言う。
「ほんとうに不思議だよね。
こんなに大音量で音楽をかけているのに誰も苦情を言わない。
それなのに、たとえばわたしが男の子ひとり連れてきたら、すぐに誰かが苦情を言うんだから。」

イスラムの規律のもとで生活しているけど、日本の女子大生となんら変わらない感情を持っている彼女。

さて、そんなマフブーベちゃん。
どんなお部屋で生活してるんでしょう。
一人暮らしのイラン女子の部屋がこちら。

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殺風景!
それもそのはず。
彼女、この前までテヘランの大学で勉強していて、2週間前にタブリーズの大学院に進級したばかり。
まだ引っ越して間もないから、家具もそろえてないんだって。

10畳くらいのキッチンとリビングルームに、4畳半くらいの寝室。
日本だと新婚夫婦が生活するのにちょうどいいくらいの広さ。

家賃はいったいいくらでしょう?

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1か月、250万リアル。
日本円で約7500円。

繁華街からは少し離れているのが難点だけど、ベランダからの眺めはいい。

a_DSC_0477_20131027232302571.jpg

団地の下に密集しているグレーがかった小さな家みたいなもの。
なんだと思う?

正解は・・・。

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墓地!

イスラムの国では、日曜日じゃなくて金曜日が休日。
なので金曜日には、お墓参りしている人の姿がたくさん見えるんだって。

ちなみに、お墓は日本みたいに家族でひとつではなくて、1人ひとつが一般的。

お墓のお値段は、日本円でおよそ15万円!
「高すぎるよねえー!」とマフブーベちゃんは言っていた。

さっそくお昼ご飯をふるまってくれるマフブーベちゃん。

「わたしのお母さんはすごく料理が上手なんだけど、わたしは全然ダメ。
 一人暮らしするとき、お母さんに習ったんだけど、まだまだなんだよ。」

そう言いながらも作ってくれた、コロッケやチキンのスパイス煮。
味はなかなか。

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白ご飯には、この乾燥させたバーベリーの実をお好みでまぶして食べる。

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紅茶はこんなふうにして作ってた。
下のヤカンにはお湯が入っている。

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下から蒸気で蒸すことによって、おいしい紅茶ができる。
たしかに、こうやって作られるイランの紅茶は味に深みがあるような気がする。

マフブーベちゃんはグルジアやトルコ、インドなど海外旅行の経験がある。
だけど日本は未知の国。

イクエとケンゾーは、旅先で日本を紹介するために日本で撮った写真をアルバムに入れて持ってきている。
桜や温泉、お城の写真。
神社やお寺で撮った写真。
イカの刺身を食べている写真や家族写真。
そしてふたりの結婚式の写真。
「思い出にちょうだい」って言われた場合にそなえて同じものが数枚ずつある。

だいたいみんな選ぶのは1枚か2枚くらいなんだけど、日本の写真を見て興奮したマフブーベちゃんは何枚もほしがった。

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会ったこともないケンゾーの兄弟の写真までもらってくれた。
日本男児が気になるみたい。

イクエとケンゾーのことをカウチサーフィンで知ったマフブーベちゃん。
カウチサーフィンの自己紹介のページには、自分の写真を載せるようになっている。
イクエとケンゾーも何枚か載せていて、このブログのプロフィール写真と同じ「飛んでいる写真」も掲載していた。
マフブーベちゃんは、その写真をすごく気に入って、わたしたちに興味をもってくれたみたい。
「あんなふうに3人でジャンプしている写真を撮りたい!」

そして、3人でトライ ♪

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やっぱり、ケンゾーだけうまくジャンプできるんだよね。
何回か再チャレンジしたけど、イクエもマフブーベちゃんもダメだね。

体力のない女子ふたり。
早々とあきらめておでかけ♡

a_DSC_0507_20131027235058a10.jpg

あすからいよいよ自転車旅が始まる。
マフブーベちゃんにもつきあってもらって、必要なグッズを買いそろえる。
雨が降ったときにそなえて、テーブルクロス屋さんで自転車や荷物に被せる透明のビニルシートを購入。

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きょうは自転車屋さんからマフブーベちゃんの家まで自転車で行くことにした。
バックパックも自転車屋さんに預かってもらっていたので、荷物も全部載せて自転車に乗る。
自転車屋さんからマフブーベちゃんの家まで8キロくらい。

バックパックにテント、寝袋。
荷台にとりつけたロバ用のバッグに押し込み、荷台にも荷物をくくり付けて、いざしゅっぱ〜つ!
自転車屋さんと最後に記念撮影。

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お世話になった自転車屋さん。
Facebookも交換しあった。

イクエとケンゾーにとっては、外国で自転車を買うという一大イベントの舞台になった自転車屋さん。
自転車屋さんのご主人にとっては、日本人が自分のところで自転車を買うなんて想像すらしていなかっただろうし。

もうここに来ることもないし、お互い会わないけれど、お互いきっと忘れない。

「ありがとうございました。いってきま~す ♪」

さようなら、自転車屋さん。
ここで買った自転車で、イランの大地を駆け抜けます。

このときは、まだ・・・。
予想すらしていなかった。
わずか2日後に、この自転車屋さんに舞い戻るはめになることを・・・。

わずか8キロだったけど、初めてのこの日の自転車旅はかなりハードだった。

車道は、交通マナーの悪いイランの車がびゅんびゅん走ってかなりこわい。
人が行き交う歩道はスピードが出せないし、段差や側溝があって自転車を降りてかかえたり、回り道しないといけない。

そして何より予想以上に過酷だったのは、重い荷物を載せているということ。
後ろが重いので、ハンドルを切っただけで前輪が浮いて自転車が倒れそうになる。
というか、実際何度も倒れた。

荷物をくくり付けているので自転車自体重く、倒れた自転車をイクエひとりで元に戻すのは至難の業。
そのたびにケンゾーが近くに自転車をとめて、ふたりがかりで自転車を起こす。

荷物がなければ立ちこぎで進める上り坂も、荷物があるので漕ぐのが大変で、自転車を押して歩く。
重たい自転車を上り坂で押して歩くだけで息が切れる。

ケンゾーにいたっては、荷物の重さに耐えかねて荷台に設置していた板が割れた。

甘くみていたな。
自転車旅。
ああ〜、先が思いやられるー。

ケンゾーは最初「がんばれば1日100キロくらい進めるんやない?」と言っていた。
自転車が苦手なイクエは「ぜったい無理だよ。がんばって50キロ。」と言っていた。

だけど、これ・・・。
50キロも無理だよ〜

はじめての自転車旅。
わずか8キロの距離。

かかった時間はなんと2時間!
これって、歩くスピードといっしょじゃない?

くたびれはてて、午後9時近く、ようやくマフブーベちゃんの家にたどり着いた。
それでも、彼女に何か和食を作ってあげたかった。
手抜きだけど卵焼きを作ったよ。

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ただの卵焼きだけど、「ケーキみたい!」って彼女は喜んでくれた。

一人暮らしの彼女の家は緊張しなくてすむし居心地がいい。
マフブーベちゃんも、「あしたも泊まりなよ〜。あしたは車持ってる友だちと遠出しようよ。」って誘ってくれる。
これからの自転車旅は正直不安だ。
先延ばししたい気持ちもある。
もうちょっとここにいたいな・・・。

だけど、そんなことしてたらビザの期限が切れてしまう。

きょう一晩ここに泊まらせてもらって、あしたはなんとしてでも出発しよう。

ケンゾーとそう誓って、眠りについた。
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Comment

No title

毎日ブログを楽しく拝見しています。
中央アジアやイスラムの数か国はまだまだ日本人旅行者が少ないので見れる写真も少なく
お二人の記事と写真でプチ旅行気分です。
これからも気を付けてよい旅を!

自転車初乗りおめでとう!
道路でグラグラするのこわいよー。
知らない道はゆっくりね。


No title

世界地図を見るとイランの南の方からアラビア半島を越えるとエチオピアはすぐです。飛行機代も安そうな感じがします。
イランからアフリカ入りすることは考えておられますか。

Tomomiさま

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
イスラム圏は危ないイメージもありますが、実際は人々は紳士でとても歓待してくれます。
少しでもイスラム圏の本当の姿をお伝えできればなと思います。

これからもよろしくお願いします。

ゆみ さま

びっくりされるくらいのゆっくりペースで漕いでいました。
大きい荷物でグラグラするのは怖いですよねえ。
自転車旅はこれまでの旅とまるっきりちがって、いい体験ができました。

Yuka さま

イランからアフリカ入りするのもいいと思います!

でも年末年始はヨーロッパで迎える予定なので、ヨーロッパの後アフリカ入りする予定です。
その前にイスラエル辺りも立ち寄ると思います。
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