イランが大好きになる予感
イラン人の優しさに毎日癒やされているケンゾーです。
こんなにもてなしの精神にあふれてる国はバングラデシュ以来だ。
きょうはいよいよイラン入国の日。
いままでイスラムの国には何度も行ったことはあるけれど、イランは筋金入りのイスラム国家。
旅人の間でのイランの評価はかなりいいけれど、こればっかりは行ってみないことには分からない。
さあ、どんなイラン旅になるかな。
ドウバヤズットから国境のギュルブラックまでドルムシュで7リラ(約350円)。
思わぬ展開で2回入国することになったトルコ。バイバイ!
まさか3回目はない、かな? どうだろ?

走ること30分、ズラーッと並ぶトラックの列が見えてきた。
1km以上連なってるんじゃないかな。
イランに行くためにトルコの出国手続きを待ってるトラックだ。
長いときは3日間待たないといけないそう。
気が遠くなる。

トラックの列を横目に進んでいくと、イミグレーションの入口に到着。
ここからは歩き。しかもかなりの距離。
500mはあるんじゃないかな。


芝生の上でシートを広げてピクニックをしている人たちがたくさんいる。
って言ってもここイミグレーションの敷地内だよ。
こんなほのぼのした国境ははじめてだ。
なんだかイラン、楽しめそうな予感がする。
ま、トルコ人かもしれないけどね。


イミグレが見えてきた。
奥の小高い丘にはトルコとイランの国旗がはためいてる!
なんども経験あるけど、国境越えってやっぱりワクワクするね。

トルコ出国はなんなく終了。
いよいよイランに入国。
とその前に、スカーフを取り出し上半身をすっぽり覆ってしまったイクエ。
そう、イランは厳格なイスラム国家。
観光で訪れる外国人に対しても服装には厳しい。
この先イランを出国するまでは常に頭を覆っていないといけないのだ。
面倒くさいけどしょうがない。

イラン革命の指導者ホメイニ氏と現在の最高指導者ハメネイ氏のでっかい写真が見える。
もうあの先はイランだ。
ていうか、厳格なイスラム国家なのにこういう写真はいいのかな?
禁じられてる偶像崇拝にはあたらないのかな?
チャンスがあったら誰かに聞いてみよ。
じつは触れたらいけないタブーだったらヤバいかな?

ちょっとドキドキだったイランの入国手続きは・・・
いやー、スゴかった!
なにがスゴいって、まずは騒がしい!
入国を待ってる人がウジャーっといて、とんでもない量の荷物であふれかえってる。
こりゃどうしたもんかな?と一瞬たじろいでると、みんな一斉に「マイフレンド!」って言いながらツーリスト用の小部屋へ案内してくれた。
荷物をかき分け進んでいくと、両脇の人が順番に握手を求めてくる。
なんだか24時間テレビのマラソンランナーになったみたい。
かなり照れくさいけどね。
小部屋では英語が流暢な美女が対応。
もちろん全身黒ずくめで出てるのは顔だけ。
美人なのにもったいない。
名前や生年月日などを書類に記入。
ドルとユーロの現在のレートや、ここから別の街までの行き方なども教えてくれる。
しょっぱなからイランは好印象だ。
無事にスタンプを押してもらってイランに入国!
外に出ると「ドル? リラ? チェンジ!」と叫ぶ両替商に取り囲まれる。
とりあえず余ったトルコリラだけでも両替しようと思ったんだけど、ここの両替屋達には要注意!
数人と交渉したんだけど嘘つきばっかり。
実際に渡す金額をごまかすインド人みたいな手口を使ってくる。
イランリアルは桁数が多いし、0が1つ少ないトマンという単位もあるのでややこしい。

なんとかまともな人を見つけて両替をすることができた。
56トルコリラ(約2800円)が840000イランリアル(約2690円)に。
きょうはここからマークーという街まで行く予定。
ほんとはこの国境から直接マークーに行ければいいんだけど、ここからは手前のバーザルガーンまでしか行けない。
タクシーで1人10000リアル(約32円)。

バーザルガーンまではあっという間、坂道を下るだけ。
歩いていける距離だった。
ここでまたタクシーを乗り換える。
面倒くさい。
わけがわかんないシステムだなあ。
バーザルガーンからマークーまではタクシーで1人20000リアル(約64円)。
話に聞いていたとおりタクシー代は安いんだけど、はたしてこれが適正価格なのかどうなのか。
まだぜんぜんピンとこないや。

およそ20分でマークーに到着。
街の周囲はゴツゴツした茶色い岩山にぐるりと囲まれている。
街全体が隠された秘密基地みたいだ。



ホテルの選択肢はすくない。
「歩き方」に載っていた2つのホテルは閉まっていた。
メイン通り沿いの「Alvand Hotel」へ。
ベッドが置いてあるだけのシンプルな部屋。
トイレ・シャワー共用でダブルが300000リアル(約960円)。
タクシー代と比べるとかなり割高だけど、カウンターにちゃんと表示されていた料金なのでぼられているわけではなさそう。
まだイランの物価がぜんぜんわかんないや。


さっそくイランの街を歩いてみますか!
女性は全員チャドル(マント)を着て全身黒ずくめなのかなあと思ってたけど、そんなことはないみたい。
頭をスカーフで覆ってるだけの人も多い。


ATM自体は街中いたるところにある。
だけどアメリカと仲が悪いので、アメリカの決済システムを利用するクレジットカードは使えない。
たとえVISAやMasterなんかが使えたとしてもレートが悪すぎるので利用しない方がいいみたい。

街の人たちはみんな気さくで明るい。
歩いていると「チャイ(紅茶)!チャイ!」としょちゅう声をかけられる。
イランでは『遠慮はしない』と決めたケンゾーとイクエ。
なんどもチャイをごちそうになって、お腹がチャッポンチャッポンだ。


チャイをごちそうになった場所は床屋さんの前。
ここの理容師は、なんと御年72歳、キャリア50年以上のおじいちゃん。
イスが年期を感じさせる、渋いねえ。

客もおじいちゃん。
え?その髪のどこを切るの?と思ったらひげ剃りだった。
ていうかバリカンを使ってるからヒゲ刈りだね。


まだ1日目なんだけど、ケンゾーとイクエが大好きなバングラと似てるんだよねえ。
人が明るくて優しくて。
もうすでにイランが好きになってきた。




素敵な出会いに恵まれてイランが大好きになったらいいな。
イラン旅スタートです!!
これからのイラン旅への期待も込めて下のバナーの応援クリックお願いします!
こんなにもてなしの精神にあふれてる国はバングラデシュ以来だ。
きょうはいよいよイラン入国の日。
いままでイスラムの国には何度も行ったことはあるけれど、イランは筋金入りのイスラム国家。
旅人の間でのイランの評価はかなりいいけれど、こればっかりは行ってみないことには分からない。
さあ、どんなイラン旅になるかな。
ドウバヤズットから国境のギュルブラックまでドルムシュで7リラ(約350円)。
思わぬ展開で2回入国することになったトルコ。バイバイ!
まさか3回目はない、かな? どうだろ?

走ること30分、ズラーッと並ぶトラックの列が見えてきた。
1km以上連なってるんじゃないかな。
イランに行くためにトルコの出国手続きを待ってるトラックだ。
長いときは3日間待たないといけないそう。
気が遠くなる。

トラックの列を横目に進んでいくと、イミグレーションの入口に到着。
ここからは歩き。しかもかなりの距離。
500mはあるんじゃないかな。


芝生の上でシートを広げてピクニックをしている人たちがたくさんいる。
って言ってもここイミグレーションの敷地内だよ。
こんなほのぼのした国境ははじめてだ。
なんだかイラン、楽しめそうな予感がする。
ま、トルコ人かもしれないけどね。


イミグレが見えてきた。
奥の小高い丘にはトルコとイランの国旗がはためいてる!
なんども経験あるけど、国境越えってやっぱりワクワクするね。

トルコ出国はなんなく終了。
いよいよイランに入国。
とその前に、スカーフを取り出し上半身をすっぽり覆ってしまったイクエ。
そう、イランは厳格なイスラム国家。
観光で訪れる外国人に対しても服装には厳しい。
この先イランを出国するまでは常に頭を覆っていないといけないのだ。
面倒くさいけどしょうがない。

イラン革命の指導者ホメイニ氏と現在の最高指導者ハメネイ氏のでっかい写真が見える。
もうあの先はイランだ。
ていうか、厳格なイスラム国家なのにこういう写真はいいのかな?
禁じられてる偶像崇拝にはあたらないのかな?
チャンスがあったら誰かに聞いてみよ。
じつは触れたらいけないタブーだったらヤバいかな?

ちょっとドキドキだったイランの入国手続きは・・・
いやー、スゴかった!
なにがスゴいって、まずは騒がしい!
入国を待ってる人がウジャーっといて、とんでもない量の荷物であふれかえってる。
こりゃどうしたもんかな?と一瞬たじろいでると、みんな一斉に「マイフレンド!」って言いながらツーリスト用の小部屋へ案内してくれた。
荷物をかき分け進んでいくと、両脇の人が順番に握手を求めてくる。
なんだか24時間テレビのマラソンランナーになったみたい。
かなり照れくさいけどね。
小部屋では英語が流暢な美女が対応。
もちろん全身黒ずくめで出てるのは顔だけ。
美人なのにもったいない。
名前や生年月日などを書類に記入。
ドルとユーロの現在のレートや、ここから別の街までの行き方なども教えてくれる。
しょっぱなからイランは好印象だ。
無事にスタンプを押してもらってイランに入国!
外に出ると「ドル? リラ? チェンジ!」と叫ぶ両替商に取り囲まれる。
とりあえず余ったトルコリラだけでも両替しようと思ったんだけど、ここの両替屋達には要注意!
数人と交渉したんだけど嘘つきばっかり。
実際に渡す金額をごまかすインド人みたいな手口を使ってくる。
イランリアルは桁数が多いし、0が1つ少ないトマンという単位もあるのでややこしい。

なんとかまともな人を見つけて両替をすることができた。
56トルコリラ(約2800円)が840000イランリアル(約2690円)に。
きょうはここからマークーという街まで行く予定。
ほんとはこの国境から直接マークーに行ければいいんだけど、ここからは手前のバーザルガーンまでしか行けない。
タクシーで1人10000リアル(約32円)。

バーザルガーンまではあっという間、坂道を下るだけ。
歩いていける距離だった。
ここでまたタクシーを乗り換える。
面倒くさい。
わけがわかんないシステムだなあ。
バーザルガーンからマークーまではタクシーで1人20000リアル(約64円)。
話に聞いていたとおりタクシー代は安いんだけど、はたしてこれが適正価格なのかどうなのか。
まだぜんぜんピンとこないや。

およそ20分でマークーに到着。
街の周囲はゴツゴツした茶色い岩山にぐるりと囲まれている。
街全体が隠された秘密基地みたいだ。



ホテルの選択肢はすくない。
「歩き方」に載っていた2つのホテルは閉まっていた。
メイン通り沿いの「Alvand Hotel」へ。
ベッドが置いてあるだけのシンプルな部屋。
トイレ・シャワー共用でダブルが300000リアル(約960円)。
タクシー代と比べるとかなり割高だけど、カウンターにちゃんと表示されていた料金なのでぼられているわけではなさそう。
まだイランの物価がぜんぜんわかんないや。


さっそくイランの街を歩いてみますか!
女性は全員チャドル(マント)を着て全身黒ずくめなのかなあと思ってたけど、そんなことはないみたい。
頭をスカーフで覆ってるだけの人も多い。


ATM自体は街中いたるところにある。
だけどアメリカと仲が悪いので、アメリカの決済システムを利用するクレジットカードは使えない。
たとえVISAやMasterなんかが使えたとしてもレートが悪すぎるので利用しない方がいいみたい。

街の人たちはみんな気さくで明るい。
歩いていると「チャイ(紅茶)!チャイ!」としょちゅう声をかけられる。
イランでは『遠慮はしない』と決めたケンゾーとイクエ。
なんどもチャイをごちそうになって、お腹がチャッポンチャッポンだ。


チャイをごちそうになった場所は床屋さんの前。
ここの理容師は、なんと御年72歳、キャリア50年以上のおじいちゃん。
イスが年期を感じさせる、渋いねえ。

客もおじいちゃん。
え?その髪のどこを切るの?と思ったらひげ剃りだった。
ていうかバリカンを使ってるからヒゲ刈りだね。


まだ1日目なんだけど、ケンゾーとイクエが大好きなバングラと似てるんだよねえ。
人が明るくて優しくて。
もうすでにイランが好きになってきた。




素敵な出会いに恵まれてイランが大好きになったらいいな。
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