Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


地獄バス やってしまった!!

2013.10.13 06:20|トルコ☞EDIT
こっちの人のアイメイクが濃いので、「少しはわたしも」とアイラインとマスカラをちゃんとするようになったイクエです。
こっちの人ってもともと濃い顔なのに、薄い日本人よりもさらにメイクを濃くする。
余計に顔の濃さに差が出てくるよ。

2回目のトルコ。
今回の旅の目的はイランビザをゲットして、陸路でお隣のイランに行くこと。
すべてはイランのために。

だけどせっかく来たトルコ。
イランに一気に行く前に前回は旅しなかった、東側のワンという街に立ち寄ることに。

ワン

この「ワン」という街、日本からのパックツアーではなかなか組み込まれなくてそこまで知られていない街だけど、「ワンが良かった!」っていうバックパッカーは多い。
何がいいのかはわからないけれど、行って確かめてみましょう。

あ~あ、またあの夜行バスに乗るのか・・・。

トルコの長距離バスは、日本の普通のバスよりも設備が整っていると言われている。
それぞれの座席の前にはモニターがついているし、たまにWi-Fiが使えるときもある。

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さらには車内サービス。
ドライバーのほかに、飛行機でいうキャビンアテンダントのような役割をするスタッフが1~2人乗っている。
3時間おきくらいにワゴンサービスでコーヒーやジュース、お菓子が配られる。

日本人のバックパッカーからの評判はとてもいい。
だけど、イクエとケンゾーはこのバスが好きではない。

ワゴンサービスがあるので、やっと眠りに落ちたってときに起こされるし、フットレストもないしリクライニングもそこまで倒せるわけではないので、熟睡できない。
長距離バスだけど、トイレが車内にない。

モニターとかどうでもいいから、トイレをつけてほしい!
ワゴンサービスいらないから、運賃を安くしてほしい!

でも、どのバス会社も値段も設備もサービスも同じなんだよね。
トルコってバス会社がたっくさんあるのに、なんで横並びにするかね。

多くの旅人は、過度なサービスのトルコの高級バスを絶賛するし、旅ブログでも「車内サービスがあるよ!」とか「きれいで、眠れるよ!」って紹介されている。
ごくたま~に「トルコのバスは好きじゃない」って人に出会ったときは、とても共感する。

たぶんね、飛行機でぐっすり眠れる人や清潔なバスが好きな人やトイレが近くない人にとってはトルコバスはいいのかもしれない。
でも、イクエとケンゾーにとっては、中国やベトナム、インドなどのあのチープな2段ベッドバスのほうが断然いい。
2段ベッドバスってのは、真ん中に通路があって両サイドにズラッと2段ベッドが並んでいるバス。
インドのバスなんて「シングル」「ダブル」を選ぶことだってできる。
車内にトイレがないときが多いけど、インドなんかはしょっちゅう車がとまって、その辺の道端の影で現地の人と用を足すことも簡単にできる。

インドのダブルベッドバスはカーテンで仕切られるし、それぞれのところに扇風機もついていた。

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イクエとケンゾーにとっては快適ではないトルコの夜行バスも、今回が最後かな。
車内サービスのコーヒーやジュースを飲んで、アイマスクをして眠る努力をする。
でも、やっぱりなかなか眠れない。

途中の大きなターミナルでバスが止まった。
トイレ休憩かな。

トルコでは公衆トイレはほとんど有料。
しかも高い。1リラ(約50円)もする。
ちなみにスーパーでペットボトルの水1.5ℓが0.5リラで買える。
つまり水を体内に入れることより、排出することのほうが高くつくということ。

貧乏性のイクエとケンゾーは車内サービスのドリンクを飲むけど、でもその分出す量が増えてお金がかかるから飲まないほうが安くつくのかも。

トイレは高いけど、車内にトイレはないので出せるときに出しとかないといけない。
そう思って、ふたりで小走りでターミナルの中の有料トイレへ駆け込んだ。

1リラ分、できるだけ多く出し絞って
「ふう~」。

するとケンゾーが叫んだ。
「イクエイクエ!! おれらのバスが動きよるっ!!」

止まっていたはずの場所にバスがない。

バスが発車して、今にも駐車場から出ようとしている。

へ!?
どういうこと!?

「ノーノーノーノー!!!!」
「ウェイト、ウェイト!! プリーズ!!!」

暗闇の中、ふたりで大きく手を振りながらバスを追いかける。

こんなわけのわからない街。
しかも午前2時に置いてけぼりにされたらどうしたらいいの!!

一気に眠気が覚める。
バスが遠ざかっていく。
サンダルで広い駐車場を走る。

哀れな格好のアジア人に乗客が気づいてくれたのか、ようやくバスが速度を緩めて止まった。

バスのスタッフは自分には非がないというように、トルコ語でアピールしている。

でも彼はわたしたちが終点まで行くことを知ってるし、手元の座席表にも記入している。
わたしたちがトイレに向かうときも目が合った。
座席には貴重品以外の荷物を置いたままにしていた。

なんで!?
人数確認し忘れたでしょ!
ドライバー以外にふたりもいるんだから。
ジュース配ることだけが仕事じゃないんだから!

インドやアジアの国なら、こちら側もそういうリスクを警戒するけど、トルコの高級バスでこんな仕打ちにあうなんて。
油断してしまった。

ケンゾーが言った。

「ウンコせんで良かったあ」
「しとったらアウトやったね」

ケンゾーは有料トイレのとき「もったいないからどうせならウンコまでしてやれ」と、よくわからないポリシーをもっている。
今回そのポリシーが貫徹されないで、ほんとうに助かった。

それからは、ますます眠れなくなった。
途中、もう1回トイレ休憩があったけど、こわいのでおとなしく座席で待機。

暗い空が白くなっていき、夜が明けた。

あと1時間ほどで目的地ワンの街に着く。
窓からは琵琶湖のおよそ6倍の大きさのワン湖が見える。

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「わあ、キレイ」
なんてことを、イクエとケンゾーは感じる余裕もなかった。

あの、スリリングなトイレ休憩からまもなく5時間が経とうとしている。

ふたりの頭の中にあるのは
「トイレしたい!!」

これまでの人生で「トイレ行きたい瞬間」のベスト3に入るくらい、膀胱がぱんぱん。
イクエの場合、これまでの1位はチベットの空港からラサの街までのバスの中。
そのときは同乗していた日本人の男の子に励まされながらなんとか堪え、着いたとたんに出会ったばかりのその子にバッグを預け、トイレめざして猛ダッシュした。

でも、もうこの1位を更新する勢いだ。

バスの揺れが余計に刺激する。
あぶら汗が出てくる。

「がんばろう・・・」
「はよ、着かんかなあ」

顔をしかめて励ましあう。

「バス、止めてもらう?」
「でもあのスタッフが、止めてくれるかな。
 止めてもらっても、隠れてやる場所がない。」


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ずっと続く平原。

どうしよう~。
どうしよう~~!
どうしよう~~~!!

iPhoneのGPSの地図で今いる場所を確認する。
まだ40キロはある。
30分はかかる。
膀胱炎になってしまう。

「がまんできんかも。」
「イクエ、ここでできる?」
「どうやって!?
 男はいいかもしれんけど、女ってどうやってできると!?」

「わからんけど、しゃがんで。」

ケンゾーがバスに常備されている、ゲロ袋を3枚重ねにした。
幸い、乗客は途中で降りていって少なくなっている。
見張りのスタッフも仕事を放棄して、一番後ろの席を占領して横になって爆睡中。

「できるかな・・・」
「できるよ!」

しましたよ。

お恥ずかしいのであえて、あっさり書きます。

バレずにしましたよ。
(※これに対する質問・批判コメントはいっさい受け付けません!)

長く旅をしてるといろんなピンチがあって、どうにかして乗り切るものなんですね。

ケンゾーもいざしようと思ったけど、ケンゾーの位置からは後ろの人に見られそうなのでやめた。
ケンゾーに「がんばれ!がんばれ!!」と言いながら、ようやく終点に着いた。

「イクエ、荷物よろしく!!」

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ケンゾーはトイレを探す余裕もなく、死角を探して無事にことを成し遂げた。

やっぱりトルコバスはイクエとケンゾーにとっては鬼門だ。

最後まで
 やってくれたね 
     トルコバス


宿について荷物の整理もしないまま、放心状態。

本当に
  身も心まで
     つかれたよ


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シモの話が続いたので、ここらへんでお口直しを。
長く旅をしていて「この街、いいな。過ごしやすいな。長くいたいな。」って思うのは、居心地のいい宿があって人が優しくてお財布にも優しくてそしておいしい食事にありつけること!
ワンの街は、これまでのトルコの街で「食」が一番いい街だった。

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ワンには優雅な朝食文化がある。
直訳すると「朝食通り」という名の「カフヴァルトゥジュ通り」
1940年代に創業された老舗朝食サロンなど、数件が軒を連ねる。
これから仕事に行く人も、早朝からここで商談する人も、小さな子どもを抱えた家族連れも・・・。
そんな地元の人たちから愛される朝食サロン。
同じような店が並んでいるので客引きも激しい。

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でもどこもメニューは一緒。
パンにサラダ、チーズ、オリーブなど。
シンプルだけどおいしい!

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ミルクや紅茶は飲み放題で、無くなりそうなタイミングで持ってきてくれる。
2人前で20リラ(約1000円)。
安くはないけど、値段以上のものが得られる。
朝からこんなふうに時間を過ごせるというのは贅沢な気分になる。
まるで高級ホテルのビュッフェ。

「これで白ワインがあったら最高なのにねえ」

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パンに付けるクリームチーズやハチミツ、バターが驚くほどおいしい!
クルミやゴマのようなものをすりつぶしたものは、ハチミツとからめてパンに添えて。
ちょっとだけ、きな粉のような味がする。

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ハムと目玉焼き。
目玉焼きは半熟でちょうどいい火加減。
ハムはけっこうスパイシー。

節約旅のふたりは、いつもは朝食を安宿のベッドの上で買ってきたパンとインスタントコーヒーですませるけど、この優雅な朝食サロンが気に入って2回も行った。

そして、もうひとつ通った食堂がある。
ここはオススメ!
ワンにいった際はぜひ。

場所は繁華街のバザール近くにある大きなモスクの前。

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店頭のオーブンの中に、チキンまるごとかけられてぐるぐる回っている。
ワンでは、だいたいどの店でも店頭にきちんと値段を書いた張り紙をしている。
そして安い。
たとえばお肉たっぷりのケバブの巻物(ドネール)は平均で2.5リラ(約125円)。
イスタンブールの半額。
しかもイスタンブールのものより大きい。

この店では張り紙に「〇〇、5リラ」と書いてあったので、どんな料理かわからないけど頼んでみることにした。

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出てきたのは半羽のチキンとご飯。

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ふたりぶんで、チキンまるごと1羽。
それだけでもボリュームがあるのに、サラダやパンも出てくる。

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ひとり約250円でおなかいっぱいになる。
トルコなのになんでこんなに安いのかな。
チキン1羽いくらなんだろう。

お店の人もみんなまじめで好感が持てる。

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というか、この街、みんなすごく優しいんだよね。
明るいし、紳士だし。
だから余計に居心地が良くって。

この街、実は、ほかの街とはちょっと違う街なのです。

ここはクルド人の街。

トルコではクルド人の存在を忘れてはいけなかった!
そのお話は、またあした・・・。

Comment

No title

中国のベッドバスいいですよね!

先日、初体験して宿代節約もかねて一日おきに利用しました。
トルコも長期滞在したい国ですが、お金とバスのことを考えると上手に廻らないといけなさそうですね。

こんにちはー!
トルコバスのいろいろ…とても…笑ってしまいました…(ゴメンナサイ!汗)
二人の協力体制と我慢するところが目の前に浮かんできて、あたしまでヒヤヒヤ、スッキリ…

そこからの朝食のお話だったので、余計に美しく?いやいや美味しく思えて、ぜひともいきたいーー!となりましたよ!!朝食を贅沢にすると一日が贅沢になりますよね♡

それでは膀胱炎には気をつけてよい旅を!

No title

夫婦だと尿意も波長が同期するんですね…考えてみたら、飲食する時間もトイレ行く時間も同じだから当然か。
でも、同期してさらに増幅している感じ。これ以上の夫婦のきずながあろうか。
励ましあい、更には協力し合って……もう戦友ですね。
さてわ、バスの評価の90%はトイレに根拠がありますね。

デリシャスな朝食のおかげでドキドキ感がおさまり美しく読み終えました。

わかめさま

トルコは物価が高いのがネックなんですよねえ。
個人的には東部がオススメです。
なかでもワンはいいですよ。トルコはどこでも人はいいですけど、ワンはさらに150%増しで人がいいです。食べものも安いし。沈没要注意です(笑)

きゃんべるさま

夫婦揃ってトルコのバスとは相性が悪いんですよねえ。ふたりとも脂汗流しながら耐えてました(笑)

トルコに行く機会があればぜひぜひワンまで足を伸ばしてください。いい街ですよー。
リッチな気分を味わえる素敵な朝食もあるし、ボリュームたっぷりでリーズナブルなレストランもあるし。

これからは「できるときにしっかり出す!」をモットーにします!

Crewさま

いやあ、尿意が同調してしまうとリスクも2倍になるので危険ですね。
もっと別のところで夫婦の絆を深めたいです(笑)
でも素敵な朝食のおかげで、ワンを嫌いにならずに済みました。