旅したキルギス こんな国
キルギスには8/20~9/15、22~24まで29泊30日滞在しました。
イメージしていたよりも自然が美しく、トレッキングの魅力にはまったふたりでした。
そんなキルギスの旅を振り返ります。
◇旅の費用はいくら?
キルギスでいくら使ったのか発表します。
交通費 5,646ソム
外食費 4,595ソム
その他のフード・ドリンク 5,221ソム
宿泊費 19,620ソム
観光費 170ソム
雑費 1,825ソム
合計 37,077ソム(1ソム=2円)
約2,472円/1日2人で
「観光=足を使って自然を楽しむ」だったのでお金はかからない。
キルギスは物価が安いのでバックパッカーにはオススメの国。
酒も安いのでほぼ毎日飲んでいた。
◇移動手段はこうでした
移動はほとんどマルシュルートカ(乗合いワゴン)。
長距離の移動の際には一応料金交渉したほうがいいけれど、ほとんどの場合現地人と同じ料金で乗れる。
ビシュケクの市内を走っているマルシュでは、バックパックなど荷物が大きいと荷物代を別途請求される可能性あり。
その際の料金はドライバーのさじ加減しだい。


◇こんなお宿に泊まりました
宿には困らない国。
ビシュケクではぜひ南旅館に。(南旅館の記事はこちら)
宿代も250ソムと破格だし、ホットシャワーとWi-Fiも申し分なし。
場所が分かりにくいけど、がんばって訪ねる価値はある。

観光客なんてこないような地方都市や田舎の街にも1、2軒はホテルがある。
ホテルにシャワーがなかったり、ほかの客がいなくて従業員1人だけで閑散として、まるでつぶれたホテルのようなところもあるけれど、まあ、値段も安いし許容範囲。
トクトグルの安ホテル、1人150ソム。

ホテルがない田舎の村では民泊ができる。
大きい家の家庭が有料で客をホームステイさせる形式。
朝食夕食付きで500ソムくらい。

◇これが一番うまかった!
ケンゾー 「トマト丼」
アルティン・アラシャンの山小屋の夕食で出てきた。
使ってある食材はトマト、じゃがいも、にんじん、玉ねぎでけっして多くないし、味付けもシンプル。
だけどこれが旨かったなあ。
つゆだくで熱々の米を一口、二口と噛み締めるたびにトレッキングの疲れが癒やされていくようだった。

イクエ 「ベーコン」
トレッキングをしたときに、お弁当の中に入っていたベーコン。
遊牧民の人が作ったのかな。
お弁当に2回入ってて、2つとも違う味のベーコンだったけどどっちもおいしかった。
皮、赤身、脂身と層になっていて、白い脂身の部分が多いけど決して油っぽくない。
締まっていて、ビーフジャーキーのように固くて歯ごたえ十分。
保存がきくように塩がたっぷり入っている。
塩辛いのでトマトやキュウリといっしょに食べるとマヨネーズやドレッシングなんて必要ない。
酒のあてにちびちびかじるのもいいかも。

◇おすすめ!!一番良かった場所
ケンゾー 「アラコル」
たどり着くまでがハードで大変だったぶん目にしたときの感動はひとしおだった。
色がなくゴツゴツと荒々しい山々と、青い空、エメラルドグリーンに輝く湖のコントラストが神秘的。
世界中にはまだまだ美しい絶景がたくさんある。
やっぱり旅っていいなあ、美しい景色をもっともっとみたいなあと改めて思った。

イクエ 「アスランバブ」
正直言ってキルギスで一番すばらしかった場所はアルティン・アラシャン。
アラコルの美しさを目の当たりにしたとき、心がふるえて涙がにじんだ。
「感極まる」というのはこういうことを言うんだ、と実感した瞬間。
だけど写真を見返してみて「ああ私、いい顔してるな!」って思うのはアスランバブ。
よっぽど楽しかったんだろうなって思う。
何もないただの田舎だったけど、歩いているだけで幸せになれた。
みんな笑顔で手を振ってくれるし、しょっちゅうお茶のお誘いを受けるし、ホームステイ先のおっちゃんはいつも笑わせてくれるし・・・。
キルギスを好きになった3日間だった。


◇ふらり ゆるり キルギスの感想は?
ケンゾー
正直、キルギスにはぜんぜん期待していなかった。
ビザも必要ないし「ルート的に行かないといけないから行っとくか」程度。
ところがいい意味で期待を裏切られ、見どころたっぷりだった。
キルギスの魅力はなんと言っても美しい自然。
イシククルをはじめとする湖やアルティン・アラシャンなどの雄大な山々。
タジキスタンのパミールやワハーンと違って、交通費は安いので手軽に大自然を満喫することができる。
もちろんそのためには多少足を使って歩き回らないといけないけど。
あと、酒好きにはたまらない国だね。
アルコール類がとんでもなく安い!
ビールなんか2ℓが220円くらいで買えるからね。
ケンゾーとイクエも山に籠るとき以外はほぼ毎日飲んでた。


イクエ
決して大きくないキルギス。
「キルギス」って聞いて思い浮かべるものはないし、それほど期待もしていなかった。
中央アジアを旅するついでにちょっと立ち寄ろうと思っていた国だった。
だけど実際来てみたら・・・。
こんなにスケールの大きな自然を楽しめるところだったなんて!
チベットの高い山々や、タジキスタンのパミール高原やワハーン回廊の大自然は有名で、旅人あこがれの場所でもあるけれど、負けてないよキルギス!!
7000メートル級の山もあるし、まぶしい緑の草原やなだらかな丘は開放的な気持ちにしてくれるし、山に囲まれたエメラルドの湖は幻想的。
イクエとケンゾーがトレッキングに目覚めた場所となった。
こんなにすばらしい自然があるのに知られてないなんてもったいない。
ビザもいらないし、物価も高くないし、ミニバスがいっぱいあって移動に困らないし、南旅館という居心地のいい良い宿はあるし。
だから旅好きのみなさん!キルギスを無視しないで行きたい国にエントリーしてあげてください。

イメージしていたよりも自然が美しく、トレッキングの魅力にはまったふたりでした。
そんなキルギスの旅を振り返ります。
キルギスでいくら使ったのか発表します。
交通費 5,646ソム
外食費 4,595ソム
その他のフード・ドリンク 5,221ソム
宿泊費 19,620ソム
観光費 170ソム
雑費 1,825ソム
約2,472円/1日2人で
「観光=足を使って自然を楽しむ」だったのでお金はかからない。
キルギスは物価が安いのでバックパッカーにはオススメの国。
酒も安いのでほぼ毎日飲んでいた。
移動はほとんどマルシュルートカ(乗合いワゴン)。
長距離の移動の際には一応料金交渉したほうがいいけれど、ほとんどの場合現地人と同じ料金で乗れる。
ビシュケクの市内を走っているマルシュでは、バックパックなど荷物が大きいと荷物代を別途請求される可能性あり。
その際の料金はドライバーのさじ加減しだい。


宿には困らない国。
ビシュケクではぜひ南旅館に。(南旅館の記事はこちら)
宿代も250ソムと破格だし、ホットシャワーとWi-Fiも申し分なし。
場所が分かりにくいけど、がんばって訪ねる価値はある。

観光客なんてこないような地方都市や田舎の街にも1、2軒はホテルがある。
ホテルにシャワーがなかったり、ほかの客がいなくて従業員1人だけで閑散として、まるでつぶれたホテルのようなところもあるけれど、まあ、値段も安いし許容範囲。
トクトグルの安ホテル、1人150ソム。

ホテルがない田舎の村では民泊ができる。
大きい家の家庭が有料で客をホームステイさせる形式。
朝食夕食付きで500ソムくらい。

ケンゾー 「トマト丼」
アルティン・アラシャンの山小屋の夕食で出てきた。
使ってある食材はトマト、じゃがいも、にんじん、玉ねぎでけっして多くないし、味付けもシンプル。
だけどこれが旨かったなあ。
つゆだくで熱々の米を一口、二口と噛み締めるたびにトレッキングの疲れが癒やされていくようだった。

イクエ 「ベーコン」
トレッキングをしたときに、お弁当の中に入っていたベーコン。
遊牧民の人が作ったのかな。
お弁当に2回入ってて、2つとも違う味のベーコンだったけどどっちもおいしかった。
皮、赤身、脂身と層になっていて、白い脂身の部分が多いけど決して油っぽくない。
締まっていて、ビーフジャーキーのように固くて歯ごたえ十分。
保存がきくように塩がたっぷり入っている。
塩辛いのでトマトやキュウリといっしょに食べるとマヨネーズやドレッシングなんて必要ない。
酒のあてにちびちびかじるのもいいかも。

ケンゾー 「アラコル」
たどり着くまでがハードで大変だったぶん目にしたときの感動はひとしおだった。
色がなくゴツゴツと荒々しい山々と、青い空、エメラルドグリーンに輝く湖のコントラストが神秘的。
世界中にはまだまだ美しい絶景がたくさんある。
やっぱり旅っていいなあ、美しい景色をもっともっとみたいなあと改めて思った。

イクエ 「アスランバブ」
正直言ってキルギスで一番すばらしかった場所はアルティン・アラシャン。
アラコルの美しさを目の当たりにしたとき、心がふるえて涙がにじんだ。
「感極まる」というのはこういうことを言うんだ、と実感した瞬間。
だけど写真を見返してみて「ああ私、いい顔してるな!」って思うのはアスランバブ。
よっぽど楽しかったんだろうなって思う。
何もないただの田舎だったけど、歩いているだけで幸せになれた。
みんな笑顔で手を振ってくれるし、しょっちゅうお茶のお誘いを受けるし、ホームステイ先のおっちゃんはいつも笑わせてくれるし・・・。
キルギスを好きになった3日間だった。


ケンゾー
正直、キルギスにはぜんぜん期待していなかった。
ビザも必要ないし「ルート的に行かないといけないから行っとくか」程度。
ところがいい意味で期待を裏切られ、見どころたっぷりだった。
キルギスの魅力はなんと言っても美しい自然。
イシククルをはじめとする湖やアルティン・アラシャンなどの雄大な山々。
タジキスタンのパミールやワハーンと違って、交通費は安いので手軽に大自然を満喫することができる。
もちろんそのためには多少足を使って歩き回らないといけないけど。
あと、酒好きにはたまらない国だね。
アルコール類がとんでもなく安い!
ビールなんか2ℓが220円くらいで買えるからね。
ケンゾーとイクエも山に籠るとき以外はほぼ毎日飲んでた。


イクエ
決して大きくないキルギス。
「キルギス」って聞いて思い浮かべるものはないし、それほど期待もしていなかった。
中央アジアを旅するついでにちょっと立ち寄ろうと思っていた国だった。
だけど実際来てみたら・・・。
こんなにスケールの大きな自然を楽しめるところだったなんて!
チベットの高い山々や、タジキスタンのパミール高原やワハーン回廊の大自然は有名で、旅人あこがれの場所でもあるけれど、負けてないよキルギス!!
7000メートル級の山もあるし、まぶしい緑の草原やなだらかな丘は開放的な気持ちにしてくれるし、山に囲まれたエメラルドの湖は幻想的。
イクエとケンゾーがトレッキングに目覚めた場所となった。
こんなにすばらしい自然があるのに知られてないなんてもったいない。
ビザもいらないし、物価も高くないし、ミニバスがいっぱいあって移動に困らないし、南旅館という居心地のいい良い宿はあるし。
だから旅好きのみなさん!キルギスを無視しないで行きたい国にエントリーしてあげてください。

