Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

ジャンル
カレンダー
06 | 2021/07 | 08
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別記事
リンク
見てくれてありがとう!
ふたりのお勧め旅グッズ











 日本→韓国→モンゴル→中国→ラオス→ベトナム→台湾→シンガポール→バングラデシュ→インド→スリランカ→アラブ首長国連邦→オマーン→トルコ→ジョージア→アルメニア→アゼルバイジャン→カザフスタン→ウズベキスタン→タジキスタン→キルギス→イラン→イタリア→バチカン→チュニジア→フランス→チェコ→オーストリア→ポーランド→イスラエル→パレスチナ→ヨルダン→イギリス→アイルランド→ポルトガル→モロッコ→スペイン→ハンガリー→スロバキア→スロヴェニア→クロアチア→セルビア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→モンテネグロ→コソボ→マケドニア→アルバニア→ギリシャ→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→アルゼンチン→チリ→パラグアイ→ボリビア→ペルー→エクアドル→コロンビア→ベネズエラ→キューバ→ベネズエラ→パナマ→コスタ・リカ→ニカラグア→ホンジュラス→エル・サルバドル→グアテマラ→ベリーズ→メキシコ→アメリカ→
日本


旅人憧れの「ワハーン回廊」がこれだ!

2013.09.03 06:22|タジキスタン☞EDIT
酒が安いからと毎晩ビールを飲んでいる夫をおおめにみている節約妻のイクエです。

未知の国タジキスタン。
『地球の歩き方・中央アジア編』にはたった4ページしかタジキスタンのことは記載されていない。
しかも、旅人を魅了するタジキスタンの2つの名所については触れられていない。
行くのが煩わしい、というのもあるし、情勢が不安定な場所、というのがその理由なのかな。

2つの名所とはパミール高原ワハーン回廊
どちらも大自然が織りなす迫力満点の景観を楽しめるところ。

ほとんどの旅人がタジキスタンからここを通ってキルギスに抜ける(もしくはその逆コース)。

そしてそこには2つのルートがある。

①ホーログから東に向かいパミール高原の端から端を通り抜ける「パミール高原満喫ルート」

②ホーログから南下しワハーン回廊を通ってランガルの先から北上し途中からパミール高原に入る「パミール・ワハーン欲張りルート」


ルート1・2

ドイツ人サイクリスト、ピーターに相談したところ
「チャリダーの間でも意見が分かれる。①のルートを行った人は②のルートも行ってみたかった・・・って思うだろうし、②のルートを選んだら①の景色も見たかった・・・って思う。
旅人を悩ませるけど、でも選ばないといけないからね。」って答えが。

欲張りなイクエとケンゾーにとっては、ルート②のほうが良さそうかな。
だけど、宿で出会った2人の日本人はホーログからパミール高原に入るくらいまでが一番景色が良かったと口を揃えて言っている。
ルート②をとれば、その絶景が見られなくなる。

そして、ルート②には不安なこともあった。
ランガルから北上しパミール高原に入るまでの道が悪路で車がほとんど通らず、車をチャーターするにもかなりお金がかかるらしいということ。

そこで、第3のルートが出てくる。

ルート3

②のルートでランガルまで行って、折り返してホーログに戻り、①のルートを通る「どっちも満喫したいわがままルート」

欲深いイクエとケンゾーにとってはピッタリなルートなんだけど、ビザの期限も迫ってるし、ホーログ 〜 ランガルを往復するならその分お金もかかるし・・・。

とりあえずワハーン回廊の入口である、ここイシュコーシムまで来て、先までいくか早々に引き返すか考えよう、と思っていた。

そんな優柔不断なイクエとケンゾーに、フランス人カップルが話しかけた。

わたしたち、ランガルまで行って途中で2泊か3泊して今度の土曜日のアフガンマーケットにあわせてここに戻ってきたいんだけど、車をチャーターしてシェアしない?」

チャーターすれば好きなところに立ち寄って観光できるし、シェアすると安く済む。
しかも、ワハーン回廊で2泊くらいしたら土曜日のアフガンマーケットも見られるかもしれない。

いつも出会った人に流されて目的地を決めているイクエとケンゾー。
今回もこれを縁だと思い、「どっちも満喫したいわがままルート③」を取ることにした。

いっしょに運命をともにするのは、モヒカンで後ろの髪を3本の三つ編みにし、眉とあごにピアスをしているアレックス(33歳)とボンバーヘアーのパリナ(24歳)。

a_DSC_0318_20130901212305431.jpg

みかけはワイルドだけど、ふたりとも穏やかで気配りができて、わたしたちと金銭感覚や旅のリズムが合って、いっしょにいてまったくストレスを感じさせないカップル♡

ちなみにパリナは旅好きでことし日本にも2~3か月滞在し、田舎に無料で寝泊まりさせてもらってそのかわり農業を手伝ったりしていたんだって。
東京や京都、福岡、いろんな場所に行ったらしいんだけど、日本で一番気に入った場所は山口県の萩なんだって!渋い!

パンクなアレックスは、こう見えて実は仕事は農業。
シーズンごとにキャンピングカーでフランス国内を移動しながら、その時期のフルーツの収穫や野菜の栽培をやるという、ケンゾー憧れの生活をしている。

チャーターした車のドライバーとプランを練る。
イシュコーシムからランガルまでの道は、かつて玄奘三蔵やマルコポーロも通ったといわれる由緒ある道でけっこう見どころが多い。

a_DSC_0460_20130901212312714.jpg

4人でシェアして往復でひとり90ソモニ(約1890円)。
片道だけ乗っても同じ値段だけど、わたしたちは日帰り往復はしたくなかったのでちょっともったいないけど往復分払って片道だけ乗ることにした。

バックパック4つをルーフに積んで、いざしゅっぱーつ!!

a_DSC_0466_20130901212342868.jpg

ワハーン回廊、最初の観光スポットは3世紀から5世紀に造られたといわれる要塞跡のカライ・カハカ遺跡。

a_DSC_0496_201309012123495c3.jpg

日干しレンガのようなもので造られた要塞の壁は、横に300メートルほど続く。
パリナによれば、ここは要塞だけでなく墳墓でもあるらしい。

a_DSC_0485_20130901212348cf1.jpg

アフガニスタンとの国境の小高い丘にそびえる要塞。
鮮やかな緑の田畑が広がるこのアフガンの光景。

「平和に見えるよね」
「アフガンのイメージが覆されるよねえ」

a_DSC_0489_20130901212348bfc.jpg

a_DSC_0504_20130901212351d35.jpg

途中、ドライバーが突然車をとめて、クラクションを鳴らした。
道路脇に並べられたポリタンク。
畑の向こうからおばちゃんたちが小走りで寄ってきた。

a_DSC_0507_20130901212416640.jpg

a_DSC_0508_20130901212425c59.jpg

「何やってんだろう」
車の中から不思議に思って眺める4人。

あ! これ、ガソリン売ってるんだね。
ジャバジャバジャバ~っと給油する。

「ワイルドだろぉ~」
(このネタ健在? 出国前は大フィーバーだったけど・・・。)

a_DSC_0512_201309012124223cc.jpg


車のガソリンのメーターが壊れてるから満タンになったかわからないけど再び出発 ♪
川向いにはアフガニスタンの集落が続く。
国境沿いだけど緊張した雰囲気はない。
たまーに兵士がいたり、見張り台があるくらい。

a_DSC_0519_20130901212427ca5.jpg

ドゥシャンベを過ぎて、ここに来る間の道もずっとアフガニスタンとの国境の川沿いを進んできた。
だから、「ワハーン回廊ってこれまでの道とどう違うんだろう。わざわざ行く意味あるのかな。」って思っていた。
だけど、やっぱりワハーン回廊はこれまでの景色と違う。
来てよかったって思う!

a_DSC_0533_20130901212423e4e.jpg

何が違うかってうまく言葉では説明できないけど、こんな感じ。

ドゥシャンベ ~ ホーログ 
切り立った岩山 流れが急なセメント色の川「荒々しい」

a_DSC_0160_20130901212308210.jpg

ホーログ ~ イシュコーシム 
砂山 緑あふれる集落「豊か」

a_DSC_0321_201309012123116b8.jpg

イシュコーシム ~ ランガル(ワハーン回廊) 
雪を抱いた山々 幅が広くゆったり流れる川「雄大」

a_DSC_0733_20130901213504528.jpg

「回廊」というだけあって、タジク側もアフガン側も高い山脈が続いていて、右を見ても左を見ても壁のようになっている。
両国の山に挟まれた谷底の道を進む。
まさに「回廊」って感じだ。

そんな回廊を進んで次に止まったのは、ヴァンの仏教遺跡。
石を積んで造られた仏塔。

a_DSC_0544_20130901212537294.jpg

仏塔の上にはお釈迦様の足形のような窪みがある岩。

a_DSC_0545_20130901212528e49.jpg

5世紀から6世紀にはここで仏教が盛んだったらしい。
すぐ近くの山肌は、トルコのカッパドキアのような奇妙な形になっている。
そこに洞窟がつくられている。
仏像が置かれていたり、ここで僧たちが修行をしたりしていたのだろう。

a_DSC_0546_20130901212532fc0.jpg

a_DSC_0550_20130901212733148.jpg

なぜか近くにお墓もあった。
石で造った簡素なもので、かなり古いお墓のようだ。
石の隙間から中をのぞくと・・・。

a_DSC_0541_20130901212541aea.jpg

a_DSC_0542_20130901212510a7b.jpg

そんなちょっと恐い仏教跡の下に広がる畑では、こんなチャーミングなおじいちゃんおばあちゃんカップル。
「お茶飲んで行かない」って誘われたけど、時間がないからご遠慮した。
残念

a_DSC_0555_20130901212647893.jpg

途中、ほったて小屋の温泉もあった。
浴室はひとつしかなくて、曜日によって男湯になったり女湯になったり。
小さな湯船に、おじさんひとりが浸かっていた。

a_DSC_0564_201309012128157b6.jpg

「ワハーン回廊」と言うぐらいだから「ワハーン川」を見てみたい。
実はタジクとアフガンの間を流れる川はワハーン川ではなくてパンジ川。
ワハーン川はアフガンに流れている川で、ランガルまで行けばパンジ川と合流するワハーン川を見ることができる。

川の合流地点の丘に登ると、雄大なワハーン川が見えた!

a_DSC_0597_20130901213040af7.jpg

アフガン側から冷たい雪解け水を運んでいる。
この川の水はセメント色なんかじゃなくて、少し青みがかっている。

ワハーン川を前に4人のテンションがあがる

a_DSC_0604_201309012127126b6.jpg

目的地のランガルに到着。
ここにも、隠れた見所がある。
アフガンを見下ろす山に散在する岩。
そこには古代に描かれた岩絵があるんだって。

a_DSC_0712_20130901213435a5a.jpg

「こっちかな」
「いや、あっちだよ」
4人で山登り。

途中、こんなかわいい子どもを発見。
男の子が持ってる手作りのおもちゃに注目!
くるくるハンドルを回しながら、車輪を動かしていたよ。

a_DSC_0714_20130901213026acf.jpg

山の表面はつるんとした岩肌。
滑らないようにゆっくりと歩く。
振り返れば、国境を流れる幾筋もの青い水色の川。

a_DSC_0724_2013090121341547a.jpg

a_DSC_0727_20130901213425ae8.jpg

足元のつるんとした岩肌には動物をモチーフにした岩絵。
古いもので青銅器時代のものなんだって。

a_DSC_0738_20130901213507136.jpg

その数5878。
残念ながら最近描かれた落書きも多い。
「これは古いやつじゃない?」って4人で探しまわった。

見どころ満載のワハーン回廊。
その中でも一番の場所はビビ・ファティマ温泉
国境に面した山の上にある秘湯。

この秘湯については・・・

あしたお届けします。
さあ、どんな秘湯かな?

Comment

No title

けんぞーさん、イクエさん、お久しぶりです!

雄大なワハーン川。
読んでて、どきっとしましたよ!笑

景色最高ですね!
トレッキングしてるみたいで、楽しそうです!!

はじめまして

ひょんなことからこちらに辿りつき
あっという間にお二人の虜になってしまいました!
ただの旅にとどまらない、現地の息吹や現実…はたまた臭いまで感じとることが出来、自分も行った気になっています(笑)私も現実は仕事と子育てに追われる日々で決して楽しいことばかりではないですが、このブログをみて何故か温かい気持ちになりました!
まだまだ続く旅、是非身体には気を付けてそしてお二人の感じたままを発信し続けてくださいp(^_^)q
影ながら応援しております。

境界を さまよう

なぜ墓と死体に興味を示されるのですか?

雄大くん

ワハーン、車代はちょっとかかるけど、オススメだよ!

今日トレッキングから帰ったとこ。
キルギスの山を一日で三十キロ歩いたけど、旅イチくらいの絶景に会えた!
こちらもめちゃくちゃオススメだよ!!

まちこ さま

とっても嬉しいコメント、ありがとうございます!

子育て、大変でしょうがやっぱり子どもは可愛いですよね。
どこの国の子もみんな可愛いし、とくにお母さんに甘えてる姿が可愛いです。

毎日のように、子どもはいるの?なんでつくらないの?って聞かれますよ。
どの国でも、子どもを生むことと育てることが一番大切なことなんだなって実感してます。

これからも、ブログ、よろしくお願いします。

同じものを求めている さま

ペンネームを変えられたのですね。

いつも熱心に読んでいただき、ありがとうございます。