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訪れた国は78カ国
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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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リダの家とタビロック

2013.07.25 00:36|アルメニア☞EDIT
カスピ海のフェリーで4日目の朝を迎えたイクエです。
きょうの夜か明日には上陸できるらしい。
手持ちの食料はがんばってもきょうの夜の分までしかもちません。
お願いします!

アルメニアの宿で日本人にとても有名な格安の宿がある。
宿といっても看板も何もない普通の民家。
その名もリダの家
リダばあちゃんが1泊1000ドラム(約240円)で旅人に自分の家を提供している。

エレバンの鉄道駅から徒歩5分。
アルメニアで一番大きな駅なんだけど、駅のすぐ脇は狭い路地の住宅街。
一国の首都らしからぬ雰囲気。

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路地の十字路を右に曲がって・・・

あった!あった!
たぶん、ここが「リダの家」。

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寝台列車で着いたので、まだ朝の8時前。
家の人たちは起きていない模様。
でもひとりだけ小学1年生くらいの男の子がこっちを見ている。
なぜか庭に置いた鍋の上に、パンツを下ろして座っている。
不思議な行為にイクエとケンゾー、やや動じてしまう。
(後日、鍋はオマル代わりで、彼は用を足していたことが判明。
 1人でトイレでできるお年頃なのに。)
いっぽう彼はバックパックを担いだ外国人であるわたしたちを見てもとくに動じることもないので、たぶんここがリダの家で間違いないでしょう。

この男の子はリダばあちゃんの孫だった。

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ちなみにこの子には10歳くらいのおにいちゃんもいる。
後ろの黒い服の子。
(前にいる子は近所の子)
いつも家の前で自転車に乗ったり、ボールを蹴ったりして元気に遊んでいる。

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起きてきたリダばあちゃんは「泊まりたいのね。ちょっとそこに腰かけときなさい。」と言って、コーヒーを出してくれた。
宿の要素がまったく見当たらなくて、ただの民家なんだけどほんとうに泊まれるスペースあるのかな。

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泊まっている日本人が何人か起きてきた。

「みんなどこで寝てるの?」
「ベッドの数は限られてますけど、それでもなんとかなりますよ。
 ちなみに僕は初日は庭のソファーで寝ましたけど。」

ちなみに庭のソファーっていうのは、下の写真の左側、洗濯物の下の狭いソファーのこと。(昼はリダばあちゃんの友だちがここに集います)

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心配そうなイクエにリダばあちゃんは優しい顔で肩に手をまわした。
「あっちの部屋でゆっくりしていいからね。」
(リダばあちゃんは英語をほとんど話せません。
 でもなんとなくわかります。)

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この家族の居間のような部屋。
この部屋には泊まれそうにないしなあ。

寝台列車でよく眠れなかったこともあって、ソファーに横になってウトウトしていた。
すると柔らかい手が頭を持ち上げ、頭の下に枕を滑り込ませてくれた。
寝ぼけ眼でリダばあちゃんに「サンキュー・・・」。
リダばあちゃんは微笑んで頭を一回撫でて、すーっとほかの場所に行った。

まどろみのなかで感じる。
窓から差し込むやわらかな木漏れ日。
近所の子どもたちの遊び声。
台所からのおいしそうな匂い。

すべてがここちいい。
懐かしいような。
ああ、この感覚。むかし、ばあちゃんの家でお昼寝してたときみたいだ。

お昼寝のあと、街をぶらぶらして居間に戻ったらちゃんとリダばあちゃんが寝床をつくってくれていた。

イクエはソファー、ケンゾーは韓国人のチャリダーと床に敷かれた布団で。
ベッドじゃなくて布団で雑魚寝っていうのが、やっぱり日本のばあちゃんちみたい。

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寝る場所は誰かがチェックアウトするたびに変わっていく。
いい寝床が空いたら、そこに移動するのだ。
最終的にイクエとケンゾーが落ち着いたのは、一応「ドミトリー」と呼ばれるベッド3台がある部屋。

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毎朝、目覚めはリダばあちゃんの孫の泣き声。
いたずらをしては、お母さんやばあちゃんからしかられてしょっちゅう泣いている。
バシン、バシンというお仕置きの音も聞こえてくる。

ふつうの、というか昔ながらの民家なのでシャワー室はない。
街のシャワー屋さん、日本の銭湯みたいなところにお風呂セットをもって歩いて行くのが日課になる。

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今の時代、地元の人さえあまり利用していない雰囲気。
個室のシャワー室が廊下に並んでいて、30分500ドラム(約120円)。
リダの家の宿泊費1000ドラムはやっぱりこっちの物価から考えても安い。

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夕食はばあちゃんちの台所を使わせてもらってみんなで自炊。
初日の夜はイクエたちより前からここにお世話になっているチアキちゃんとムシャくんが作ってくれた。

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台所には使い勝手のいい、いろんな大きさのお鍋がたくさん置いてある。
(孫が毎朝オマル代わりに使っているお鍋は銀色じゃないから心配ご無用)
ちなみに、2日目の晩は新しく入ってきた女性客のためにケンゾーは居間の寝床を去り、この台所に折り畳みベッドを置いて寝た。

自炊もいいけれど、リダばあちゃんちの近くの食堂にはちょっとした名物がある。

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ビールと〇〇のセット。
看板メニューの〇〇、何かわかるかな?

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こたえはザリガニ
海に面してないアルメニア。
でもザリガニだったら池でも捕れるもんね。
1匹20ドラム(約5円)だったけど安すぎ!
会計あってるのかな。

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皮ごとムシャムシャ食べます。
シャコの味。
エビより旨味はない。

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卵がいっぱい入っているものもあった。
残念ながら卵は驚くほど味がしない。

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きょうは、チアキちゃんがこの宿を去る日。
リダばあちゃんから何度も抱擁を受ける。

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ばあちゃんはほとんど英語を話さないけど、日本語でこう言ってくれる。

「アリガトウ」

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リダばあちゃんの家はバスルームはないし、寝る環境もけっして良くないけれど、それでもなぜか居心地がいい。
そこにはふつうの家族の日常生活がある。
客がいることなんてまったく気にすることなく、孫たちはその辺で好き放題に遊ぶし、お母さんは手加減せずに我が子を叱りつけるし、お父さんは部屋着のままみんなの前で歯ブラシしている。
客を客扱いしないところが逆に居心地がいいのかもしれない。

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リダばあちゃんは、これまで何百人、何千人という旅人を迎え入れてきた。
ばあちゃんちには、旅人たちが次の旅人へ書き残した情報ノートが何冊もある。
観光地への行き方、穴場の場所、おいしくて安い食堂の情報・・・。

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読みやすい文字、わかりやすい地図が記されているページがあった。
ケンゾーと顔を見合わせた。
その肉筆がなんだか愛しくて、そしてとてもこころが痛んだ。

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書いていたのは「タビロック」。
夫婦で世界一周をしていた「ひー」さんと「ぐーすか」さん。
ふたりのブログの名前は「タビロック」。
仲が良くて、明るくて、元気で、旅好きで・・・。
ブログからおふたりの人柄が伝わってくる。

タビロックの旅は、途中で終わってしまった。
アフリカでマラリアに感染、南米で発症しおふたりとも亡くなられた。

世界一周旅行者なら、程度の差はあれ、おふたりのことを意識しながら旅をしているのじゃないかと思う。

この前も旅仲間が話していた。

「あのふたりのことがあって、マラリアの危険は常にあるということ、そしてマラリアを甘く見てはいけないということを旅人は教えてもらっている。」

タビロックのおふたりにお会いしたことはない。
だけど世界一周というおふたりの夢が途中で終わってしまったのは、とても悔しい。

わたしたち旅人はこの悔しさを忘れてはいけない。

【旅 info.】
  リダの家a_DSC_0500_20130718004053.jpg
エレバンの鉄道駅を出てすぐ左の路地を歩く。
300mくらい先に十字路があって右にまがる。
進行方向左手、2軒目くらいの建物がリダの家。
1人1000ドラム。
キッチンを使った場合はチェックアウト時に使用料をチップとして払うと良い。
Wi-Fiはないが、鉄道駅のロビーに行けば使える。
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Comment

No title

すてきなおばあちゃんですね~
格安なのも魅力的ですが、こういうところに泊まるのって
旅の思い出ですよね(^^)
育児中でなかなか出かけられないわたし、
ブログ楽しませていただいています。
お気をつけて~♪

kaoさま

ほんとに田舎のおばあちゃんの家に泊まってるような感じでした。
穏やかで優しくてとてもかわいらしいリダおばあちゃんです。

海外では小さな子どもを連れて旅している親子パッカーの姿をよく見かけます。
欧米人のバイタリティーには驚かされます。
日本人には真似できないなあ。

子育て大変でしょうけど楽しんでくださいね!
またお待ちしてま〜す。

No title

はじめまして。齋藤と申します。以前2年ほど夫婦で旅行してました。当時リダの家で旅ロックさん夫婦とニアミス。同じ栃木出身ということで連絡いただいて、どこかであえたらと思っていたのですが旅中はあえず、帰国後会いたいと思っていたのですが、あのようなことになってしまい未だにリダの家で会っとけば良かったとよく思ってます。お二人もぜひ体には気をつけて、最後までよいたびを。ずいぶん昔の記事にコメントしてしまいすいません。私たちはコソボのプリズレン好きです。今のコソボを知れて良かったです。タジキスタンなんかも好きなのでお二人のブログを見て凄くニヤニヤしてしまいます(^_^)仲良く頑張ってください!!

No title

イクエさんは虫にさされやすいようなので気を付けて下さい。

ツェツェ蝿など、いろんな悪い虫がいます。

齋藤さま

初コメントありがとうございます!

リダの家で旅ロックさんが書き込みをされていた情報ノートを見たときは、なんとも言えない気持ちになったことを今でも憶えています。旅ロックさんの無念さが伝わってきて、なんとしてでも自分たちは無事に家族のもとに帰らないといけないんだと思い直しました。

これからもニヤニヤしながら楽しんでいただけると嬉しいです。

齋藤さま

アフリカの虫は怖いですね。
できるだけ虫除けスプレーを多用しようと思っています。
ご心配ありがとうございます。
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