Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


長期旅行者の悩み

2013.05.22 06:36|スリランカ☞EDIT
この前はケンゾーの髪を切ってあげたけど、自分はどうするべきか、このままずっと伸ばし続けるのか、悩むイクエです。
前髪は自分で切っています。

スリランカで一番都会の街、コロンボ。
この街に観光地はないけれど、わたしたちにはやらなければいけないことがあった。
それは次の目的地
パキスタンのビザをとること!

日本だとすぐに取れるパキスタンビザ。
でも他の国で取ることは難しく、インドでは取れなかった。

スリランカでは、もしかして取れるかもしれない。
望みをもって、バックパックを担いだままパキスタン大使館を捜索。

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なんでわざわざバックパックを担いでいるかというと、コロンボは宿代が高いのでコロンボに宿を取っていないから。
ビザを取りにわざわざニゴンボからやってきて、申請が終わったらその足で別の街に移動しようという作戦。

でも、この作戦は過酷。

暑い!重い!

大使館の集まる閑静なエリアを似つかわしくない格好で歩く。
あっちでもない、こっちでもない。

パキスタン大使館がなかなか見つからない!

周りの人に聞くと「右手の仏教TVの建物の先だよ」って教えてくれた。

仏教TV!?
さすが、仏教の国。
仏教に関する番組を制作・放送しているテレビ・ラジオ局があるんだね。

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何重にも屋根が重なったお寺のような仏教TVの前を通りすぎ、ようやく見つけたそれらしき場所。
建物からパキスタン人っぽい人たちが出てきたので聞いてみると・・・。

「大使館なら、別の場所に引っ越したよ」

あああーーー。

「もしかしてビザ取りに来たの?
 スリランカには移住してるの?」

「住所は日本なんですが、旅行中なのでスリランカでビザを取りたいんです」

「ああ。そりゃ無理だね。
 自分が住んでる国でしか取れないもん」


あああーーー。

落ち込んだ。
でも、あーやっぱりか、とも思った。
こればっかりはしょうがない。
予定の国に行けなかったり、代わりに予定には入れてなかった国に行ったり。
これは長期旅行者の宿命だ。

どうしようー。
次行く国どこにしようー。
悩みがひとつ増えたなあ。

悩みを抱えながらもスリランカの旅は続く。
イクエとケンゾーが次に向かったのは、昔のシンハラ王朝の都があったキャンディというなんともかわいらしい名前の街。
日本でいう古都・京都みたいな存在。

昔の街並みが残るここは、街全体が世界遺産に認定されている。
といっても地元の人たちの普通の生活の場であることにかわりはない。

道端ではトラックに積めるだけの荷物を詰め込んでいたり。

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庶民の足、スリーウィーラー(オートリクシャ・トゥクトゥク)が路上で並んでお客さんを待っていたり。

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市場に行けば南国のフルーツが盛りだくさん。

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にわか雨が降れば、人々は軒下で雨宿り。

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そして、雨があがれば再び街は動き出す。

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雨に降られながら、雨宿りしながら。
わたしたちも今夜の宿探し。

最初に行ったのは日本人に人気の「セバナゲストハウス」。
空いている部屋は3000ルピー(約2400円)。
ステキな部屋だよ。
泊まりたいよ。

でも、宿代は高いよ!!

少しでも安い宿を探し求めてたどり着いたYMCA。
ダブルで2500ルピー。

えー、それでも高いよお。

こうなったら安いドミトリーに泊まるか、それとも別の宿をまた探してみるか・・・。
ケンゾーと作戦会議。
優柔不断なふたりを見て、スタッフのおじちゃんが言った。

「うーん。
 ちょっとねー
 特別な部屋があるんだけど。
 そこでいいなら1500ルピー(約1200円)。」

うん?
なんでそんなに急に安くなった?
どんな部屋なの?

見に行ったら、ベッドが脇にどかしてあって何やら作業をしている様子・・・。
ちょっとツンとする匂い。

ペンキ塗り立ての部屋!

壁に軽く触れてもペンキはつかない。
だけど触ればベタっとするし、壁に跡が残る。
極力、壁には触らない。

まだこの部屋には客を入れる予定はなかったみたいで、スタッフが急遽部屋に放置されていたハケやバケツを片付け、ベッドをセッティングしてくれた。

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このYMCA、1階にファストフードがある。
メニューはすべて大豆を使っている。
ヘルシー指向のスリランカ人に人気だ。

大豆カレーに大豆ソーセージ、大豆ケーキ・・・。
そしてここのお客さんの9割以上が食べているのが豆乳ソフトクリーム。
80ルピー(約64円)でふつうのアイスよりもお高めなんだけど、バニラ・ストロベリー・チョコの3つの味が楽しめてボリュームがある。
さてお味は?

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ん~。おいしい♡
白いクリームは確かに豆乳の味。
日本のストロベリーアイスはただ甘いけど、このストロベリーは甘酸っぱくてさわやかで本物のイチゴの味に近い。
豆乳のほのかな甘さとイチゴの酸味のバランスが取れている。

さてここ、キャンディの一番の名所が仏歯寺。
名前の通り、ブッダの歯が祀ってあると言われているお寺だ。
紀元前543年にインドで火葬されたブッダ。
そのときに取ってあった歯を、4世紀にインドのオリッサ州の王子が髪の毛に隠してスリランカにもってきたらしい。

祀ってあるのが本当にブッダの歯かどうか・・・。
どうなんだろう。
だってね、この歯、普段は公開されていないんだもん。

でも、地元の人たちにとってはとても大切な信仰の場所。
花をもって参拝に来る人たちの姿が絶えない。

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スリランカを訪れたなら、とくにこのキャンディを訪れたなら、この寺院の観光は外せない。
ここに行かないのバカじゃないの?って感じの場所なのだ。

もちろんイクエとケンゾーも・・・。

入口まで来て

入りませんでしたー!

だってね、入場料が高いんだもん!!
地元の人は無料なんだけど、外国人は1000ルピー
ふたりで1600円もかかってしまう。

そりゃあね、行きたかったですよ。

でもインドでここよりも古くて立派な寺院や歴史ある建築物を見てきたし、肝心のブッダの歯は見られないし・・・、まあ、いっかあーとなったわけです。

日本からツアーでキャンディを訪れたら絶対に行くところ。
だけど、旅が日常になっているバックパッカーにとっては「とりあえず行っとこう」ってなれないのです。
(このあと出会ったバックパッカーの日本人の女の子も「わたしもキャンディ行ったけど仏歯寺には行かなかった」って言ってた)

世界一周中に何百か所も訪れるであろう観光地の取捨選択、ここはお金を払っていくべきところなのか、ここはケチらないほうがいいのか。
頭を悩ませながら旅をするのが世界一周バックパッカーの宿命かもしれない。

そういう意味では世界一周旅行は、けっこう我慢する機会は多い。

「ここもまわってみたいけど、お金がかかるからやめよう」
「喉が渇いたからジュース飲みたいけど、水でがまんしよう」
「ご当地グルメ食べたいけど高いから一番安いこのメニューにしよう」

短期旅行だと旅はレジャーだし、貯めた旅の予算をこのときのためにぱあっと使おうってなるけど、長期旅行者にとっては旅の予算は生活費でもある。

旅の予算(生活費)を毎日やりくりしながら、レジャーと生活をじょうずに両立させないといけない。

仏歯寺は行けなかったけど、それでこの街を楽しめないということにはならない。
街を見下ろす高台にあるホワイト・ブッダのところに行ってみよう。
1993年に建立された新しいものだけど、きのう見た夕焼けにたたずみ街を見守るブッダ様は雰囲気があったし眺めも良さそうだし♡

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きのうは雨も降ったのにきょうは晴天。

照りつける日差し。
まぶしい。
汗がじっとりでてくる。

足を止めてちょっと休憩しつつも丘を登っていく。

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線路の上では地元の人たちが歩き
道路の側溝の下では犬がお昼寝。

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窮屈そうだけどここが日陰で一番涼しいのかな。

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はあ、ようやくたどり着いた。
よし、中に入りますか。

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えぇぇー!

外国人の入場料200ルピー!?

ガイドブックには無料って書いてあったのに、外国人からお金取るようにしたんだ。

中に入らなくてもブッダさまはここから見えるし、ちょっと木がじゃまだけど街並みも見えるし、お金払ってまで入らなくていいかあ。

チケットブースでは、おじさんがチケットを手に待ち構えている。

「やっぱり、入るのはやめます。
 さようなら」
そういって、くるっと背中を向けた。

するとしょうがないなあ、という顔でおじさんが呼び止めた。

「え、帰っちゃうの?
 だったら入りなさい。入りなさい。
 もう、特別に無料にしてあげるから。」

ここまでわざわざ歩いて来たのに中に入らないってバカだなって思われたんだろうな。
おじさんの同情心に甘えて、タダで中に入らせてもらった。

湖を囲むように赤い屋根の家が集まる。
キャンディの街並みは上品で穏やかだ。

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そんな街のなかに塀で囲まれた場所がある。

刑務所だ。
バスターミナルや駅、市場が集まる繁華街にどーんと建っている。

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夜は「キャンディアンダンス」というスリランカの伝統舞踊のショーを見に行くことにした。
1人500ルピー(約400円)。
けっこう高いのでこれも悩んだんだけど、お金がもったいないからと何もしないなら旅の意味もなくなってしまう。
取捨選択で仏歯寺よりもこちらを採用。

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キャンディアンダンスは悪霊払いや宗教儀礼がもとになったもの。

まずはブッダに捧げる優雅な踊りで始まる。

踊りの種類は10種類以上あって力強い太鼓のリズムにあわせて男性陣がバク転をしながら戦士の踊りを披露したかと思えば、着飾った女の人がコブラやクジャクを真似した妖艶な舞いを見せてくれる。

皿回しなんかもある。

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悪霊を追い払う踊りは、独特な仮面をつけて演じられる。
見開いた目。大きな口。
この顔で悪霊を圧倒させようとしているかのようだ。

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そして、重そうなお面をつけたまま上半身をすごいスピードで回していく。
仮面から垂れ下がる糸を振り乱す様子は日本の歌舞伎の連獅子の舞いとそっくり。

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最後は火を使って。
たいまつを振り回したり、体中に火を押し付けたり、飲み込んだり。
見てるこっちが熱くなるし、ヒヤヒヤする。

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最後は赤々と燃える炭の上を裸足で渡る。
これは叙事詩に由来するもので、インドの王妃が自らの貞操を王に誓い、それをわかってもらおうと素足で炎の上を歩いたことがもとになっているらしい。

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観覧料はふたりで1000ルピーかかったけれど、お金を払って見て良かった~と思える内容だった。

こんなステキな街キャンディでお世話になっているYMCAのゲストハウス。
ベッドがふたつある部屋だけど、寝ている間イクエだけ蚊に20か所くらい刺される。
とくに首回りに集中攻撃を受けていて、ものすごくかゆい。

ケンゾーは全然刺されていない。
確かにイクエはO型で、O型の血を蚊は好むって言うけれどどうして同じ部屋にいながらこうも違うんだろう。
かゆくて眠れない。
何度も起きては虫刺されの薬を塗って気を紛らわせる。

あ~!かゆいっ!!

夜中に起き上がって電気をつけた。

すると・・・

ベッドの上を何かがうごめいている。

ダ、ダニだあ~~。

寝ぼけ眼で見えたのが3匹。
けっこう大きくて体長5ミリ以上はある。

色は黒じゃない。
赤黒い

追い払おうと手ではじいた。
すると、ダニが潰れるとともにプシュっと血が出てシーツが赤く滲んだ。

うわああ〜

わたしの血をたっぷり吸って、黒いはずのダニの体が赤く染まってたんだ。

今回は、刺されたところは少し赤みを帯びてぷっくりと大きく腫れていたから南京虫じゃなくて間違いなく蚊だろうなって思ってたのに。
ダニだったかあ。

これはかゆみが治まるまで5日くらいかかるな。

YMCAに文句を言いたいところだけど、本来客を泊めるはずじゃなかったところに安く泊めてもらったんだから文句は言えない。

そういえばこの前、南京虫の被害にあったのはインドのアムリトサルだった。
あのときも無料で泊めてもらっていたから文句は言えなかった。

ベッドがダニの巣窟になっているかどうかは、実際寝てみないとわからない。

ダニや南京虫に刺されたくない。
そう思いながらもできるだけ安い宿を追い求める。

そんな不安と悩みを抱えて、今夜の寝床を探す。

それもバックパッカーの宿命なのかもしれない。

Comment

No title

YMCAにもダニ居るんですか...
なんかYMCAって勝手に「ここなら信用できる!」みたいなのがあるんですけど、
その神話が崩壊しましたw

アムリトサル、南京虫居るんですね...
お2人のブログを見て、これから行こうと思ってたのでこれまたショックです!

僕は仏歯寺もショーさえもパスしてしまったのですが、
ショーすごいっすね!行けばよかった。
写真たくさん載せていただいてありがとうございます。
楽しめました^^

OGGY さま

YMCAはスタッフの対応はしっかりしているし、優しいけどスリランカのはボロすぎました。
部屋は見た目はきれいだし、シーツもきれいなんですけどマットが古くてダニの住処になっていたんでしょうね。

アムリトサルはケンゾーは大丈夫でイクエだけ被害を受けました。支給される布団によるのかな。
あそこは日当たりと風通しが悪いから仕方ないかもしれません。
自分の寝袋で寝てる人もいました。
でも、アムリトサル、オススメですよ。

キャンディのダンスはゴールデンウイークのときに見たので、日本人のツアー客がいっぱいでした。
私たちも観光客気分を久しぶりに味わいました。