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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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インドを嫌いになっちゃあいかんよ

2013.05.16 06:09|インド☞EDIT
きのうバッグにつける鍵をホテルに忘れてきたイクエです。
盗難ではなくて、自分たちのせいで落としたり忘れたりした物がいくつかあるなあ。

インド旅の最終目的地、マドゥライ。
インドは4月5月くらいになるといっきに暑くなる。

ここマドゥライも暑くて暑くて、夜寝られない!
せまーい安宿の部屋(ダブルで420ルピー=約750円)は、もわわわーんとして風も入ってこない。
天井に扇風機はあっても、熱風がくるだけ。

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眠いんだけど、暑すぎて眠れない。
こりゃ30代夫婦にはきついわー。
どんどん体力が消耗される。
体調悪くなるくらいだったら、高くてもエアコンつきの部屋にしよう!

日本だとどこにでもふつうにエアコンがついているけど、インドではかなりの贅沢品。
エアコンのついているレストランでは「AC」と大きく看板に書いて、高級感をアピールしている。
バスもエアコンつきでは値段が違うし、駅の待合室もエアコンつきとエアコン無しに分かれていて、エアコンつきの部屋には高い座席の切符を買っている人しか入れない。
ちなみに列車は、ほぼ同じクオリティーでもエアコンつきとエアコン無しの車両とでは切符の値段が2倍から3倍違う。

とにかく安いエアコンつきのホテルを探そうと、20件くらい聞きまくる。
でも、ちょうどお祭りの期間中でどこも宿は満杯。
値下げ交渉にも応じてくれない。
ようやく決めたのがここ。1000ルピー(約1800円)。

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ちなみに同じつくりでエアコンがない部屋は450ルピー。
半額以下。

いいよね、最後ぐらい。
3か月このインド旅行をがんばってきたんだし。

インドの美味しいものも食べ納めだー、ということで奮発して肉料理を食べにいくことにした。
こんがり焼けたタンドリーチキンがぶらさがっている。

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うま~い!!
お肉やわらかーい!


カレーで煮込んだお肉も注文。

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何種類ものスパイスが絡み合う感じ。
これがインド料理のおいしさだ。
(このお店おすすめ! RAJ BHAVAN という店。new college houseを過ぎて左に曲がって20mくらい進んだところ。)

このマドライを有名にしているものがヒンドゥー教のミーナークシー寺院。
道を歩いていると、お寺の塔が正面にどどーんと見えてくる。

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いろんな色が使われてごちゃごちゃしてる塔。
こんなに賑やかなのに、地元の人にとっては神聖なものに映るから不思議。
厳かな雰囲気はまるでない。

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このごちゃごちゃは、みんなヒンドゥー教の神様たち。
フィギュアのような神様たちが塔にへばりついている。
よくこんなコミカルなものを神様として敬うことができるなあ。
ヒンドゥー教って不思議すぎる!

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ぷりっぷりのお尻の神様も入れば、紐パンでおどけたポーズの神様もいる。

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歩いていたら、予想通り「うちの屋上から寺院の全体を見ることができるよ~。もちろんタダだよ~。」と声をかけられた。
連れて行かれる屋上はお土産物屋さんで、屋上からお寺を見たあとは土産物を強引に買わされるというのが有名な話。 
でも、やっぱり上から見てみたい。
引き止められても逃げ切ろう。
そう誓って「タダよねえー。何も買わないからね!」と念押しして屋上へ。

おお〜!!

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なかなかの迫力。
へんてこりんな神様の塔は寺院の敷地内にたくさん建っていたんだね。

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お土産物屋のスタッフたちは「いいカモがきた!」とばかりに店の電気をつけはじめスタンバイ。
「見るだけでいいからさあ」という誘い文句を無視!
出口に一直線。
インドに3か月もいたら、かわし方も身についたなあと我ながら感心。
でも出て行くとき「サンキュー♡」っていうお礼の言葉は忘れなかったよ。

それにしても、笑いがでてしまうようなこんな神様たちを崇拝するなんて理解できないなあ。
こんなへんてこりんな神様に真剣にお祈りするインド人がなんかかわいく思える。

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おもしろい帽子を被った少年に「写真に撮って!」と声をかけられた。
その後、少年は追いかけてきて家族を紹介してくれた。
わざわざ遠くから家族で巡礼に来ている。
お父さんは頭に黄色い粉を塗っている。
少年の帽子もお父さんの黄色い頭も信者の証のようだ。

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お寺の入口の天井はドーム型。
天使のような絵も描かれていて、なんかキリスト教みたい。

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ヒンドゥー教ほど「何でもあり」の宗教ってほかにないんじゃないかと思う。
神様の数も多いし、解釈も人それぞれ。

もともとインドでは地方によって土着の宗教があって、ヒンドゥー教とはまったく関係のない神様たちを信仰していたのだそう。
だけどヒンドゥー教が勢力を拡大していくために、「その地域の土着の神様もヒンドゥーの神様にしちゃえ。そしてその地域の人たちをヒンドゥー教に改宗しちゃおう」ってなって、どんどん土着の神様を取り込んでいったらしい。

このお寺に祭られているミーナークシー女神ももともとはトラヴィダ民族の土着の女神さまだったんだけど、ヒンドゥー教のシヴァ神と結婚したことにさせられて、ヒンドゥーの神様の一人に仲間入りさせられたんだって。
もともとトラヴィダ民族の信仰では、ミーナークシー女神にはアリャハルという夫がいたんだけど、ミーナークシー女神がシヴァ神の妻になったので、もともとの夫アリャハルはミーナークシーの兄に設定変更されて格下げされたのだそう。

なんじゃそりゃあ〜。

夜はライトアップされて、お祭りのような遊園地のような・・・。
インド人にはやっぱり厳かな雰囲気よりも賑やかな雰囲気がお似合い?

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きれいなものも不浄なものも、貧も富も、人間も動物も、生と死も、ノーマルもアブノーマルもキテレツも、陰も陽も・・・・すべてが同じ空間に共存するインド。
ごちゃまぜでぐちゃぐちゃ。
まるで、この寺の塔みたいだ。

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ちゃんと線引きされた空間のなかで暮らしている日本人にとってはそれはとても疲れるところ。

でも別の見方をしたら、どんなものをも受け入れる寛大さ。
そこは、どのものにとっても居心地の良い空間なのかもしれない。

インドをインドたらしめているのはヒンドゥー教があるからだと、旅をしてきて思う。
ヒンドゥー教の神様たちは、ほかの宗教の神様なんかよりもずっと人間臭い。
セクシーな神様もいるし、わがままだったり、おこりんぼの神様もいる。(日本の神話に少し似てるかな)
そして、どこにでもリンガ(男根)が祀ってあって、カジュラホにあるような性交渉そのものをかたどった偶像もあるし、ほかの宗教ではタブーな性のことがヒンドゥー教ではあっけらかんとなっている。

ほかの宗教には「他人に〇〇すべき」「良心に欺き〇〇してはならない」なんて道徳に基づく戒律のようなものがあって、できるだけ本能を抑えて倫理で行動するように教えられる。
だけど、ヒンドゥー教は「本能あっぱれ!性欲万歳。人間に生まれてよかったあーーー!!!」って感じなのだ。
(勝手な推測だけど、インドで性犯罪が多いのはこれが原因のひとつ?)

教会やモスクや仏教寺院は静かで厳かな感じなんだけど、ヒンドゥー寺院はいろんなところから怒号が飛ぶし、熱気に包まれている。
(インド人がいつもうるさくてしかるべき場所でも静かにできないのは、そういう厳かにすべき機会がないからでは? すみません、また勝手な解釈。)
インドは経済発展まっただなかにいるとはいえ、あいかわらずヒンドゥー教に基づくカーストが存在する。
そして貧富の差があることを問題視するふうでもなく、当然のようにそのままにしている。

ヒンドゥー教はキリスト教やイスラム教、仏教と違ってほとんど外国に広まることはなかったけれど、このインドに大きな影響を与えている。

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わけのわからないインド。
カオスのインド。
マナーが悪いインド。
でも、子どものように無邪気で純粋でかわいい顔を見せるインド人。

中国で感じたことと似ているな。
自己主張が強くて、マナーが悪くて、でもこどもみたいなかわいさのある中国人。

「インドわけわからん!インド人理解できん!インドやっぱり好きになれん!
 インドなんてどうでもいい!」

インドを旅して嫌な目にあった人はそう思うかもしれない。

だけど、そんなあなたは重要な事実を忘れているかもしれない。

それは・・・・

インドの人口
12億5000万人


そしてこの人口は着実に増え続けている。

世界の人口が70億人なので 5人に1人がインド人!

中国の人口が13億5000万人だから
この世界の
3人に1人以上がインド人か中国人!!

す、すごい・・・。
あくの強い(失礼)トップ2が人口の3分の1を占めるなんて・・・。

インド人と中国人は理解できん!べつにわかりあえなくていい!って思わずに、この世界で生きている以上、理解しようとする姿勢が必要なのかもしれない。

そして案外、わけがわからないものを理解しようとするとき、そこには発見があったり喜びがあったり、楽しいことがあるんじゃないかな。

インドってほんとうにハチャメチャだ。
カオスだし、わけがわからん。
だからこそ、おもしろい。

でもね・・・
正直、3か月

疲れた〜〜!!

インドのエネルギーに飲み込まれて窒息しそうになった〜!!

お腹いっぱい!

すがすがしい気分で、癒しの国スリランカへ出発だ。
わ〜い♡♡

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バイバイ、インド!

もう当分インドはいいけど、でもやっぱり、またいつか来るんだと思う。
そのときも、そのエネルギーとカオスでわたしたちを待ち受けてね。

Comment

No title

屋上から寺院が見えるお土産屋さん、そうやって交わせばよかったんですね...
チキンな俺は2時間くらいずっと買わされそうになってました。。

Re: No title

最初っから『何も買わない、見るだけ』というのを念押しして、「あなたたちを信用するからね」ってプレッシャーを与えていました。
わたしたちもOGGYさんのブログを見て傾向と対策を考えたので、OGGYさんの2時間は無駄になってはいませんよ!

No title

暑い国でしかも不衛生となると下痢や風邪、はたまた原因不明の体調不良とかありませんでしたか?
何はともあれインドお疲れ様です。

No title

たしかに、人口比で考えると驚きますね。

以前、インドについて質問のコメントをさせていただきましたKENJIです。
回答でいただいたお二人の意見を参考にさせていただき、
インドもどっぷりつかりに行くことにしました、有り難うございます!

これからも夫婦でブログ見させていただきます!

どうもくんさま

バングラデシュではまったく体調を崩すこともなかったのですが、インドに入った途端にふたりともお腹がゆる〜い状態が1ヶ月くらい続きました。
約3ヶ月の間にふたりとも1回ずつ熱を出し、何度かお腹を壊しました。
でもそんなに神経質にならなくていいと思いますよ。
途中からは水道水も普通に飲んでました。場所によってはけっこう美味しいですよ。

KENJIさま

僕らの経験が少しでも参考になるのなら嬉しいです。
ぜひぜひインドのカオスにどっぷり浸かって下さい。
イヤなこともあるとは思いますけど、それもまたインドですよ!