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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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ネットが使えない理由「聖地だから!」

2013.05.13 06:07|インド☞EDIT
やっぱり人間は自然豊かなところに囲まれて生活するのが心身ともに健康になれて幸せになれるんじゃないかと思っているイクエです。
昨日の夜、電気を消していたら部屋に蛍が入っていて、ふわふわ光が漂っていました。
けさは、何種類もの鳥が奏でるオーケストラで目が覚めました。

インド最南端、コモリン岬のあるカニャクマリ。
いま泊まっているのはJothi Lodge。
ダブルで300ルピー(約540円)
廊下から海が見えて便利な場所にある。

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だけど居心地が悪いのでお引越しすることにした。

理由のひとつは、暑くて寝苦しいから。
同じような部屋のつくりで同じようなレベルのゲストハウスでも、建材や建物の建つ方角で風通しや部屋にこもる熱が全然違う。
泊まってみないと分からない。
このゲストハウスはダメな宿だった。

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そして、もうひとつの理由は廊下をうろうろしているおばちゃんがいるから。
このおばちゃん、ホテルのスタッフではない。
勝手に廊下を掃きながら窓から部屋をのぞいては手を出して「金をくれ」というジェスチャーをする。
4階の部屋の前の廊下まであがって涼んでいる。

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インドの路上でも列車のなかでもいつも物乞いの人に寄ってこられて、唯一ホテルが安住の地なのにこれだったら落ち着かない。
窓越しにじーっと見られたり、部屋はちゃんとスタッフが掃除してきれいなのに「掃いてあげるから部屋に入らせて」と入ってきそうになったり、手を口にもっていくジェスチャーをして「お腹空いた。何か食べたい。」ってやられる。

そして移ったのがNarmadha Lodgeというところ。
ダブルで350ルピー(約600円)
中央が吹き抜けになっていて、きのうよりも海風が入ってくる。

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カニャクマリにはインターネットが使える安宿はない。
インターネットカフェ(言うまでもないけど日本のネットカフェとはまったくの別物。ただパソコンが数台並んでいて、1時間いくらで貸してくれる場所)が数件あるだけ。
ふつうのところなら、ケンゾーのラップトップのパソコンを有線でつなげて使わせてくれるんだけど、なぜかどこも「ダメ」って断られる。

「どうして? あなたのところにとって何の不都合もないでしょ。」
「オーナーがそう決めてるから。政府がそう決めてるから。」

納得できない答えが返ってくる。

「置いてあるパソコンを使うのも、ラップトップを使うのもなんにもかわらないよ。
 お客さん逃げちゃうよ。」
「いや、何と言おうとダメ。
 デスクトップのパソコンだけしか使えない。
 なぜならここはホーリープレイス(聖地)だから。」
 
ヒンドゥー教徒にとって「ここで沐浴すれば御利益がある」というホーリープレイス。
だから、ここではパソコンをつなげるのはダメ!という何ともわからない回答。
しかも「ホーリープレイスだからダメ」って断られたのは一軒だけじゃないからね。

この田舎町では「WiFi」って言葉も通じないし、ラップトップのパソコンを見たことない人も多い。
だから、薄型のMacのパソコンが何か得体の知れない奇妙なものに映るのだろうし、「WiFi? なんでケーブルがないのにインターネットに繋がるの?」なんて思うんだろうか。
そんなよく分からないものを聖地で使うなんて神への冒涜だって思っちゃうのかな。

そして、ようやく使わせてもらえるところを発見!
(メインロード沿い。駅の向かい側あたり。青い壁が目印のお店。)

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良かったー。
これで日本語入力できるしブログもアップできる。

(でもこのお店、2回目に行った時はオーナーの男性がいなくて、その母親と思われるおばちゃんが対応してくれた。そしてラップトップを繫ぎはじめたら「ノー!ノー!ノー!ノー!!」と慌てふためいて制しはじめた。
「大丈夫ですよ、きのうも使わせてもらったから」って言うけど「ダメ!ダメ!そんなものダメ!」って言って大急ぎで娘を呼びにいった。
そしたら娘が出てきて笑顔で「あー。これね。どうぞ使っていいよ」って。
その娘は母親に「これもパソコンなんだよ。使っても大丈夫なんだよ。」って説明をしてるんだけど、おばちゃんは不可解な表情のまま。
不思議なものでも見るかのようにじーっとこのパソコンを後ろから覗き込んでいた。)

さて、そんなホーリープレイス。
海沿いの街だから美味しい海の幸を食べられる~!って思ってたんだけど、シーフードを出してくれるレストランがなかなかない。
なぜならそれはホーリープレイスだから。
ヒンドゥー教徒のなかにはベジタリアンが多くて、「ピュア・ベジ」(野菜しか使わない)と看板に書かれたレストランがほとんど。
ようやく何軒か魚が食べられるレストランを見つけた。

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「どれにします?」とお皿に並べてくれた海の幸。
カニとエビをチョイス。
出てきたのは、やっぱりカレー味。
カニ、エビともに120ルピー(約200円)

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安い食堂には魚のフライ(60ルピー)が並んでいる。

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このカニャクマリでやりたかったこと。
それは沐浴。

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インドの沐浴場はゴミや牛の糞、人々の垢や石けんの泡なんかが浮かんでいて汚い。
日本人が沐浴すれば病気になるとも言われている。
だけど、ここなら大丈夫。
打ち寄せる波がきれいな海水を運んで浄化してくれるし、海水でベタベタするからあえてここで体を洗う人はいない。
みんな純粋に「沐浴」している。

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イクエたちはヒンドゥー教徒ではないけれど、寛大なヒンドゥーの神様たちのこと。
きっと異教徒が沐浴するのを受け入れてくれるよね。
ほら、だってイスラム教徒の女の人も気持ち良さそうに沐浴してる。

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見よう見まねで水をすくって、手のひらから落としていく。
アラビア海、インド洋、ベンガル湾が交わる海に身を沈める。

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大切な人たちとお互いの幸せを思いながら、沐浴する人たち。
みんな笑顔だ。
初めて見る海に驚きながら、打ち寄せる波にはしゃぎながら。
インドでここが一番笑顔があふる沐浴場にまちがいない。

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ふたりのインド旅も終盤。
大きなアクシデントもなく、すごく嫌な目にあうこともなく、3か月近くインドを満喫することができた。
よくわからないけど、ヒンドゥーの神様ありがとう。

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浜辺でそれぞれ小さな貝がらを拾った。
ケンゾーは真ん中に穴のあいた白い貝、イクエはオレンジ色の貝。

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出発をするときにイクエの姉がくれた手作りのお守り。
中には姪っ子が書いた文字と絵が入っているけど、旅先でラッキーアイテムを見つけたら追加してって言われていた。

ラッキーアイテム第一弾。
インド最南端のホーリープレイスで見つけた貝がらに決定。

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