Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


安いオンナでケッコウ

2013.04.30 05:45|インド☞EDIT
インドの夜行列車ではやっぱり熟睡できないイクエです。
まわりがうるさすぎる! 
その点、中国の夜行列車の乗客は優秀。
寝る時間になったら明かりを消して、お喋りもやめて、寝ましょう。

ひたすら南へと向かっているイクエとケンゾー。
次に着いたのは、かつて「ボンベイ」と呼ばれたインド随一の経済都市「ムンバイ」。

ムンバイ

いやあ〜、今までのインドとぜんぜん違う街並み。
インドは北よりも南の都心部のほうが発展してるっていうけど、たしかに高層ビルが建ち並んでいる。
まったく別の国に来たみたいで、インドを旅して2か月以上が経つけどとても新鮮!

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インドを北から南へと旅しているわたしたち。
中継地としてこの街に寄るのは自然の流れだったんだけど、ひとつ不安なことが・・・。

それは、需要に対してホテルの数が足りず 宿代が高い!ということ。

ガイドブックを見てもインターネットで調べても、今まで泊まっていたような手頃なホテルの情報がない。

夜行列車の旅で疲れた体にむち打って、重いバックパッカーを担いで駅前のホテルを探すアラフォー・アラサー夫婦。
ムンバイセントラル駅の周辺には何十ものホテルがある。
片っ端から部屋があるか聞いてみるけど、答えは「満室!」
泊まっているのはインド人ばかり。
経済成長まっただ中のムンバイ。
仕事や旅行で訪れているインド人が多いのだろう。

4件目くらいでやっと空いているところを見つけた。
なんとか値切って650ルピー(約1100円)。

部屋はとても簡素で窓はない。
ダブルルームと言ってもベッドの大きさはセミダブルくらいで、部屋はとても狭く、バックパックを置くのも一苦労するくらいの広さ。

でも事前に調べた宿代の相場は1000ルピー越えていた。
文句を言ってる場合じゃない。
とりあえずここでしのごう。

部屋に荷物を置いてチェックインの手続き。
最低レベルの宿なので、英語を話せるスタッフはいない。
「IDカードを出して」というようなことを言っている。
パスポートを出したら、スタッフの目が丸くなった。

「ジャ、ジャパーン!?

スタッフが急いで誰かに電話をかけている。
相手はホテルのボスのようで「ネパリーじゃなくてジャパニーズだった!」みたいなことを言っている。

スタッフはケンゾーの顔を見て「ネパール人」と思い込んでいたのだった。
ケンゾーは毎日のように「ネパリー(ネパール人?)」とインド人から聞かれる。
日本で知り合ったネパール人にも「ネパール人みたい」と言われてたので、よっぽどネパールの顔なんだろう。

そしてスタッフは言った。

「ネパール人なら泊められるけど、日本人は泊められない」

えええっーー!!!

そんなの納得がいかない。
「なんで?」って聞いても、英語がしゃべれないからわからない。

こんな悪条件の中、いちからまたホテルを探すなんて嫌だ。
ボスを呼んできてもらって食い下がるイクエとケンゾー。

でも、答えはノー!

ビザがいらないインドの周辺国の人間なら泊めることはできるけど、ほかの外国人を泊めるのは法律に違反するらしい。

ローカルなホテルだから、外国人を泊めることが許可されていないみたい。

あーあー。
ショック!!

もう一度バックパックを背負って、重い足取りで片っ端からホテルを訪ねる。

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いいホテルが全然ない。
「満室」、「外国人はダメ」って言われる。
空いてても、バックパッカーが泊まれるような値段じゃない。
あ~、どうしよう。

手の届かないホテルのロビーで途方に暮れるイクエ。
オーナーが同情して、予算の範囲内で泊まれる宿がないかほかのホテルに電話してくれたけどダメだった。

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『地球の歩き方』にも「ホテル事情は悪い。需要が多く、料金だけは毎年300ルピー以上上昇してもサービスが追いつかない」って書いてある。
それを身をもって体験している。
もう20件くらい当たってるけど、ぜんぜんない。

もう駅に引き返して、場所を変えるか?
諦めモードでとぼとぼ歩いていると新たなホテルの看板を発見。
店と店との間の暗い階段を上ったところがレセプションっぽい。

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値段はダブルでなんと
1760ルピー(約3100円)

ふわあ〜!! たかーい!!
これまで泊まってきたホテルの4倍から5倍の値段。

ここ数日ちゃんとした場所で寝ていないイクエとケンゾー。
(4日前)クーリー村にて外で寝る→(3日前)砂漠の砂の上で寝る→(おととい)夜行バスで寝る→(きのう)夜行列車で寝る

きょうこそは、ちゃんとしたベッドで寝たい!
とりあえず、部屋を見てみよう。

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インド旅行初めてのエアコン付きの部屋。
壁にはなぜか日本画。
申し分のない部屋。

ベッドの脇に置いてあるものを発見。
それを見て、イクエは決断した。
「よし、ここでいいや!」

それは・・・。

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グラス、マグカップ、ティファールのポット
このセットがあるとぐっとテンションがあがる。
ここは「安宿」なんかじゃない。
「ホテル」だ!

高いけど割り切って、この「ホテル」を満喫しちゃえ!
すごくシンプルだけど朝食もついている。

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サンドイッチに見えるけど、挟んであるのはバターだけ。

でも味やメニューは関係ない。
「朝食付き」ってことに意味があるんだから!
ルームサービスで持ってきてくれてクーラーの入った部屋でいただけるだけで、それだけで贅沢な気分です。

さて、贅沢な気分のイクエとケンゾーが向かったのはインド最高級のホテル「タージ・マハル・ホテル」。
もちろん、泊まるためではなく観光するため。
「観光地」として『地球の歩き方』にも載っている。
1903年に完成したホテルで、その豪華さは世界有数。

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ふつうは外から見るだけなんだけど、やっぱり中が見たい!!

でも入口にはガードマン多数!
潜入なんてできる?
ふたりともサンダルだしヨレヨレTシャツだし・・・。

ええーい、何食わぬ顔で入っちゃえ~!
空港並みのボディーチェック、荷物チェック・・・。

おどおどしたら、だめ。
堂々と・・・。
自分に言い聞かせる。

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入ることに 成功 ♪
外国人だから宿泊客かホテルのレストラン利用者に間違えられた?

ふたりともみすぼらしい格好で、若干浮いている・・・。
日よけ用の布を、ショール風に肩にかけてごまかす。

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うーん、どこを見ても格式高い。
インテリアに隙がない。
上を見上げても、ほら!

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このホテルを建てたのはムンバイ一の資本家だったタタ氏。
世界に名を残すこのホテルができた背景には、あるドラマがあった。

19世紀末に、外国人の友人とムンバイのホテルへ夕食に出かけたタタ氏。
けれど、入口で「ホテルはヨーロッパ人専用。インド人はご遠慮ください!」と入場を拒まれたのだそう。

民族の誇りを傷つけられたけれど、タタ氏はそれを恨むのではなくある決断をした。

「よし、自分たちの手で世界に通用する一流ホテルをインドにつくろう!」

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タタ氏はなんどもヨーロッパへ渡り、発電機やエレベーターなど最新の機械を調達し、パリのエッフェル塔に魅せられて同じ鉄骨を注文して取り入れたんだって!

そしてタージ・マハール・ホテルは「アジアの星と称えられるようになった。

「ヨーロッパ人だけ!」と言ってホテルの入場を拒否されたタタ氏がつくったタージ・マハル・ホテル。
いまでは多くのヨーロッパ人が最低でも4万円以上の宿泊費を払って泊まっている。

プールサイトで優雅なホテルライフをエンジョイしているヨーロッパ人。

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そして、それをドア越しに覗き見するイクエ。

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高級すぎて居心地が悪い。
ほっとできそうな場所を見つけた。

それはー。

トイレ!

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こっそり写真撮っていたら「サービスルーム」と書かれた個室から女の人が!
トイレに常駐しているスタッフの人だった。
手を洗おうとしたらわざわざ蛇口ひねってくれたり、洗い終わったらハンドタオルを渡してくれたりする。
トイレでさえ、落ち着かない。

緊張し過ぎて、ケンゾーと約束した「トイレットペーパーを盗んでくる計画」を忘れてしまった

ホテルにはヴィトンなど高級ブランド店が入っている。
歩くだけでドキドキする。
ほんとに場違いなふたり。

なんか、こんなとこ歩いてすみません。

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おしゃれなケーキ屋さん発見!
インドにもこんなケーキ屋さんがあるなんて。
ここでもこっそりドア越しにパシャリ。

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あとで写真を拡大して見たらサモサ(インド版揚げ餃子)が95ルピー(約170円)だった!!
日本の金銭感覚で考えるとそんなにお高くないんだけど、でもインドのローカル価格はひとつ5ルピーから10ルピー。
10倍以上の値段だ。

ホテルのレストランでコーヒー1杯くらい飲んで帰ろうと思ったけど、1杯700円くらいする。
ばからしい!ということで、あきらめてそそくさと帰る。

ホテルのコーヒーを諦めたかわりに、ローカル酒場に行ってみた ♪
やっぱり、こういうところのほうが断然居心地がいい!!

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それぞれのテーブルの上には、氷がいっぱい入ったアイスペール。
みんなウイスキーを飲んだりラムコークを飲んだり。

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イクエたちはビールを注文。
インドは州によってお酒の値段が違う。
ムンバイはそんなに安くはない。
瓶ビール1本140ルピー(250円)だった。

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食事はおつまみみたいな軽食しかないけど、今夜はここで夕食を済ませよう。

サンドイッチ20ルピー(約35円)。

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肉や魚が高いインドで、図らずもベジタリアンになってしまったイクエとケンゾー。
でも、誘惑に負けて頼んでしまった。
チキン60ルピー(約100円)。

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こちらは、ベビスターラーメンを大きくしたようなスナック。
20ルピー(約35円)。

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玉ねぎや青唐辛子が入った炒り卵。
40ルピー(約70円)。

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みんな仕事帰りにここで1杯やって帰るみたい。
同僚で来てるっぽい。
なんか日本と似てて、親近感がもてる。

「サラリーマンのみなさん、おつかれさまです!」

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タージ・マハル・ホテルには到底かなわないけど、わたしたちにとって最高級の1泊3000円オーバーのホテルへ帰る。
ホテルに戻るってことがこんなにわくわくするなんて♡
エアコン使える! 
ふかふかなマットのベッドで眠れる!

たぶんタージ・マハル・ホテルの客がタージ・マハル・ホテルでラグジュアリー感を満喫しているのに負けないくらい、イクエもラグジュアリー感を満喫できてる!
なんて安上がりなオンナ。
そして、なんてすてきな才能。

そしてこの夜は、さらにプチ贅沢をしました♡

冷房の効いた部屋でスイカ!

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一玉18ルピー(約30円)くらいで全然期待してなかったんだけど、びっくり!
インドのスイカはレベル高いよ〜★
ていうか、インドでスイカ採れるなんて知らなかった。
真っ赤かだし、すごく甘い!
やっぱりビニールハウスで育ったスイカより、よりワイルドに育ったスイカのほうがおいしいのかな。

インドに来たら、スイカ食べてみて〜!!
たぶん、タージ・マハル・ホテルの高級サモサよりおいしいよ ♪

Comment

No title

いつも楽しく読んでます。節約旅も楽しいですね。でも、トイレットペーパーを盗む計画はモラルとしてよくないので止めてください。海外にいると盗むということに悪気を感じなくなるかもしれないけど、盗むというのは良くないです。自分のバイト先でもトイレットペーパーを盗む人がいて、貼り紙をするようになったけど、これほど空しくなることはなかったです。こんな当たり前のことを貼り紙しなきゃいけないなんて日本も末期だとそのときに思いました。ちゃんとお金出して買ってください。周りがそういう人ばかりでも自分だけはしないように、日本人だからこそ、お願いします。

No title

お久しぶりのコメントです。
やっとたどり着きました~
お二人のゆるりとふらり旅(なのにです)になかなか追いつけず
毎日、あせっておりました。
阿蘇の田舎暮らしなのに何で毎日追われているのでしょう・・・
なーんにもしない贅沢って私もそう思います。
色んなインドの顔、ホントに面白い!
切り口が超面白い。イクエさんとケンゾーさんの迷?コンビぶりも魅力の大切な要素なのですね!
ただ、イクエさんどんどん痩せてくみたいで心配です。
このブログ見て思うのは やっぱりやる気と体力だなーって。
どうか無理せず、星空のベッドも素敵過ぎますが続いたらヘビーですよね
たまにはフカフカのお布団で 元気百倍取り戻して下さいね!

miyuさま

ブログご覧くださってありがとうございます!
そうですよね。未遂に終わって良かったです。
せっかくサービスで置いてるペーパーを、みんなが持ってかえったらそのサービスもやめざるを得ませんもんね。
海外ではペーパーが設置されてないところのほうが多いです。
しかも公衆トイレも有料。
無料できれいなトイレがどこでも使える日本はすごいなーと思います。
それも日本人のモラルがささえているんでしょうね。

No title

なんだかイクエさんとケンゾーさんらしさが出ている記事で
クスっと笑ってしまいました!

インド、ラダックにはいかなかったんですね!!

森の杉 さま

お久しぶりです。お元気にされてるかなあと思っていました。

痩せた一番の原因は、お酒を飲む機会がものすごく減ったからだと思います。働いてる時は、お酒を飲まないとやってられない!というのがあったので。

最近は、肉料理も意識して食べるようになったので、体重が元に戻るのも時間の問題かもしれません。

日本にいるとなんで時間に追われるんでしょうね。
外国では、洗濯機もなくて洗濯に時間をとられたり、買い出しにバスを乗り継いで行ってカマドで料理をしたりと、生きていくためにやるべきことに時間をとられます。その点、発展した日本は時間に余裕があるはずなのに、日本のほうが時間が足りないと感じる。矛盾してますよね。

これからも、忙しい日本の日々のなかでホッと一息できるようなブログを書いていきたいなと思うので、どうぞお付き合いください

すーちゃん さま

ラダックは、泣く泣く諦めました〜。
今の季節はまだ雪で道路が封鎖されてて、飛行機でしかいけないんです。
カシミール地方とセットでいつか必ず行きたいです。