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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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砂漠の村のゲストハウス

2013.04.26 06:03|インド☞EDIT
あと1か月以内に誕生日を迎えてしまうイクエです。
33歳になります。
33歳って自分でも信じられませんねー。もうかなりのいい年です。

さてタール砂漠にあるジャイサルメール。
せっかくここに来たのなら、ラクダに乗って砂漠を周遊する「キャメルツアー」を体験しなきゃ。
ジャイサルメールで泊まっていたホテルで高いツアーに申し込む気はさらさらなかったので、街の旅行会社を数件まわって相場を聞いた。
だいたい1泊2日で1人1200ルピー(約2000円)から1600ルピーくらい。

でも、自分で砂漠の村まで行ってそこで申し込めばもっと安くなるらしい。
面倒くさくても安い方法を選ぶ。
面倒くさいのは旅の醍醐味。
そう言い聞かせて、路線バスで砂漠の村に行ってみることにした。

前日から散歩がてら路線バスの発着場所を探したけど、現地の人がいうことがみんな違ってどこかわからない。

「まあ~、なんとかなるかあ」っと当日オートリクシャで連れて行ってもらった。

「ここだよ」
降ろされた場所はただの空き地。
トラクターが並んでいる。
ほんとうにここ?

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確かにたまーにバスが来ている。
どうやらここみたい。

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バスに乗ると車掌がひとりひとり運賃を回収しにきた。
「1人40ルピー」。

いいや、そんなことはないはず。
絶対にもっと安い。

「1人20くらいでしょ」
「いいや40。はい、切符。」
車掌が手書きの切符を差し出す。
ここで切符を受け取ったら40ルピー払わざるを得なくなる。
とりあえず、ほかの乗客がいくら払うか確かめたい。
「わたしたち、あとで払うから」

「いま、40払って切符受け取りなさい」
イクエの前に座ってた乗客のおっさんも、そう言って車掌を後押しする。
それでもイクエたちはかたくなに拒否。
しかたなく、車掌はそのおっさんのところに行って料金を回収した。
おっさんが払ったのは30ルピー。
おっさんの行き先はどこなんだろう。
じっと見ているとおっさんは、受け取った切符をなぜかくしゃくしゃに丸めた。

車掌はさらにほかの男性のところへ。
男性は行き先を、イクエたちの目的地である「クーリー村」と車掌に告げた。
さあ、果たしてこの男性はいくら払うのか。

男性が車掌に渡したのは・・・。

まさかの500ルピー。
高額紙幣!
おつりが多すぎて、実際に運賃がいくらだったのかわからない。

ケンゾーが男性のところに行き、切符を見せてもらう。
30Rsって書いてある。

40じゃないじゃん、30じゃん!

イクエたちは文句を言いながらふたりで60Rsを渡して切符を受け取った。

そして、前のおっさん!
あんた、知ってて車掌といっしょにわたしたちを騙したでしょ。
おっさんは、気まずそうにくしゃくしゃにした切符を広げて「おれもクーリー村に行くんだ」って言った。

インドでは当事者だけじゃなくまわりの人間もツーリストをいっしょに騙そうとするからムカつく!!

「インドにはいっぱい素晴らしい観光地もあって、優しい人も多いのに、あんたたちみたいに平気で嘘をつく数少ないインド人のせいで、ツーリストはインド嫌いになるんだよ!」

そう言うとおっさんは、ばつが悪そうにした。

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バスは一本道を進む。
乾いた大地には遮る物が何もない。
何十、何百の風車が大地にすっくと立つ。
風力発電でどのくらいの電力がまかなえるんだろう。

砂漠といっても、草木一本生えない荒涼とした大地ではない。
それでも、水があるのは限られた場所。
車窓からは、水瓶を頭にのせて家まで運ぶ人たちが見えた。
水汲みやラクダを見ると、ここは砂漠だと実感する。

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「クーリー村だよ」

急いでバスを降りた。

砂漠の村ってこんな感じなんだ。

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こんな砂漠の村にもいくつかのゲストハウスがある。
そして、有名な客引きのおっちゃんがいる。

アルジュンさん。
オンシーズンのときはわざわざジャイサルメールまでバスで行って、引き返すバスに乗り込み、車内でクーリー村に行くツーリストを勧誘するんだけど、今みたいなオフシーズンのときはクーリー村のバス停で客を待ち構える。

バスを降りたらニコニコ顔のおじさんが近づいてきた。

宿代は3食込みでひとり100ルピー(約170円)。安い!!
キャメルツアーは1泊500ルピーから。

宿代とキャメルツアーの値段を聞いて、アルジュンさんのところに泊まることにした。

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部屋は「コテージ」風。
土壁に草の屋根の小さな丸い家。
中はベッドがふたつあるだけで、トイレ・シャワーは外。
この日の客はイクエとケンゾーのみ。

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ホテルの名前は「アルジュン ファミリー ゲストハウス」。
名前の通り、一家総出でやっている。
クーリー村にはレストランはないので、必然的にゲストハウスで食べることになる。
父は客引き、母は食事作り、息子はウエイター、そして客室の掃除は娘を加えてみんなでおこなう。

一番こき使われているのは、息子。
しょっちゅう手伝うようにお父さんから指図されている。
だるそうな顔で食事を配膳する。
お父さんがいないときは、客の前でもこんなふうにごろーん。

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嫌そうにしながらも言われるがままに手伝うのが、まあかわいいんだけどね。

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お父さんから、キャメルツアーのコース内容の説明を受ける。
ジャイサルメールの街中のツアー会社で申し込むより、5割くらい安い。
イクエとケンゾーは、朝8時に出発して砂漠で1泊、次の日の午前中に戻るコースで1人800ルピーで交渉成立。

さっそく携帯電話でラクダの手配。

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アルジュンさんに限らず、多くのインド人は携帯電話を無線機みたいに使う。
自分がしゃべるときは耳から携帯を外して口元に持っていく。
常に耳に携帯を当てているわけじゃないので、相手の声が聞こえるように受話音量を最大にしている。
なので周りの人にまで相手の声が聞こえるのだ。
とてもうるさい。


キャメルツアーは明日の朝出発だけど、せっかくなので近くの砂丘まで散歩。
砂漠の夕焼けを見に行こう!

過酷な大自然。
動物の骨や、見たこともないトゲトゲの植物。

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植物がぽつぽつ生えているところを進んでいくと、見えてきた!
おお~。

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風が砂漠に描いた模様。
砂紋がどこまでも続いている。
そこに、自分の足跡を残していく。

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砂漠で夕日を見るために、ほかの人たちもラクダに乗って集まってきた。
みんな思い思いの場所に座ってスタンバイ。
ラクダさんもしばし、休憩。

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すると、袋を持ったインド人が近づいてきた!
彼はここである物を売ってまわっている。

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何を売ってるかというと・・・。
ビール!

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小瓶で200ルピー。
普通の値段の4倍!
「たっかーい!」と言ったら「砂漠までわざわざ持ってきてるんだから妥当な値段だよ。向こうの人も、あっちの人もみんな買ってる。あと2本で売り切れだよ。」と言われた。

貧乏性のイクエたちは買わない。
キンキンに冷えた生ビールだったら買うけどさ。

太陽が地平線に沈む時間がやってきた。

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あっという間に闇が砂漠を包む。
遭難する前に、とっととホテルに戻らなきゃ。

アルジュン一家が家族総出で夕食を用意してくれていた。
息子たちがやる気のなさそうな顔で、外に机と椅子を出してテーブルクロスをかけてセッティング。

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こうやって写真を見ると、ステキなオープンテラスのレストランみたいだけど・・・。
奥に並んでいるドアはトイレのドア。

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せっかくかわいいコテージがあるんだけど、扇風機も何もないので暑い!
ここでは暑い日は外にベッドを出して寝るのがスタンダードらしい。

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満点の空を見ながら、おやすみなさい。

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Comment

No title

ほんとうにそうですよね。
ちょっとした出会いでその国の印象って決まっちゃいますよね。
私も英語が堪能ならいいつけてやりたいです!!!

でも、ラクダツアーとか私なら簡単に申し込んじゃいそうなのに
こうして自分たちで行くって凄くいいな。って思います。
正直、一人旅じゃここまでの勇気は持てないかも!