Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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カオス、ここに健在!

2013.01.22 05:58|バングラデシュ☞EDIT
かかとがカサカサで寝る前にハンドクリームを足に塗っているイクエです。

ついに8か国目バングラデシュへ。
アジアの最貧国と言われるバングラデシュ。
観光業が発達しておらず、旅の情報も少なく、バックパッカーには強敵の国だ。
なのになぜ来たのか。

まず、ケンゾーの友だちが住んでいるから。
つぎに、ケンゾーが未知の国で興味があったから。
そして、イクエが一番好きな国だから。

イクエは学生のときにバングラデシュでボランティアをしたことがあって、この国の人たちの人柄にすっかり虜に♡
イスラム教に改宗して、この国に嫁いで、骨を埋めてもいいとさえ真剣に思った。

そんなバングラデシュに降り立った。
結局ビザは取れずじまい。
大丈夫かーーー。

内心はハラハラ、でも何食わぬ顔して入国審査の窓口へ。
係員が言った。
「ビザは?」

ひょえ~~。
やっぱりそうきたか・・・。
急に鼓動が速くなる。
うつむいて「まだ」と答える。
すると入管のおじさん、にっと笑ってみんなに聞こえるくらいの大声で言った。
「ジャパニーズ、ノープロブレム!! ノーマネー!! ジャッパニイイイズ!!!」

結局ビザはアライバルビザのカウンターで無料で取ることができた ♪

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途上国バングラデシュをもっとも支援している国は日本。
だからバングラデシュは日本にとても感謝している。
日本人のことが大好き。
ほかの国の人たちはアライバルビザを取るのにお金を払ってたけど、日本人は特別。

とはいえ、係の別の男性に「ビザ何日間にする?」と聞かれて「30日くらいでお願いします」って答えたらかなり不審がられた。
「観光で30日も?」
だよね。そりゃそうだ。
こんななーんもない国を1か月旅する外人なんていないよね。
結局、30日のビザをくれたんだけど、これってビザ?
入国スタンプに手書きで有効期限を書いてるだけ。

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空港を出たのは夜9時半。
流しのタクシーでもつかまえようと外に出てウロウロ。
そしたらおじさんが話しかけてきた。
でも、ベンガル語。
何言ってるかわかんなーい。
英語も通じなーい。

たぶん、タクシーが拾えるところに案内してくれようとしてるのかな。
服をつかまれながら200メートルくらい先の大通りへ。
おじさんにひっぱられるようにしてやってきたのはタクシーじゃなくて、3輪の車のオートリキシャー乗り場だった。
「いくら?」って聞くんだけど「いいから乗れ」みたいなことをおじさんは言う。
おじさんがドライバーと交渉してくれたようだし、ええい乗っちゃえー。
「おじさん、ありがとう。じゃあねえ。」とバイバイしようとしたら、おじさんがぎゅうって押して隣に座ってきた。

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あんたも座るんかい!? めちゃくちゃ狭いんですけど。 
おじさんは親切心で案内してくれたんじゃなくて、相乗りの相手を探してたらしい。
なんだそれー。

ひとたび街に出ると、やはりバングラはカオスだった。
人、車、リキシャー。
すべてが無秩序に存在している。
オートリキシャーのドライバーは、その無秩序を綱渡りのように進んでいく。
前の車を直前でハンドル切ってかわしたり、人が横断しているのに臆せず突進したり、後部座席のこっちがヒヤヒヤ。
ゴーカートやゲームセンターでカーチェイスのゲームをやってるような気分になる。

目的のホテルの近くで止めてもらって降りる。
おじさんは、もう少し乗っていくみたい。
いくら払えばいいかな。
空港の専属のタクシーだと11ドルっていってたから、外で拾ったオートリキシャーならその半分くらいでじゅうぶんだろう。
500タカ(約500円)おじさんに渡す。
するとおじさんは、もう一枚500タカ札をくれ、みたいなことを言う。
はあ~!! 
おじさんも多少は払うべきでしょ。
タクシーより高くつくじゃん。
そしたら、ドライバーがイクエにアイコンタクトで首を横に振りながら「それ以上もう払わなくていい」とサインをくれた。
そして「あんたもらいすぎだよ」というような感じでおじさんを諭し始めた。
おじさんとドライバーが揉めてる間にそそくさとホテルへ。

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バングラデシュのホテル情報はなかなかネットでヒットしなかったんだけど、ようやく見つけて予約していたのが「ホテルパシフィック」。
1泊1200タカなので、バングラデシュの物価だとけっこう高く感じる。
でも、設備もよさそうだったので最初の1泊くらいはここでいいかって思ってた。

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スタッフの対応はいいんだけど、ぼろくて汚い。
これまでの国のほうが物価は高いのに、1200円だともっといいホテルに泊まれてた。
古くてもいいから、せめて清潔にして。

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この、ぼろホテルの唯一の利点はレセプションのところでインターネットを使えることだった。
Facebookの力はすごい。
シンガポールに引き続き、ケンゾーが「バングラデシュを旅行します」って書き込んだら、ケンゾーの友人のノリさんが「わたし、今ダッカにいるよ。会おう!」と書き込んでくれていた。
ノリさんも、震災ボランティアで知り合った女性で、たまたまバングラデシュに旅行で来ていて、ダッカの知人の家にホームステイしているのだった。
ツーリストがほとんどいないバングラデシュをたまたまどっちも旅行しているなんて、タイミングが良すぎる。
オートリキシャーで待ち合わせ場所へ。

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明るくなって街を見ると、やっぱりカオスだ。
歩道にはバラックがあり、線路は列車の来る気配はなくて人々が歩いている。

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道には人やリキシャー、車、バスが入り乱れている。
バスはどれもオンボロ。

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後ろを見ると、おじいさんが必死の形相でリキシャーをこいでいる。

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混沌とした街はエネルギーで満ちあふれている。
人々の顔は生き生きとしていて、優しい。

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街の喧噪から一転、ノリさんのホームステイ先はお金持ちの気品あふれる家だった。
扉を開けるとクラシック音楽が流れ、どの部屋にも花が生けられ絵画が飾られ、頭上には光り輝くシャンデリア、そして使用人とシェフがいる。
さっきまで見ていた最貧国の活気ある街並みも、そして今いるお金持ちのこの家も、どちらも映画の世界のようだ。

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旦那さんはドイツ人でこちらで事業をしていて、マレーシアで暮らしていた奥様はジュエリーデザイナーでありシンバブエのツアー会社の経営者。

お茶を楽しむ部屋と食事をする部屋が分かれていて、まずはお茶をいただいたあと、ダイニングルームへ。
ランチョンマット、ナプキン、グラス、プレートがまるでフレンチレストランのように美しくセッティングされている。
ノリさんが言うには、きょうが特別じゃなくて毎回こんな感じなんだそう。
シェフが一皿ずつテーブルに運んでくれる。
スープから始まり、食後のデザートで終わる。
手でカレーを食べるバングラデシュに来て、一発目の食事がまさかのナイフとフォーク、スプーンを駆使しての食事。

世界中の石をコレクションするのが趣味の奥様。
部屋のガラスケースには様々な色の石が並んでいて、ピカピカしている。
石と言っても、磨かれている球形で「宝石」とも言えるのかもしれない。

奥様は、イクエとケンゾーにジンバブエ産の卵形の石をプレゼントしてくれた。
お守りになるのだそう。

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この、洗練された家から一歩外にでたら、またあのカオスが待っている。
でも、きっとこの石が守ってくれるだろう。

オートリキシャーに再び乗って、ノリさんとお別れ。
まさか、こんなダッカで会うなんて思いもしなかった。
今度は世界のどこで会えるかな。
「お互い、気をつけて旅を楽しもうね」

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a_写真

カオス健在のバングラデシュ。
イクエが大好きなバングラデシュ。
たぶんね、ケンゾーもこの国を好きになると思う。
ふたりでこの国を楽しむぞおおおお。

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No title

25年ほど前に青年海外協力隊でスリランカに3年ほどいました。その時に、バングラデシュの同期隊員を頼って2週間くらい滞在しました。ブログを読んで当時の気分を思い出して浸っています。イクエさんの暖かみの有る文がいいですね。

美香さま

コメントありがとうございます!

25年前ですか!想像もできないけれど、意外と今とあまり変わらないかもしれませんね。バングラですから・・・。
バングラを旅した時はバングラの人々の日本びいきに常に助けられました。これは長きに渡る協力隊の皆さんの献身的な活動のお陰だと思います。
バングラはわたしたちがもう一度訪れたい断トツでNo.1の国です!