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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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住んでみたい国、刺激的な国、楽しかった国、行ってよかった国は?

2017.09.12 09:34|世界一周裏話☞EDIT
旅行会社のツアーパンフレットを見ながら、想像を膨らませて楽しんでいるイクエです。
行く予定はなくても、行く気になって写真やツアー日程を見るだけでワクワクします。
世界一周しているときは旅が日常だったからそんなことなかったけど、日本で普通に生活していると旅行を夢見てのワクワク感を味わえます。

前回の続き。
イクエとケンゾーのいろいろな「よかった国」の発表です。


Q、住んでみたい国は?
A、スペイン

前回も書いたけれど、スペインは食事がおいしい!
ヨーロッパの他の主要国と違ってレストランも敷居が高くなくて、値段も高くない。
昼からオープンテラスでワインを楽しむスペイン人多数。
もちろん外食も楽しんだけれど、スーパーでパックワインや生ハム、オリーブ、チーズ、バゲットを買って公園でランチをするのが日課だった。
青空のもと、疲れたら冷えたビールやサングリアを買って川辺で喉を潤す時間も幸せだった。
そんなことをしても周りからうかないし、むしろ同じようなことをしている人がいる。

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スペインではカウチサーフィンや友人の家にホームステイをした。
気さくでおおらかで朗らかなスペイン人。

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バスクやカタルーニャ地方でもホームステイをしたけれど、どこのスペイン人でも一緒にいて心地よかった。
合鍵を渡してくれてる人も多く、「自由に家を使って。冷蔵庫のものはなんでも飲んでも食べてもいいから。」と初対面のわたしたちに言ってくれる。
でも、決してドライな感じではなく、夜になると一緒に食卓を囲んで語り合ったり、馴染みのバル(居酒屋)に連れて行ってくれたり。

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道に迷ったり、乗るバスがわからなかったりしていると、声をかけてくれる人もいた。
決して干渉しすぎるわけではない。
相手の気持ちを慮るのも得意。
相手との距離の取り方がうまい。
来るもの拒まず、去るもの追わず。
あっさりしていて気前がよく、すぐに相手と打ち解ける。
なんとなく福岡県人の気質に似ていて、スペイン人となら素のままで仲よく付き合えるといつも感じた。
スペインにいるときはスペインへの移住を考えて、その場合はどんな仕事ができるか、日本食レストランを作るならどんなメニューがいいか、なんてことをよくケンゾーと話していろいろ妄想して楽しんでいた。

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Q、長く滞在した国は?
A、インド
  イラン


インドには3か月間滞在。
わたしたちがバングラデシュで取れたインドビザは3か月しか有効期限がなかったけど、通常のように半年取れてたらもっと長くいたこと間違いない。
インドにハマる人は多い。
インドが大好きになる人も多い。
3か月もいたから、わたしたちもインドが好きになったんだと思われるかもしれないけど、決してそうではない。
喧騒のインド、すぐにお腹を壊すインド、嘘つきの人も多いインド、疲れるインド。

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そんなインドにどうして3か月もいたかというと、インドは広くて、世界遺産もたくさんあって、見所も多くて、物価も安くて、バックパッカーがたくさんいて旅行しやすいから。
いろいろ大変だけど、なんやかんやでインドは面白い。

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暑い場所もあれば、山々の連なる涼しい高地もあり、砂漠もある。
そして歴史もあって遺跡もある。
活気がある人々の営みを見るのも楽しい。

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3か月もいたけど、インド北部のチベット文化が根付くラダックやパキスタンに近いカシミールには行っていない。
そこにも一度は行ってみたいなあ。

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イランにはビザの延長までして2か月もいた。
美しいモスクやエキゾチックな古い街並みなど見るところも多いけど、わたしたちが2か月もいたのはホームステイを楽しんだから。

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イランで初めてカウチサーフィンに挑戦。
たくさんのお宅に泊まらせてもらった。
親日家でとても歓迎してくれた。

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知的な人が多く、一緒にいて楽しかった。
2か月もいたイランでは、観光地の思い出よりもホームステイの記憶の方が鮮明に残っている。
そして、自転車旅や、それによるイクエのケガや療養など、忘れられないエピソードも多い。

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Q、刺激的な国は?
A、エチオピア

アフリカの東に位置するエチオピア。
旅行先としてはまだまだメジャーとは言えない国だけど、実は見所も多く、とてもユニークな国。
ほかのアフリカ諸国とは違い文字はアルファベットではなく、見たこともない文字。
宗教もエチオピア正教で、1年が13か月あって、新年は9月からで、西暦も7、8年ずれている。

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ほかの国では決して受け入れられない、発酵して酸っぱいとんでもなくまずいクレープのような「インジェラ」と呼ばれるものを主食としている。

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少数民族がたくさんいて、電気も水道もないところで原始的な生活をしている。
そんなところに迷い込めば、はるか昔にタイムスリップした気分になる。
それぞれの民族はファッションや文化が違い、市場や村々を巡るのは刺激的。

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さらに気温50度にもなるダナキル砂漠に行けば、真っ白い塩湖や塩を運ぶキャラバン隊、火を噴くエルタ・アレ火山の火口を真上から見ることもできる。

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さらにエチオピアはコーヒー発祥の地。
でも、民家でコーヒーをご馳走になったら、想像を絶する味のコーヒーが出てきた。
塩入りコーヒー!

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エチオピアでは首都以外、乗用車を見かけることはほとんどなかった。
自家用車がもっとも普及していない国かもしれない。
庶民の足はバス。
長距離バスは小さいのに乗りたい人が多すぎて、夜明け前からスタンバイしてバスのドアが開くとともに駆け出し席取り競争に勝たなければならない。

いろんな衝撃を受ける国。

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Q、なんやかんやで盛りだくさんで楽しかった国は?
A、ボリビア
  グアテマラ

旅人の憧れの地、ウユニ塩湖のあるボリビア。
ボリビアと言えばそれくらいしかイメージできなかったけど、行ってみたらいろんなことが楽しめる魅力溢れる国だった。
ウユニ塩湖の思い出が薄れるくらいほかのことも充実していて、イクエもケンゾーも「ボリビアと言えば?」と質問されれば、「ウユニ塩湖!」という答えは出てこないほど。

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標高6088メートルの雪山ワイナポトシに、高山病や睡魔と闘いながら登頂。
人生でこれほど高い山に登ったことはもちろんないし、これからもないだろう。

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雪がちらつく高地があるいっぽう、木々が生い茂りサルやワニ、ピンクイルカが生息するルレナバケではアマゾン川支流の川下りを楽しみ、ピラニア釣りをした。

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多くの鉱夫たちが命を落としたポトシ銀山の中に入ったり、日系人の上間さんのお宅に泊めてもらって五右衛門風呂に入ったり、世界遺産の古都スクレで白い街を散策したりした。
また、標高4000メートルの首都ラパスではカーニバルを見たりイクラを探し求めて宿で料理したり、おばさんプロレスを観戦したりしながら長く滞在した。
想い出がいっぱい詰まった国。

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ボリビア同様、グアテマラと聞いてもイメージするものはなかった。
けれどグアテマラはとてもカラフルな国だった。

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先住民族がそれぞれの文化を守りながら生き生きと暮らしている。
個性あふれる村々を巡り、先住民たちの伝統衣装を見たり市場を散策したりするのはとても楽しかった。
土着の宗教とキリスト教が混ざり合った宗教観はユニークだし、チキンバスやピックアップトラックを乗り継いでの移動も疲れたけど楽しかった。

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食事もおいしく、市場で安く食べられる海鮮スープは絶品。
火山が多く、温泉天国でもある。
日本人宿タカハウスでの年越しも思い出深い。

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ボリビアとグアテマラに共通して言えることは、周辺国よりも先住民族の占める割合が多いこと。
だから南米ではボリビア、中米ではメキシコよりグアテマラにわたしたちは惹かれた。
定番の観光地よりも、市場巡りや人々の暮らしぶりに興味がある人には、この二つの国にはぜひ行ってほしい。


Q、行ってよかった国は?
A、パレスチナ

パレスチナを旅することができるのか?
イスラエル側から日帰りでパレスチナを観光することしかできないんじゃないか、でもそれは嫌だな。
パレスチナの旅については調べてもわからないことが多く、とりあえずNGOがやってる宿泊施設やカウチサーフィンで宿泊場所を確保し、半信半疑でパレスチナに入った。
パレスチナに足を踏み入れると、とても活気があり、人々は気さくで笑顔で「ウェルカム トゥ パレスタイン!」と歓迎してくれた。
イスラエルとは雰囲気が全く違い、二つの国は全然違う外国なんだと実感。

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パレスチナの情勢については知っているつもりでいたけれど、内部から眺めるとこれまで知ることのできなかった問題が見えてきた。
夜、イスラエル軍が難民キャンプにやってきて、ただの嫌がらせのために銃を乱射していたのを見た。

ホームステイしていたとき水道から水が出なくなって、何かと思ったらイスラエルが嫌がらせでパレスチナの水を止めていた。
これが夏の暑い時期に何週間も続く。

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家に招いてくれたおじさんは、夜ベッドで寝ていたら銃弾が家の中に飛んできて足を負傷していた。
街を案内してくれた若者は、兄弟がイスラエル軍に突然拘束されて安否がわからないと言っていた。

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わたしたちをお世話してくれたNGOの職員は、イスラエル軍に街を包囲されているときに家々に食料を配っていたところを狙い撃ちされ、大怪我をしていた。
ほかにもたくさん。
毎日いろんなことを見聞きするたびに、憤り、心が痛んだ。

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パレスチナには結局3週間滞在した。
離れるときは本当に後ろ髪引かれる思いだった。

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ケンゾーが「俺たちがいてもいなくても何も変わらんでいっしょっていうのはわかっとるけど、なんか、離れていいのかな。離れたあとパレスチナ大丈夫かなって思ってしまう」と言った。
まったく同じ気持ちだった。
うまく説明できないけれど、パレスチナをずっと見守っていたいという気持ちだった。

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ただおもしろそうだから、日本での忙しい日常を忘れられそうだからという理由で世界一周の旅に出たけれど、パレスチナを旅して「ああ、ここに来るために、パレスチナ人に会うために、パレスチナでの出来事を知るために、世界一周をしてたんだなあ」と思った。
パレスチナの記事は、このブログの中でわたしたちが一番見てもらいたい記事。


「どの国が一番よかった?」とよく聞かれるけれど、答えることはできない。
それぞれの国に個性があり、一律で評価し、どこか一つを選ぶことはできない。
今回いくつかのテーマで「よかった国」を選んだけれど、紹介しなかった国もそれぞれの良さがあった。
短期旅行やハネムーンにオススメの国、まったりくつろぐのにぴったりの国、穴場だけど意外とよかった国、もう一度行きたい国・・・挙げればキリがない。

言えることは、「行かなきゃよかったと思う国はないし、どの国もとてもおもしろかった!」ていうこと。
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 エチオピア 東京オリンピックではマラソン種目で 裸足で走った アベベ がすごかった。今でもその 哲学的な風貌と走りが目にうかぶ。

 パレスチナ イクエとケンゾーさんのおかげで色々知りました。有難うございます。
日夜生活を脅かされる人たち 無事 だといいのですが。

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