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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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3年5か月ぶりの日本 どう映る?

2017.07.23 10:49|世界一周裏話☞EDIT
日本の夏の暑さにため息が出るけど、ウズベキスタンや南インド、エジプト、スーダンに比べたら全然大したことないと自分を励ましているイクエです。
本当に暑かった。
よりによっていちばん暑い時だったし、エアコンがなく、スピードの出ないオンボロ車で砂漠の中をノロノロ移動するのは意識が朦朧として、ペットボトルの水もお湯になっていて喉を通らないし、過酷だったなあ。
少しぐらい高くてもと、エアコン付きのホテルに泊まるもしょっちゅう停電して、部屋の中でも暑さと戦っていた。
それに比べたら日本の暑さなんてかわいいもんだと思いたい。

エジプトのホテルでケンゾーは、すっぽんぽんで濡れタオルを頭にかけて、自らファラオになるという暑さ対策をしていたもんね。

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3年5か月ぶりに日本に帰ってきたイクエとケンゾー。
旅行中一度くらいは帰国するかもと思っていたけれど、家族も健康でいてくれてわたしたちに大きなトラブルもなく、帰国する必要性かがなくて、こんなにも長く日本を離れてしまっていた。
そんなわたしたちに、久しぶりの日本はどう映ったのか。
きょうはそれをご紹介します。


1、日本の道には文字が溢れている!!

国土が狭く人口の多い日本。
高低差もあって山道も多い。
だからきっと日本に帰って久しぶりに日本の道路を車で走れば、その道の狭さを感じるんじゃないか。
帰国する前はそう思っていた。
でも、船が博多港に着いてそこから車で道路を走ってみると、道の狭さはそれほど感じない。
アメリカなど道路が何車線もあって道幅の広い国に長く滞在していたらそう思ったかもしれない。

でも振り返ってみると、道の狭い国はたくさんあった。
特に途上国では、道路の整備が車の普及のスピードに追いつかなくて、ちゃんと舗装もされていないような狭い道に車がひしめいているところも多い。
信号もなく、あっても交通ルールが守られず、街の中の交差点は直進したい車、右折、左折したい車が我先にと突っ込んでカオス状態。
あっちからもこっちからもクラクションが鳴り響き、もはやどの車がクラクションを鳴らしているのかわからずに、意味のないクラクションでみんなのストレスマックス。
そしてイライラがさらに募ってクラクションを鳴らすという悪循環。

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そんな国に比べたら、日本の道路はなんて快適なことか。

でも、道路を走っていて違和感を感じた。
道の狭さにではなく、看板の多さに!

日本ほど看板が多い国はないんじゃないかと思う。
しかも一つ一つの看板がでかい。
そして看板いっぱいに文字を書いている。
さらに一つのお店で何枚も看板を掲げている。
だから、視線を右に左に移しても何かしらの文字が飛び込んでくる。
例えばレストランなら、駐車場には背の高い看板、建物の正面にも側面にも看板、入り口にも看板、といった具合に。
お店だけでなく、「〇〇歯科」も「〇〇塾」も。
そしてガソリンスタンドやコンビニ、車販売店、携帯電話会社などは、のぼりを立てて安さや新製品、キャンペーンをアピールしている。
のぼりも1、2本でじゅうぶんなはずだけど、いくつも同じものを立てている。

さらに、そのお店や施設に看板を掲げているだけではなく、道路の目立つところに広告の看板がいくつも立っている。
日本で生活していればこの目障りさに慣れてしまうけれど、久しぶりにこんな環境に身を晒すと目がチカチカしてくる。

そんなにアピールしなくてもと思うんだけど、周りがアピールしてるからか目立つ色で文字を看板に書いている。
たしかに自分のところだけ地味にしていたら、その存在が周りの看板で埋もれてしまう。
そんな風にして、どんどんエスカレートしていくのかな。
みんなが控えめにしたら、街並みももっと整然として穏やかになると思うんだけどなあ。


2、ATMが無防備すぎる!!

わたしたちは3年5か月の旅行中、日本の銀行のキャッシュカード(以前から愛用していた福岡銀行のアレコレカード。海外でも手数料激安ですごく便利!)を使って現地のATMで現地通貨を下ろしていた。
日本でやるのと同じように。



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ATMなんて外国も日本のものもそんなに変わらない。
そう思っていたけど、久しぶりに使ってみてびっくり。

暗証番号を押すキーが丸見え。
他の人に見られないようにキーについているべきカバーがないATMも多い。
また、タッチパネル式のところは画面いっぱいに数字のキーボードが出てきて、手で覆って隠そうにも隠せない。

外国でATMを使うとき、わたしたちはいつも二人がかりで慎重にお金をおろしていた。
カードのスキミングや泥棒や強盗などの犯罪に遭わないように。
後ろに不審者がいないか確認し、キョロキョロしながらキーの部分を手で覆って暗証番号を打って、おろしたお金は素早くしまう。

そんなことが習慣になっていたから、日本のATMの無防備さにびっくりしてしまった。
みんな隠そうともせずに暗証番号を打ち込んでいる。

外国の犯罪者にとって、日本は天国みたいなところだなあ。


3、ついついティッシュを使っちゃう!!

旅行中はティッシュなんてトイレと鼻水を拭く以外で使うことはほとんどなかった。
何かをちょっと拭き取るなら、タオルで事足りる。
タオルが汚れたら、パパッと手洗いすればいい。
何の不自由を感じることなくそんな生活を3年5か月送っていた。

でも、帰国して気付けば無意識にティッシュをたくさん使っていた。
口元を拭くとき、ちょっとテーブルに何かをこぼしたとき・・・。
旅行中、ティッシュがなくても全然困らなかったのに、今ではすっかり依存している。

日本ではだいたいどの家庭でも、一部屋に一箱のティッシュが置いてあるんじゃないかな。
やっぱり手の届くところにティッシュがあれば、便利だからついつい使ってしまう。
一部屋に一箱、バッグやポケットに一つ。

日本に来たことのある外国人は、街頭で無料でポケットティッシュが配られることに驚く。
日本が世界で一番、ポケットティッシュを持ち歩く人が多いんじゃないかな。


4、ワインがこんなに安かったっけ!?

スペインやフランス、ハンガリーに南アフリカ。
チリとアルゼンチン・・・。
ワインの名産地を旅し、安くておいしいワインをたくさん飲んできた。
日本円にして600円くらい払えば、まあまあのワインが1本買えた。

旅をしている最中にも「ああ、あの場所に戻りたいなあ」「またあそこでゆっくりしたいなあ」とケンゾーと言い合うことがあったけど、ふたりが恋しくなる場所はたいていワインの名産地だった。

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ワインの名産地を離れるときは、いつも寂しい思いをした。
そして、世界一周旅行を終えるときその思いは強くなった。
「日本に帰ったら、もうおいしいワインを気軽に飲めなくなるなあ。
日本はワインが高いし、安いワインはおいしくないだろうし」


ワインは好きだけど、難しくてわからないイクエとケンゾー。
それでも、世界でおいしいワインを飲んできて、行く前よりも少しは舌が肥えた。
おいしいワインの見分け方はわからないままだけれど、品種がしっかり明記されているもの、名産地のものを買えば、それなりにおいしいものにありつける。
海外ではそんなワインが安く手に入る。

世界一周を終えることに心残りはそれほどないし、帰国することが嫌ではなかったけど、ワインが飲めないと思うと、とても残念な思いがして、ため息が出た。

でも、帰国した次の日、熊本の実家に帰る途中で立ち寄った大型スーパーの酒コーナーに、ワインがずらり!
しかも安い!!
1本1000円以下のがたくさんある。
そのほとんどは、ワインの名産地のものだし、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン・・・と品種もしっかりしている。

「うわー!
 なんだー、安いやん!!」

思わず声をあげて、顔がにやける。

海外で売っていたワインの値段とほとんど変わらない。
チリでよく飲んでいたワインなんて、まるっきり同じなのに現地よりもむしろ日本の方が安い。
600円ぐらい。

世界一周に行く前は、日本のスーパーで売っているワインはこんなに種類はなかったと思う。
1000円以下のものは、品種のはっきりしないものだったような気がする。
この3年5か月のうちに、日本でワインがすっかりポピュラーになったのかもしれない。

日本に帰っていちばん嬉しかったことは、このワインが安くなっていたことかも。

そのほか、世界一周前と比べて変わっていたことはいくつかあった。
その一つが、ネコブーム。
旅行に行く前もネコカフェはあったけれど、こんなにもネコブームではなかった。
CMでもネコが登場するし、ネコグッズもたくさんあるし、何よりネコを飼っている人がすごく増えたと思う。

もちろん変わらないものもある。
ずいぶん変わってるだろうなと思って、全然変わってなかったのはテレビだった。
3年5か月も日本を離れていたから、芸能界の入れ替わりも激しくて、きっと知らない芸能人がいっぱい出てきてるだろうなと思っていた。

でも実際日本に帰ってテレビを見てみると、人気番組は以前と同じ番組だし、出演している芸能人も同じ顔ぶれ。
特に芸人は知らない若手がたくさんいるだろうなって思っていたけど、人気番組の司会は相変わらず同じ人たち。
番組を盛り上げる芸人たちは、30代後半からの中年の人たち。
そのことを姉に言ったら「そりゃそうだよ。わたしたち世代がテレビで活躍してるのは当然だよ。だって今の若い子はスマホもあるしテレビ見ないんじゃない? 見るのはわたしたち世代だもん」と言われた。
そうかもなあ。

世界一周に行く前はスマホを持ってる人もそんなに多くはなかったし、LINEなんてあったのかもしれないけど私の周りではほとんど誰も使っていなかった。
フリーのWi-Fiがあるところも限られていた。

でもインターネット関連の普及は、日本に限ったことではない。
世界旅行をしているときも前半はWi-Fiがある宿を探すのも苦労したし、Wi-Fiがないからインターネットカフェを探したりしていた。
つながるスピードも遅くて、ブログに写真をあげるのも時間がかかったり、途中で回線が切れたりして苦労した。
それが旅が進むごとに、つまり月日が経つにつれ、インターネット事情はよくなる一方だった。

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先日、バングラデシュでホームステイをさせてもらった女の子からfacebookにメッセージが届いて驚いた。
その家族とは移動中の列車の中で知り合い、急に家に泊めてもらうことになったんだけど、ど田舎で水道も電気もないところだった。

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インターネットは猛スピードで世界中に普及していて、映画や音楽、ファッションの画一化を進めている。
そしてそのグローバルなファッションや嗜好の流行は、その土地ならではの文化を飲み込んでいき、どこも似たり寄ったりな雰囲気になっていくんじゃないかと思う。

だから「旅したい」と思ったあの時に、後回しにせずに世界一周に行けたことはよかったなあと改めて思う。

まあ、老後は過酷なものではなく安心して穏やかな旅行を求めるかもしれないけど。
刺激の少ない、日本水準の外国のきれいな観光地を。

だっていま、日本で世界の秘境や過酷な旅がテーマのテレビ番組で、レポーターや芸人がダニがいっぱいいそうな安宿に泊まっていたり、茶色の水で顔を洗っていたり、ゲテモノを食べたりする場面や、汚いトイレが映ったりしているのを見ると、「うわー。きったな〜い!ムリ、ムリ!」と自然に顔をしかめて言ってしまう。
その度にケンゾーに「俺らもこんなことしよったし。むしろこれより汚くてひどかったし」と突っ込まれる。
ふと我に返り、そういえばそうだったなあ、よくあんなことできたなあと思う。

スーダンの野戦病院みたいな宿に、本当に自分が泊まっていたなんて。

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コーヒー牛乳色のシャワーは、体を流すと体が茶色く汚れた。
それでも汗を流したかったからシャワーを浴びていた。

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あんなことができたのは、旅マジックにかかっていたのかなあ。
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No title

http://c.ww3.jp/
車中泊のサイト作ってます。
よろしければ遊びに来てください!

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お体大丈夫ですか

 体調について一切触れられていませんが、大丈夫ですか。

Re: No title

車中泊を楽しまれてるんですね。
良いご旅行を。

ヒデ さま

コメントありがとうございました。

前回の時も記載されたアドレスに、お返事をメール致しました。
ヤフーのアドレスから送っているので、迷惑メールになっているかもしれません。
ご確認ください。

あき さま

ご心配おかけ致しております。

以前の記事でも何度か少し書いているのですが、去年の冬前に退院しもう大丈夫です。
ありがとうございます。
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