Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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ただいま!日本

2017.07.01 11:15|世界一周裏話☞EDIT
好きなお店はKALDIのイクエです。
全国展開しているチェーン店のKALDIはもともとコーヒー豆屋さんなんだけど、輸入食材を扱っている店。
アジアのインスタントラーメンや、ヨーロッパのチーズや生ハム、パスタやソース、行ったこともない国の食べたことのないもの、各国のスパイスや、お茶、ワインのほか、日本各地のご当地お菓子やドレッシングなど、珍しくおもしろい食材を販売している。
見ているだけでも飽きないし、ここで食材を買えば食のレパートリーが広がる。
週に2回は行ってるかも。
月に1万円くらいはここで買い物してるかな。
昨日は夕食で、ここで仕入れたタイのココナッツカレーのルーでチキンカレーを作り、ナンの粉を買ってナンを焼きました。

ついにこの時が来てしまった。
もう、この船に乗ったら3時間後には日本だ。

さすがに船に乗り込むときウルっときてしまって、慌てて平常心を取り戻そうとした。

DSC_0701.jpg

この気持ちをどう表せばいいのかわからない。
「感無量」とは、こういう気持ちを言うんだろうか。
でも、心はそこまで高ぶってはいない。
思いのほか穏やかだ。

達成感、ではない。
寂しさと安堵感がないまぜになったような気持ち。

「ついにこの時が来たのかあ」と現状を受け入れることに少しの戸惑いを感じつつも、「帰るところに帰るんだなあ」と、ごく自然な流れを受け入れる気持ち。

DSC_0703.jpg

船の中には韓国の短期旅行を楽しんだ人や、仕事から日本に帰る人たちが乗っていて、日本語が普通に聞こえてくる。

これまで3年5か月も日本に帰らず世界を一周してきたイクエとケンゾーにとっては、特別な船旅ではあるけれど、乗客の一員として横一列の座席に座っていると、この移動もごく普通のものに思えてくる。

DSC_0702.jpg

ドラマチックなフィナーレではない。

こんなに冷静な気持ちで旅の終わりを迎えるとは思っていなかった。
そしてそのことにホッとしている。

もっと旅に未練があったり、この先どうやって生きていくのかわからないことに不安をもったりするかもしれないと思っていたから。

もとから、わたしたちの世界一周は二人の人生の中でごく自然な流れで行い、特別なことではなかったのかもしれない。

3年5か月前も、わたしたちはひっそりと日本を出てきた。

「仕事辞めたらちょっとゆっくりする。
 長期で旅行にでも行ってくる」

周りの人にはそんなふうにさりげなく伝えた。

世界一周をする旅人の中には、日本で壮行会を開いてもらい、空港で大人数の仲間たちに見送られて出発する人も多いけれど、わたしたちふたりにとってそれは考えられないものだった。

仕事を辞めて気ままな旅行をするなんて、後ろめたかった。
同僚たちが一生懸命仕事をしているのに、そこから「いちぬけた〜」なんて無責任。
身内には心配をかけることになる。

旅はただの道楽でしかない。
胸を張ってできるようなものではない。
単なる自分たちのわがままな行動に、他の人を付き合わせるなんて申し訳ない。

だから出発するときは、母に地元の駅まで送ってもらってそこからふたりだけで列車に乗って下関まで行き、フェリーターミナルまで歩き、静かに日本を発った。

自分たちの日記代わりと家族への旅の報告を兼ねて始めたこのブログは、予想もしない多くの人たちに読んでもらい、わたしたちのことを知っていただくことになったけれど、それでもわたしたちの旅への考えが変わることはなかった。

空港でたくさんの家族や仲間たちが出迎えてくれて、旅のフィナーレを迎える人は多い。
でも、わたしたちは出発したときと同様、ひっそりと日本に帰るつもりだった。

空港から路線バスかタクシーでバスターミナルまで移動してそこから熊本行きのバスに乗って実家に帰ろう。
そう思っていた。
でも、ケンゾーのお兄さんが高齢のお義父さんを連れて車で迎えに来てくれると言ってくれた。
ありがたい。

ずっと海ばかり見えていた窓から、見慣れた島が見えてきた。
何十回、あの島を訪れただろうか。
玄界島。

DSC_0706.jpg

玄界島は2005年の福岡県西方沖地震でもっとも被害を受けた場所で、一時は全島民が島外で避難生活を送り、ほとんどの住宅が被害を受けて解体され、再整備されたところ。

わたしが記者として働いていたとき、玄界島担当のような形になって何度も取材し、友人もできた。
思い入れのある島が、最初に窓から見えたので感慨深く感じ、旅に出る前に働いていたときのことや生活を思い出した。

3年5か月も前にそんな生活に終止符を打ち、異国でまったく違う時間を過ごしていたのに、日本でのかつての生活に懐かしさを感じるのではなく、ついこの間のことのように思える。

窓から福岡の街並みが見えた。
その景色も懐かしい、ではなく、自分にとって当たり前の慣れ親しんだ景色だった。

DSC_0710.jpg

自分たちがすーっと違和感なく、日本社会に溶け込み始めているのがわかる。
それは、予想していたことだった。

旅をしているときは「きっとそうなるだろうけど、なんかそれは寂しいなあ、嫌だなあ」と思っていた。
しかし、実際はそれはそんなに寂しいものでも嫌な感覚でもなかった。

「スタンプがたくさんあるし、日本の出国スタンプが3年5か月も前のものだから、入管で怪しまれそうよね」
そんなことを言いながら、船から降りて入国手続きの列に並んだ。

問いただされたらなんて答えよう。
夫婦で世界一周してましたって答えたら、怪しまれるかな。

だけど、職員の男性はわたしのパスポートをパラパラとめくりながら、温和な顔で言った。
「ずいぶん長い間、旅行されてたんですか?」
「はい」
「いいですねー」
そう言ってスタンプをあっさり押してくれて、パスポートを閉じてわたしに穏やかな笑顔で返してくれた。
この言葉とともに。

「おつかれさまでした」

入管の職員からそんな言葉をもらうなんて予想もしていなかった。
だけど、日本ならではのその言葉は、とても優しく、すんなり入ってきて、これまで旅行中ずっとどこかにあった緊張の糸を緩めてくれ、肩の荷が下りたような気分にさせてくれた。

「おつかれさまでした」

別に誰かのためにがんばっていたわけではない。
自分たちが好きなように旅行していただけ。
日本の生活が息苦しくなって、海外逃亡のように世界一周に出ただけ。

そんな労いの言葉をかけてもらう立場にないけれど、日本の地を踏み、ホッとした自分に妙にしっくりくる言葉だった。

外に出ると驚いたことに、昔の会社の後輩が出迎えてくれた。
特に連絡もしてなかったのに、ブログからきょう船で帰るらしいと察知した彼女は船の時間を調べて待っててくれたのだった。
旅行前は生まれていなかった息子と手をつなぎながら。

会社の人たちには、自分が無責任に仕事を辞めて好きな旅行に行くということが後ろめたくて、辞めるときはしっかりとした説明も、気の利いた挨拶もお礼もしていなかった。
わたしにとって仕事や同僚はとても大きな存在だったけど、だからこそどうすればいいのかわからなかった。

夫が単身赴任中のなか幼い子どもを育て、記者としてがんばっている彼女。
あいかわらずきれいで、髪の毛やメイク、ネイルにも気を使って、上品な身なりをしている。
今のわたしにはとてもたくましく、生き生きと見える。

そんな彼女が、小汚いバックパッカーのわたしに言った。
「おかえりなさーい。
 わー、二人とも焼けましたね。
 無事でよかった!
 
 ところで帰ってすぐにこんなことを言うのもなんですけど、また一緒に仕事しませんか?
 ケンゾーさんも。
 他の人たちもそう言ってますよ」


まさかそんなことを言ってくれるなんて思ってなかったから驚き、戸惑った。
そして、ものすごく、ありがたかった。

日本を逃げるように出て、世界を好き勝手に放浪したわたしたち。
でも、日本に帰って、世捨て人のようにはなりたくないと思っていた。
できれば、社会に遮断されることなく、しっかりと生きていきたい。

夫婦で3年5か月もバックパッカースタイルで世界一周するなんて、個性的で変わってると思うかもしれないけど、案外わたしたちは「普通」だし、そしてまた普通の生活を求めている。

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なんだか照れくさくて、後輩には「ありがとう」とだけ伝え、また一緒に飲むことを約束し、迎えにきていたケンゾーの二番目のお兄ちゃんとお義父さんと再会した。
高齢のお義父さんが元気そうで、何よりだった。

この3年5か月、家族が元気だったことが本当にありがたい。

車の中では、ユーミンの歌ばかりが流れていた。

お兄ちゃんが言った。
「ユーミンかな、と思って選曲したんよ。
 松任谷由実じゃなくて、荒井由実のときのね」

若い頃の、軽やかなユーミンの声。

明るいけど少し物悲しく、どこか郷愁あるユーミンのメロディーが、久しぶりに見る日本の景色とわたしたちの今の気持ちにぴったりだった。

DSC_0714.jpg

お兄ちゃんは、ケンゾーの兄弟やいとことの食事会をセッティングしてくれていた。
3年5か月ぶりに帰った日本での初めての食事は、お兄ちゃん馴染みのお店。

DSC_0719.jpg

久々の和食は、お寿司?天ぷら?

テーブルには、手書きのお品書きが置かれていた。
お兄ちゃんのチョイスはすばらしかった。

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DSC_0734_2017070109243788d.jpg

こういうのは、海外の高級な日本食レストランでも食べられない。

筑前煮や、鮎。
日本ならではのものを食べると、日本に帰ったと実感するし、あぁやっぱり日本はいいなあとしみじみ思う。
ケンゾーは芋焼酎をたっぷり味わった。

その日の夜はケンゾーの実家で、布団を敷いて疲れた体を横たえた。

次の日の朝は、コンビニでパンでも買おうと思っていたら、一番上のお兄ちゃんが用意してくれた。

DSC_0743.jpg

帰国したら、旅のことはまるで夢だったかのように思えて、日本の生活にすぐに慣れる。
世界一周旅行者が口々に言っていた言葉。

イクエとケンゾーは、たった一日でそれを実感することになった。

でもそれは、もったいないことでも寂しいことでもない。
わたしたちには帰るところがあり、やっぱり日本が一番好きで、そして居心地がいいことの証だから。
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お疲れ様でした。

長い間楽しませて頂きました。
帰って来られて色々ありながらも一旦の完結を迎えられて嬉しいです。
日本でも旅以上の『楽しみ』を…

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とうとうフィナーレまで来ましたね。
長い間楽しませていただきました!
これからもお二人で仲良く歩いてくださいね。
いつか福岡に行った時は、生話を聞かせてください😄

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長い間楽しませていただきました!
これからもお二人で仲良く歩いてくださいね。
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お帰りなさい

初めてコメントします。先日入院することになり、スマホで時間潰しの読み物を探していたところこちらに辿り着きました。(今はハンガリーを拝見しています)地理、歴史、文化、トラブル解決方法…など大変読み応えのあるブログで、楽しみです。退院した後はいつかどこかを後追い旅したいとリハビリ頑張っています。最後になりましたが、イクエさん、その後の体調はいかがでしょうか?体は正直です。くれぐれもご無理をなさらないでくださいね。

こんにちは。私もおふたりと同時期に、短い間ですが夫といろいろ周っていた者です。当時はおふたりのブログを具体的に旅のルートやスタイルの参考にさせていただき、帰国してからも、ひそかにずっと読ませていただいていました。その楽しみがついに終わってしまうのかー!と思うと少し寂しくはありますが、私自身、帰国後の生活が楽しみだったように、おふたりにとっても今は普段通りの日本での生活が楽しくて、より大切でいとおしいものになっているんじゃないかなあと想像しています。おふたりのこのさきの生活が旅中とおなじく充実して幸せであることを、陰ながらお祈りしています!
最後に、すっかり日本に馴染んでいる……とおっしゃっていましたが、旅先で得た経験や知識はたしかなものとして自分のなかにあって、その目線で日本や世界を見つめてくださる、そんな方が自分と同じ日本にいてくださることを素晴らしく心強く思います。たくさんの経験を私たちにも分けてくださり、ありがとうございました。長い間、お疲れさまでした。

佐渡市 さま

長いこと、わたしたちの気ままな旅にお付き合いくださって、本当にありがとうございます。
みなさんに読んでいただいたことで、三日坊主のわたしたちがブログを続けることができました。

旅以上の楽しみ、見つけていきたいです!

masumi さま

こんにちは!
コメントありがとうございます。
私の方はすっかり回復しました。
私は安静にしているときは、ナンプレばかりして時間をつぶしていました。

masumiさまの体調が回復されること、お祈りしています。
リハビリ、辛いかと思いますが、どうか素敵な国への旅を目標に頑張ってくださいね。

naru さま

素敵なコメント、ありがとうございます。
そんな風に思ってくださるなんて、わたしたちもとても嬉しいです。

旅行中、旅をしている夫婦と会うことがたまにあって、そのときは4人で話すのが本当に楽しかったです。
夫婦ならではの旅の話で盛り上がっていました。
時には一緒に旅行したりしていましたよ。

naruさんたちとも旅行中、お会いできたら良かったな。

お互い日本での日常生活も楽しみましょうね!!
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