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旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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はるか3500キロから モナルカ蝶を追い求めて

2017.03.21 11:56|メキシコ☞EDIT
コメントの返信が遅れているイクエです。
本当に申し訳ないです。
古いものから順番に返信していますので、もうしばらくお待ちください。

改めて、わたしたちのブログのコメントの扱いについてです。
多くのブログが承認制(ブログ主が判断し、いただいたコメントを公開するかしないか決める)にされているなか、わたしたちは自分たちに不都合なものも載せるということを当初より貫いています。
一番の理由が、言論の自由を尊重したいということにあります。
さらに公開にすることで、うまく言えませんが正々堂々、逃げも隠れもしないという姿勢でいたいからです。
しかしそのことによって、嫌な思いをされたり不快な気持ちになられる方も少なくないと思います。
それでも、よっぽど他人を貶めるような発言や、まったく関係のない発言でない限り、これからも公開にしていく方針です。
コメントをお寄せいただくとき、公開にするのか非公開にするのか、コメントを送る側が選択できるようになっています。
なので、わたしたちだけに向けてコメントを残したい人、他の読者との絡みを避けたい人は「非公開」をご選択ください。
ただ、非公開にされた場合、わたしたちもどこまでいただいた文章に触れていいのかわからないので返信をしないことにしています。
もし、コメントを見られたくないけどわたしたちの返信がほしいという方は、このブログの「メールはこちらから」というところからわたしたち宛にEメールを送ることができるようになっています。
ご自身のスタンスで選んでいただければと思います。

はるか彼方から飛来してくるというモナルカ蝶を求めて、車を走らせているロロとマリアとケンゾーとイクエ。
モナルカ蝶保護区(Santuario de Mariposa Monarca)のあるアンガンゲオは、思っていた以上に遠かった。

午前中トルーカを出発したときは、青空が広がるいいお天気だったのに、空を見るとどんよりと曇っている。
そのうち霧も出てきそう。

入場料を支払い、車で森の入り口まで進んでいく。
ひらけた場所で、優雅にたくさんの蝶を見られるのかと思っていたけど、なんか想像と違う。
こんな奥地なのね。

DSC_9524.jpg

車で行けるのはわずかな距離。
森の入り口に車を止めて、ここからはひたすら歩いていく。

むむむ。
軽装で来ちゃったけれど、リュックサックに水、お菓子、上着。
ここに来る人は、ハイキングの準備をしてきたほうが賢明だよ。

DSC_9526.jpg

背の高い木々が頭上を覆う。
まさに「森」。
天気が下り坂なうえ、光も遮られるから肌寒い。
残念ながら、きょうはハイキング日和ではないなあ。

ここに来る人へもう一つアドバイス。
街から離れているので、早朝に出発して昼前に到着するように計画してね。
そうしないと、日が暮れてから森を歩くことになりますよ。

「蝶にいつ会えるかな」という期待感に包まれて森の中を歩いていくのは楽しい。
30分くらい歩けばいいのかと思っていたけど、蝶の聖地はどうやら山奥みたい。
けっこう本格的なハイキングになってきた。

マリアはここにきて、馬を借りることに。

登山道では、馬を引き連れた地元の人たちがいて、有料で馬に乗せてもらうことができる。

DSC_9528.jpg

ロロとマリアは10年くらい前に、ここに来たことがあるのだそう。
昔と比べて、蝶の聖地はどんどん山奥に移動してるんだって。
前はもっと、ふもとに近いところで蝶が飛び交っていた。
それが今はまだ一羽も見ていない。

地元の人が言うには、ふもとの街が広がっていて、蝶が人里から逃げるように年々山奥へ移動しているらしい。

そのうちこの山にも来てくれなくなるかもしれないなあ。
そうなったら本当に残念だ。

歩き始めて1時間半。

突然、森が途切れ、視界の開けた草原のような場所にでた。

なんとなく、ここがゴールっぽいけれど・・・。

DSC_9529.jpg

横たわる丸太に腰掛けて、お菓子休憩。
普段なら、この草原に鮮やかなオレンジ色の蝶が無数に飛び交っているんだそう。

でもきょうは寒いからなのか、午後3時近くで陽が傾き始めたからなのか、蝶の姿が見られない。
いったいどこに蝶が?
まだ先まで歩くのかなあ。

そう思っていたら、いきなり馬に乗ることになった。
引いてくれるのは、小学校高学年くらいの少年。

よろしくお願いします!

DSC_9530.jpg

草原を離れて、馬はどんどん森の中を突き進んでいく。
地面は、でこぼこ道だったり、大きな木が何本も倒れていたり。
ユッサ、ユッサ体が前後に揺られていく。

DSC_9533.jpg

旅行中これまでも何度か馬に乗る機会があったけれど、こんなに条件の悪いところはそうそうない。
馬を乗りこなす人って本当にすごい。
馬を操れないわたしだったら、歩いたほうが早いって思っちゃうもん。

て思っていたら、10分もしないうちに降ろされてしまった。

足元の悪い上り坂が続く。
さすがの馬も、ここは無理よね。

そしてさらに歩いていく。
奥へ奥へ、ずんずんと。

蝶の聖地を甘く見ていた。
半分植物園みたいな場所で、ふわふわと美しい蝶が飛び交い、「うわ~、待って待って~」と追いかけるイメージでいたんだけどなあ。

簡単に人を寄せ付けないところにあるんだね。
そりゃ、そうだよね。
わざわざカナダから何千キロもかけて、この場所にやって来ているのだから。

DSC_9534.jpg

道なき道を歩いていき、森が深くなり、大木が立ちはだかる。
もうこれ以上歩けないというところまで来て、ガイドが足を止めた。

ロロとマリアが小声になる。

「着いたよ。
 ここだ。
 ほら、あそこに」


DSC_9537.jpg

あそこにと言われても、飛んでいる蝶はいない。
どうやら木に止まっているらしい。
でも、枝を見てもそれらしいものは見えないんだけど・・・。

ケンゾーが言った。
「あ!
 あれ!?
 すごい。
 あんな風になってるんだ」


DSC_9565.jpg

「え?
 どこ?
 わからん」


「ほら、あそこたい。
 あれ全部」


「どこ?
 えっ!?
 あれ?
 あの葉っぱみたいなやつ?」


DSC_9575.jpg

DSC_9566.jpg

蝶がたわわに実っている。
そう表現したくなる状態。

目の前の木々の枝という枝に蝶が群れて止まっている。
気味悪いぐらい多く。

DSC_9542.jpg

モナルカ蝶が越冬のためにここにやってくるのは11月末から3月中旬。
このモナルカ蝶の保護区は、世界遺産に認定されている。

3500キロも離れているカナダから、群れをなしてやって来ている。
どうやってそんな長距離を移動できるのか、不思議でならない。

DSC_9578.jpg

モナルカ蝶と呼ばれているけれど、正式にはオオカバマダラ。
体調は5センチほど。
オレンジ色をしていて、縁は黒く、白い斑点がついている。
飛ぶスピードはゆっくりだけど、気流に乗るのが得意で、長い距離でも移動できるのだそう。

DSC_9581.jpg

夏に北アメリカで過ごすこの蝶は、そのときに花の蜜をたくさん吸って、エネルギーを蓄えておくんだって。
そして夏が終わると南へ向かって大移動をする。

きょうはあいにくの天気だけど、森の中に日差しが差し込む暖かい日は、一斉に蝶が羽ばたき、あたり一面で何万匹の優雅な蝶の乱舞が見られる。

越冬のためにここまでやって来ているモナルカ蝶。
どんよりとした曇りのきょうは、鈴なりになって体を温めている。

DSC_9577.jpg

一つの枝に数えられないほどの蝶がぶら下がっているものだから、ときどき重みに耐えかねて枝がドスン、と折れて落下してしまうこともあるんだって。

一羽だと数グラムほどしかないんだろうけど、これだけたくさん枝に止まっていたら、すごい重さになるだろうね。

頭上の枝に数え切れないほどの蝶が止まっているけれど、地面にも。
暖かい楽園を求めて、体力を限界まで使って大移動をし、ここで息絶えた蝶たち。
自然界の厳しさのようなものを感じる。

DSC_9576.jpg

ほかの蝶も同じように、ここまでたどり着いて命を落とすのだそう。
モナルカ蝶は、南下するのと北上するのとでは世代が異なる。
1世代でここまでたどり着いた蝶たちは、新しい命を作り、その子孫が冬の終わり頃に北へと帰っていく。

DSC_9556.jpg

南下するのは1世代だけど、北上は3世代から4世代にかけて行われるんだって。
それで寿命も南下する世代の方が長いらしいけど、理由はよくわからない。

DSC_9559.jpg

このモナルカ蝶。
実は危機に瀕している。
モナルカ蝶の生息地が破壊されているからだ。
アメリカで耕作地を確保するために殺虫剤が撒かれたり、メキシコでの木材の伐採による森林破壊が進んだり。

DSC_9572.jpg

蝶が飛び立たないかとしばらく見上げていたけれど、蝶たちは微動だにしない。
寒いからしょうがない。

でも想像を超える数の蝶を見られて、しかもこんな風に鈴なりに止まっているとは思わなかったから、ここに来てよかった。

DSC_9568.jpg

ロロとマリアは前回二人が来たときと比べて、飛んでいる蝶がいないし、だいぶ奥地まで歩かせてしまったことを、わたしたちに申し訳ないと言った。

「もっと飛んでると思ったんだけどね・・・。
 せっかくここまで来たのに、ごめんね。」


そんなことない。
わたしたち二人だけだったら、こんな場所に来られなかったし、存在さえ知らなかった。
ロロのほうが、長時間車を運転して大変だった。
しかもまた、これから何時間もかけて運転して帰らないといけない。

「いいのが見られたよ。
 連れて来てくれて本当にありがとう。」


4人でここまでドライブをし、ハイキングをしたことも楽しかった。
世界一周の終盤に、メキシコですごくいい思い出ができたよ。

帰り際、みんなで記念撮影。

DSC_9583.jpg

帰りは下り坂だから、行きよりも楽に歩けた。

車に乗ってしばらくすると日が暮れ始めた。
ロロは真っ暗な山道を運転してくれている。

暗闇の中、車内は4人だけの空間。
わたしは、ロロとメキシコの前に会ったのは日本の被災地で二日くらいだけだし、マリアには今回初めて会った。
でも、きょういっしょに長時間のドライブをし、ハイキングをして、まるで昔からの知り合いみたい。

カーブのたびに揺れる車の中で、わたしは心地よい疲労感と満たされた気持ちに包まれていた。
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Comment

No title

自然界の凄さ、厳しさ、美しさ、神秘が感じられました。
自然に溶け込んでいる4人の笑顔も素敵です(*^^)v



yumiさま

ひらひらと大乱舞する蝶を見られなかったのと、みなさんにも写真でお見せすることができなかったのは残念ですが、神秘的でした。

遠くからやってくる蝶のエネルギーってすごいですね。
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