サン・クリストバル・デ・ラス・カサスという長い名前の素敵な街
一日に2リットルくらいお茶を飲んでるイクエです。
毎日よく汗をかいています。
でも、ケンゾーに比べたら全然。
ケンゾーは、ご飯を食べるだけで汗をかくからね。
イクエとケンゾーが滞在しているメキシコの高原都市、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス。
コロニアルな街並みを、伝統衣装に身を包んだ先住民たちが行き交うこの街は、とても雰囲気がいい。
ここで長居する旅人がいるのも納得できる。

メキシコの中央平原に位置する、標高2100メートルのこの街には、数千年も前から人が暮らしていた。
マヤ族たち。
けれど、1528年、スペインから恐ろしい侵略者たちがやってきた。
軍隊によって多くの人たちが殺されてしまった。
それからというもの、スペイン人たちは、この美しく涼しく過ごしやすい場所に、スペイン風の街をつくりあげていった。


中南米で世界遺産の古都を巡ってきたけれど、それらと比べても引けをとらない。
でも、この街は世界遺産ではない。
海も遺跡もある、広大な国土を持つメキシコ。
メキシコには、文化遺産も自然遺産もたくさんあるから、あまりここを推していないのかもしれない。

中南米のコロニアル建築に特徴的な中庭をもつ家。
通りに面した暗い入口から中庭をのぞくと、太陽の光を燦々と浴びた中庭が、社会から切り離された楽園のように見える。
あるいは、秘密の花園?

スペインからの宣教師たちがこの地にやって来て、数多くの壮大な教会を造り上げていった。
サン・クリストバルの街を歩いていると、どこからでも何かの教会が見える。

洋菓子で作ったお城みたいな教会。
メルヘンチック。

この街の最大の寺院はサント・ドミンゴ教会。
1560年に完成し、その後17世紀にいまのようなバロック様式の装飾が壁に施された。
この教会の前には民芸品市場が並び、旅行者たちを楽しませる。
教会の下に見える白いテントが民芸品の露店。

西陽を浴びて黄金色に輝くのは、街のシンボルのカテドラル。
こちらもバロック様式。
カテドラルの前は広場になっていて、いつも人が多く活気がある。

こんなサン・クリストバルの街は、外国人に愛されている。
長期滞在する人、そしてここに移住してくる人も多い。
それを象徴するのが、街の一画にある市場。
外国人の人たちでごった返している。

ここで売られているのはオーガニックの野菜や、天然酵母のパン。
体にいい、おいしいものたち。


いわゆる「ナチュラリスト」と呼ばれる人たちが好きそうなお店ばかり。
お店をやっている人もさまざま。
メキシコ人がこだわって生産していたり、移住してきた人が自分のやり方で作ったり、NGOが地元の人たちを巻き込んでやっていたり。


ハーブがたっぷり練り込まれた、焼きチーズ。
パンに塗って食べるとおいしそう!
ワインのアテにもできるね。

イートインコーナーもあって、その場で買ったものを挽き立てコーヒーやフレッシュジュースといっしょに楽しめる。
できたてのアツアツをほおばる人たち。
スイーツに癒やされる人たち。

ここに来ると、この街にこんなに外国人がいたのかと驚く。
涼しくて過ごしやすいし、街の規模もちょうどいいし、先住民たちもたくさん住んでいるこの街には、魅力がいっぱい。

いちばん人気のコーナーが、ダンディーなおじさんのピザ屋さん。
オリーブやバジル、チーズがてんこもり。
このピザの匂いを嗅ぐだけで、おいしいのがわかる。


この市場に、わたしたちの宿「カサ・カサ」のメンバーが出店したらいいのに、って本気で思った。
タコ焼き、売れると思うけどなあ。
欧米人向けに、中にチーズを入れたら人気がでそう。
メキシコ人向けには、ハバネロかな。
居心地のいいサン・クリストバル。
時間があれば、何か月でもいたい街。
毎日よく汗をかいています。
でも、ケンゾーに比べたら全然。
ケンゾーは、ご飯を食べるだけで汗をかくからね。
イクエとケンゾーが滞在しているメキシコの高原都市、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス。
コロニアルな街並みを、伝統衣装に身を包んだ先住民たちが行き交うこの街は、とても雰囲気がいい。
ここで長居する旅人がいるのも納得できる。

メキシコの中央平原に位置する、標高2100メートルのこの街には、数千年も前から人が暮らしていた。
マヤ族たち。
けれど、1528年、スペインから恐ろしい侵略者たちがやってきた。
軍隊によって多くの人たちが殺されてしまった。
それからというもの、スペイン人たちは、この美しく涼しく過ごしやすい場所に、スペイン風の街をつくりあげていった。


中南米で世界遺産の古都を巡ってきたけれど、それらと比べても引けをとらない。
でも、この街は世界遺産ではない。
海も遺跡もある、広大な国土を持つメキシコ。
メキシコには、文化遺産も自然遺産もたくさんあるから、あまりここを推していないのかもしれない。

中南米のコロニアル建築に特徴的な中庭をもつ家。
通りに面した暗い入口から中庭をのぞくと、太陽の光を燦々と浴びた中庭が、社会から切り離された楽園のように見える。
あるいは、秘密の花園?

スペインからの宣教師たちがこの地にやって来て、数多くの壮大な教会を造り上げていった。
サン・クリストバルの街を歩いていると、どこからでも何かの教会が見える。

洋菓子で作ったお城みたいな教会。
メルヘンチック。

この街の最大の寺院はサント・ドミンゴ教会。
1560年に完成し、その後17世紀にいまのようなバロック様式の装飾が壁に施された。
この教会の前には民芸品市場が並び、旅行者たちを楽しませる。
教会の下に見える白いテントが民芸品の露店。

西陽を浴びて黄金色に輝くのは、街のシンボルのカテドラル。
こちらもバロック様式。
カテドラルの前は広場になっていて、いつも人が多く活気がある。

こんなサン・クリストバルの街は、外国人に愛されている。
長期滞在する人、そしてここに移住してくる人も多い。
それを象徴するのが、街の一画にある市場。
外国人の人たちでごった返している。

ここで売られているのはオーガニックの野菜や、天然酵母のパン。
体にいい、おいしいものたち。


いわゆる「ナチュラリスト」と呼ばれる人たちが好きそうなお店ばかり。
お店をやっている人もさまざま。
メキシコ人がこだわって生産していたり、移住してきた人が自分のやり方で作ったり、NGOが地元の人たちを巻き込んでやっていたり。


ハーブがたっぷり練り込まれた、焼きチーズ。
パンに塗って食べるとおいしそう!
ワインのアテにもできるね。

イートインコーナーもあって、その場で買ったものを挽き立てコーヒーやフレッシュジュースといっしょに楽しめる。
できたてのアツアツをほおばる人たち。
スイーツに癒やされる人たち。

ここに来ると、この街にこんなに外国人がいたのかと驚く。
涼しくて過ごしやすいし、街の規模もちょうどいいし、先住民たちもたくさん住んでいるこの街には、魅力がいっぱい。

いちばん人気のコーナーが、ダンディーなおじさんのピザ屋さん。
オリーブやバジル、チーズがてんこもり。
このピザの匂いを嗅ぐだけで、おいしいのがわかる。


この市場に、わたしたちの宿「カサ・カサ」のメンバーが出店したらいいのに、って本気で思った。
タコ焼き、売れると思うけどなあ。
欧米人向けに、中にチーズを入れたら人気がでそう。
メキシコ人向けには、ハバネロかな。
居心地のいいサン・クリストバル。
時間があれば、何か月でもいたい街。