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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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凍える闇 火を吹くフエゴ火山 

2016.06.26 10:04|グアテマラ☞EDIT
最近、夫と別の部屋で寝ているイクエです。
というのも、ケンゾーが夜中に寝苦しくなるらしく、いつのまにかベッドから移動して隣りの部屋の床の上で寝ているから。
布団もないし体がカチカチになるけど、本人が言うには「ひんやりして気持ちがいい」のだそう。
早朝は涼しいから、わたしが起きたときに「ベッドに移動しなさい」と言うと移動してそれから3時間くらいやっと熟睡。
どうしたらいいですかね。
ゴザでもひいてあげようか。

アカテナンゴ山のベースキャンプに到着したわたしたち。
きょうはここで夜を明かし、あしたの早朝に山頂にアタックする。

このキャンプ場は見晴しがいい場所で、間近にフエゴ火山が見えるそうなんだけど、雲と霧に包まれて姿を現してくれない。

待っていると・・・。

徐々に雲が流れていく。

あ、もう少し。

a_DSC_7940.jpg

間近に迫る三角形の火山はどっしりとして凛々しい。

フエゴ火山の標高は3763メートル。
山頂は、わたしの目線よりもやや上。
いまわたしたちがいるこのキャンプ地は標高3600メートル。

a_DSC_7934_20160623115747fe6.jpg

フエゴ火山は活火山で、いまもときどき噴火している。

1524年に噴火の記録があり、1970年代後半にも火山灰を吹き上げて火砕流を発生させるほどの大きな噴火があったのだそう。
さらに、2002年以降は毎年のように噴火している。
2012年の噴火では、40キロ離れた地点まで火山灰が降り、大規模噴火を危ぶんだグアテマラ政府は周辺の住民およそ3万5000人を避難させたという。

a_DSC_7936.jpg

山頂に目をこらしていると、ときどきもくもくと煙を出しているのが見える。

手前側には木が生えているけれど、奥の方には木一本も生えていない。
地滑りを起こしているような跡も見える。
噴火のたびに、火砕流が流れ、山肌を削り取っているのだろう。

山肌の色は、不気味なグラデーション。
真っ黒だったり、赤茶けていたり。

a_DSC_7938_20160623115751e0f.jpg

凛々しくも恐ろしい山は、確かにすぐそばにあるのだけど、すぐにまた雲に消されていく。
突如、姿を現したり、スーッと隠れたり。
幻の山。

a_DSC_7944_20160623115806976.jpg

かなり冷え込んできた。
持ってきている服を全部着込む。

高山病にかかってしまったサムくんはテントの中でずっと横になっている。
高山病のときはあまり横にならない方がいいと言われているけれど、外に出ると寒いし体も疲れ果てているのでそうすることしかできないようだった。

与えられたテントはフニャフニャで心もとない。
風がテントの中にも入ってくるし、この薄さだと夜露で中まで濡れてしまうだろう。

夜は寒さで眠れないかもしれない。

でも、こんな寒い思いをするのも、この旅で最後かもしれないなあ。
そう思うと、一晩乗り切ろってやろう!という意欲がわいてくる。

a_DSC_7946.jpg

それに、このロケーションはほんとうに素晴らしいのだ。
横には大きなフエゴ火山、そして真下には地上の豆粒のような集落や街並み。
いまは雲海に覆われているけど、雲が流れれば地上の光景ももっとはっきり見えるはず。

さらに、雲から突き出たアグア火山も。

a_DSC_7943_20160623115805a26.jpg

富士山のような三角形の火山を同時にふたつ見られるというロケーション。
そして、いまわたしたちがいる場所は、別の火山であるアカテナンゴ火山。
ここは、火山だらけだ。

テントに寝転がって、夕暮れのアグア火山を眺める。
贅沢な寝床。

a_DSC_7952_20160623115810031.jpg

太陽は雲を桃色に染めていき、しばらくすると周囲から色がなくなった。
暗闇の時間。

でも、フエゴ火山のほうを見ると、山頂が赤く染められている。

高く上がる煙。
間違いなく、噴火している。

a_DSC_7953.jpg

赤くなるたびに「ワーオ!」とか「エクセレント!」と歓声が上がる。

ここはこんなに寒いけれど、きっとあの場所はどくどくと炎が生まれ、熱風に包まれている。

「ドゥオーン」という音まで伝わってくる。
そして硫黄のような匂いも。

日本だと万が一のことを考えて、こんな場所へのトレッキングは規制されるだろうけど、ここはグアテマラ。
自己責任のもとで、それが許されている。
エチオピアのマグマをのぞき込むアルタアレのトレッキングもそうだったし、初心者でも6000メートル級の雪山に挑戦できるワイナ・ポトシもそうだった。
危ないことではあるけれど、海外だからこそできる体験とも言える。

わたしたちが苦労して運んだ薪に、ガイドたちが火をつけた。
しめっていて火なんてつくのだろうかと疑っていたけれど、火は勢いよく燃えていく。
焚き火のまわりにいると、体の中から温まっていく感じで、心も落ちつく。
まるで温泉に浸かっているみたい。

a_DSC_7956.jpg

「ココアかコーヒーを淹れてあげるよ。
 飲みたい人は、それぞれコップ一杯分の水を持ってきて。
 それとカップラーメンを食べる人も。」


a_DSC_7958_20160623115825e40.jpg

お湯はすぐに沸き、わたしたちは温かいものを口にし、さらに体を温める。
フエゴ火山の炎を見ながら。

時間は午後6時半。
フエゴ火山の山頂と焚き火のまわり以外は真っ暗。
もう寝る時間だ。

「あしたは4時に起きますよ。
 日の出前に山頂に着かないといけないから。」

ガイドが念押しした。

温かいその場を離れたくなかったけれど、わたしたちは震えるテントの中に戻った。

「ドゥオーン」「ボン!」
まどろみのなか、何度も不気味な音が耳に入ってきた。

a_DSC_7960_2016062311582602e.jpg

寒さで何度も目が覚める。
何度目かの目覚めのとき、ガイドたちの声が聞こえてきたので「もうそろそろ起きる時間だなあ」と思いながら、寝袋から出られないでいた。

「みなさーん!
 おはようございまーす。
 起きる時間ですよ〜。
 ウアッハッハッハ。」

ガイドは全然おもしろくないときも、大声で笑う。
映画の吹き替えのわざとらしい笑い方のようで、好感がもてない。
まわりの参加者のほとんどもそう思っているらしく、彼がわざとらしく笑うと、あきれた顔で目配せをしあっている。

それでも、彼のわざとらしい笑いが必要なときもあるのだ。
おもしろくないときも、みんなが疲れて空気がどんよりしているときも、沈黙が続くときも、彼が「ウアッハッハッハ。ウアッハッハッハ。」と笑うから、なんとなく明るい雰囲気になる。
ガイドのボスである彼が「ウアッハッハッハ」と笑うと、アシスタントのガイドたちも彼に続いて「ハッハッハ」と笑う。

やっと気づいた。

「わざと場を盛り上げるためにやってくれてるんだ」と。

ガイドとアシスタントで「いつも笑っていよう」と示し合わせているのかもしれない。
グアテマラ人の心意気のようなものを感じた。

「時間がないし、食べ過ぎは気持ち悪くなるから朝食をとらずに山頂にアタックする」と説明を受けていたけれど、ガイドたちは朝から火を熾してくれていた。
あたたかいコーヒーをいただく。

サムくんは目覚めていたけれど、出かける用意をしようとしない。
山頂へのアタックはあきらめるのかもしれない。

ここから山頂までは、1時間半弱。
きのうに比べれば歩く時間も距離も短いけれど、斜面は急で厳しい道のりになりそう。

「さあ、もう時間。
 出発しましょう!
 ウアッハッハッハ!」


ライトを頼りにみんなで登っていく。
急斜面が続く。

a_DSC_7972_20160625110106323.jpg

いま登っているアカテナンゴ山も、休火山とはいえかつては噴火していた。
だから斜面はもろく崩れやすい。
サラサラの砂地だったり、小さなゴツゴツした岩がたくさん転がっていたり。
気合いを入れて登らないと、すぐに足を取られてすべってしまう。

「登山道」というには、あまりにも頼りない。
急斜面のなか、なんとなく歩けそうなところを、体の重心を前にして滑らないように、一歩一歩歩いていく。
足に力を入れて。

日の出までには山頂に到着しないといけない。
タイムリミットが守れるように、みんなと同じペースでなんとか歩き続けていく。

息があがる。
足を止めて振り返る。
闇の中を見下ろすと、街の灯りがはっきりと見える。
「よかった。
 雲が出てないんだ。」

a_DSC_7975_201606251101070a9.jpg

雨も降っていない。
美しい日の出が見られるんじゃないか。
そう期待して、滑り落ちそうな斜面を、前へと歩いていく。
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Comment

No title

サム君は、あきらめたのでしょうか? 雲が晴れて、フエゴ火山をまじかに見れて、よかった。ラッキーです。ガイドとアシスタントの作り笑いは、そのわざとさが、外国のツーリストに迎合しているような、へつらうような、なんとも不快に感じる。でも、彼らの気遣いなのかもしれないと思うと、優しさなんだと思うと、心暖かくなります。彼らのぎこちなさが、稚拙な思考が、朴訥さが、愛らしく見えてきますね。でも、何故か分かり合うことができない、平等なリレーションシップを持てないような、民度の差というような感じで、悲しくも思います。
ところで、実は私も、ヨガマットをハードウッドフロアに敷いて寝てます。私だけでなくてよかった。キングサイズのベッドで悠々と寝ているのは私のペットの犬。体に熱がこもるせいかしら?ストレス?よくわかりません。病気というほどでもないようですが。。。私の枕は、縦横高さが60cmX60cmX40cmのかなりの容積のモミ枕と言うかクッションのようなものですが、好きなように体に合わせて高さが作れます。熱がこもらないので手放せません。日本にもあるといいですね。

笠原多佳子 さま

サムくんは残念ながら山頂まではいけませんでした。
でも、キャンプ地のロケーションもすばらしくて、きっと感動する景色が見られたと思います。

わざとらしい笑いは、きっと場を盛り上げるためにやっていたんでしょうが、不自然な感じはずっとありましたね。
無理してる感じが、すこしこころ痛かったです。

ヨガマットで寝られているなら、山の上でも岩の上でもどこででも寝られそうですね!

モミ枕、気になります。
旅をしているときは毎日枕が変わっても気にならなかったのに、今では気になるようになりました。
旅のときはどうして気にならなかったのか不思議です。
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