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ケンゾー   イクエ


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美しい!カザフ族のヤギの解体

2012.10.18 20:48|モンゴル☞EDIT
寒いのが大っ嫌いだけどモンゴルの寒さになんとか耐えてるケンゾーです。

カザフ族のゲルにホームステイしたケンゾーとイクエ。
朝起きると、おとうさんたちが家畜のヤギのところで
ロープをもってうろうろしていた。

「ヤギ2匹をきょう屠殺する」

モンゴル遊牧民の家畜の解体は世界一美しいと聞いていたのでとても興味深い。

ヤギの群れからいただくことになるヤギを選ぶ。
お父さんたちは複数のヤギの中から選別しているみたい。
どうも口を開けて歯を見ているようだ。
捕まるとどんな運命になるのか知っているかのように
ほかのヤギはサッとその場から離れていく。

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暴れないように足を縛る。
血を受け止めるタライを置いて素早く首を切る。

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ヤギは何も声を出さないし苦しんでいるようには見えない。
残忍な感じはしない。
3歳の坊やにとってもこれは日常。特別なことではない。

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血が止まったら四肢の関節を切って、折る。
おにいちゃんもお手伝い。

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つぎに皮を剥いでいく。
さいしょはナイフを使って。
途中からは手を背中の奥まで入れて剥いでいく。
かなり力がいるみたいで、お父さんの息が荒くなり
寒いのに汗をかいていた。

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お父さんの動きには無駄がなく手際がいい。
イクエが「すごくキレイ」とつぶやいた。
ほんとにそう思う。
目を背けたくなったりはせず逆に見入ってしまう。
「世界一美しい」という表現に間違いはない。

皮が全部剥けたら木に吊るす。
毛皮は市場で売るらしい。
内蔵を取り出し肉を部位ごとにきれいに切り取っていく。

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ゲルの中では女性たちが内蔵の処理をしている。
何度も水をヤカンで注いできれいにしていく。

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家畜の解体は遊牧民にとってとても大事な仕事。
家族全員総動員だ。

1時間足らずできれいに解体された。
人が食べない部位は犬のご馳走になる。
なにひとつ無駄にしない。

その間、おにいちゃんは薪を準備し始めた。

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保存がきかないレバーはすぐに調理する。

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ヤギの脂とにんにくと塩で炒めたシンプルなスタミナ料理の完成。
いつの間にかごく自然に座っていた知らないおっちゃんも一緒にいただいた。
新鮮なので臭みはまったくない。
でもやっぱり脂ギッシュ!

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こうして解体したヤギ1頭を10日ほどかけて食べるそうだ。

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夏場に解体することもあるけれど
寒くなって肉を保存しやすい冬が解体のシーズン。
遊牧民は冬にたくさん肉を食べて栄養を蓄え
夏はパンやチーズ、ヨーグルトが主食で質素なんだって。

日本で毎日のように食べている肉。
わたしたちははすでにカットされたものを店で購入して
口にするものが生きていた動物であることを意識せずに食べている。
できれば殺されるところなんて想像したくない。

モンゴルの遊牧民たちは自分で家畜を育て、屠殺し
命をいただくことを実感しながら食べている。
日々の糧に感謝し自分たちにとって必要最小限なもので満足しながら生きている。

解体の様子を動画でアップします。
家族が協力しながら黙々と作業をすすめる様子に感心させられます。
(生々しいシーンもありますので見られる方はご注意ください。)

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