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旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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笑ってはいけない神様

2016.05.12 10:55|グアテマラ☞EDIT
まもなく誕生日を迎えるイクエです。
もうこの年になると、自分の誕生日に気づかずにその日を迎えてしまいそう。
甥っ子や姪っ子の誕生日は忘れないんだけどねえ。
自分のとなると「あ、そっか。そういえば誕生日だった。」ってなるんだよね。

さて、スニル村の市場を楽しんだイクエとケンゾー。
このまま帰ってもよかったんだけど、泊まっている宿のオーナーのタカさんに出かける前にこんなことを言われていた。

「スニルに行ったら、忘れないようにサン・シモンのところに行ってくださいよ。
 せっかく行くんだから。」

「サン・シモン?」
「グアテマラの人たちの信仰の対象。
 ちょっと変わってるんだけども、でも、絶対に笑ってはいけません。
 笑ったら袋だたきに遭います。」


タカさんの説明を聞いても、なんのことやらわからない。

サン・シモンの「サン」はたぶん「聖」という意味なので、シモンさんという名の、今は亡き聖者なのだろう。
その人を祀る御堂みたいなのがあって、グアテマラ人がそこを訪れては祈りを捧げたり願い事をしたりしているらしい。

神様、仏様、シモンさま。

タカさんの「笑ってはいけません」という忠告も意味深。
これは、実際に行ってみないと!

a_DSC_6853.jpg

行き方はタカさんにある程度聞いていたけれど「途中で地元の人に尋ねながら行ってください」と言われていた。
たしかに住宅街の細い路地に入り、生活感漂う中を歩いていく。
こんなところに、聖地があるんだろうか。
途中で、何度か地元の人に道を訪ねる。

「サン・シモンの場所はどこですか?」
そう尋ねると、ちょっと間があく。
聞き返されるときもある。
そして、なぜか怪訝な顔をされて、そのあと「あ〜」と思い出したように答えてくれる。

地元の人たちにとって、サン・シモンはあまり大切な場所じゃないのでは?
その存在を忘れられているというか、ぞんざいに扱われているというか。
ほんとうに、地元の人の信仰の場になっているのだろうか。

しばらくすると、民家に挟まれるように建つ水色の小屋の前に到着した。

「これ?」
「ここ?」

a_DSC_6854.jpg

ただの小屋のようだし、神聖な建物とは思えない雰囲気。
でも、壁にはたしかに「サン・シモン」という文字。

恐る恐る入ってみる。

中は薄暗い。
そしていくつもの蝋燭。
炎が怪しくゆらめいている。
お香のような匂いが充満している。
そして、数人の人たちが祈りを捧げている。

その奥にサン・シモンの像が鎮座していた。

「え!?」
「なん、あれ?」

わたしとケンゾーはタカさんの忠告を思い出していた。

「絶対に笑ってはいけません」

グアテマラ人がイエス・キリストやマリアさまや、仏様や、神様のように崇めているサン・シモン。
その正体は!?

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タカさんは言っていた。

「絶対に笑ってはいけません。
 前に旅人たちを連れていったんです。
 そのうちの1人が見るなり吹き出してね。
 そしたらまわりにいるグアテマラ人たちが激怒して。
 取り囲まれて大変だったんですよ。
 わたしが一生懸命謝って、なんとか許してもらえたんですけどね。
 笑ったら、大変なことになってしまいますよ。」


笑ってはいけない。
わたしとケンゾーはわざと神妙な面持ちを作り、サン・シモン様と祈りを捧げる人たちを部屋の隅から眺めた。

a_DSC_6857_20160511174843573.jpg

サン・シモンとはどんな人だったのか、実際にはよくわかっていない。
いろいろな説がある。
キリスト教の聖書に出てくる天使や聖者、あるいはグアテマラの征服者・・・。
いっぽうで、サン・シモンは酒好きで女好きで金使いの荒い遊び人だったけれど改心していい人になった、という言い伝えもある。
また別の言い伝えでは、もともと石像の前で祈りを捧げる土着の信仰があって、スペインの侵略以降、土着の信仰が弾圧されるようになったため、スペイン人の目をあざむくために西洋風の格好をさせるようになった、というものも。

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サン・シモンは、何でも叶えてくれるらしい。

お金持ちになりますように。
出世しますように。
結婚できますように。
家族健康でありますように。
成績が伸びますように。

サン・シモンに捧げられている色とりどりの蝋燭。
何を願うかによって、色を使い分けるのだという。

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黄色はお金。
青は仕事。
赤は恋愛成就。
ピンクは健康。
水色は学業。

そして、黒は・・・。

復讐。
嫌いな人に災いがふりかかりますように。

オカルト的な感じがする。

a_DSC_6868.jpg

わたしたちからすると怪しさ100パーセント。
それでもこのサン・シモン信仰(場所によってはマシモン信仰と言われる)は、マヤ文化の根付くグアテマラのあちこちで広まっているのだそう。

a_DSC_6872.jpg

でも、やっぱりいかがわしくも見える。
部屋には取り仕切る人が数人いて、その人たちが信仰の儀式をする。
儀式を受ける人は、お金をお布施する仕組みになっている。

取り仕切っている男性たちは、頭にバンダナを巻いたり普通のTシャツを着ていたりして、その辺の人たち、といった感じ。

a_DSC_6867.jpg

わたしたちは儀式を受けない代わりに入場料を徴収された。
ひとり5ケツ(約80円)。
さらに10ケツ(約160円)払えば、好きなだけ写真を撮っていいという。

部屋の片隅では、カード占いが行なわれていた。
占い師は普通のおじちゃん風。
こちらも有料。

a_DSC_6883.jpg

遠方から祈りにやってくる人たちが多いらしいけど、地元の人たちはこれをどう思っているのかはわからない。
信じている人もいるだろうし、ただの金儲けに使われていると思っている人も多いかもしれない。

サン・シモンのいる部屋の隣では、サン・シモンお供えグッズが販売されている。
蝋燭や花、お酒、タバコ。

タバコは火をつけて、サン・シモンに吸わせる。

a_DSC_6877.jpg

ここのサン・シモン像は椅子に座っていて、倒せる仕組みになっている。
口が空洞になっていて、サン・シモンを倒して口からお酒を飲ませる。
(飲ませたお酒はお尻から出てくるらしい。)

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a_DSC_6864.jpg

信仰者たちは、お金のほかにサン・シモンに着せる洋服やウイスキーなどをサン・シモンの膝の上に載せて奉納。
サン・シモンの足元にはバラの花びらが散らされている。

そして祈りの途中では、スプレータイプの芳香剤が吹きかけられる。
お香でもなく、スプレーと言うのがなんか俗っぽい。

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キリスト教と、昔から伝わる土着のマヤ信仰がミックスしたグアテマラの宗教。
わたしの理解を超えたものがある。
やっぱりグアテマラは独特でおもしろい。

一切笑うことをせず、神妙な面持ちを崩すことなく、わたしたちは怪しい空間から外に飛び出した。

a_DSC_6855.jpg

開放された気分。

あれはなんだったんだろう。
理解不能のまま、わたしたちは最後の目的地を目指した。

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温泉!
火山の多いグアテマラは温泉天国。

ここも家族風呂が並んでいて、貸し切るシステム。
一部屋20ケツ(約320円)。

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建物はきれいだし、脱衣所も湯船も広いし、清潔。
ここの温泉施設はクオリティーが高いのでおすすめ!

清潔な空っぽの湯船に栓をして、お湯をジャンジャン入れていく。

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お客さんにはけっこう若いカップルも多い。
新婚さんかな。
家には家族が多いので、夫婦2人だけの時間を温泉で満喫するのかもしれない。

不気味なサン・シモンを見たあとは、温泉で汗を流して爽やかな気分に。

グアテマラ、怪しくて、奥が深い!

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Comment

No title

おもしろい(笑)年末テレビみたいですね。
仕事中なのににやけちゃいました
煙草に火をつけている写真が、加藤茶にしかみえなくてww

しょう さま

そうなんです。
笑っちゃダメなんです。
お尻は叩かれないけど、現地人にボコボコにされますよ。
非公開コメント