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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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凶悪都市は日本より生きやすい?

2016.03.12 05:49|エル・サルバドル☞EDIT
寝る前のストレッチは今のところ続いているイクエです。
でも、1日1杯だけにしようと決めたコーヒーは飲み過ぎている傾向が・・・。
お酒はまあまあ控えています。
いま引きこもり中だから、運動不足の解消にも乗り出さなきゃ!

エル・サルバドルに入国し、首都サン・サルバドルにやってきたイクエとケンゾー。
やってきてすぐだけど、わたしたちには会いたい人がいる。

それは、青年海外協力隊でここに派遣され、ボランティア活動をしているアルトさん。
アルトさんって、外国人のような名前だけど生っ粋の日本人で本名。
漢字で「亜留土」さん。

アルトさんとはこれまでお会いしたことがない。
イクエとケンゾーはこの旅行中、バングラデシュ、アフリカ、パラグアイで協力隊員の活動の視察やホームステイなど貴重な体験をさせていただいている。
隊員の人たちは、みんなとても気さくで面倒見がよく社交的。
そんな隊員が、中米で活動しているアルトさんを紹介してくれた。

アルトさんと初対面のわたしたち。
活動場所は、消防庁。
その前にバッグパックをどこかに降ろして身だしなみを整えたかったけど、時間がない。
そもそも、ちゃんとした服すらわたしたちはもっていない。

「アルトさんの働いている場所、消防庁だよね。
 消防署じゃないよね。」

「そう、消防庁。」
「日本で言うなら霞ヶ関にあるような国のでっかい官庁でしょ。
 首都の閑静な高級エリアにあるビルなんじゃない?
 同僚は官僚ってことでしょ。
 消防大臣とかおったら、どうする?
 ちょっとはマシな服着たほうがいいよね。
 ジャケットぐらいは・・・。」

「そんなん、ないよ。
 俺、長ズボンも持っとらんし。」

「うん・・・。
 せめてケンゾーはサンダルじゃなくて靴だね。
 Tシャツじゃなくて、せめて襟付き。
 わたしは、スカート。」

「それで精一杯。
 それ以上のおしゃれはできん。」


高級エリアにあると思ったら、バスを降りたところは普通の住宅街だった。
道も狭いし、どちらかというと下町。
緊張がちょっとほぐれる。

バッグパックを背負ったまま、いざ消防庁へ。
 
a_DSC_6049.jpg

受付でアルトさんを呼んでもらう。

ドキドキ、ドキドキ。
どんな人かな。

「どうも~!
 はじめてまして!
 こんにちは♡」


明るい笑顔のアルトさん、登場。

消防庁で活動をしているアルトさんは男性ではなく大和撫子。
美しい日本女性。
ケンゾーと同年代と思えないほど若く見える。

はつらつとした笑顔が、いっきに緊張をほぐしてくれる。
さわやかで、サバサバしている。

それもそのはず、アルトさんは現役の救命救急士。
大分の消防署で働いていて救急が専門だけど、火事の現場で火を消すこともあるんだって。
いまは2年間エル・サルバドルに派遣されている。

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そして、アルトさんは「日本一周」をしたことがある!
車で全国をまわり、キャンプ場に泊まったり地元のおいしいものを食べたり。
だから世界一周をしている風変わりなわたしたちを受入れてくれる寛大さをお持ち。

そんなアルトさんがさっそく消防庁を案内してくれることに。
大きなビルのような建物を想像していたけど、そこはエル・サルバドル。
敷地内には平屋の建物が何棟か散らばっている。

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ここではエル・サルバドルの消防に関することを統括し、総務の仕事が行なわれている。

でも、どちらかというと「消防署」といった感じ。
消防車もあって消防士たちが勤務していて、このあたりで災害が置きたらここが対応するんだそう。

ここにある消防車のフロントガラスの下の絵に注目。

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ここでは日本から送られた消防車が大活躍している。
8台もここに送られているんだって。

日本の有志の方が、日本で使われなくなった消防車をきれいにして日本からはるか離れたこのエル・サルバドルに輸送して贈っているのだそう。
ちなみに運転席も右から左にちゃんと変えられている。

日本だと10年ぐらいで消防車を買い替えるそうで、中古の消防車とはいえ、ピカピカでまだまだ使える。

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エル・サルバドルでは、日本製の消防車以外ではアメリカ製の消防車が使われている。
アメリカ製の消防車は日本のものに比べて大きい。

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でも、エル・サルバドルの街は道幅が狭く、建物が密集したエリアもあってアメリカ製だと小回りが利かず使い勝手が悪いのだそう。
その点日本製の消防車は、とても使いやすいらしい。

でも問題がある。

それは説明書きが日本語で表記されていて、使い方を覚えないといけないこと。

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日本の消防車の扱い方は、アメリカ製のものと全然違う。
ホースの巻き方からすべて。

そこでアルトさんが、日本製の消防車の使い方をここで指導している。

よく海外支援で、施設を作ったり物を贈ったりしているけど、その後のアフターケアやフォローができてなくて、結局宝の持ち腐れになっていることが指摘される。
たとえば、寄付金を集めて途上国の田舎に学校の校舎を作ったはいいけれど、教師を確保できずに学校が機能しなくなってつぶれたり・・・。

日本から消防車を贈ってくれる人たちがいても、アルトさんのような人がいなければ、埃を被って車庫に眠ったままになっていたかもしれない。
支援が繋がり、しっかりと善意が生かされているということ。
それはとてもすばらしいと思う。

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ちなみに、サン・サルバドルの街の中には消火栓があるけれど、そのうちの70パーセントぐらいは壊れたままで使えないのだそう。
だから水を積載したタンク車も運んでいって、火消しをするんだって。

日本のホースも活躍中!

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ここでは、火災が起きたときに出動するほか、防災指導や、防災の視点から見た建物のチェック、消防士の育成や消防署の統括などもやっている。
ここで働く人はおよそ100人。

アルトさんのオフィスは、机が同じ向きに並んでいてWi-Fiがあり、職員たちがパソコンを広げて事務作業をしていた。

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敷地内には食堂もある。
アルトさんもここでご飯を食べているんだって。
まあまあおいしいらしい。

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さらに、洗濯屋さんも。
仕事着をここにもってくれば、きれいに洗濯してくれる。

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アイロンまでしっかりかけてくれる。
洗濯したてのピシっとしたユニフォームに身を包むと、身も引き締まりそう。
「洗濯はわたしに任せて!」と、笑顔の女性たちが頼もしい。

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そしてこんなところもあるよ。
頭もさっぱりしたいから。

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理容室。
格安で切ってくれるんだって。
ニカラグアで散髪したばかりのケンゾー。
ここで、エル・サルバドル消防士ヘアに切ってもらえばよかったね。

職員数は100人だけど、災害現場に出動して現場で働く職員はおよそ20人。
48時間勤務の三交代制。
48時間のうち、出動がないときは仮眠時間も設けられている。
この、比較的きれいな建物が職員たちの仮眠室。

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中をのぞかせてもらうと、ちょっと雑然としていた。
ベッドマットもぺちゃんこ。
ここで寝たからといって、疲れはとれないだろうね。

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外にある、ドアのない物置のような場所には消防士たちの活動着が無造作にかけられていた。
アルトさんによると、日本と比べて装備は充分じゃない。
確かに消防士の服というよりも、工事の作業着みたい。

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ガラクタ置き場のようなスペースがあった。
ここはいろんなものを修理する場所。
直せるものはすべて直して使うんだそう。

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建物の奥には広い芝生のスペースが。
ここで職員たちは体を動かして、体力維持に努める。

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日本みたいに、ロープでよじ上ったりする訓練用の高い建物はない。
でも、ジムがあった。
週に3回はエアロビも行なわれ、アルトさんも参加してるんだって。

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海外協力隊の活動期間は2年。
アルトさんの場合、最初の1年間はエル・サルバドルの市役所の防災課で活動していたそう。
そして、現在のこの場所に異動。
アルトさんはまもなく2年の活動を終え、帰国する。(現在はすでに活動を終えて、日本に戻られました。)

ひととおり施設内を案内してもらい、外が見下ろせるところへ。
コンクリートの壁に、ぐるぐるの鉄線。

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「この前銃声が聞こえてね、
 みんな慌ててしゃがみこんだんですよ。」


エル・サルバドルの治安を悪くしているのは、ギャング集団「マラス」。
エル・サルバドルから出稼ぎでアメリカに行き、生活がうまくいかずにアメリカでギャングの一員となり、その後、強制的に帰されたのかエル・サルバドルに出戻ってそのままギャングとして生きていく人たちが多いらしい。

マラスにはいくつかグループがある。
そのグループの名前には、アメリカのストリート名がついている。
つまり、アメリカで同じ地区に住んでいっしょにやっていたグループごとに分かれている。

マラスはお互いに縄張り争いをしているのだそう。

消防庁のすぐ前には川が流れている。

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「以前はね、あの川の向こうのパン屋さんにパンを買いに行けたんです。
 でも、今は川の向こう側に職員たちは行ってはいけないようになりました。
 川の向こうのエリアは、こっちとは別のグループのマラスが支配するようになったから。
 こっちから向こうに行くと向こうのマラスに狙われます。」


いま、エル・サルバドル政府は、このマラスたちを徹底的に取り締まることに乗り出した。
警察とマラスは、いまものすごく敵対している。

警察官がマラスによる殺人などの犯罪を取り締まり、検挙率を上げる。
すると、それに怒ったマラスのボスは検挙率を下げるために「このままだと足りない。今月はあと◯人殺せ」と目標数を部下たちに指示するのだそう。
一般人もターゲットにされる。
検挙されればされるほど犯罪を増やし、警察の士気を下げるのが狙い。
警察官が狙われ、殺されることも多い。
消防のユニフォームは1年前まで紺色だったけれど、警官の制服の色と似ていて間違われてターゲットにされかねないので、オレンジ色に変わったらしい。

こんなところで働くというのは、緊張を強いられる。

ここで暮らしている人もいるけど、子育てなんてとても大変だと思う。

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「そろそろ終業の時間です。
 迎えが来てますから。」

わたしたちはここまで路線バスで来たけれど、トラブルに巻き込まれないために、アルトさんはいつもJICAが契約したタクシーで送迎してもらっている。

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女性1人でこんな場所で暮らすなんて大変だろうなと思ったら、アルトさんが言った。

「でも、ここで暮らすのもいいかなって思ってるんです。」
「ボランティアの期間が終わっても?」
「うん。
 もちろんいったんは日本に帰りますけど。
 
 日本は疲れることも多いでしょう。
 人間関係も、考えなくてもいいところまで考えてしまう。
 みんなストレスを抱えている。

 その点こっちは、みんな自分の人生を生きている。
 仕事だけじゃなく、家族との時間や自分の時間を大事にできる。」


「一生ここでもいいんですか?」
「はい。」

治安が悪く、いつも防犯を心がけ、危険のために行動が制限され、つねに緊張しておかなければならないサン・サルバドル。
とても暮らしにくそうに思える。
息苦しそうに思う。

でも、実際は・・・。
いっぽう、治安のいい日本は実は・・・。

「生きやすい」とはどういうことなのか。
消防庁を出て、アルトさんの話を聞きそんなことを考えていた。
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Comment

No title

わかります、わかります。
日本、治安もいいし便利で住みやすいはずなのに…息苦しく感じるのはなんでだろう~と考えることがあります。
日本…途中で立ち止まるとそこからリスタートするのが難しいですよね。
だから、つまんないと思う生活も変えることができない…
誰かのためにとか、日本のためにとかそんな大げさなことではなくて、自分のために生きるのに鈍感になっているような…

3.11の後でこんな贅沢な悩みを持っているのは不謹慎かもしれませんが、最近よく思うことです。

熊本で飲んでますか~!!!

今はいろいろ考えると思いますが、じっくり考えて次の一歩を踏み出してください。


ケイコさま

そうなんですよねえ。
そうしたいと願ってはいても、身も心も余裕を持って暮らしていくことはなかなか難しいですよね。
何故だか日々の生活に必死になってしまって、力を抜くことがダメ、みたいな無言のプレッシャーもあるし。
いろいろと模索しながら、自分たちで納得して生きられるライフスタイルを見つけたいと思っています。
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