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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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境界に生きる人たち モンゴルのカザフ族

2012.10.14 14:50|モンゴル☞EDIT
防寒着がなくて現地調達していたのに旅行1か月を過ぎて
バックパックから一度も取り出していない長袖シャツを発見したイクエです。

私たちが来ているのはモンゴルの北西の街、バヤン・ウルギー。
ウランバートルからは飛行機で2〜3時間かかり、時差もある。
そして、目立った観光地もない。
ここを訪れる旅行客は少ないけれど
この街にはモンゴルの他の場所とは明らかに違う、ある特徴がある。

それは、ここに住むほとんどの人が「カザフ族」であるということ。
いわゆるアジア的な顔の「モンゴル人」と違って
ロシアや東欧の人たちのような顔つきをしている。

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カザフスタンにも近く、中国との国境に面したバヤン・ウルギー。
まだ国境がいまほど厳格でなかった200年くらい前
いまのカザフスタンが食糧難にみまわれ
一部のカザフ族の人たちがいったん中国に避難し
それからモンゴルのこの地に移動してきて住み着いたのだそう。

ウルギー地理

言葉もモンゴル語ではなくカザフスタンと同じカザフ語を話す。
市場に並んでいる商品も他の地域とは違う。
特有の模様が描かれた商品が並ぶ。

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そして、宗教だって異なる。
他のモンゴル人は仏教徒が多いけれど
ウルギーの人たちはほとんどがイスラム教徒。
女性はスカーフを巻いている人が多く、街にはモスクがある。

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アルコールもほとんど飲まない。
スーパーではお酒が陳列されてるんだけど
ケンゾーが買おうとしたら店のおばちゃんに
「ダメ!売らない」みたいなことを言われた。
あとで聞いたら金曜日はお酒売っちゃダメって決まってるんだって。

ウルギーでは、モンゴルに詳しい日本人のMさんといっしょに
車をチャーターして観光することにした。
お世話になるドライバーのダギスの奥さんに「ぜひ我が家に来て」と
ご招待されたので、街にあるダギズのお宅におじゃまする。

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ダギスの家では日本と同じように玄関で靴を脱ぐ。
素朴な平屋の建物で、調理は床でする。

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だけどいろんなところに目を凝らすととてもおしゃれ。
小物は北欧雑貨みたいでとてもかわいい♡

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「食事に来て」と誘われたときはてっきり夕食かと思っていたけど朝食だった。
お酒ではなくてお茶とお菓子でお話ししてまったりするというのもなかなかいい。
楽しく1日のスタートをきれるし、朝からぜいたくなひとときで
その日をなんだか優雅な気分で過ごせる。
手の込んだ食事を用意しなくていいから招待するほうもされるほうも気負わなくていい。
日本でも「うちに朝食にいらして♪」というのを流行らせたい。

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ダギスをはじめ、ここのカザフ族の人たちは国籍はモンゴルだけど
カザフ族であることに強いアイデンティティをもっている。
ダギスは兄弟がカザフスタンに引っ越して離れて暮らしていて
いつかは自分もカザフスタンで暮らすことを夢見ている。

他のモンゴル人たちがあんなに自慢して大好きなチンギス・ハーンも
ダギスは「don't like」と言っている。
それでもモンゴルのこの土地で生まれ、結婚し、子どもを育てているダギスは
ここの自然を愛しているし、その魅力を観光客に伝えている。

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海に囲まれている日本と違い、世界の多くの国々は隣の国と陸続き。
見えない国境でわかれている。
国境の線と文化や言葉、宗教を分ける線は必ずしも一致しない。

国境の近くの街にはファジーな人たちがいる。
それはとても自然なことなんだ。

【旅 info.】
  バヤン・ウルギーウルギー地図
ウランバートルから西へ1,200km。
時差はウランバートルから-1時間。日本からは-2時間。
ウランバートルからは飛行機で3時間弱。運賃は往復41万トゥグリク。
空港から街までは4kmほど。白タクを利用。
ホテル、レストラン、ATM複数あり。
街の中心部にツーリストインフォメーションセンター。
日用品の物価はウランバートルより若干高いものの
食堂の食事は半額(約2,500トゥグリク)くらい。
野菜料理も多くウランバートルよりも食事はおいしい。
人口の9割がムスリムで、看板やメニューの表記はカザフ語。英語はあまり通じない。

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