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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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青年と中年の男2人がビビるから、つい・・・

2016.01.14 08:54|ベネズエラ☞EDIT
帰国まであと1か月だけど、相変らずマイペースにのんびり旅をしているイクエです。
最後のラストスパートであそこもここもと詰め込む旅をするんじゃなくて、これまでのペースでやっていこうと思って。
間に合わなければそこで打ち切り、飛行機で飛ぶなりします。
そのほうが自分たちに合っているから。

ロライマ山頂のキャンプ場にたどり着いたイクエとケンゾーとマサくん。

ガイド兼シェフのシモンはさっそく夕食作り。
膝の上にはまな板。
台所にあるぶ厚いまな板や大きめの鍋、普通のザルなんかをたくさん持ってきている。
アウトドア用の携帯に便利な道具や食器はない。
工夫すればもうちょっと荷物が軽くなるのになーってわたしたち3人でいつも話している。

a_DSC_3410.jpg

夕食までは自由時間。
3人で散策に出かけることにした。

「ねえ、シモン。
 わたしたち3人でその辺の小高い岩場に登ってきます。」

そう言うと、シモンがちょっと顔を曇らせた。
「3人で?
 ヘウリー、いっしょに行ってあげて。」

ポーターのヘウリーは、大荷物を担いでこの山頂までの険しい道のりを歩いてきたばかり。
せっかく休憩できると思ってただろうに・・・。
悪いなあ。
ちょっとその辺までだから、わたしたち3人でも大丈夫なのに。

a_DSC_3414_20160113125941d8d.jpg

でも、出発してすぐにわたしたちは悟った。
これは、わたしたち3人だと確実に道に迷っていた。

おなじような岩だらけ。
登山道や分かりやすいトレッキングルートなんてないし、目印になるようなものもない。

これまでモンゴルの大草原やサハラ砂漠の道なき道を車に乗って走っていたとき「どうしてドライバーは道がわかるんだろう。目印もないのに。」って思っていた。
それと同じことがここでも言える。

クロックスに半袖、短パン、「ちょっとパチンコ行ってくる」というような格好をしているヘウリーは、戸惑うことなくスタスタと目的地目指して歩いている。

a_DSC_3440_20160113130041969.jpg

わたしのロライマ山頂のイメージは、ジャングルだった。
でも実際のロライマは「自然豊かな場所」とはほど遠い。
黒っぽい、岩、岩、岩。

緑や水の多い「地球」ではなく、どこかの「惑星」みたい。
激しい雨や風が、岩を削り、奇妙な形にしたのだそう。

それでも、地面がへこんでいるところには雨水がたまっていて、池のようになっている。
そんな小さな池がいくつもできている。

a_DSC_3412_201601131259401ba.jpg

砂地ではなく、岩盤の地面。
しかも凹凸している。
歩きにくい。

熱帯に位置するけれど、標高が高く、さらに雨が降り続くことで土や砂が洗い流され、荒涼とした風景が作られた。

とはいえ、平原ではないからこそ、高低差のある岩を伝って水が流れていて、それが殺風景なロライマを生き生きとさせている。
視界に入るどこかに、せせらぎがある。

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そして、砂や土ではなく岩盤の隙間から植物が可憐な花を咲かせている。
見たこともない植物たち。

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こんなところにやってくる人なんて何万年、何億年といなかっただろうに、誰にも見られることなんてなかっただろうに、花たちは美しく咲いている。
それがなんか健気だ。

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ロライマを含めるギアナ高地には4000種類もの植物があり、そのうち75パーセントはここにしかない固有種。
厳しい自然環境のため、土壌や日光から栄養が得られない。
そのため虫を捕まえてそれを栄養にして成長している食虫植物が多いことで知られている。

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この赤い筒状の中には、虫たちが好む液体が入っている。
おびき寄せられた虫たちを、液体によって溶かし、それを養分にして花を咲かせる。

美しさの影には恐さがある。

a_DSC_3454.jpg

赤いイソギンチャクみたいなこれは、モウセンゴケ。
針のような先から甘い香りのする粘液を出して、虫をくっつかせる。
そして虫を消化吸収して、生きている。
植物なのに、まるで動物みたい。

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そして、またコイツの登場。
小さくて見つけにくいけどけっこう出没する。
泳ぐことも跳ぶこともできないカエル、オリオフリネラ。
一度ひっくり返ったら自力で元に戻れなくて、死んじゃうっていう噂もあるけど。

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オレンジのお腹を見せたまましばらく動かなかったけど、ちゃんと長い手足を伸ばしてひっつかせて、自力で起き上がったよ。

足の速いヘウリーに置いてかれ気味のわたしたち3人。
重い荷物を担いでいるときは、わたしたちと同じスピードだったのに、荷物を降ろした途端早足に。
まさに水を得た魚のよう。

これ以上差がつかないように、わたしたちも早足でついていくけど思わず足を止めた。

だって足元には白い川。
でも流れていない。

a_DSC_3420.jpg

この白い正体は・・・。
これ!

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なにかわかった?
ただの白い石じゃないよ。

a_DSC_3423_20160113130022010.jpg

正解はクリスタル、水晶!!
水晶がごろっごろ。

濁っている物もあれば透明度の高いものもある。
持って帰りたい気になるけど、持ち帰ることは禁止されている。
見つかったら罰金だって。

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持って帰れないけど、形が綺麗で透き通っているものを見つける楽しさ。
「見てみて!
 これ、きれいじゃない?」

「おおー、なかなかいいですね。
 透明度で言えば、これもよくないですか?
 なんか、宝探しみたいですね。」

わたしとマサくんでしゃがみこんできれいなクリスタルを見つけては盛り上がる。
ケンゾーはこういうのには興味ないみたい。
ケンゾーが興味のあるのは酒だもんね。

わたしとマサくんは大量のクリスタルに大興奮だけど、実はまだまだ序の口だった。
ロライマには「クリスタルバレー」がいくつもあって、もっとわんさかクリスタルがあるところもある。

クリスタルバレーで宝探しを続行したいところだけど、ヘウリーに置いていかれる。
名残惜しい気持ちで、スタスタ歩きはじめる。

マサくんが叫んだ。
「うわー。
 イクエさん、この池の下、見てください。
 これ全部クリスタルですよ。」


底の白い部分はすべてクリスタル。
ロライマって宝の山だ。

a_DSC_3443.jpg

クリスタルばかりに目がいってしまうわたしとマサくん。
でもいつの間にか目的地に到着したみたい。

ここから景色が見渡せるらしいんだけど、雲がモクモクだー。
わたしたちはいま、大地と言うよりも空の中にいる。

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雲に覆われているけれど、ちょっと待てば雲が抜けてくれるかもしれない。
ロライマの山頂の天気は変わりやすいから。

雲はすごいスピードで流れ去っていくんだけど、また新しい雲が生まれてくるんだよね。

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わたしたちはきっといま断崖絶壁に座っている。
でも真っ白だから、いまいちそれが実感できない。
下を見下ろすと、さっきよりもずいぶん雲が薄くなった。

a_DSC_3452.jpg

真下のジャングルが見え始めた。
ここからどのくらいだろう。
1000メートル以上は下かな。
ここにいることが怖くなってくる。
高所恐怖症の人はダメかも。

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ついに視界が開けた。
地平線までずーっとジャングル。
草原のグラン・サバナとは正反対の景色。
ロライマ山の向こうはこんなふうになっていたんだね。

ヘリコプターや飛行機の上から眺めているみたい。

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またヘウリーが先を急ぎはじめた。
近くに別の展望ポイントがあるらしい。

ロライマ山の切り立った崖の岩壁は、遠くから見るとショートケーキのようにスパッと一直線に切られたように見える。
でも実際に上に登ってそばで見てみると、フィヨルドやリアス式海岸のようにでっぱったり、へこんだりしている。

自分が切り立った崖の上にいるなんてあまり実感がわかないけれど、でっぱっている隣の部分を見ると、上から下まで見ることができて、この山の高さを再認識する。

写真には下までは収まりきれないけど。

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むこうのでっぱっているところに、ケンゾーとマサくんが行った。
そこから写真を撮ってくれるみたい。

で、わたしはこんなポーズをする。

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すると、ケンゾーとマサくんが叫ぶ。
「うぉ〜!!」
「こっわーー。
 危ない、危ない、危ない!」


だって、わたし、こんなところにいるから。
青い服のわたしが、見えるかな。

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わたしとしてはそんなに怖くない。
一歩踏み外せば、1000メートル真っ逆さまというわけではない。
少し下にはさらに岩がでっぱっているところがあるので、足を踏み外してもそこにひっかかりそうだし。

でもわたしを見ながら男2人はキャーキャー騒いでいる。

「こわいこわい!
 うおーー!」

「イクエさん!
 怖くないんですか?
 大丈夫ですか!?」


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うん、大丈夫、大丈夫。
ジャンプだってしちゃうよー。

a_DSC_3475.jpg

「うっわー!
 あ、あ、あ、あー。」

「すごいですねー、イクエさん!!」

調子にのったところで、そろそろ帰路へ。
わたしたちの帰る家は、洞窟のような大きな岩の間。
ちょうどおいしいご飯ができたころ。

a_DSC_3500.jpg

ほんとにねー、いろんなもの持ってきてるの。
大鍋もいくつももってきているし、水差しも2つくらい。
無駄に荷物が多い。
上の写真の左隅に写っている、プラスチック製の赤い椅子は何でしょう?

普通の椅子じゃないよ。
こんな風に、座るところが四角く切り取られている。

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正解はトイレ
これにビニール袋を装着して「大」をする。
ロライマの山頂では「大」を残してはいけない。
生態系を崩すから。
「大」は袋に入れて石灰を入れて、山の下までしっかりと持って帰るルールになっている。

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夕方、晴れてきたと思ったらまた霧に包まれたり。
ほんとうにめまぐるしく変わるロライマの天気。
霧に包まれてぼんやりと見える景色も、幻想的で神々しい。

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今晩のメニューは、スープパスタ。
あったかいスープが、冷えた体に嬉しい。
ちゃんとお肉も入ってたよ。

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標高3000メートル近いロライマの山頂は、日が暮れるとたちまち冷える。
ダウンジャケットを重ね着して、その上にウィンドブレーカーを着ても寒い。
テントに入って、氷点下にも対応できる分厚い寝袋に包まって、やっと眠れるくらい。
それなのに、シモンとギジェルモの寝床は、ここ。

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テントの中じゃないの。
これじゃあ、風にさらされるし、夜露だってかぶってしまう。
ちゃんと3人用のテントも持ってきてるんだよ。
でも、3人用のテントに寝るのはヘウリーだけ。

たぶんその理由は・・・。

ヘウリーのイビキがうるさいから。

2人とも熟睡できるといいね。
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Comment

No title

こんにちは!お元気ですか?
私たち、お2人の話聞いて、ブログ拝見して、やっぱりベネズエラ行くことにしました!
ブラジルからアマゾン川下って、マナウスから入ろうかと思ってます!
ロライマはやっぱり行きたくて!でも、ロライマ以外も行こうかと!カーニバル諦めました笑!
ちょっと、入国はビビってますけど、、
ロライマの記事最後まで楽しみにしてますね!

porori さま

先日は少ししか会えなくてごめんなさい!
大晦日に入っちゃうと移動も難しくなるかもと不安だったので、30日にバタバタと移動してしまいました。
またどこかで、日本ででもお会いし、ゆっくり話しましょうね。

ベネズエラ、なんかやっぱりちょっと変わってる国だし、今が旅人にとっては物価も安いし旅行しやすいのでいいと思いますよ。
夫婦だったら、入国審査で絡まれることも少ないと思います。

ベネズエラ国内は飛行機が安いから、飛行機を使えばいろいろ行けるかもしれません。
身につけたスペイン語、きっとたくさん役に立ちますよ。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ひやひや

ロライマ山頂 からも 絶景ですね。^^

イクエさんの ポーズ には足裏がひやひやしました。(汗)

水晶もきれいですね。(ひとつぐらい^^;)

 毎日おふたりさんの旅行記たのしみです。ありがとう。

No title

いよいよ山上ですね。
遠景平ら、立ったらでこぼこは、氷河でもありました。
しかし、山上に3泊とは、さすがディープでリッチな旅ですね。
基本、登山では自分の荷物と寝食の準備は自分でするのが鉄則ですが、ありがたいことです。

カエル、植物の写真、景観の各方向からの写真さすがです。
植物は、人間のために花を咲かせません。自分の命や増殖のためにでしょう。昆虫や鳥などを寄せるためかな。
ホモサピエンスはせいぜい5万年くらいの新参者ですからね。

昆虫とか水系などの写真も期待してます。

みーふぃさま

お互いに自分は安全な場所に立っているつもりでも、はたから見たら危なっかしくてドキドキものでした。
水晶もできることなら、ひとつくらいねえ。笑

あしたもお楽しみに!

Crewさま

一般的な6日コースにするか8日コースにするか迷ったのですが、頂上をたっぷり歩くことができる8日コースにしてよかったです。荷物を持ってもらえるポーター付きだと楽でいいですね。

食虫植物はたくさん生えているのに、餌となる昆虫をぜんぜん見かけなかったんですよねえ。カエルも小さいけど昆虫も小さいのかなあ。そのかわりに水系の写真はこのあとも登場するので楽しみにしていてください!

No title

ケンゾーさん、イクエさん。こんばんわ。

沢山の花や動物の固有種、水晶の河。なんてところなんでしょう!

まるで別の惑星のようですね。凄い凄いってブログみてます!

しかし位置的に大丈夫なんでしょうけど、イクエさんのギリギリに見える写真は心臓に悪い(笑)

ジャンプとかしてるし・・・(@_@;)

べるおさま

いつもありがとうございます!

ロライマの山頂は殺風景だけど、異空間で驚きがありますね。
カラッと晴れたり、じめじめしたりで、それによっても雰囲気ががらりとかわります。

写真では、ロライマが大きすぎて下まで写らないけど、実際は上から下まで見えるので、見てるほうはかなり怖いです。
イクエも、ケンゾーやマサくんが岩の縁にいるのを見てるときは「やめてやめて!そのくらいにして」って感じでした。
自分よりも他人を見てるほうが怖かったです。
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